ととじブログ

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スパコン予算、復活へ 仕分け結果を転換、227億円

2009-12-17 13:31:05 | 政治
「鳩山政権は16日、事業仕分けで「凍結」と判定された「次世代スーパーコンピューターの開発」の「復活」を認め、2010年度予算で227億円を計上することを決めた。科学者らの強い反発を踏まえ、初めて仕分け結果を転換した。文部科学省の概算要求(268億円)と比べても41億円の減額(約15%減)にとどまった」
(2009年12月16日 朝日新聞社 asahi.com http://www.asahi.com/)

新興国に比べれば、日本の人件費は高いです。
メーカーは中国、インドへの進出のために、同国企業との業務提携、技術提供を余儀なくされていきます。
教育予算は十分ではありません。
経済力のある家庭の子供が受けるのも、高度な教育ではなく受験、就職対策の教育です。
大企業や社会は、理系学生や高い技術を持つ中小企業を軽視してきました。

以上により、私は「物造り大国日本」の復活を否定します。
これは「物造り大国日本」という、過ぎ去った時代を牽引してきた世代の幻想だと思います。

もし、スパコン開発が「物造り大国日本」の意地とプライドによるものならば、やめた方が良いでしょう。


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