ガイアの夜明け【独占取材 がんに立ち向かう!ニッポンの最新技術】

2021年03月16日 21時07分40秒 | 医科・歯科・介護

【2月9日(火)夜10時放送】いまだ日本人の死因第一位のがん。それに立ち向かう最新技術が次々と誕生し、医療の現場で活躍を始めている。最先端のがん治療最前線を独占取材、その可能性に迫る。
ビジネス テレ東 2021.2.9 ガイアの夜明け

現場で奮闘する人たちの姿を通して、さまざまな経済ニュースの裏側を伝えるドキュメンタリー番組「ガイアの夜明け」(毎週火曜夜10時)。2月9日(火)の放送では、新技術や治療法が続々と登場する「がん治療の最前線」を取り上げる。がんに立ち向かうニッポン発の最新技術に独占取材で迫る。

打倒ダビンチ!国産初の手術ロボット「ヒノトリ」登場 その実力は...

がんの代表的な治療法の一つが「外科手術」。その現場で活躍しているのが手術支援ロボットだ。日本を始め、世界の市場をほぼ独占するのが、アメリカ製の「ダビンチ」。日本でも約400台が導入され、がん手術を始めとした医療の現場で活躍している。そんな"ダビンチ一強"の状況に変化が...。2年前にダビンチの主要な特許が切れたことをきっかけに、世界で手術支援ロボットの開発競争が激化しているのだ。
日本勢の先陣を切って去年デビューしたのが、国産初の手術ロボ「ヒノトリ」だ。


「ヒノトリ」の開発の中心となったのは「川崎重工」。オートバイのイメージが強い川崎重工だが、自動車工場などで使われる産業用ロボットを日本で最初に開発した企業でもある。その技術も生かして、5年というロボット開発では異例のスピードで完成させた。

「ヒノトリ」のために、川崎重工がシスメックスとともに設立した会社「メディカロイド」で陣頭指揮を執るのは、開発責任者の北辻博明さん。川崎重工で産業用ロボットのシステム開発を担当していたが、その手腕を買われて抜擢された。

去年12月、神戸大学の国際がん医療・研究センターに運びこまれたのは、手術本番で使われる「ヒノトリ」一号機。日本の病院のサイズに合わせて開発されているため、手術室に搬入しやすいのも特徴のひとつ。「うまくいってほしい...」実際の医療現場で初めて使用される「ヒノトリ」を、北辻さんは祈るように見つめていた。


最初の手術を担当するのは、神戸大学の医学部長でもある藤澤正人医師。「ヒノトリ」の開発にも協力してきた医師の一人だ。一方、手術を受けるのは、前立腺に合計7カ所のがんが見つかった73歳の男性。前立腺を取り除き、尿道を縫い合わせるという治療方針が決まった。手術を前に不安を隠せない男性だが、藤澤医師とヒノトリに全てを託すことに。12月14日、いよいよ国産初のロボット「ヒノトリ」が医療現場で力を発揮するときが来た。藤澤医師が「ヒノトリ」を操作して、難手術に挑む。一方、開発責任者の北辻さんは万が一の機械トラブルに備えて別室に待機。食い入るようにモニターを見つめる。その緊迫の現場に、ガイアのカメラが独占密着した。

 

光でがんだけを破壊...3度目のがんと闘う女性を救えるか?「光免疫療法」とは

がんの主な治療法と言えば「手術」「放射線」「抗がん剤」だが、今年、新たな選択肢として期待が高まる最先端のがん治療が、世界に先駆け日本で始まった。

アメリカ国立がん研究所の小林久隆主任研究員が30年近くの研究の末に開発したのは、「光免疫療法」と呼ばれる治療法。がん細胞と結合する特殊な薬剤を注射し、そこにレーザー光を5分程度照射。すると、薬剤の成分と光が化学反応して、がん細胞を破壊するというのだ。しかもがんをピンポイントで狙い撃ちするため、正常な細胞にはほとんど副作用が出ないというのだ。


