おとめ六法

2020年11月13日 11時45分43秒 | 社会・文化・政治・経済
おとめ六法
 
by 上谷 さくら (著), 岸本 学 (著), Caho (イラスト)
 
女性の人生に寄り添う法律の本

わたしが悪いから、こうなっちゃったの?
警察に行ったらつかまえてくれるの?
相談したら、逆に不利にならないの?

万が一のそのときというのは、なにをどうすればいいかわからないもの。
本書は、【六法+α】の、女性の一生に寄り添う法律集。

憲法・刑法・民法といった六法の中から、女性の一生に寄り添う法律をピックアップ。
さらに、DV防止法、ストーカー規制法、著作権法、軽犯罪法、男女雇用機会均等法……など、毎日を守る大切な法律を網羅しました。

どんな証拠が必要になる? どこに相談すればいい?
あなたが持っている権利を守るために、知っておくと便利な手続きも具体的に解説します。

トラブルにあったとき、「わたしが悪かったからだ」と思い込み、
一方的に自分を責めてしまう人がたくさんいます。

しかし、本当にあなたが悪かったのでしょうか?
あなたはなにか法律に触れるようなことをしたのでしょうか?
相手の行いのほうが正しかったのでしょうか?

「わたしが悪いのかな」
そう思ったら、ぜひ本書をめくってみてください。あなたが再び前を向くきっかけになる「法律」が見つかるかもしれません。

イラストを手掛けるのは 、女の子の等身大の恋する気持ちを表現するイラストレーター・Cahoさん。
電子版特典として、本書のために描き下ろしたイラストをフルカラーでお届けします。
●上谷 さくら:弁護士(第一東京弁護士会所属)。犯罪被害者支援弁護士フォーラム事務次長。第一東京弁護士会犯罪被害者に関する委員会委員。元・青山学院大学法科大学院実務家教員。福岡県出身。青山学院大学法学部卒。毎日新聞記者を経て、2007年弁護士登録。保護司

●岸本 学:弁護士(第一東京弁護士会所属)。第一東京弁護士会犯罪被害者に関する委員会委員。人権擁護委員会第5特別部会(両性の平等)委員。大阪大学法学部卒。民間企業のコンプライアンス統括部門を経て、2008年横浜国立大学法科大学院を卒業。同年司法試験合格。金融庁証券調査官を経て、2010年弁護士登録。

●Caho:ふわふわキラキラ、女の子の等身大の恋する気持ちをキュートに表現するイラストレーター。
優しい色使いとふんわりとした世界観に、ハートをつかまれるファンがSNSを中心に続出。既に多くの商品化が実現され、コラボカフェや有名キャラクターとのコラボグッズなど、その活躍は多岐にわたる。
 
 
「いつか女性の本来の権利が実現する社会が実現すれば」「いらなくなる本」

巻末のこの言葉に尽きると思います。

難解な法律を分かりやすく解説していて、読みやすいです。予め知っておくのと、知らないのとでは、犯罪や困難な出来事に巻き込まれた時に対処できることが大きく変わります。
犯罪から身を護るために、自分を大切にするために、小学校高学年から読んでほしいと思います。
 
 
一般的な女性に起こり得そうな事を簡単に書いてあり、男尊女卑の日本、身近に起きそうな事が割と解り易く書いてある。
込み入った事案には参考にはならないが、これらを読んだ後に何か問題が起きたら、どの様に行動すれば良いかが分かる。
この様な事は起こらないに越した事はないが、自分には起こらなくても周りの誰かに起こっている問題かもしれない。
女性の心構えとして読んでおくと良い。
 
 
特に女性が被害を受けやすい、不当な暴力や、嫌がらせなど、日常陥りやすいトラブルから身を守るために、必要な法律の知識が、優しい言葉で解りやすくかかれていて、たいへん読みやすいです。
Cahoさんのイラストもとても可愛らしいです。

