体育の日の意味と由来

2019年10月16日 13時00分57秒 | 社会・文化・政治・経済

1964年10月10、日本で始めてとなる五輪大会「東京オリンピック」の開会式が行われました。

これを記念して昭和41年(1966年)から国民の祝日に関する法律に基づき10月10体育の日に制定されました。 「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として制定された祝日です。

体育の日(たいいくのひ)は、日本国民の祝日の一つである。

2000年平成12年)から、10月の第2月曜日と定められた。ハッピーマンデー制度及び移動祝日で定められた祝日のうち、一年で最後の祝日に当たる。

2020年(令和2年)の東京オリンピックをふまえて2020年から「スポーツの日」に名称が改められ、2020年に限り7月24日へ移動となる。このため、2020年10月は祝日がないことになる。

ちなみに、なぜ、2020年(令和2年)の東京オリンピックは、10月開催ではないのか?

第18回オリンピック競技大会(だい18かいオリンピックきょうぎたいかい、Jeux de la XVIIIeolympiadeGames of the XVIII Olympiad)は、1964年昭和39年)10月10日(後の体育の日)から10月24日までの15日間、日本東京で開かれたオリンピック競技大会。一般的に東京オリンピック(とうきょうオリンピック)と呼称され、東京五輪と略称される。公用文では第十八回オリンピック競技大会の表記もみられる。

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東京芸術祭2019

2019年10月16日 12時49分13秒 | 社会・文化・政治・経済

東京芸術祭は、豊島区池袋エリアを中心に展開する国際舞台芸術祭です。

2016年から豊島区や東京芸術劇場、フェスティバル/トーキョーなどと連動してきましたが、2018年からはさらに宮城聰総合ディレクターをはじめとする7人の部門ディレクターから構成されるプランニングチームによって個性豊かな演目を揃えています。


東京2020がいよいよ近づいてきました!でも本当に「平和の祭典」になるでしょうか?
世界ではここ数年、面倒なことがあったらチカラで黙らせる、という昔ながらの手法が幅をきかせているようです。

チカラ、つまり軍事力や経済力ですね。確かにチカラによって相手を黙らせることはできるでしょう。でも黙らせられた側は、チカラをふるった側を尊敬することはありません。深く恨むだけです。それが人間というものですよね。

で、こんな世界規模の渦の中で僕らにできることが何か残っているとしたら、ここはやっぱり「多様性」のメリットをアピールするしかないのでは、と思うのです。

ひとつの物差しで全部を測るのではなく、こんな物差しもあるヨ、とどんどん物差しを増やしてゆく。その先には、他者の物差しへの関心が生まれるでしょう。「こういうものを大事にする人たちもいるんだなあ!」と。

東京芸術祭もその一助になれるようがんばります。今年からは、物差しを増やすことの面白さをダイレクトに実感していただける「ワールドコンペティション」も始めます。(来年が平和の祭典になることを強く願いながら!)
私たちのジタバタに少しでも関心を持っていただければ幸いです。

東京芸術祭総合ディレクター
宮城 聰


東京芸術祭ワールドコンペティション2019
 戴陳連「紫気東来―ビッグ・ナッシング」
 11月2日(土)東京芸術劇場 シアターイースト
 シドニー・チェンバー・オペラ「ハウリング・ガールズ」
 10月31日(木)東京芸術劇場 プレイハウス
 エル・コンデ・デ・トレフィエル「可能性は風景の前で姿を消す」
 10月30日(水)東京芸術劇場 シアターイースト
 シャルル・ノムウェンデ・ティアンドルベオゴ「たびたび罪を犯しました」
 10月30日(水)東京芸術劇場 シアターイースト
 ボノボ「汝、愛せよ」
 11月2日(土)東京芸術劇場 シアターウエスト
 dracom「ソコナイ図」
 11月2日(土)・3日(日)東京芸術劇場 プレイハウス