去年9月、アメリカから一時帰国した小林さん。待っていたのは「楽天」の三木谷浩史社長だった。すい臓がんを患っていた父親の治療法を探す中、光免疫治療の可能性を見出した三木谷社長は、2013年から私費を投じて小林さんの研究を支援。「楽天メディカル」という会社で、光免疫療法の実用化に向けて準備を進めて来た。そしてこの日、光免疫療法に不可欠な薬剤と機器が承認され、いよいよ世界に先駆けて日本で治療が始まることになったのだ。


光免疫療法はまず、首から上にできるがん=頭頸部がんから治療が認められた。がんが再発したり進行して、手術ができない患者が対象だ。その第一例目に選ばれたのが、50代の女性・西川清美さん(仮名)。10年前、のどにできる咽頭がんが見つかり、手術で声帯ごと摘出。しかし、4年前にがんが再発し、手術、抗がん剤、放射線で治療を続けたが、一昨年3度目のがんが見つかったのだ。清美さんと主治医は、光免疫療法にかけることにした。


いよいよ治療に臨む清美さん。実は光免疫療法は今回異例のスピードで承認された。その条件として、今後有効性や安全性に関するデータを報告することが課せられている、いわば"仮免許"の状態。1例目の手術は特に重要な意味を持つ。世界に先駆けて始まったその治療の現場に、ガイアのカメラだけが立ち会うことを許された。そこで見たものは...。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

<自分がどう生きたいのか>が大切だ。

2021年03月16日 15時18分06秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽教育とは子どもたちのために何ができるかという、自らの生き方をかけた、大人たちの挑戦にほかならない。
▽子どもの生命には無限の可能性がある。
その力を引き出すのは、向上への努力を続ける大人の姿にほかならない。
▽<人にどう思われるか>ではなく、<自分がどう生きたいのか>が大切だ。
▽いつか、自分が誰かの希望になれたら。
▽人生には、不条理としか思えないような宿命の嵐が吹き荒れることもある。
しかし、心配することはない。
過去がどうかではない。
「今」の一念で決まる。
▽自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない。
自分が「当たり前」と思っていても、相手の「当たり前」とは限らない。
そう思って謙虚になることで、互いを尊重し合えるいい関係になります。
そうやって、力を合わせてさまざまな仕事を成し遂げることができました。
自分の周りにいい仲間を増やせば、いいコミュニケーションが生まれます-宇宙飛行士の向井千秋さんの言葉

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5.5%の難関突破した小6 休日は5時間勉強「宿題より楽しかった」

2021年03月16日 14時49分51秒 | 社会・文化・政治・経済

3/16(火) 10:24配信

西日本新聞

九州の小学生で初めて気象予報士に合格した島田有吾さん。合格証明書を手に笑顔を見せた(写真の一部を加工しています)

 合格率5・5%の難関国家資格、気象予報士の試験に、福岡市早良区の西新小6年、島田有吾さん(12)が九州の小学生として初めて合格した。平日2時間、休日5時間の勉強で高校レベルの数学や理科の基礎を身に付け、気象の知識を深めた。4回目の挑戦で突破し「いつかテレビで予報したい」と張り切っている。

【写真】超難関に最年少で合格 小6“博士”のさかな愛

 試験を実施した気象業務支援センター(東京)によると、小学生の合格は2017年の北海道の女子児童に続いて2人目。12歳0カ月での合格は最年少の女児と約1カ月の差だった。

 気象に興味を持ったのは幼稚園の時。母の奈瑠美さん(40)と天気予報を見て、翌日に着る服を決めるのが日課だった。ある朝、空を見上げると予報と異なり雨の予感がした。傘を持っていき「正解」だったのがうれしく、予報が好きになった。

 小学2年でテレビ局を見学し、気象予報士が実際に使う精緻なデータを見せてもらい、「君もなったら」という言葉に背中を押された。4年の3学期から通信講座のDVDで勉強を始めた。5年で初めて試験に挑戦。あきらめずに学び続け、過去の問題を解いては、シンクタンク勤務の父、龍さん(41)や奈瑠美さんにも解説した。「宿題より楽しかった」という。

