なぜ人は騙されるのか-詭弁から詐欺までの心理学

2019年10月07日 08時30分02秒 | 社会・文化・政治・経済

岡本 真一郎 (著)

多くの人は、どうしてこんな罠に陥ったのか、と疑問に思うことでしょう。
人生経験があることが災いして、「今までうまくいっていたから、自分の判断は間違っていないだろう」と思い込んでいること。
もっともらしいストリーで、こちらが慌てるような話をしてきて、考える間もなく事態が進行しまうのです。
金を振りこんだ後で、息子に連絡したり、家族に相談して、初めて詐欺だったと気付くケースが多いのです。
焦っているときには自動的処理が行われ、一息ついてから制御的処理によって、ひょっとしたらと考えられるようになっているわけです。
振り込む前に誰かに相談したり、確認することも大切。
それによって冷静になることができ、注意喚起によって一度立ち止まることができ、自動的処理から制御的処理に思考が切り替わって、もしかいたらという考えをすることができるのです。

内容紹介

対面、電話、メール、SNS……私たちは日々、コミュニケーションを取っている。街には広告があふれ、テレビや新聞はニュースを伝える。それら多くの情報をどうやって処理しているのだろうか。中には、購買意欲がわくように効果を誇張した宣伝や、都合の悪いことを言い繕うためのごまかし、根拠のない誤情報も混ざっている。
だまされないために、どう心構えし、対処すべきか。言語心理学から冷静に分析する。

内容(「BOOK」データベースより)

「オレだけど、会社の金を使い込んだんだ…」。振り込め詐欺の典型的な手口だが、私たちはなぜ簡単に騙されてしまうのか。詐欺だけではない。店頭や電車内には、効果を誇張した宣伝があふれ、政治家や官僚は都合の悪いことを言い繕い、SNSでは根拠のないフェイクニュースが流布している。騙されないために、どう心構えし、行動すべきか。社会心理学の観点から冷静に分析し、対処法を伝授する。

著者について

岡本真一郎
1952年,岐阜県生まれ.1982年京都大学大学院文学研究科博士課程(心理学専攻)満期退学.愛知学院大学文学部講師,助教授,教授等を経て,現在,同大学心身科学部心理学科教授.1994年ブリストル大学客員研究員.博士(文学).専攻・社会心理学.



詐欺・大麻…1年で5人逮捕 京都府警「不祥事のオンパレード」

2019年10月07日 07時18分03秒 | 社会・文化・政治・経済

10/6(日) 京都新聞

現職警察官による捜査対象者への情報漏えいは、汚職事件に発展した。京都府警で重大な不祥事が後を絶たない。強制わいせつ致傷、盗撮、詐欺、大麻所持、そして今回の収賄-。昨秋以降の1年間で、府警が逮捕した“身内”の警察官は今回で5人目。府警職員からは「不祥事のオンパレード。どうすれば防げるのか」と悲鳴が上がる。

 収賄容疑で再逮捕された池田大助容疑者は7月、厳重に秘匿されるはずの逮捕予定日を捜査対象の容疑者に伝えていた。警察の職務そのものへの信頼を揺るがす悪質な行為だ。捜査関係者は「とんでもない話。警察の管理する情報が容疑者側に筒抜けだと思われてしまう」と憤慨。「捜査協力者から情報を得られにくくなる」と今後の捜査への影響を心配する。
 府警では昨年10月以降、現職警察官が強制わいせつ致傷や盗撮などの疑いで逮捕される重大な不祥事が相次ぐ。今年6月には、京都市内の交番に勤務していた男性巡査長が高齢男性から現金約1100万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕された。
 この事件では、金融機関から警察に寄せられる特殊詐欺予防情報が悪用されていたことが判明し、植田秀人本部長が記者会見で謝罪する事態に追い込まれた。各警察署には府民から批判の電話も相次いでおり、捜査関係者は「現場の職員は不祥事への対応で疲弊している。組織の立て直しが急務だ」と話した。

 



 

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福留の9回同点弾を元捕手が称賛「完全に誘った直球。見事」

2019年10月07日 07時15分47秒 | 野球

阪神、敗れて1勝1敗も… 

10/6(日) Full-Count

9回に一時同点の一発「DeNAバッテリーは誘いに乗ってしまった」

■DeNA 6-4 阪神(CS・6日・横浜)

