ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

晩春、麦秋、東京物語

2020-02-04 07:20:30 | 映画/ドラマ
今までに撮りためたDVD-Rの整理をしている。
1枚当たり、約1GB程度のmp4に変換して外付けハードディスクに保存するという作業になる。
始めたきっかけは、けっこうな数のDVD-Rが劣化し、部分的にデータが欠落しているのに気付いたからだ。
ハードディスクに保存するのも不安ではあるが、DVD-Rが長期間の保存となると信頼できないのがわかってしまったので、仕方が無い。
万一データをため込んだハードディスクがクラッシュしたら、その時はその時。
潔く諦めるつもりだ。
でも、とりあえずは、DVD-Rのデータを片っ端から読みだして変換し、ハードディスクに保存する。
そして、ハードディスクは早めに新調する、とこれからはそんな感じでデータを維持していこうと思っている。

そんな中、2、3日前に『東京物語』を収録したDVD-Rが出てきて、無事にデータの読出しと変換が済んだついでに、観てみた。
これがなかなか面白くて、観終わった後、ネットで『東京物語』の事を調べていたら、小津安二郎監督作の『晩春』、『麦秋』、『東京物語』が、原節子が「紀子」という名前で出演しているため、「紀子三部作」と呼ばれていて、『東京物語』が第三作目だという事を知った。

そういうことなら、これは『晩春』、『麦秋』も観なきゃならないなという事で、DVDを借りてきて『晩春』を観た。『麦秋』も観た。

感想は、人の営みというのは何とも儚いものだな…と。

前置きばかりで、しかも三本観て、それだけかよ! と言われそうだが、それだけ。
それだけだけど、まぁ、面白かった。

そうそう、『晩春』の音がいまいちで、セリフが非常に聞き取りにくかった。
もう一度観る機会があったら、今度は字幕をオンにして観ようと思う。