 今年1月、小学生最後となる4回目の試験に挑戦。今月12日に合格証明書が届いた。4月からは地元の中学校に進学し、放送部で話術に磨きをかける予定だ。現在は、台風のデータ分析に取り組む島田さん。「これからは試験に関係なく、勉強したい」と笑顔を見せた。

(水山真人)

関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相模原殺傷事件、犠牲者悼み献花 死刑判決1年、風化懸念も

2021年03月16日 14時47分40秒 | 事件・事故

3/16(火) 11:30配信

共同通信

津久井やまゆり園の入所者らが殺傷された事件で、植松聖死刑囚に死刑判決が下されてから1年となり現場で献花し手を合わせる太田顕さん(右)ら=16日午前、相模原市

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷したとして、植松聖死刑囚(31)に死刑判決が下されてから1年となる16日、元施設職員太田顕さん(77)が建て替え工事中の施設前で献花し、犠牲者を悼んだ。

 太田さんは事件を風化させないため、犠牲者の月命日に施設前に立ち、献花に訪れる人たちに事件のあらましや施設の歴史などを伝える活動を続けている。

 太田さんによると、事件現場を訪れる人は次第に少なくなっている一方、今年に入って初めて足を運んだ高校生もいた。「事件はなぜ起こったかということに、これからも真摯に向き合う必要がある」と話した。

 

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福岡5才児餓死、ママ友の特殊な洗脳 黒幕にされた女性が怒りの告白

2021年03月16日 10時29分36秒 | 事件・事故

3/10(水) 16:05配信

NEWSポストセブン

福岡県で発生した5才児の餓死事件で、カギを握るのが母親の知人。なぜ母と子の関係に第三者が関与したのか?

【写真23枚】元夫との結婚式で、ウエディングドレス姿でケーキ入刀する赤堀容疑者の幸せそうな姿。他、お色直しの青ドレス姿、お出かけ時の「超KANI」と書かれたTシャツ姿も

 2019年1月、福岡県。保健福祉事務所の職員は動揺していた。目の前には、生活保護を申請したシングルマザーがいる。生活保護費を支給する場で職員が気になったのは彼女ではなく、その隣にいる、ゆうに100kgは超えている巨体を窮屈そうに椅子に収める第三者の存在だ。生活保護の受給には、かなりプライベートな質問を要するため、通常は第三者を同席させることはない。

「ちょっと、席を外してもらえますか」

 職員が慮ってそう言うと、首を横に振ったのは、シングルマザーの方だった。

「どうしても一緒にいてほしいんです」

 職員はそれ以上、その女について何も言うことができなかった。福祉事務所に来る前、シングルマザーとその女は入念に打ち合わせを重ねている。

「生活保護は絶対に現金で支給してもらうこと。そうしないと、借金相手に通帳を見せなければならなくなったとき、お金があることがバレてしまうから」

 打ち合わせといっても、女からの一方的な入れ知恵だ。書類を前にしたシングルマザーは、女に言われたとおりに、話を進める。女は一言も口を挟まない。シングルマザーに給付される約20万円の生活保護費を何に使おうか──そんなことを夢想していたのかもしれない。

 昨年4月、5才だった翔士郎ちゃんに充分な食事を与えずに餓死させた疑いで、母親の碇利恵容疑者(39才)と知人の赤堀恵美子容疑者(48才)が、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは3月2日のこと。2人は、福岡県篠栗町にある同じ幼稚園に子供を通わせる保護者として5年前に出会った。

 しばらくすると赤堀容疑者は、「ママ友がLINEグループで悪口を言っている」と碇容疑者に吹き込み、自分だけが味方であると強調し始めた。洗脳の第一歩だ。その後、赤堀容疑者は、共通のママ友を《暴力団とつながりのあるボス》に仕立て上げ、その存在をちらつかせることで主従関係を作り上げていく。