IKEBUKURO薪能「能楽QUEST」(新演出能-能「皇帝・楊貴妃」「石橋」「小鍛冶」より)
9月21日(土)東池袋中央公園 特設能舞台
「このほしでひとはおどる―民俗舞踊フェスティバル―」
9月22日(日)東池袋中央公園
「奈々福の、惚れるひと。」
10月1日(火)あうるすぽっと
「移動祝祭商店街」
10月5日(土)・6日(日)トランパル大塚、豊島区内商店街(池袋本町エリア、大塚エリア、南長崎エリア)
NODA・MAP第23回公演「Q: A Night At The Kabuki」Inspired by A Night At The Opera 
10月8日(火)~15日(火)、11月9日(土)~12月11日(水)東京芸術劇場 プレイハウス
「BLIND」
10月17日(木)~20日(日)東京芸術劇場 シアターイースト
「三人姉妹」
10月18日(金)~20日(日)東京芸術劇場 プレイハウス
「ニュー・ジャングル」
10月18日(金)~20日(日)東京芸術劇場 シアターウエスト
「吾輩は猫である」
10月19日(土)~29日(火)東京芸術劇場 劇場前広場
「ファーム」
10月19日(土)・20日(日)あうるすぽっと
「暴力の歴史」
10月24日(木)~26日(土)東京芸術劇場 プレイハウス
「ストレンジ・グリーン・パウダー」
10月24日(木)~27日(日)豊島区目白庭園赤鳥庵
「バンブー・トーク」「プニン」
10月25日(金)~27日(日)東京芸術劇場 シアターイースト
「サンド・アイル」
10月28日(月)~11月10日(日)豊島区内各所
「ひらけ!ガリ版印刷発信基地」
10月中旬~11月中旬 豊島区内某所
「ノーウェア・オアシス」
10月下旬~11月中旬 東京芸術劇場ほか
「バーサよりよろしく」
11月2日(土)~4日(月)あうるすぽっと
「To ツー 通」
11月2日(土)~4日(月)シアターグリーン BIG TREE THEATER
ドキュントメント「Changes」シーズン2 
11月2日(土)~4日(月)池袋HUMAXシネマズ
「オールウェイズ・カミングホーム」(仮)
11月8日(金)~10日(日)東京芸術劇場 シアターイースト
「やわらかなあそび」
11月9日(土)・10日(日)シアターグリーン BIG TREE THEATER
みんなのシリーズ第4弾「能でよむ~漱石と八雲~」
11月9日(土)・10日(日)あうるすぽっと
「大田楽 いけぶくろ絵巻」
11月10日(日)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)Hareza池袋
コンドルズx豊島区民「Bridges to Babylon -ブリッジス・トゥ・バビロン- 」
11月20日(水)~23日(土)東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
APAF-アジア舞台芸術人材育成部門
APAF Exhibition 公演 10月25日(金)・26日(土)東京芸術劇場 シアターウエスト
APAF Exhibition ラップアップ 10月27日(日)東京芸術劇場 シアターウエスト
APAF Lab. 最終プレゼンテーション 10月27日(日)東京芸術劇場 シアターウエスト
東京芸術祭2019連携事業「第31回池袋演劇祭」
9月1日(日)~30日(日)あうるすぽっと ほか15会場
東京芸術祭2019特別公演 本物の芸に酔う「近松二題〜鶴澤清治の芸」
11月28日(木)LINE CUBE SHIBUYA

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フェイクニュース拡散で禁固10年も...

2019年10月16日 12時41分49秒 | 社会・文化・政治・経済

他人事でないシンガポールの「対策法」成立

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大規模氾濫に対する 減災のための治水対策のあり方について

2019年10月16日 12時27分06秒 | 社会・文化・政治・経済

~社会意識の変革による「水防災意識社会」の再構築に向けて~

はじめに

平成 27 年 9 月関東・東北豪雨災害では、鬼怒川において堤防が決壊し、氾 濫流による家屋の倒壊・流失や広範囲かつ長期間の浸水が発生した。

また、これ らに避難の遅れも加わり、近年の水害では類を見ないほどの多数の孤立者が発 生した。 我が国では、近代的河川改修が実施される以前の施設の能力が低く水害が 日常化していた時代には、水害を「我がこと」として捉え、これに自ら対処しようと する意識が社会全体に根付いていた。

