黄金の会津盆地 遙かに秀峰磐梯
隣町のM小学校4年生の自然観察教室の授業に臨んだ。リーダーのT会長と、山仲間計5人で参加してきた。
数日前からの風邪が一向によくならず、どうか大雨で中止になってなどと考えていたが、小生、晴れ男なれば、清々しい秋晴れとなった。
頑張って早めに家を出たが、H森林公園管理棟手前のゲートは8時半まで閉鎖中、しばらく待たされた。
別の道があったようで、メンバー2人は既に到着していた。
高台からの下界は朝霧に包まれていたが、ほどなく黄金の会津盆地が見え始めた。
我が輩、この森林公園は今回が2度目、打ち合わせ後1時間ほど、下見に歩いた。
バスで到着の子供たちと挨拶を交わし山の中へ。
物怖じせず、昆虫じいちゃんへの元気な質問に受け答えしながら、清々しい林を歩いた。
メモ帳なし、水筒なしの子ども達、少し勝手が違ったが、きれいに咲く花の名前を全員3つ覚えさせた。 アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、ナンブアザミ。
いろいろ解説したが、メモも取れずば仕方なし。眼についたいろいろな草について話す。
色づきの違う葉っぱを集めて紅葉のしくみ、野菊もみんな違ってる。ノコンギク、シロヨメナ、ユウガギク、ヤマジノギク等など。
興味を持って栗を集める、キノコを集める、手が一杯で、袋を渡す。ビニール袋も持たせたかった。
名前なんか覚えなくて良い、いろいろな個性を見つけさせた。
約2時間の山歩き、みんな揃っての感想は”楽しかった”。
ミドリヒョウモン ナンブアザミ スギヒラタケ
蓋沼 ワレモコウ アキアカネ
ウルシ
それで良いが、最後に講師の義務感として、森や林の役割、自然のしくみ等を話し、締めくくった。
途中、我が班の子ども達総勢7名、遥かに聳える磐梯山をバックに記念撮影。我が班だけで悪いが、他の班に内緒で後ほど写真を送ってやりたい。
折角の山歩き、子ども達に何かを残してやりたい。そんな案内人でありたい。
とすれば、もっと学校の先生との打ち合わせが必要だと思った。一つの反省だ。
少し微熱があり、しんどかったが、何とか終わった。
帰宅後、昼食もとらず横になる。咳、喉の痛み、発熱、かなり重症だ。
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先日、出前授業をしたB小学校の担任の先生から嬉しい礼状が届いていた。
子ども達のこころ温まる感想文と、記念になる授業風景の写真が送られてきた。
先生からも、今後も、ヒメシロチョウ保護に向けた取り組み意欲が書かれ、嬉しかった。
今後、また声がかかれば地区のもう一つの小学校と中学校、さらには地域の住民への観察会など計画したいと思う。
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これから、町の役員会6時半。 明日は、孫の運動会、明後日は町内行事の「研修視察」、月曜日「森で遊ぼう」事前調査、
火曜はT中学校のクラフト実習、 週末は「森で遊ぼう」最終回と続く。
まだまだ、町の秋の大行事 「敬老会/芋煮会/お楽しみ会」と・・・。風邪だなど言っていられない。
多少元気が出てきた感じ。そろそろ風邪の神様には出て行って欲しいと、切に祈りながらブログを認める。