「碇容疑者の子供がトラブルを起こしたとでっちあげ、『ボスにお願いして解決した』と恩を売ったり、碇容疑者の夫が不倫していると信じ込ませ離婚させた挙句、『不倫調査費をボスが立て替えている』と作り話で彼女を追い込んだのです。その後、生活保護を受給させ、児童手当なども含めほぼ全額を騙し取り、合計は1000万円以上になるとみられています」(地元紙記者)

 赤堀容疑者は支配の強度を盤石なものにするため、碇家に対する食事制限を徹底した。長男にはご飯1杯、次男は半分にして、末っ子だった翔士郎ちゃんには与えないことも。水すら自由に与えなかった結果、亡くなったときの翔士郎ちゃんの体重は10kgほどで、平均体重の半分しかなかった。

 赤堀容疑者の洗脳手法は特殊だと捜査関係者は指摘する。

「洗脳というのは、一般的には暴力などで怖がらせて思考を鈍化させたり、常に行動を共にするもの。ところが今回は、周囲を悪人に仕立てて“私だけが味方”と近づき、ボスという架空の存在をつくって“そのボスを怒らせないように一緒に考えよう”と寄り添うんです。実際に、相談に乗ったり食料を差し入れたりする役もしている。端から見れば親身に世話をしているように映るので、なかなか事件になりにくかったのは事実です」

 赤堀容疑者にボスと呼ばれていた女性に話を聞いた。

「警察に言われるまで、私が“ボス”と呼ばれているなんて、知りませんでした。赤堀のしたことは、聞けば聞くほど腹わたが煮えくり返ります」

 上下スエット姿に金髪の“ボス”が、たばこ片手に語る。

「赤堀が逮捕される数か月前、近所のコインランドリーで偶然出会ったんです。そのときには、すでに警察から赤堀が私の名前を利用していたと聞いていたから許せなくて、『あんた、私の名前を使っているらしいな!』と怒気交じりに言うと『いや、それはあの女(碇容疑者)が……』と責任転嫁を始めるんです。それ以上は言いませんでしたが、蹴りでも一発入れてやりたかったですよ、ほんと」

 赤堀容疑者との出会いは、近所のパチンコ屋だった。

「近くの席でパチンコすることが何度かあって、あるときに『私さ、この前別の店で30万円勝ったんだ』と話しかけてきたんですよ。そこから時々、お互いの愚痴を聞き合うような関係になりました」

 別の住民も、赤堀容疑者が夫婦でパチンコに興じる姿を何度も見ている。

「あそこは夫婦でパチンコ好きなんだけど、子供の世話があるから“昼夜二交代制”でね。昼は奥さんが、夜は旦那さんが来て打っていたよ。旦那さんは体格が立派で年がら年中、それこそ暑い日も長袖を着ていて肌を見せない。でも、気のいい人ではあるよ」

 ちなみに、この夫は赤堀容疑者にとっては2人目の夫にあたる。夫婦の間には、碇容疑者と同じように3人の子供がいて、夫と子供はいまも町内に暮らしている。夫は妻の所業を知っていたのだろうか。直撃すると、一言。

「何も、何も私もわからないんで!」

 すべてを知っていて隠しているのか。もしかしたら、彼もまた赤堀容疑者の毒牙にかかった1人なのかもしれない。

“ボス”の話に戻ろう。その後、偶然にも2人の子供は同じ小学校に入学する。

「入学してすぐの授業参観で、赤堀と碇が一緒にいたときにすれ違ったのが、碇と会った最初かな。でも影が薄かったから、報道されるまで顔も忘れていたくらいだからね。顔を合わせたと記憶しているのも、そのときくらい。赤堀があえて、近付けなかったのかもしれないね。私は周りと年も離れていたから、『ママ友づきあいはしない』と公言していたんで。赤堀はそこに付け込んで“ボス”に仕立て上げたのかな」

