大晦日のスーパー

年末の29日から31日の3日間ぐらいは、食品の値が上がります。
例えば、エビ天です。
通常に比べ、大きさが1.5倍になり値段が3倍になる、なんてことも珍しくありません。

大晦日、妻に小松菜を買ってくるよう頼まれました。
高いことは十分に覚悟していました。
多少高くても仕方が無い、こちらも忙しいのだから、さっさと買って帰ろう、やたら寒いし。
と、こんな気持ちで近所のスーパーに行きました。

スーパーで売っていたのは、葉が小さくシナシナで、半分は捨てることになりそうな品でした。
それが299円。
通常なら50円程度のものでしょう。

私の許容範囲は250円でした。
百歩譲って、大晦日のご祝儀相場で299円で我慢するにしても、それは商品がまともな場合です。

私もガキの使いじゃありませんから、これはさすがに買えません。
他の心当たりを全部回って、ダメならあきらめようと、店を出ました。
寒くても仕方がありません。

店を出た後の経緯は割愛します。
結論を言うと、最終的には一束100円の小松菜を手に入れました。