こんな本を読んでいる

日々出版される本の洪水。翻弄されながらも気ままに楽しむ。あんな本。こんな本。
新しい出会いをありがとう。

続 『ケネディ家の呪い』

2005年07月11日 | 読書ノート
黒いホワイトハウス―今なお消えぬケネディ家の呪い

祥伝社

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 ケネディ家の歴史を,JFKの曽祖父,母方の祖父,親父,姉,本人,そしてジュニアと綴ったのが『ケネディ家の呪い』である。この本を読みながら,以前読んだ,浜田和幸の『黒いホワイトハウス』を思い出した。

 『黒いホワイトハウス』は,他でもない,清楚でかっこいいイメージのJFKが実際はそうでもないとか,JFKジュニアが創刊の『ジョージ』で現ブッシュ政権の暗部とクリントン・民主党との癒着を明らかにしよとしたことがジェット機での墜落死につながったとか,という類の暴露本である。(浜田さんに悪気はありません。私は,ほお,こんな解釈もあるのかとおもしろく読ませていただきました。)


  クリントンがロックフェラーの落とし子で,財界とブッシュ,クリントンはつながっている。ブッシュは無事,再選し,その次はヒラリーと筋書きができている。その筋書きを暴こうとしたJFKジュニアに悪の手が・・・。てな展開だった,やに記憶している。

 前置きが長くなったが,ショックを受けたのは,ともに暗殺されたJFKと弟のロバート。マリリンモンローが共通の愛人。さらに加えて,JFKは,女性にだらしなく,専用プールへは,それこそ専用の女性が出入りする。シークレットサービスさえ無防備にさせたというくだりだ。クリントンも真っ青。『黒いホワイトハウス』だけなら,浜田さんの書きすぎだったんだろうで,済ませられたものの・・・。王家に属する人の振る舞い・品行は,時代を超えたものなのだろうか。両著でJFKのイメージが少し変わった。


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