扇山からSDGSを考える 6年生

2021年07月16日 | 家庭・地域との連携

 6年生の扇山森林教室を行いました。講師には、扇山管理委員会の佐藤さんたち5名の方に指導していただきました。1時間10分ほどかけて梨の木平に到着しました。

 そこで今日の流れを説明していただき、作業現場までここから10分程登りました。

作業現場では、10m四方(1アール)の木を3割程度間伐するため、監督役の児童3名が切り倒す木を決めて赤いテープで印をつけました。

作業開始です。足元が急で滑りやすかったのですが、しっかりふんばってペアになって切り倒しました。

この間伐材は、地球温暖化や材木資源の有効利用のため、この後乾燥させて卒業制作に利用します。

私たち1つの家族が電気や車を使って平均的な生活をするのには、460本の木が必要だと教えていただきました。

その木を育てるのに必要な面積は0.5ヘクタールです。ちょうど鳥沢小の校庭ぐらいの広さです。

今回、佐藤さんからは「扇山でSDGS」をテーマに、間伐材を実際に切り倒す体験をし、人間が必要な酸素から森林面積を説明していただき、緑を守ることの大切さを扇山の取り組みから紹介していただきました。

5年の社会で学んだ林業と理科の地球温暖化、総合的な学習と横断的にSDGSについて学んでいきます。

扇山管理委員会の皆様、ありがとうございました。