『あんたのバラード』から『燃えろいい女』あたりまで、ツイスト(世良公則&ツイスト)が活躍した期間は意外と短かったんだなと、今振り返ってみると、思う。
ツイストが好きで好きで好きで仕方がなくて、毎日毎日、目を皿のようにして新聞の番組表を見て、ツイストの文字を探したあの頃が懐かしい。
当時はまだ小学生で歌詞や音楽的なカテゴリーはあまり意識していなかった。
ツイストが「演歌ロック」などと呼ばれていたのを知ったのは少し後になってからだ。
確かに。
うまい事言うなと思った。
また、中学生ぐらいからイギリスやアメリカの、本場のロックを聴くようになったので、そこからツイストをロックバンドとして眺めてみると、いま一つだなと思ったりもした。
そして今、改めて観て聴いてみると、カッコいいんだかカッコ悪いんだか、もう何だかわけがわからないけれど、当時の少年少女を虜にした理由はわかる気がする。
唯一無二の、強力なオーラ。
ザ・世良公則。
あんたのバラード・・世良公則とツイスト