例えば、各家において水屋(水害時の避 難場所として高い場所に作った建物)や上げ舟(水害に備えて軒下等に備え付 けられた小舟)等が備えられていたことはその象徴である。

その後、近代的河川改修が進み、水害の発生頻度が減少したことに伴い、社 会の意識は「水害は施設整備によって発生を防止するもの」へと変化していった。

今後、気候変動により、今回の鬼怒川のような施設の能力を上回る洪水の発 生頻度が高まることが予想されることを踏まえると、河川管理者を筆頭とした行政 や住民等の各主体が、「施設の能力には限界があり、施設では防ぎきれない大 洪水は必ず発生するもの」へと意識を変革し、社会全体で洪水氾濫に備える必 要がある。

このようなことから、平成 27 年 10 月に国土交通大臣から社会資本整備審議会 会長に対して「大規模氾濫に対する減災のための治水対策のあり方について」が 諮問され、同会長より河川分科会長あてに付託された。

これを受け、「社会資本 整備審議会 河川分科会 大規模氾濫に対する減災のための治水対策検討小 委員会」を平成 27 年 10 月に設置した。

その後、計 2 回の小委員会を開催し、大 規模氾濫に対する減災のために「速やかに実施すべき対策」及び「速やかに検 討に着手し、早期に実現を図るべき対策」を具体的に提示し、答申をとりまとめた。

www.mlit.go.jp/common/001113051.pdf

社会意識の変革による「水防災意識社会」の再構築に向けて~. 答申. 平成 27 年 ... 我が国では、近代的河川改修が実施される以前の施設の能力が低く水害が. 日常化し ... 会長に対して「大規模氾濫に対する減災のための治水対策のあり方について」が. 諮問され、 ..... 市町村の広報等を通じて住民への周知の徹底を図ること。その際、専門 ..... 現するとともに、それらが不断に検証され、よりよい施策や技術へと昇華していく. ことを期待 ...


 

 

www.bousai.go.jp/fusuigai/suigai.../houkokusho_gaiyou.pdf

避難のあり方について(報告). (概要版) ... 各地で河川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、1 府13県で200名を超える死者・行方不明者が発生するなど甚大. な被害が発生(平成 .... 自らの命は自らが守る」意識の徹底や災害リスクと住民のとるべき避難行動の理解促進. ・地域における ... 今時出水の課題の検証を踏まえ. た、集中的な ...


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アプリで子育て情報発信 清水町が提供開始

2019年10月16日 12時18分32秒 | 社会・文化・政治・経済

 父親支援、小冊子も

(2019/8/3 )静岡新聞

清水町が提供を開始したアプリ「みんなでいっしょに」と「パパカード」=清水町内

 清水町は1日、子育て情報を発信するスマートフォン用の母子手帳アプリ「みんなでいっしょに」の提供をスタートした。町から配信を受けられるほか、母子手帳の機能を使って写真付きで成長の記録を残すことができる。父親の気持ちに寄り添う小冊子「パパカード」の活用も始め、父親としての意識段階に応じた支援につなげていく。子育て世代包括支援センターの取り組みの一環。
 アプリは、町で行う予防接種の日程管理や子どもの成長を写真付きで記録する機能を持つ。乳幼児健診やイベントなど子育て関連情報も配信する。スマートフォンに親しむ若い子育て世代に効果的に情報を届けようと企画した。全国190以上の自治体で導入されているアプリ「母子モ」(エムティーアイ開発)を採用した。
 フィンランド発の子育て支援冊子「パパカード」は、こどもが生まれるまでの準備や子育てによるストレスへの対処法などを記載している。親としての意識の成長段階に応じて4冊に分かれ、それぞれA5判程度の大きさで8ページ。母子健康手帳交付や6カ月児健康相談に合わせて配布する予定。父親への支援策として導入した。自治体がパパカードを導入するのは、全国初という。
 アプリ、冊子ともに無料。

パパの育児ストレス解消を 精神科看護協会が男性向け冊子

 

日本精神科看護協会が作った冊子「パパカード」

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日本精神科看護協会が作った冊子「パパカード」

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パパカード お父さんになるんですね。 おめでとう! - 日本精神科看護協会

