すなば たかひろ

「元気で人に優しい鳥取」を取り戻すため、県議になった元新聞記者の挑戦記。みんなで鳥取の未来像を考えましょう!

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サンタフェの街づくり

2010年12月11日 | 日記
鳥取大学地域学部附属芸術文化センター「アートプラザ」で事例発表会があり、参加しました。
報告者は野田地域学部教授。テーマは「奇跡の小都市サンタフェ~アメリカ初の創造都市からの報告」です。

ヨーロッパから始まった創造都市の動きは、ユネスコの創造都市ネットワークとして全世界に広がりました。日本でも、神戸、名古屋、金沢が加盟しています。
アメリカでいち早くこのネットワークに加盟したのがサンタフェだそうです。
人口わずか7万人の小都市にもかかわらずギャラーが200、美術館が8つあり、オペラやダンス公演など舞台芸術も盛んだそうです。
全人口の8%がアーチストで美術品の取引額は全米第2位だというから驚きです。
毎年夏に開催される国際フォーク・アート・マーケットには46カ国から、123人のアーチスト出品。195万ドルの売り上げがあったそうです。
鳥取も民芸文化の盛んな街ですから、この民芸をここで国際発信するのもいいのかもしれないと思いました。
その一方、物価も家賃も高くて住みにくく、住民には不満も多いとのこと。観光を優先する余り、地域の人たちの暮らしが悪くなるのも考えもの。
地域住民が輝いてこその街づくりです。そこは一考が必要だと思いました。
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