▼21世紀に入ってから、まもなく4分の1が経とうとしている。
世界が多くの危機に直面する中、すべての人々の生存の権利と尊厳が守られる「生命の世紀」を、どのように築いていけばよいのか。
「共生」そして「世界市民」の育成へ。
▼世界を生存競争の場ではなく、人類の「共同生活」の舞台として受け止める。
そのために、地理的な知識や経済的なつながりへの認識を深めることである。
▼社会の不幸に目をつぶり、宗教の世界に閉じこもり、安閑としているのであれば、宗教の本来の価値はない。
この世の悲惨をなくす、不幸をなくす。
人権を、人間の尊厳を守る。
平和な社会を築いていく。
そのなかにこそ、宗教の実践があるのだ。
▼一人一人が力をつけ成長することだ。
多くの友をつくり、正義の陣列を拡大することだ。
信心は、恰好ではない。
口先でもない「行動」である。
「一人立つ」かどうかである。
自他友の幸福を開く対話に挑戦することだ。
<一人>に希望を送る希望の対話を進めのである。
▼「心の声」にまで耳を傾け、寄り添えるかどうかだ。
社会全体の在り方も問わている。
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