the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 

不穏  




GITANESの匂いで予防はできない。
それとは無関係に・・・。

週に3,4回は自転車で走る遊歩道。
いつも夜10時前後だから、ところどころにポツンと
立っている街灯だけが頼りになる。

さっきも走ってきたのだが、暗闇に数人の影。
スピードを落として近づくと、警察官だった。
職務質問だったのだが、いつもの不審者扱いとは
ちょっと違っていた。


火曜日(20日)にその辺りで女性が襲われるという
事件があり、その聞き込みをしていたとのこと。
犯人は160センチぐらいの背の男一人らしい。
20日といえば、インフルエンザの予防注射を受けて
安静にしていた日だ。

もしあの日に注射を受けていなかったら、その日もその
場所を自転車で通ったはずで、ひょっとしたら
その女性は被害を受けていなかったかも知れない。
別に私が犯人と格闘するとか、そういう問題ではなく
通行するだけでも役に立ったかもしれない。
そう思うと、非常に悔しい。


場所は知人が住むマンションから100メートルも
離れていない。物騒だ。


週3回ほどはその辺を走っているから、何かあったら
叫んで名を呼べ。
たまたま居合わせたら、私のSGC号(ロードバイク)が
うなりを上げて光速で駆けつけるから。



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GITANESを吸う暇もない。暇があっても今はその気がない。
それとは無関係に・・・。


連日仕事関係でいろいろな人と会う。
人と会うことが基本的に嫌いなのか好きなのか
未だに自分でもはっきりと自覚していないが、
イヤでも何でも仕事であれば、当然『会う』以外の
選択肢などない。
それがいやなら山奥で暮せばいいだけの話だ。

それでも広告代理店Mの某氏は、いくら
「お越しになる前に連絡ください」と懇願しても
必ず不意打ちに来社する。
私が事前連絡を望むのは、どうせどんな広告もしないからで、
それならば無駄足を踏ませるのが申し訳ないからである。
そして先方がいつもアポなしで来社するのは、万が一商談が
まとまれば儲けモノだし、無駄足を踏むのも仕事のウチ
なんて考え方を持っているからであろう。

昨日いきなりやってきた彼は、
「近くまでやってきたので、ちょっと顔を見に寄りました」と言った。
そして
「広告出稿ありませんか?」と問う。
じゃあ顔を見に来たってのはウソになる。
まだ二言しか喋っていないのに、もうウソなのか。

私「ありませんね」
彼「ありませんかあ・・・」
私「ないねえ」
彼「全ページとか・・・」
私「種類別に訊かれても、ないと言ったらどれもないねえ」
彼「そうですかあ・・・」
私「無駄足が申し訳ないので、いつも言ってるけど先に電話
  もらえませんか?」
彼「いやいやいや!無駄足なんてとんでもないですよ!」

と彼はスマイルとともに力強く宣言するが、
「会いたくないです」と直接言わなければ、絶対に伝わらない
ものなのだろうか。
察する というのも営業マンのスキルの一つだろう。
いや、営業マンだけに関わらず。


「アイラブユー」を日本語に訳すのに、
「月がきれいですね」とせよ

と漱石は言ったそうだ。

「来るな」を「来るな」と言わざるを得ないとは、
なんと寂しいことか。


某君よ、
それよりも、
アポなし来社をする前には、にんにく料理を食ってくるな。




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