※女性セブン2021年3月25日号

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

《福岡5歳児餓死事件》赤堀容疑者の借金踏み倒し告発に実父が反論「オレは関係なか」

2021年03月16日 10時16分28秒 | 事件・事故

3/16(火) 5:01配信

週刊女性PRIME

中学のときから“貫禄”があった赤堀恵美子容疑者(卒業アルバムより)

「赤堀は、保護責任者遺棄致死で逮捕される前に詐欺で逮捕されていますが、それとは別の金銭トラブルが次々と報じられています。

【写真】容疑者の元夫や兄姉の名前も! 赤堀容疑者が踏み倒した「借用書」が生々しい

 これから、ますます被害を訴える人が出てくるかもしれませんね」

 と地元メディア記者は、事件の今後の成り行きを話す。

小学生のころから「ボス的な存在で怖かった」
 昨年4月までに、福岡県篠栗町の無職・赤堀恵美子容疑者(48)は、“ママ友”の碇利恵容疑者(39)を洗脳のような状態に。

 碇家の生活を支配して、5歳だった三男の翔士郎ちゃんを餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いでともに逮捕されている。

「詐欺について、赤堀は生活保護費だけではなく、車を売らせたり架空の裁判費用をデッチ上げたりするなど、さまざまな手法で碇から金をだまし取ったとされていますが、すべての容疑を否認しています」(同・記者)

 総額で1200万円を碇容疑者からだまし取ったとされるが、赤堀容疑者の地元・福岡県大川市では、別の“被害”を訴える人物が現れている。

 3人きょうだいの末っ子として生まれた赤堀容疑者は幼いころ、ひょうきんで話を盛り上げるタイプだったというが……。

「意地悪というか、弱い者イジメをすることがあったとです。ボス的な存在で怖かった」

 と小学校の同級生。人に依存する性格は若いころからあったようで、中学の同級生はこう証言する。

「私立高校を卒業後は、しばらく無職だったとか。まだ両親が木工工場で働いていて、それほど生活は苦しくはなかったとでしょうね。

 20歳のころ、ようやく職探しを始め、親しくもない同級生のコネをたどって、福岡の久留米市の電子機器会社へ就職したようです。

 ところが、体格がよすぎてその会社の制服が入らなかったというエピソードがあったくらい」

 その会社はあえなく倒産し、無職となり地元のスナックで働いていた時期もあったようだが、疑問の声もある。

「プータローとは言えないから、見栄を張って“スナックの雇われママをしとる。繁盛しとるよ”とウソをついたのかも。恵美子のあんなルックスと性格で接客ができるはずない」(近所の住民)

「違法ビジネス」に乗り出そうとした過去
 赤堀一家は恵美子容疑者を含めて、以前から近所に金の無心をしていたが、容疑者の両親が働いていた木工工場がつぶれると、返済が滞るように。

「恵美子は28歳前後で結婚して大分県日田市に移り住みましたが、結婚式の費用はほとんど元夫側が負担。

 恵美子の両親と兄姉は借金苦から同じ時期に、夜逃げ同然で佐賀県鳥栖市に引っ越したとよ」(別の近所の住民)