2019年10月16日 12時11分14秒 | 社会・文化・政治・経済
www.jpna.jp/images/pdf/papacard_kiyaku.pdf

のためのプログラムなども活用されていますが、パパカードのような普及啓発活動のためのツー. ルが見当たらなかったため、フィンランドの支援団体の承諾を得て、児童相談所の保健師や児童. 心理司、大学の研究者の協力を要請し、日精看が「パパカード 」を ...

www.jpna.jp/images/pdf/papacard.pdf

パパカードは4種類. あり、虐待予防支援や家族支援として広く活用されています。父親になるとき、また. は父親になったばかりのときに大切なヒントや、母親が父親のことを理解するのにと. ても役立つ内容になっています。私たち日本精神看護協会は、日本の ...

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「教員間のいじめ」刑事事件への発展が濃厚、原因は「神戸方式」人事か

2019年10月16日 12時06分26秒 | 社会・文化・政治・経済

 教員同士のハラスメントは、刑事事件になる可能性が濃厚になった。神戸市須磨区の市立東須磨小学校で教員4人が後輩に暴力をふるい、嫌がらせをしていたとされる問題。被害を受け体調を崩して休職している男性教員(25)が11日、兵庫県警に暴行容疑で被害届を提出した。市教育委員会は加害側の4人について懲戒処分を検討しているが、県警も被害届を受理する方向とみられ、捜査に乗り出す異例の事態になりそうだ。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

● 教員同士でいじめ?

 「先輩教員からいじめを受け、20代男性教員が休職している」。新聞やテレビで初報に触れた方々は、一様に驚いたに違いない。

 今月4日、市教委が記者会見で明らかにした内容によると、男性教員(以下、被害教員)は先輩4人から目や唇に激辛ラーメンのスープを塗られたり、羽交い締めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられたりしたと訴えている。

 またLINEで別の女性教員にわいせつなメッセージを送るよう強要されたほか、飲酒の強要や尻をたたく暴力なども確認された。

 ほかにも携帯電話をロックして使えなくする、足を踏みつける、車のボンネットに土足で乗る、無理やり車で自宅に送らせる――などの行為もあったという。

 本稿では冒頭「ハラスメント」と表記したが、こうした子どもじみた行為は、確かに「いじめ」という表現の方がふさわしいかもしれない。

 被害教員は精神的に不安定になり、9月から欠勤しているとし、市教委は「市民の信頼を著しく失墜する行為」「前代未聞で、深刻に受け止める」と謝罪した。

 市教委によると、先輩4人(以下、加害教員)は30代の男性3人と40代の女性1人。

 今年6月、別の教員から相談を受けた校長が状況を尋ねると、被害教員は「大丈夫です」と答えたが、嫌がらせはやまず、実際には加害教員が「謝ってほしいなら謝ってやる」などと高圧的にふるまうなど、反省した様子はなかった。

 市教委は「(学校側は)教員同士でトラブルはあったが、校内で解決した」と説明していたとし、学校側による隠蔽(いんぺい)も疑われた。

 被害教員以外にも女性2人にセクハラ、男性1人に対しては「ポンコツ」を意味する「ポンちゃん」などと呼ぶ嫌がらせを受けていた。

 あまりに幼稚で、唖然(あぜん)とするばかりだが、さらに信じられないのが加害教員4人はいずれも学校内のリーダー的存在で、うち2人はいじめ防止の生活指導担当だったということだ。

 加害教員は実質的な「謹慎」で出勤していないが、市教委の規定には自宅謹慎などの処分は存在しないため、行動は自由で給与も支給される「有給休暇」だという。

● 神戸方式という闇

 市教委に事実関係を隠蔽したと疑われるような報告をした学校側は9日、東須磨小の仁王美貴校長が記者会見し、詳しい実態を明らかにした。

会見は4時間にも及び、仁王校長は「驚くような内容ばかりで、絶対に許されない」「心からお詫びする。ハラスメントへの認識が甘かった」と反省の言葉を述べた。

 また加害教員を同小で指導させないと強調し「児童、保護者に多大なご迷惑を掛け、大変申し訳ありません」と謝罪した。

 記者らが絶句したのは、加害教員は発言を否定しているというが、児童に「反抗しまくって潰したれ」と学級崩壊を指示していたと被害教員が訴えていたことだ。

 また、調査に対し加害教員たちは「嫌がっていると思わなかった」「自分たちは仲がいいと思っていた」と、いじめをした子どもが必ずするような言い訳に終始。開き直って「自分が面白ければ良かった」と呆れるような釈明をした加害教員もいたという。

