ととじブログ

書きたい時に書きたい事を書いている、あまり統一感の無いブログです。

GIRLSCHOOL

2018-08-03 04:16:28 | 音楽
バンドの顔、ボーカル&リードギターのケリー・ジョンソンが脱退したガールスクールなんてものは、例えるならば、ジョン・レノンとポール・マッカートニーがいなくなったビートルズみたいなもので…いや、ちょっとこれは言い過ぎかな。同世代の日本のバンドを例にした方がいいな。そう、桑田佳祐が脱退したサザンオールスターズみたいなものだった。

いったい誰がこのバンドを続けさせようと思ったのか、今思うと不思議だ。
自分としては、当時もっとも敬愛していたミュージシャン、マイケル・モンローの‘女’だったキム・マコーリフ(Kim McAuliffe)と、何ともエロくて気になって仕方が無いジル・ウェストン(Gil Weston)さえいれば興味を失う事はなかったのだけれど。

いずれにせよ、ケリー・ジョンソン脱退後、しばらく迷走し、これはもう「自分がやるしかない」とキム・マコーリフが腹をくくった結果、『Nightmare at Maple Cross』が生み出された。
『Nightmare at Maple Cross』以後の数年間、お世辞にも注目されたとは言い難いのだけれど、個人的にはこの頃のGIRLSCHOOLが最高にカッコよかったと思っている。

動画7連発。
残念ながら、ベースはジル・ウェストンではないようだ。
今頃、どうしてるんだろうな…?








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2019/08/30 追記

三枚目のアルバム『Screaming Blue Murder』に収録されている、アルバムタイトルと同名の曲。

Girlschool - Screaming Blue Murder - Live Marquee 1982 - HD Remaster

ひょっとすると、バリバリのメタル系の人たちはこの三枚目あたりからガールスクールの堕落が始まったと考えているかも知れない。
私としては、このあたりがそもそものガールスクールなんじゃないかな? と思ったりしている。
ファーストアルバムとセカンドアルバムこそ、当時のメタルブームに乗っかって、けっこう無理してやってたんじゃないか、と。

ベーシストはジル・ウェストンだと思うのだが、よくわからない。
当時見た写真はそれほど多くはなく、その中ではいつも変なメイクをしいて、エロい服を着ていた。
動画を観ると、すっぴんぽい顔で、エロい服装でもないし、誰だこれ? という感じだ。
でもこれがジル・ウェストンだとすると、何とも、今さらむなしいが、めちゃくちゃタイプだ。

それから、ケリー・ジョンソン。
やっぱ、この人は華があったなと思う。
リカちゃん人形のようで、長身で、顔はきつめの美形で、声は柔くて、リードギターをかき鳴らすというアンバランス感が絶妙というか、この人がいなければ、ガールスクールは世に出られなかっただろうな。

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2020/04/15 ブログ引越に伴う修正等