 阪神は6日、DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)1stステージ第2戦(横浜)でサヨナラ負け。9回に岩崎優投手が代打・乙坂智外野手に2ランを浴び、4-6で敗れて1勝1敗のタイとされた。だが、1点を追う9回には福留孝介外野手がDeNA守護神の山崎康晃投手から一時同点となる起死回生のソロ本塁打。勝負の第3戦につながる一発となった。

【動画】「これぞ福留」! 「完全に誘った真っ直ぐ」を…9回に一時同点の起死回生弾、横浜スタジアムが沈黙した完璧なホームランの一部始終

 ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーし、昨季まで2年間はヤクルトでバッテリーコーチを務めた野球解説者の野口寿浩氏も「無抵抗で負けたわけではない。悲観することはない」と指摘。そのうえで、福留のホームランについて「あれは完全に誘った真っ直ぐだった」と、“百戦錬磨”の大ベテランが一枚上手だったとの見方を示した。

 8回からマウンドに上がっていたDeNA山崎は、イニングまたぎで打者5人を打ち取って勝利まであと1死とした。ただ、ここで立ちはだかったのが福留だ。1球目はツーシームに空振り、2球目は同じくツーシームを見逃してボールでカウント1-1となって迎えた3球目、150キロの直球を完璧に捉え、右翼スタンド上段へ運んだ。まさに起死回生の同点弾だった。

 野口氏は、山崎を8回から投入せざるをえなくなったDeNAの投手起用に苦言を呈した上で「9回はすんなり終わっていないといけなかった。これぞ福留孝介にやられた、という場面でした。あれは完全に誘った内角直球だったので。投げさせて狙った直球。見事です。それにまんまとバッテリーが乗ってしまった。DeNAとしては、そこは反省しないといけない場面です」と振り返る。

「一発だけは打たれてはいけない場面でインコースに真っ直ぐを投げてはダメ」

「まずはセオリーとして、ホームランを打てるバッターのインコースに真っ直ぐで行くということが間違いですよね。なぜ選択したのか。初球の空振りと2球目の見逃し方にバッテリーは完全に騙されていました。福留は初球は全然合わない空振りをした。クイックで投げられたのもありましたが、全然タイミングの合わないツーシームを空振りしました。2球目は外角ボールゾーンで、ドンピシャリのタイミングでツーシームを見逃しました。となると、バッテリーはインコースとは限らなくても真っ直ぐを投げたくなるものです。それを投げさせるように福留が(2球で)仕向けた。逆に、バッテリーがそこでインコースを選択したのがいけません」

 実際に、捕手出身の野口氏は2球を見た時点で福留が誘いに来ていると感じたという。

「今日の山崎のピッチングを見ていると、かなりデータ的なものが出ていました。山崎は左打者のときに2ストライク目にツーシームで空振りでカウントを稼ぐことが非常に多い。福留のときには初球にツーシームで空振りを取って、2球目もそういう意図だったのかは分かりませんが、ツーシームで誘ってきました。ただ、福留はそれに乗らなかった。福留が逆にそういう(直球)狙いをして、バッテリーが誘いに乗ってきた。あれだけ百戦錬磨の、あれだけホームランを打ってきたバッターに対して、一発だけは打たれてはいけない場面でインコースに真っ直ぐを投げてはダメです。あの場面で何を避けなければいけないかといったら、ホームランですから。福留は『はい、待ってました』という感じでしたよね」

 結果的に、福留の一発は勝利につながらなかった。ただ、野口氏は「無抵抗で負けたのではない。悲観することはない。選手みんなが与えられた持ち場をしっかりこなしている」と阪神の戦いぶりを評価する。この福留の一発が、全てが決まる第3戦にどう効いてくるだろうか。

Full-Count編集部

 

 


阪神は焦る必要なし 積極継投で勝利を/桧山進次郎

2019年10月07日 07時12分22秒 | 野球

<セ・CSファーストステージ:DeNA6-4阪神>◇第2戦◇6日◇横浜

追いついたが、追い越せなかった。1勝1敗。阪神は7日の第3戦で、CSファイナルステージ進出をかけた最終決戦に臨む。

【写真】試合に敗れ、声をかけながら引き揚げる矢野監督

桧山 阪神は敗れたけど締まったゲームでした。これでちょうど五分五分になったわけで、なにも焦る必要はない。もともとが舞い降りてきたCSだったわけで、ここは原点にかえって挑戦者のつもりで戦うべきでしょう。

