鑑定技術!

2008年02月10日 | 活動報告
食の安全・安心を揺るがす事件が相次いでいる。消費者は食品表示を信じて選ぶことしかできないが、表示がウソをついていれば、どうしようもない。そこに強い見方が登場した。元素やDNAを手掛かりに、表示の真偽を見抜く「鑑定技術」の研究が進んでいる。ねぎが成長時に栄養分として土壌から吸収する無機元素を分析し、国産か中国産かを突き止める。日本列島と中国では、大地の成り立ちや地形、気候、使っている肥料の違いから含有量が異なる。食品を販売する側の企業も同様の研究に取り組む。原料がそもそも調達先によって偽装されていては意味がないからだ。うそをついてもばれないだろうー偽装が生まれる背景にこんな考えがある。だが、鑑定技術が待ったをかける。〈日経新聞サイエンスより〉
本来であれば、消費者の口に入る食品が偽装されることがあってはならないはずですが、現実には売り上げ主義が偽装を生んでいる。やはり、鑑定技術を高め偽装の商品や企業は市場から撤退しなければならなくなることを知ってももらわなければならない。さらに、事故が起きたときの製品回収や検疫等々の制度も確立しなければならない。毎日の健康は、食品の安心安全に他ならない。そして、根本的には食糧自給率の向上を考えなければならないと思います。