相模原殺傷事件、犠牲者悼み献花 死刑判決1年、風化懸念も

2021年03月16日 14時47分40秒 | 事件・事故

3/16(火) 11:30配信

共同通信

津久井やまゆり園の入所者らが殺傷された事件で、植松聖死刑囚に死刑判決が下されてから1年となり現場で献花し手を合わせる太田顕さん(右)ら=16日午前、相模原市

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷したとして、植松聖死刑囚(31)に死刑判決が下されてから1年となる16日、元施設職員太田顕さん(77)が建て替え工事中の施設前で献花し、犠牲者を悼んだ。

 太田さんは事件を風化させないため、犠牲者の月命日に施設前に立ち、献花に訪れる人たちに事件のあらましや施設の歴史などを伝える活動を続けている。

 太田さんによると、事件現場を訪れる人は次第に少なくなっている一方、今年に入って初めて足を運んだ高校生もいた。「事件はなぜ起こったかということに、これからも真摯に向き合う必要がある」と話した。

 

【関連記事】


最新の画像もっと見る

コメントを投稿