ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

騎士団長殺し / 村上春樹

2019-04-29 05:05:09 | 本/文学
今までにいくつかの記事で「騎士団長殺し」についてちょいちょい触れてきて、単行本が100円に値崩れしたら買って読むとか書いていたのだけれど、そうなる前に、3月と4月に発売された文庫本を借りることができて、この度、予定よりだいぶ早く読むこととなった。

「騎士団」とは、世界史に出てくる「ドイツ騎士団」と何か関係があるのかな? と思いながら読み進めていって、関係あるかというと、あるというか無いというか、まぁ無いかな? 強いて言えば「ナチ」の話が出てくるので、ドイツつながりで関係あるかもと思いつつ、いや、やっぱりほとんど関係無いな。実際「ドイツ騎士団」って何なのかわかってないし。わかってないっていうのは、私がわかってないってことね。

だいたい、ドイツの歴史というのが複雑でよくわからない。
プロイセンとかオーストリアとかの流れから、ドイツという名前がどこから来たのかさえ今ひとつわからないし。
あまり関係ないのだけれど、ここで、いにしえのドイツである「神聖ローマ帝国」について、個人的にめちゃくちゃウケたツイートを。


日本で言えば、仙台あたりが京都って名乗るようなものだからね。
いや、ちょっと違うか。

さて…
そろそろ逃げずに本題に入らねば。

以下、ネタバレ少々あり。


正直言って、何だかよくわからなかったので、思ったことをバラバラと箇条書きにしたいと思う。

・騎士団長(イデア?)が出てきたあたりで、かなりテンションが下がった。
・イデアとかメタファーとかやめて欲しいな…
・既視感のあるキャラやネタが多いな…
・第2部下巻、メタファー通路とか二重メタファーとか、まりえの免式家潜入話とか、退屈だった…
・なぜ主人公と妻が離婚しなければならなかったのか、またよりを戻せたのか、ピンとこなかった。
・セックスの相手をしてくれる年上の女性が、都合よく現れて、都合よく消えてくれるよな…
・プジョーがいわき市手前でイカれたのって何かの暗示?

読み終えた直後にはもっと色々あったような気がするのだけれど、忘れてしまった。
思い出したら、後で付け加えることにして、とりあえずこんな所で。