エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ポイ捨て

2007-01-26 | 日々の生活
 雪が消えかけた路傍に、空き缶やペットボトルが転がっている。タバコの吸い殻、ガムやアメの包み紙もある。いつもがっかりし、やりきれない気持ちで犬と散歩している。  民家の前なので傍観していているが、落ちているゴミも長い間そのままだ。
犬の落とし物もあまりに多い。愛犬の落とし物の始末は当たり前なのに、たれっぱなしで立ち去る行為は、犬にも恥ずかしい。
 誰も見ていないからポイ捨てをするのだろうか。一体マナーとか常識はどうなっているのだろうか。
 人間の本性は悪なのだろうかと思いたくなる。人に迷惑をかけない、「ならぬことはならぬ」も理性で守られているのだろうか。
 物質的に豊かな社会に、ときどき、こころの貧しさを垣間見て悲しい気持ちになる。