 今年2月、同僚教員が「イジリの度が過ぎる」と見かねて前校長(今春異動)に報告したが、被害教員が「大丈夫です」と返答したため、学校側は対応しなかった。

 仁王校長に引き継ぎもされていなかったが、6月に再度、同僚が仁王校長に報告。尻を叩かれて腫れができたことを認識していたが、市教委にはハラスメントの詳細を伝えていなかった。

 そして、仁王校長が詳しい実態を知るようになったのは、被害教員が欠勤するようになった9月以降だった。

 電話や手紙に「大好きな子どもたちの前に立てないのに、4人が(教壇に)立っていることを考えると苦しい」と心情を吐露したことだったと説明した。

 全国紙社会部デスクによると、これらは「神戸方式」という校長の意向が強く人事に反映されるシステムが招いたという。

 神戸方式とは、教員の希望に基づき、現行の配属先と異動先の校長が調整して素案を作成し、市教委が追認する慣行で、1960年代に始まったとされる。

 優秀な人材や、自分の言うことを聞く教員を確保しようとする校長の意向が反映され人事の公正さが失われ、配属された教員が校長の威光を盾に発言力を持つ弊害があるとも指摘していた。

 因果関係ははっきりしていないが、加害教員4人は神戸方式人事だったとされ、昨年12月に被害教員が前校長に相談しようとしたが「いじめじゃないよな」「(加害教員らとは)仲がいいだろ」と取り合ってもらえなかったとされる。 

● 理解できないいじめの構図

 一連の問題を受け、被害教員は10日、代理人弁護士を通じ、コメントを発表した。

 「子供たちへ 急に先生が代わってびっくりしたね。ごめんね」「職員室が怖かった分、毎日子供といる時間が幸せでたまらなかった」

 「先生はよく『いじめられたら誰かに相談しなさい』と言っていましたね。しかし、その先生が助けを求められずに、最後は体調まで崩してしまいました」

 「今の先生だからこそ、お願いです。つらいとき、悲しいとき、自分一人で抱え込まず、誰かに相談してください」「必ず、誰かが手を差し伸べてくれます。助けてくれます」

 保護者に向けては「いつも温かく迎えてくださって感謝でいっぱいです」「ご心配やご迷惑をお掛けしてすみません」と謝罪し、結んだ。

ここまで追い込まれた原因は、市教委や仁王校長が記者会見で明らかにした内容以外にもあった。

 ドレッシングや焼き肉のたれ、キムチ鍋の原液を飲ませる▽熱湯の入ったヤカンを顔に付ける▽カバンに氷を入れる▽「犬」と呼ぶ▽携帯電話を隠す▽出張で「甘いもん買ってくるのが礼儀」と言ったのに「こんなんで好かれようとするな」と捨てる▽「太れ」と菓子を口に詰める――などだ。

 全国紙デスクは「ちょっとこれ、咀嚼(そしゃく)できないんですよね」と不思議な感想を漏らした。

 「そんなこと、ありうるの?」と理解できなかったというのだ。それは、冒頭でも記した通り、読者の方々も同じに違いない。

 まだまだ明らかにされていない事実があるように思う。その事実が明らかにされるのは、ぬるい市教委の調査・報告ではなく、法廷の場かもしれない。

戸田一法

 



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《神戸・教師いじめ》親族も困惑する、リーダー格 “女帝” 教員のあきれた素顔

2019年10月16日 12時00分17秒 | 社会・文化・政治・経済

「辛いのなんて好きじゃないんです」と嫌がる男性を後ろから羽交い締めにする男と、笑いながら激辛カレーを無理やり口に突っ込もうとする女。

堂々と壇上に立つ、いじめ女帝教師・Aと、男性教員BとC

 子どもでもやりそうもない貧相ないじめを、大の大人がやっている。決定的瞬間を動画に収めたことに男は「もらった~、もらいました~」と歓喜の声を上げる。その映像に登場する加害者も被害者も全員、小学校の教員! 