 その後、赤堀容疑者を頼ってか赤堀家は鳥栖から日田に引っ越して現在も住み続けている。

 こちらでも借金で首が回らなくなったのか、赤堀容疑者は「違法ビジネス」に乗り出そうとしたことも。

 容疑者の知人が証言する。

「故郷・大川市の元ヤクザの闇金業者に、“シャブの売人になりたかとよ”と相談したそうです。

 ところが、その元ヤクザは“もし売った相手がパクられたら、売人もパクられるし、オレまでパクられるかも。やめたほうがよか”と断った」

 ちょうどそのころに、赤堀容疑者に300万円以上を貸したが、返済されていないAさんに話を聞くことができた。

「借金はそのときだけではなく、恵美子の祖父母や両親の代から3代にわたって申し込まれたとですよ。

 “盗聴器が仕掛けられたから、それを取り除くために金がかかる”とか、“ケガで手術代がかかるから”などと、繰り返し繰り返し言ってくる。

 おかしな話だけど、言われ続けると、ホントにそうなのかなと思えてきて……」

 そう話すAさんは一種のマインドコントロールに陥っていたのかもしれない。

Aさん「3万円を10回返してくれただけ」
 2008年に作成された公正証書には、赤堀容疑者には「340万5000円」の債務があると記されている。

 連帯保証人には元夫や赤堀容疑者の兄や姉の名前が並んでいる。

「そのうち3万円を10回くらい返してくれただけで、以降はほとんど返してくれないんです。

 電話で支払いを要求すると、赤堀は“弁護士を入れるから”が常套句で、逃げてしまう。はるばる何十キロも車を運転して、何度も日田まで行ったけど……」

 公正証書には、利子や遅延損害金も定められていて、30万円程度の返済では、現在の債務額は莫大なものになる。

 Aさんは、こうも訴える。

「私は多いほうだと思うけど赤堀は、ほかにも小口を含めいろいろな人に借りている分が500万円はあると思う」

 単純計算すれば碇容疑者の分も含めると、総額で2000万円以上の金を借りたままの状態で、返済は絶望的……。前夫と結婚後は仕事もせず、ブランドものを買いあさっていたという赤堀容疑者。

 この夫と離婚後は、現在の夫と一緒になり、篠栗町で暮らすようになったが、今度は碇容疑者をターゲットにして“洗脳”“たかり”“詐取”を続けていたことになる。

 現在も日田に住んでいる容疑者の父親に話を聞くと──。

「そげな金はいっさい借りとらんし、知らん。誰が言いよっとか? 信用でけんよ。

 その債務者や保証人に、オレの名前があっとか? なかなら、オレは関係なか。ウソじゃなかか!」

 と証書には確かに父親の名前はないが、何度も借金を頼んでいるAさんを知らないはずはない。

 この父親は一部報道で今回の事件について、

「あんなことをしたとは信じられない」「もしやっているとしたら、罪を償ってほしい」

 とも答えていたが、Aさんはこう怒りを爆発させる。

「マトモな親ヅラして、何を言ってんのと思った。あんたがやってきたことを、幼いころから見ていた娘がまねてやってるだけのことでしょう!」

 きちんと働かず人の金をだまし取り、踏み倒したうえに幼い子どもを死に至らしめた赤堀容疑者の罪は重い。

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

札幌2歳女児衰弱死 16日から控訴審 拘留中の母親の交際相手「1審判決に勘違いがある」と主張 

2021年03月16日 10時12分48秒 | 事件・事故

3/15(月) 21:58配信

HBCニュース

北海道放送(株)
 
おととし6月、札幌で2歳の女の子が衰弱死したとされる事件。16日から始まる控訴審を前に、母親の当時の交際相手で、現在勾留中の男が面会でHBCの取材に応じ、一審の判決について「勘違いがある」と話しました。

 おととし6月、札幌で衰弱死したとされる池田詩梨(ことり)ちゃん。

 母親の莉菜(りな)被告と、交際していた藤原一弥(ふじわら・かずや)被告は、保護責任者遺棄致死と傷害の罪で、去年10月、札幌地裁で懲役13年の判決を言い渡されました。
 詩梨ちゃんの体重は、6.7キロと同じ2歳児の平均の半分ほどで、体中にあざややけどがありましたが、1審の判決で藤原被告による暴行と認めたのは、頭頂部の内出血と頭のあざだけでした。
 一方、藤原被告は、これまでの面会で、HBCの取材に対し、暴行そのものを否定したうえでこう、話しました。

 「判決には勘違いがある」(藤原一弥被告)

 当時の部屋の見取り図です。藤原被告は、1審で詩梨ちゃんの頭のけがに気づいたのは、おととし5月末。「頭を痛がっている様子で洋室からリビングへ来たから」と話していました。
 一方で別の質問の際、部屋の中の状況については「洋室とリビングとの間は出入りできないようにしていた」とも話していました。
 1審の判決では、この2つの証言を同じ時期の出来事と捉えたとみられ、被告の証言を「不合理で信用できない」と指摘しました。
 しかし、藤原被告はここに「勘違いがあった」と主張するのです。