9回に福留が2死から同点ソロを放ったその裏、岩崎が代打乙坂に痛恨のサヨナラ2ランを浴びた。

桧山 福留は第1戦から無安打でしたが、3回にしっかり選んだ四球で調子を上げました。あのフォアボールが5回の適時打、9回のホームランにつながっていったのです。何を言いたいかというと、短期決戦では調整にかけている時間がない。それは途中からベンチに下がった大山にもいえます。自分で工夫しながらきっかけをつかまないと、短期決戦は瞬時に終わってしまうということです。

僅差で決着がついたこの2試合の傾向は、いずれも終盤にゲームが動くことだった。

桧山 ゲームがもつれるのは、DeNAのリリーフが不安定だからで、非常に代え時が難しい。逆に阪神の分厚い中継ぎ陣はずっと好調を保っている強みがあります。この1勝で息を吹き返し、ホームゲームの利点を考えれば、勢いはDeNAにあると思われるかもしれないが、そうでもない。

7日の決戦も接戦で勝ちパターンに持ち込みたい。

桧山 最終戦は、先発高橋遥から、代えて、代えて、代えてで、1点でもリードして、リリーフを惜しみなくつぎ込みながら勝機を見いだしたいですね。

【取材・構成=寺尾博和編集委員】

 

 


サヨナラ負けの阪神 矢野監督はサバサバ「精いっぱいやった結果」

2019年10月07日 07時00分22秒 | 野球

 阪神は接戦の九回、好調だった岩崎がDeNAの代打乙坂に2ランを浴びてサヨナラ負け。

悔しい形で1勝1敗のタイに持ち込まれた。だが、矢野監督はさばさばとしていた。「お互い、すごくいいゲームができたと思う。

精いっぱいやった結果」。レギュラーシーズン終盤からの連勝は「7」で止まったが、愚痴をこぼすこともぼやくこともなく、ただ次の試合を見据えた。

 第3戦は勝った方がCSファイナルステージに進出する文字通りの決戦となる。それでも、指揮官は「負けたからどうのこうのというのはない。(選手は)すばらしい姿勢で戦いをしてくれている。明日もやりきってくれたらいい」。ここまで来れば、迷いや焦りは一切ない。泰然自若の構えで大一番を迎える。(上阪正人)

 



 

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モリエール 風刺喜劇「タンチュフ」

2019年10月07日 06時32分31秒 | 社会・文化・政治・経済
 
モリエール (著), 鈴木 力衛 (翻訳)

当時の聖職者たちの偽善ぶりを痛切に皮肉った風刺喜劇。

パリの大司教ペレフィックスは信者たちを代表して、ルイ14世に謁見を求め、タルチュフの上映禁止を懇請した。この請願が何度も繰り返されるので、陛下はモリエールを呼び出し、「彼らを刺激してはならない」と仰った。
1669年2月5日になって、ようやく上映禁止の禁令が解除された。これまで上演に猛反発していたキリスト教の狂信者たちの力が封じられたためである。即日上演され、大反響を呼んだ

タルチュフ:あるいはペテン師』(仏語原題: Le Tartuffe ou l'Imposteur )は、モリエール戯曲
1664年発表。同年5月12日、ヴェルサイユ宮殿にて初演。
モリエールが本作で取り上げたテーマは極めて深刻なものだが、喜劇として制作されている。
これはモリエールが古典劇の規則に基づいて、喜劇と悲劇の峻別を行っていたからである。
当時の考えでは、悲劇とは古代ギリシャやローマの英雄か、王侯貴族の間でのみ起こり得る現象であって、同時代の人間を扱う場合は必然的にその作品は喜劇となるというのが約束事であった

 
エルミールを口説くタルチュフ。机の下にオルゴン(第4幕第4~5景)

 タルチュフという人はえせ宗教家で詐欺師である。
お金持ちの家の主オルゴンをまんまと騙し、遺産をそっくりタルチュフに譲るという誓約書を勝ち取るまでにオルゴ
ンの心に取り入ってしまう。
このオルゴンのタルチュフへの惚れ込みようが余りにも極端で、妻の病気には全然関心を示さず、もっぱらタルチュフのことばかり人に尋ねまくる場面など、上手い喜劇役者が演じる舞台で観れば、観客は思わず抱腹絶倒となるに違いない。
これは17世紀の吉本喜劇である。
ではタルチュフと吉本喜劇の違いは何処にあるのだろう。
吉本喜劇に出てくるちょっとした敵役に比べてタルチュフの悪賢さは格上である。
そして根っからの詐欺師で、人情話にほろりとして更正するなんてことはない。
つまりお涙頂戴がない一段とドライなコメディであるといえる。
最後に敵役が負けて、めでたしめでたしとなる点では共通していて、コメディあるからにはこのあたりが古今東西同じなんだなと改めて思う。
タルチュフについて言えば、何といっても前半のオルゴンの騙されっぷりの滑稽さが秀逸で、勧善懲悪
の大団円に向けて滑稽さが削がれてゆくような気がした。
 