こちらのおとなしさや、優しさにつけこんで、嫌がらせを受けたり、不当な要求をされた場合。それに耐えたり、我慢したりする必要は全くありません。

不快なことや、嫌なことをされたり、不当な暴力に対して、屈してはいけません。勇気を出して、断固拒絶の意思を示すべきです。

今の世の中は、物理的には程々に恵まれていますが、近代化の負の集大成というのか、人の心が醜く荒んでいると強く感じます。
人の嫌がることを平気で行い笑ったり、グチグチ陰口や悪口を言ったり、汚い言葉遣いや暴言の類いで人を傷つけることを何とも思わない輩が跋扈しています。
私は、1つの理由にテレビやメディアの影響もあると考えています。社会的地位や経済力もある いい歳をした大人が、人をからかったり、騙したりして笑いをとる程度の低い番組がありますが、
以前、そういった番組をみて、いじられたり、からかわれたり、騙されたりしている人をみて、違和感なく、当たり前のように、普通に笑っていた自分に気付いて、愕然としました。
子供の苛めの縮図と全く同じだからです。
私はそれに気付いてから、その類いの番組を一切みないようにしています。

全く面白いと思わないからです。

ああいうものを真似るところが、陰湿な苛めや嫌がらせの一因、温床になっていると考えています。
今年はテレビや芸能界等で特に問題として明確に顕在化しましたが、SNS等を使って、誰でも平気で知らない人を、簡単に中傷も出来てしまう世の中です。実際に、木村花さんという犠牲者も出しています。

決して他人事ではありません。誰でも被害者になってしまう可能性があります。そして、無自覚であれば、誰でも加害者になる可能性もあるのです。

世の中には、悪い人や狡い人がたくさんいます。普段、そんな人を外見や表層だけで見抜くのはなかなか難しいです。

私も含めてなんですが、いずれ結婚して、子供を産み、育てていく過程で、良い学校、大学、会社に入れる教育も大事ですが、まず基本は人間(心の)教育が大切だと思っています。自分がわかっていないと教えられないと思います。

自分の身を守るために、自分自身の意識の向上や、このような本をよく読んで普段からよく勉強をしておくこと、
あらぬトラブルを招かないために、まず、自分が人の悪口や陰口を言わないこと、
そして自分も他人(相手)も尊重し、大切にすることが大事だと、改めて思いました。

私は、他人対して「あなたもそうして下さい」と押し付ける気はないですが、
少なくとも、それに気付いたことは、私の人生にとって大いにプラスになりました。

※追記
こちら2020年5月28日初版発行、定価¥1,400(税別)の書籍です。
Amazonで購入する際に気になることなんですが、この様に現行で販売中の書籍を、定価を大きく上回る¥4,600(+送料)など、高値で出品販売している業者が目につきます。
当初コロナ渦の折り、マスク不足の際に悪質な高値転売が問題になって、罰則化されるに至りましたが、現行で販売中の書籍などの高値転売も同様のことで、大いに問題だと感じます。

私は勿論定価で買いました。現行販売中の書籍は、必ず重版が出ますので、悪質な転売業者から高値で購入するのは絶対にやめたほうがいいです。
こういった心掛けも、不当な暴力には屈しない。ということに共通するものだと思います。
 
 
むすめが欲しいと言うので購入。
興味があって私も読んでみた。
女性に関係ありそうな法律をわかりやすく書いてある。
わかりやすく、ためになるので、一冊あっても良いと思う。
 
 
娘へのプレゼントです購入。内容のレビューを見て女性が普段の生活で困った時に役立つ法律知識が分かりやすく書かれていると思いました。
 
 
知りたい法律や対処法など詳しく書かれていて参考に成りました。
 
 
新聞で紹介されており即購入しました。結果買って大正解。
過去の自分と重なりあの時読んでいればな、と思いました。
法律というと堅苦しい感じがしますが、語り口調で大変読みやすいです。
悩んでいる方は買って損はないと思います。
 
 
色々なトラブルに関する法律がわかりやすく説明してあるのでいざという時に役に立ちます。
 
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 家族だから愛したんじゃなく... | トップ | 余命宣告から「自然治癒」に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会・文化・政治・経済」カテゴリの最新記事