こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

『イギリスはおいしい』

2005年04月06日 | 読書ノート
 昔々,そのまた昔,夫婦でイギリス旅行を楽しんだ。ロンドンのハーツで車を借りて,エジンバラまでの1000kmの旅を楽しんだ。レンタルしたのはフォードのシエラ。交差点はすべてロータリー。ラナバウトという。最初こそ面食らうが慣れるととても快適。

 高速道路はタダ。いけどもいけども平原そのまた平原。道端では牛さんが草を食んでいた。夏だったせいか,キャンピングカーもやたらに多かった。オックスフォード,バース,ストラッド・フォド・エーボン,湖水地方,そしてエジンバラ。エジンバラで車を返し,インターシティでロンドンに帰った。

 旅行のきっかけをつくってくれたのは,林望さんの『イギリスはおいしい』だ。車旅行は,フットワークが頗る良い。同書で紹介されていた,全英で最も良く保存された村:カールスクームやストーンヘンジなども観光できた。

 仕事が変わった緊張から自らを解き放つため,昔の楽しかったことを思い出していたら,唐突に,藪から棒に,イギリス旅行の記憶がよみがえった。意外に疲れているのかもしれない。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2005-04-06 22:22:55
ヨーロッパの田舎は良いですね。都市部ももちろんですが。

20数年前の学生の時、放浪まではいきませんが、うろついたのが懐かしいです。無理は出来ませんが、もうそろそろリタイア後のことも考え、また訪問したいと思っています。
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そうですね (toru_moon)
2005-04-07 21:23:41
 スローライフが楽しめる伝統の厚みを感じます。先日読んだ『「人口減少経済」の新しい公式』にもありましたが,まだまだ,我々って働きすぎなんですよね。(イギリス,ドイツ,フランスとかと比べて)



 だから,人口減少が逆にスローで豊かな成熟型社会への誘い・きっかけになることを期待してますし,1億分の1の力しかありませんが,頑張りたいなあと思っています。

 
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