 衝撃を広げているのが、兵庫県神戸市須磨区の東須磨小学校の、教員による教員いじめ事件だ。

8月にはもう元気がなかった

 神戸市教育委員会が明らかにしたのは、30~40代の先輩教員4人が、20代の後輩教員4人をいじめ支配していた実態。長田淳教育長が「前代未聞の行為」と断罪したのは、

「コピー用紙の芯でお尻をミミズ腫れができるほど叩く。携帯電話をロックして使えなくする。女性教員にLINEでいやらしいメッセージを送るように強要する。教員の車の上に乗ったり、車内で意図的に飲み物をこぼす。車で無理やり自宅まで送らせる。飲み会で無理やり飲ませる。ポンコツだから『ポンちゃん』という人格を否定するあだ名をつける。といった行為を繰り返していたそうです」(民放報道局員)

 ありとあらゆるハラスメントに暴行、人格否定。とりわけ激辛カレーを無理強いされたX教員の被害は甚大で、現在、療養中で教壇に立つことができないという。

「とてもいい先生です。勤務態度も良好で、勉強だけでなく一緒に遊んでくれたそうです。週に2回、学級新聞を作って子どもたちの頑張りを伝えてくれていました」

 と保護者が証言する。9月2日の始業式の際、“X先生は体調不良でお休みします”と突如発表され、クラスの生徒たちはお見舞いの手紙を書いたという。

「事件発覚後、うちの子どもが聞いた話だと、8月の登校日のとき、すでにX先生は元気がなかったそうです」(前出・保護者)

 いじめていた教員4人組は、リーダー格で“女帝”と呼ばれる40代の女性教員に、それに追従した30代の男性教員3人。そのうちの2人は、2018年度からいじめの対応などをする生徒指導担当で、1人は3年前に児童の右手を骨折させたことも判明した。

加害教員B、Cを知る卒業生に話を聞いた。

「2人とも優しくて面白い先生でした。生徒を怒鳴ったりする怖い先生ではありませんでした。B先生はどちらかといえば体育会系の印象ですが、いじめるようには見えませんでした。けっこうイケメンで、女子生徒に人気がありました。結婚していて小さなお子さんがいるはずです。C先生も結婚しています」

 ただ……と、その卒業生は言葉を探し、こう続ける。

「B先生と同じ学年を受け持っていた怖い先生がいました。生徒たちも怖がっていましたが、すごくいい先生でした。その先生がいたときは、ほかの先生たちのストッパーになっていたと思います。僕たちが卒業した後に、その先生も異動になり、やりたい放題になったのでは」

「学級をつぶしたれ」

 3人の男性教員の1人は、同校の仁王美貴校長の聞き取り調査に「自分が面白ければよかった」と話し、被害者について「そんなに嫌がっているようには思えなかった」と、まさにいじめる側の論理を振りかざしている。

 そんな30代の男性加害教員をたきつけていたのが、ベテラン教員“女帝A”。仁王校長が9日に開いた会見では、「反抗しまくって(X教員の)学級をつぶしたれ」と生徒をたきつけた過去があることもわかった。

 前の校長がA教員を東須磨小にヘッドハンティングして、現在の校長も頭が上がらなかったようだが、それにしても度が過ぎている。

 A教員の家族を知る70代の女性は、

「A先生は神戸市出身、地元の小中学校を卒業しています。お兄さん、お姉さんがいて、4人きょうだいの末っ子。お兄さんたちも、お兄さんの奥さんも教師とか教育関係の仕事をしているそうです。

 お父さんも教育関係の仕事に従事していて、おじいちゃんも有名な人だったと聞きました。教育者の家庭ですよ」

 そんな教育一家に育ちながら、いじめを主導していたとは、開いた口がふさがらない。この女性が続ける。

「Aさんと小中学校が一緒だった人の話では、結構おてんばだったせいか、結婚はしてないようです。一見、しゃべりやすい気さくな関西のおばちゃん。でも反対に、上から目線、人をなめているような態度で、あたりが強い、と感じる人もいたそうです。昔はお兄さん一家と同居していた時期もありましたが、義理のお姉さんとそりが合わなくて家を出たという話です」

