BESSA-R2M・COLOR-SKOPAR 35mm/F2.5 PII・Velvia100F
数式や定理について「美しい」と言われることがあります。
学生時代に物理をやっていたので、ある程度は、その美しさというものを何となくは感じるのですが、ホントのところは、よくわかりません。
昨日の新聞に、ポアンカレ予想の解決の鍵を示した業績でフィールズ賞を授与されることになっていた数学者のペレルマン氏が、賞を辞退して雲隠れしてしまった、という記事が載っていました。
キノコ狩りが趣味というところが、ちょっと面白いです。
3年くらい前に、文庫化された「数学をつくった人びと」(I~III・ハヤカワ文庫)には、著名な数学者30人ほどの業績やエピソードがコンパクトに書かれていて、一口に数学者と言っても、実に人様々で面白かったです。
そして、ポアンカレで思い出すのが、漱石の「明暗」(第二回)です。
「偶然?ポアンカレーの所謂複雑の極致?何だか解らない」
そのポアンカレの残した課題を、百年かかって解いてきたというのですから、遠大な話ですね。
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