小正月行事

2008年02月12日 | 活動報告
2月に入り、秋田県内のあちこちで小正月行事が行われています。
国指定重要無形民俗文化財に指定されている上郷の小正月行事は、旧上郷村の横岡と大森の2地区の集落で小正月に雪中田植えや門柳立てなどとともに、サエの神行事が行われます。サエの神行事は、子どもたちが祭主となり、ワラ小屋づくり、小屋焼き、鳥追いなどを行うものです。横岡地区では、15日から16日未明まで一番鳥から三番鳥まで男の子たちによる鳥追いが行われます。大森地区では、女の子たちが「ショドメマイッタ」と唱えて各家を回り、男の子たちは鳥追いを行い、初嫁のあった家では「嫁つつき」が行われます。これらの一連の行事は秋田県内でもこの地域だけに見られる特徴ある小正月行事であり、わが国各地に伝えられてきた小正月行事の典型の一つとして貴重なものです。(文化庁ホームページ、象潟郷土資料館ホームページより)
他にもこれから行われる行事として、
火振りかまくら【仙北市角館町】2月13、14日
六郷の竹うち 【美郷町六郷】2月15日
横手市のかまくら【横手市】2月15、16日
横手市のぼんでん【横手市】2月16、17日
などがあります。この冬は何百年と前から伝わる秋田の伝統的な正月行事を是非ご覧になってみてください。
ちなみに文化庁の文化遺産オンラインでは秋田県の様々な文化遺産がご覧になれます。



※今日は本荘地区で街頭演説を行いました。ご静聴いただいた皆様、ありがとうございます。