 モリエールの4大性格劇の中では一番の面白さ。
物語のテンポや人物造型(特に偽善者タルチュフの憎々しさ)、会話のやりとり、わかりやすい勧善懲悪さ、ラストの胸をすく逆転劇など、人気が高いのも頷けます。
「理性のはたらく範囲が狭すぎるんで、だれしもついその限度を踏み越してしまう」(27頁)。
ちなみに、評者は、タルチュフに近似の人物として麻原某を思い浮かべました。

モリエールの映画を観るにあたり、初めてモリエール作品を読みました。
古くて難解なのかと思っていたら、こんなに楽しく、笑える作品だとは!

タルチュフをはじめとした登場人物たちが非常に人間くさく、300年も前のフランスで書かれたにもかかわらず
「あー!いるいる、こういう人」と共感してしまいました。
人間の本質をよく分かっていたモリエール。俄然興味がわいて、他の作品も読んでみたくなりました。



 
 


 
 
 
 
 
 
 

新しい生きがいを見つけないと・・・

2019年10月07日 06時26分16秒 | 日記・断片

委員会の会合で会館へ行く。
えりちゃんの車で行く予定で会ったが、委員以外に地区部長、支部長、本部長も参加するこことなり、富田さんの車に乗せていただく。
「重大な話があるそうですよ」と隣に座る人が言う。
委員会に参加して改めて思うのであるが、これほど委員が多いのかと。
いわゆる、委員たちは陰の存在とも言える立場。
「重大な話って、何だろうか?」と会合前約7、8分緊張してきた。
2時からの会合であるので、10分前に会館へ入って待機していた。
結論であるが、委員会制度の廃止。
当方は、35年近く委員の立場で、その役割に徹してきたので「廃止!」と驚く。

時代の変化への対応と説明されても、正直納得できない。
「趣味の一つ」を失う思いだった。
実は40年か務めてから、卒業し後輩の人にバトンを渡すつもりでいたのだ。
それが、来年4月で制度そのものが廃止とは・・・
「寂しいです新川さんは欠席してたので、後で聞いたら落胆するでしょうね」と当方言うと、富田さんは「新しい生きがいを見つけないと」と述べていた。


10月4~10日の一週間を世界宇宙週間

2019年10月07日 05時29分48秒 | 社会・文化・政治・経済

 

 

想像してみてください。

もし貴方が、明日宇宙旅行に行けるとしたらどうしますか?

成層圏を超えた宇宙空間から青い地球を眺めることができるとしたら?

無重力の浮遊感を味わうことができるとしたら?

貴方ならどうしますか?

1957年10月4日、世界初の人工衛星スプートニク1号が打ち上げられ、それから10年後の1967年10月10日
に宇宙法が施工されました。国際連合は、10月4~10日の一週間を世界宇宙週間と定めています。

毎年、世界中で宇宙科学技術が人類の発展に貢献したことを祝うイベントが開催されています。

ASTRAXは国連宇宙週間事務局の公式スポンサーで、山崎大地氏は国連世界宇宙週間のナショナルコーディネーターに任命されていて、エヴァンジェリストの役割を担っています。

 

2016年に日本で開催された国連世界宇宙週間関連のイベントリスト

12件のうち9件がASTRAX主催のものでした。


捉え方が変われば、人生は変わる

2019年10月07日 05時23分06秒 | 社会・文化・政治・経済

▽誰も見ていないところでどれだけ努力できるか。
陰の労苦を惜しまぬ人が最後は信頼を勝ち取る。
▽勇気と信頼のスクラムこそ、地球の未来の希望の太陽である。
▽<忙しいからできない>と諦めるのはたやすい。
そうせず大変な状況の中ででも、できることを見つけ、「これだけはやり抜こう」と挑んでいく。
小さくてもそうした積み重ねが、時がたつほどに大きな差となる。
▽その気があれば、読書も勉強も電車の中でもできる。
▽「あと5分、頑張ろう」「あと10分頑張ろう」。
それを繰り返せる人が勝つ。
▽捉え方が変われば、人生は変わる。
不屈の心で自身に恥じぬ人生劇を。