 現在は、神戸市内の学校からも実家からも近い賃貸マンションでひとり暮らし。

時折、母親が1人で暮らす実家に食事を届けたりしていたという。

「お母さんは、2人の息子さんについては、教師をやっているとか教育委員会に勤めていると自慢話をするんですが、Aさんの話はまったく聞いたことがありません。教師をしていたとは知りませんでした」(母親の近隣住民)

 以前は、自分が購入した家に、母娘で住んでいたが、兄家族とうまくいかなかったように、母ともそりが合わなくなったのかもしれない……。

 A教員の兄は、妹のことをどう見ているのか。兄宅に行くと兄嫁の母が対応した。

「Aさんは確かに親戚ですが、私はよく知らなくて……。ここにはAさんはおりません」

 と恥さらしな事件に戸惑うばかり。やがて帰宅した教職に就く兄嫁は、口を閉ざしたまま自宅に入っていった。

 現在、加害教員4人は、「自宅謹慎という制度はなく、有給休暇を取らせている状態」と、市教育委員会は会見で明かした。

 “休暇”は3か月続くようだが、事実上の学校追放。“女帝”とその一味に教壇復帰の可能性は低い。

 刑事告訴を検討しているという療養中の男性教諭は、報道機関にメッセージを寄せた。そこには、

「いつか、みんなの前でまた元気になった姿を必ず見せに行きます。その日を夢見て先生も頑張ります」

 と希望の言葉が書かれている。子どもたちの歓声が教室に響く日が来ることが、そう遠くないことを願いたい。

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元歌手の香田晋さん福井県で僧侶に 「毎日が充実」

2019年10月16日 08時16分10秒 | 野球

 福井県美浜町の山間にある徳賞寺で、力強い演歌が響く。聴衆を前に僧衣姿でマイクを握るのは、人気演歌歌手だった香田晋(本名・鷲崎孝二)さん(52)だ。2018年11月、同寺で得度した鷲崎さんは月に1、2回、僧侶の務めを果たす傍ら、地域イベントで歌を披露したり、書をしたためたりと、地元からのお願いにも応じている。鷲崎さんは「若狭には深い縁を感じる。地域のお役に立てることなら頑張っていきたい」と話す。

 鷲崎さんは1989年に作曲家船村徹さん(故人)にスカウトされ歌手デビュー。94年にNHK紅白歌合戦に初出場したほか、クイズ番組の解答者として茶の間の人気者になった。ただ、バラエティー番組への出演が増えると、歌手活動は思うようにできなくなった。「自分の意志で動くことはできず、心が限界だった」。2012年に芸能界を引退。古里の福岡県北九州市で飲食店を経営したり、夢だった書や絵画の創作に精を出したりした。

 18年、長年介護をしていた義理の祖母を亡くしたことが転機となった。幼い頃に両親と離れた鷲崎さんは「義理の祖母は真の理解者で、つらい時も心の支えだった」と話す。自分で経を読み、できる限りの供養をしたいと、船村さんの知人である同寺住職の粟谷正光さん(71)に相談したところ仏門の道へ誘われた。

 義理の祖母の葬儀を終え、現在は自宅がある神奈川県横浜市から月1、2回同寺に帰山。僧名「徹心香雲(てっしん・こううん)」として、粟谷さんに付き添い檀家への法話や読経などを務めている。

 檀家や参拝者らと交流するうちに、歌の披露や書を書いてほしいと依頼されるようになった。9月には町内の祭りで数曲歌ったほか、10月9日には福井県若狭町熊川に造られる忍者道場へ書を提供。10日には檀家の集いで法話と演歌約10曲を披露するなど、忙しい日々を送る。

 鷲崎さんは「書や仏教と出合うことができ、毎日がとても充実している。これも若狭地域との縁のおかげ。今後も感謝の思いを込め、地域の役に立っていきたい」と笑みをこぼす。

福井新聞社

 

 

 

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