▼誰でも病気になることはある。
肝心なのは、病気に負けないことだ。
強く負けない心がある限り、全てをプラスに転じていける。
▼社会の制度や仕組みは大切である。
しかし、より重要なのは、それらを運用していく人間の心である。
いかに制度が整っていても、人間のいかんによって、精度は悪用、形骸化されてしまう危険をはらんでいるからだ。
大事なことは、為政者も民衆も、人間は等しく尊厳無比なる生命をもっているいう、生き方の哲学を確立できるか否かである。
また、人びとの苦しみに同苦し、他者の苦を取り除こうとする慈悲を、生き方の柱にできるか否かである。
さらに、自己のエゴイズム、肥大化する欲望をいかに制御し、昇華していくことができるか否かである。
▼社会の進むべき方向性を見い出し、政治ばかりではなく、経済、文化、教育なそあらゆる分野で、人びとの幸福と繁栄と平和を築きあげていくかである。
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