 「出入りできないようにしていたのは、頭のけがに気づいたときよりも1か月ほど前の話。子猫が生まれたばかりで、洋室の目の届かないところで一緒にして踏んだら危なかったから。けがに気づいた時期はドアは開けていて、詩梨は出入りできた」(藤原一弥被告)

 つまり、2つの証言はそれぞれ別の時期の出来事だったというのです。
 「勘違い」で出されたという判決に、納得が行かない藤原被告。16日から始まる控訴審を前に、15日、HBCの取材にこう、答えました。

 「逮捕されてから自分の主張は一貫している」(藤原一弥被告)

 藤原被告は、16日、詩梨ちゃんへの暴行などを否定し、改めて無罪を主張する方針で、母親の池田被告の控訴審も始まります。


3月15日(月)「今日ドキッ!」午後6時台

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホームレス襲撃事件当日、初めて被害者追い掛け 致命傷を与えた元少年「通報されぬよう」

2021年03月16日 10時10分55秒 | 事件・事故

3/16(火) 8:14配信

岐阜新聞Web

 昨年3月、岐阜市の河渡橋で路上生活をしていた渡邉哲哉さん=当時(81)=を襲撃して死亡させたとして、傷害致死の罪に問われた元少年2人の裁判員裁判の公判が15日、岐阜地裁(出口博章裁判長)であり、致命傷を与えた当時会社員の元少年(20)の被告人質問を行った。元少年は事件当日、約1キロにわたり初めて執拗(しつよう)に渡邉さんたちを追い掛けており、その理由を「警察に言われないように、止めようとした」と述べた。

 元少年らは、同月6日以降6回にわたり深夜、渡邉さんや女性(69)の居住スペースに石を投げつけていた。「怒った渡邉さんをからかったり逃げたりすることが楽しくなっていった」。通報される不安もあったが「けがをさせるつもりはなかったし、ちょっとの間なら警察に見つからないと思った」と説明した。

 事件は7回目となった同月25日未明に起きた。自身は4回目の参加。「被害者はどんな風に出てくるかな」と思いながら石を投げた。女性が堤防のり面の細い通路を自転車を押して逃げるのが目に入り、追い掛けた。回り込んで立ちふさがり「足で自転車を抑え、ライトを照らした」。それまでの襲撃で通報されていたことを知っていたとし、これ以上の通報を止めたかったと証言した。

 渡邉さんがポケットに入れた小石をぶつけてきたため、住宅地そばの田んぼに入り、ソフトボール大の土の塊を拾った。道路へ戻ろうとすると「(渡邉さんが)鉄の棒を振り上げていた。1~3メートルの距離。当たるんじゃないかと思い、投げた」。

 顔面に当たったことで渡邉さんは後ろへ転倒。もう一人の被告と逃げ出したが引き返した。口から血を出し、いびきのような音を立てていた。「やってしまったことから逃れようと思い、救急車は呼べなかった」。再び逃げたという。

 高校まで野球漬けだった。就職後、元高校球児のたまり場だった大垣市の元少年(20)=少年院送致=のアパートに頻繁に出入りするように。「遊ぶのを我慢してたから楽しかった」

 現場にいたほかの4人は出頭したが、「一人で行く勇気がなかった」。弁護人の質問には終始涙声で、「被害者の立場を見下して、嫌がらせや石投げをした。その考えは全部間違っていた」と声を震わせた。

 次回は16日、無職の元少年(20)の被告人質問を行う。

 

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

独仏伊、アストラゼネカワクチン接種中断 血栓懸念

2021年03月16日 09時17分17秒 | 医科・歯科・介護

3/16(火) 0:21配信

ロイター

3月15日、 ドイツ保健省は英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中止すると発表した。写真は同日。ミラノで撮影(2021年 ロイター/Flavio Lo Scalzo)

