the other side of SmokyGitanesCafe
それとは無関係に・・・。
 




GITANESの吸殻は当然小さくまとまる。
それとは無関係に・・・。


勤務先の会社、某事業所でちょっとした事件があり
(会社は被害者だ)、警察の調べが入る。
世間ではありふれた事件だとは思うのだが、
やはり警察の調べは念入りで、
たとえば担当の警察官は、直接事件があった事業所の責任者、
本部の担当者、そして社長にまでじっくりと時間をかけて
聞き取り調査をする。
非常に腰の低い、丁寧な対応をする担当官で、
調査を受ける者のストレスも少ないだろうし、
話もしやすく頼りになりそうだ。


しかし、たとえば社長に対する聞き取り調査(インタビュー)
を横で聞いていたのだが、社長の略歴や
会社の沿革まで根掘り葉掘り尋ねられていた。
事件は窃盗、あるいはそれに属するものなので
社長や会社の沿革・歴史とはそれほど関係はないと思うのだが、
「そんなことまで訊くか?」と思うようなことを
何度も尋ねられていた。

創業70年未満のわが社でさえ、企業の沿革・歴史を尋ねられるのに
20分ほどかかるのだ。
これがもし、法隆寺で窃盗、とか横領なんて事件を調べるということになると
どれだけ時間がかかるのだろうか?

官「では寺の沿革を簡単にご説明ください。」
法「そもそも法隆寺は推古天皇と聖徳太子が西暦607年に・・・」
なんて調子で始まるのだろうか?

70年の歴史を聞き取り調査するのに20分とすると、
法隆寺1400年の歴史をインタビューするのに400分要する。
6時間以上だ。
そんなにしゃべらなければいけないのなら、被害額によっては
届出を取り下げるかもしれない。
警察の作戦だろうか?




ちなみにライブドア社の設立は1997年。
10年前だ。

この計算でいくと3分で済む。




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