[ベルリン/ジュネーブ/チューリヒ 15日 ロイター] -     ドイツ、フランス、イタリア政府は15日、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種を中断すると発表した。接種後に血栓ができるなどの副反応が疑われる事例が報告されていることを受けたもので、すでに遅延している欧州のワクチン接種計画に一段の影響が及ぶ恐れがある。  

この他、スペインのラジオ、カデナ・セールは匿名の当局者の話として、スペインでも同ワクチンの接種が少なくとも15日間、中断されると報じた。

アストラゼネカ製ワクチンを巡ってはデンマークとノルウェーが先週、接種を中断。アイスランド、ブルガリア、アイルランド、オランダも同様に中断した。

世界保健機関(WHO)のスワミナサン首席科学者はオンライン形式で実施した記者会見で、これまでところ新型コロナワクチンと血栓性との関連性は確認されていないとし、「パニックを起こしてほしくない」と述べた。

欧州ではドイツが先週、感染拡大第3波に直面していると表明。イタリアが感染再拡大を受け抑制策を強化したほか、フランスの首都パリでは病院の対応能力が逼迫している。

こうした中、独仏伊など人口が多い欧州主要国でアストラゼネカ製ワクチンの接種が中断されることで、すでに遅延している欧州の接種状況を巡る懸念が一段と高まる可能性がある。

ドイツのシュパーン保健相は、血栓ができるリスクは低いものの、リスクを排除することはできないと指摘。政府はポール・エーリッヒ研究所(PEI)の助言に従い、接種中断を決めたと語った。

フランスのマクロン大統領は、欧州医薬品庁(EMA)によるアストラゼネカ製ワクチンの精査が16日に完了するまで同ワクチンの接種を停止すると発表。イタリアも、当局が判断を示すまでの「予防的、一時的な措置」とした。

アストラゼネカ製ワクチンを巡っては対応が別れており、英国は何も懸念はないと表明。ポーランドは恩恵はリスクを上回っているとの見解を示した。欧州外では、タイが12日に接種中断を発表したが、この日、再開を表明した。

EMAによると、欧州で約500万人がアストラゼネカ製ワクチンの接種を受けているが、3月10日時点で30件の血栓症の事例が報告されている。

【関連記事】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもは人間として平等

2021年03月16日 08時32分02秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽人間は「生命」の次元で価値が平等だ。
人間として幸福に生きる価値があり、尊厳がある。
子どもも人間として同じ存在だ。
▽しかし、子どもは未熟であるため、大人が子どものことを決めるのは当然だと考える。
「子どもは人間として平等」との思いで接することだ。
そのことにより、子どもは自分は人権を持った大切な存在だと知り、全ての人の人権を大切にすることにつながる。
▽1989年、国連で「子どもの権利条約」が採択された。
18歳未満を「子ども」と定義した上で、大人と同じように、子どもに人権が保障されることをうたっている。
子どもの権利条約が採択されてから30年以上たつたが、今でも、多くの国で、子どもは大人から同じ価値を持った人間として扱われず、子ども自身も差別されていると感じている。
子どもたちの声に耳を傾け尊重し、子どもたちから学びながら社会を築いていくことが、私たち大人に課せられた責任だ。
国連子どもの権利委員会委員の大谷美紀子さん

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

当たり前のことは、実はすごく幸せ

2021年03月16日 08時06分44秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▽一念をしっかり持てば、一番苦しい時を一番価値あるものに変えることができる。
▽疲れた心が決意と希望に変わる。
▽人を責めるのではなく、自分自身が変わることだ。
▽幸福には「強さ」が必要だ。
勝利には「強さ」が不可欠である。
▽「自閉症に具体的な治療法はありませんが、家族が笑って暮らすことが一番です」医師の言葉。
▽当たり前のことは、実はすごく幸せ。
▽勝つことよりも負けないこと。
▽使命を持たない人は存在しない。
どこかで必ず使命を果たしているはず。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする