ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

ピンク・フロイド  「DARK SIDE OF THE MOON」

2012-04-29 20:12:30 | 日記

 今日は昭和の日である。かつてはみどりの日であった。4月29日は昭和天皇のお誕生日である。ある学生時代の友人と久しぶりに会った

時、「お前はますます昭和天皇に似てきたなあ・・・・」と言ったので驚いた。私は昭和天皇に似ているのか・・・・・その瞬間、畏れ多い気持ちと

奇妙なうれしさと、得意の妄想が脳の中で膨らんだのであった。これは作り話ではなく、事実である。カシマスタジアムに昭和天皇にどことなく

似た男が、ぼーーーーっと立っていたら、それは私である。もちろん、「ジーコ寅さんですか?」などど声はかけず、遠くから見ていて欲しいもの

だ。話しかけれたら、「いいえ。違います」とは、たぶん言わないと思う。

 

  さて、今日も茨城新聞を買いに駅のキオスクに自転車を飛ばした。昨日の圧勝はどれほどの賞賛を持って、書かれているのであろうか?

自転車に乗ろうとしてふと気がついた。私の写真に写っているオレンジ色のぼろタオルが前のかごにないのだ。これはどうしたことか?

どこかに落としてしまったのか?私はふと思い出した。27日に市の図書館に行った時、図書館の自転車置き場に置いていて、誰かがか

ごに入っていたぼろタオルを持って行ったのではないか?27日は雨で確かに濡れるサドルを拭く為に、写真のオレンジのぼろタオルを

持って行った記憶がある。しかし、こんな古いぼろきれを持っていく人間とは何者か?もしかして、私のブログを読んでいて、写真に写って

いるタオルに興味を持っていたのかもしれない・・・・別になくなってもどうということもないのだが、何となく不吉な感じがしたのだった。それ

で今日は出かけないで家にいた。昭和天皇に似ている人は気をつけなければならない・・・・・

 

 その茨城新聞には、「鹿島Gラッシュ」の大見出しと、「大迫2発、鬱憤晴らす」という見出しで、大迫の大きな写真。大迫のリーグ戦の得

点は初めてだから当然か。後半8分の新井場のパスをうまくトラップして決めた興梠の二点目が大きかったと書いている。

「チームの形が見えてきた。前節の後半で敷いたひし形の陣形を、この日は試合開始から導入。中盤の底の柴崎が攻守に安定感をもたら

し、小笠原と遠藤の両サイドも的確な位置取りでバランスを保った。トップ下に入るドゥトラの突破力がいき、後を任された本山の鋭い仕掛

けも武器になっていた」と簡潔にまとめている。「鬱憤」という表現がいかにも新聞的である。ブログには出てこない単語だ。

 

  あのひし形の陣形はディフェンスの選手に負担が多くかかるらしいが、ドゥトラがトップ下に入ることによって、うまく機能している。ちょうど

いい時に、今のアントラーズに必要な選手を取ったことは、フロントの功績だろう。あとはまだエンジンがかからないジュニーニョと中田、

本田拓が復活すれば、選手層は相当厚くなる。怪我人が数人出たり、夏場の疲労でばてることは多いから、これくらいいてもいいと思う。

 

 ジョルジーニョ監督は、試合後のインタビューで、「5点という大量得点よりも、その点を取っていくプロセスを見て欲しいと述べ、小笠原も

「点を取ったから調子がいい、取らなかったから調子が悪い。勝てたから調子いい、勝てなかったから調子悪い。そういう目でサッカーは見

ていない」とコメントしているように、この大勝にも監督やキャプテンは浮かれた様子は全くない。このような落ち着きがアントラーズらしい。

 

  3日のアウェーのエスパルス戦で勝てるようなら復活も本物になってきたと考えていいと思う。もうすぐですね・・・・・ 

 



 

 ポピュラー史上に残る大ベストセラーになった、ピンク・フロイドの「狂気」。1973年に発売された、このLPは録音も圧倒的に素晴らしく、

特殊重量レコードなども発売された。それまでの彼らのアルバムに比べて、非常に構造的で、変化に飛んだうまい音楽設計になっている。

今聞いてもあまり古さを感じさせない。このLPはずいぶん聞いた。

 

岩政     「ドゥトラ君、昨日は最高に良かったよ!」

ドゥトラ    「ハハハハハ。だんだんアントラーズに慣れてきました」

岩政     「そうか!それは良かった。何か困ったことがあったら相談してくれ」

ドゥトラ    「実は相談があるんです・・・・・」

岩政     「なんだい?遠慮しないで言ってくれ」

ドゥトラ    「実は・・・・不調だったコウロキさんのために、サンパウロのお店から金色のパンツを取り寄せたんです」

岩政     「金色のパンツ・・・・・さすがにサッカーの本場だね。興梠にあげたの?」

ドゥトラ    「そしたら、コウロキさん、急に元気になっちゃって・・・・・・」

岩政     「え!そんな秘密兵器があったの?」

ドゥトラ    「ハイ。その金色のパンツを山村さんと柴崎さんが欲しいって言うんです」

岩政     「あげればいいと思うけど・・・・・・」

ドゥトラ    「実はあれは、サンパウロでも三つしか作らなかった、特別なパンツなんです・・・・・・」

岩政     「あの・・・・今夜、うちに食事に来ないか?妻のおいしいカレーをご馳走するよ。妻はカレーだけは得意なんだ!」

ドゥトラ    「銀色のはいっぱいあるんです」

岩政     「金色のとどう違うの?」

ドゥトラ    「金色のは前にサッカーのボールが付いているんです。銀色のはお尻に付いているんです」

岩政     「その差は大きい!決定的だよ!」

ドゥトラ    「ブラジル人はあまり気にしないんですけど・・・・・・」

岩政     「日本語とポルトガル語は違うからね!とにかく今夜うちに遊びに来て!」

ドゥトラ    「千香子さん、美人なんですか?」

岩政     「すごい美人だよ!」

ドゥトラ    「岩政さんに弟さんとかいませんか?」

岩政     「弟?俺より頭よくって、かっこいいのがいるよ」

ドゥトラ    「・・・・・・・では・・・・・・遠慮しないで・・・・・・」

 

 

まだ、しぶとくイギリスシリーズです。

馬鹿馬鹿しいお話を読んで下ってありがとうございます。 

今後の三試合は、二勝一分くらいで行ければいいですね。

がんばれ!鹿島アントラーズ!!

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ビートルズ  「ヘイ・ジュ-ド」

2012-04-28 23:02:43 | 日記

 昨日、将棋の羽生の「勝負は一点差で勝てばいい。五点も十点も大差を付けて勝つ必要はない」という言葉を紹介したと思ったら、今日

は、なんと五点差をつけて大勝してしまった。5-0というスコアは去年はあったろうか?記憶にない。なにせ去年は先制されるともう追い

つけない試合が多くて、五点取るなんて夢見たいな試合が続いていた。

 

  しかも今日の五点は、それぞれが素晴らしい得点で、最後の相手GKがハンブルしたのは別にすれば、どれもこれも内容の濃い素晴らし

い得点だった。一点目の遠藤のシュートもシュートそのものも素晴らしかったが、西と大迫の動き方が見事で、いい時間帯に先制できた。

前半の途中まではややアントラーズが押していて、いい形を作っていたものの、ガンバの動きも連動性とスピードがあって、セレッソとは

また一味違った攻撃力があった。やはり細かいパス回しがうまく、前半の終わりあたりはガンバが主導権を握って、見ていて危ない感じだった

のを、大迫と西のうまい絡みと、遠藤の左足の華麗な一発で、相手の勢いを止めてしまった。

  

  後半にどうガンバが修正してくるかと思ったが、試合の主導権は完全にアントラーズが握ってしまい、最後まで攻撃の手を緩めることは

なかった。二点目の興梠の背中に相手DFを背負って体を預けて、目の前にスペースを作って、体を反転させての早いシュートは素晴らし

かった。去年から興梠のシュートは枠を超えて宇宙のほうへ飛んでいくばかりで、まったく疫病神のようだっだが、ついに完全に自信を取り

戻したようだ。「ああ、こんなに高い技術を持った選手だったんだ」と驚くような体の使い方のうまさだった。

 

  すっといいプレーが続きながら、リーグ戦では得点に恵まれなかった大迫にも、今日はサッカーの女神が微笑んだ。起点になったのは

ドゥトラ。後半、26分、突破力のあるドリブルから、大迫にパスを出して、大迫のシュートは今野の足に当たってコースが変わってゴール。     

前半は少しパスミスなどはあったものの、持ち前の突進力を生かしたドリブルは、チーム全体に前に進める推進力を与えている。やや持ち

すぎる傾向はあるものの、ドゥトラの存在はチーム全体に活気を与えてるのは確かだ。

 

  アントラーズのサイトに載っている、指を立ててウィンクしているドゥトラの写真は少しキモイ。何となくホモっぽい。そんなことはどうでも

いいのだが、柴崎のアンカーと、ドゥトラのトップ下といのはなかなかいい。柴崎は相変わらず視野が広く、うまく時間を作りながら、タイミン

グのいいパスを出している。受け手の選手にとっては受けやすいパスが多く、二年目の19歳にしてはやはり落ち着いている。彼がロンドン

五輪に召集されなくって良かった。夏場に柴崎がいなかったら困ったことになる。

 

  あと良かったのは新井場と西の両サイド。特に新井場の左サイドの攻撃が今日は冴ええていて、再三チャンスを作り出した。日によっ

てクロスの精度を欠く時があるが、今日はクロスの精度も高く、上がるタイミングや運動量も素晴らしかった。自らシュートを打っていく意欲

も良かった。後半は遠藤が左に流れて、面白い動きをしていたせいもあって、ほとんどのチャンスが左サイドから生まれていた。二点目に

なった興梠に出した新井場のクロスは正確だった。

 

 岩政、山村のDFも今日は安定感があった。結局、司令塔の遠藤から決定的なパスはほとんど出なかった。遠藤、明神のダブルボラン

チに関しては、うまく封じることが出来たと思う。あとラフィーニャの動きがいまひとつで、今日は怖さがなかった。

 

 前半の終わり頃のガンバの時間帯に、ガンバが先制していれば試合は違ったものになっていた可能性はある。ただ、アントラーズは選手

全体が落ち着いていて、全体の状況がよく見えている。アントラーズらしい試合運びのうまさはやはり若い選手に浸透し始めている、と感じ

させる試合だった。個々の選手のポテンシャルはガンバも高いが、いったん崩れた時にふんばれない。前半の動きが良かったのに、後半

あれほど崩れるのは、やはりメンタル面での問題があるように思う。ガンバが仮に二点取っても、アントラーズだったらあそこまでは崩れな

いだろう。前半の厚みのある攻撃が全く姿を消したのは、セレッソと似ていた。大阪のチームは調子に乗せると怖いが、気落ちすると意外

に脆いところがあるのかもしれない。

 

久しぶりに本山のゴールも見れたし、言うことのない試合だった。天気も良かったし、カシマスタジアムに足を運んだサポーターは、ルン

ルン気分で帰ってきただろう。私も見に行きたかったです!

 



 

山村   「今日の柴崎君、いい顔してたよ!」

柴崎   「そうっすか!川澄さん、見てたかな?」

山村   「NHKの地上波でやったからきっと見てたよ」

柴崎   「・・・・・・興梠さんのシュート、すごかったね」

山村   「一点取ってから、別人だね」

柴崎   「今日は全員生き生きしてた!」

山村   「ドゥトラは興梠さんにパンツをあげたらしいよ」

柴崎   「へえ、どんなの?」

山村   「前にサッカーのボールのマークが付いているやつらしい」

柴崎   「そこからシュートするんだ」

山村   「川澄さんにも贈ってあげたら?」

柴崎   「女物もあるの?」

山村   「あるらしい。穴が開いていないヤツ・・・・・・」

柴崎   「はははははは。あげたらいっぺんで嫌われそうだ」

山村   「ドゥトラって不思議な人だね」

柴崎   「そうかな?わかりやすいじゃん」

山村   「サイトの写真見た?ウィンクしてるヤツ」

柴崎   「あああ、ウィンクしながら突進してったら怖いね」

山村   「そんなのが突進してきたら、ディフェンスは嫌だな・・・・・」 

柴崎   「岩政さんと最近仲がいいらしい」

山村   「え!なんでだろう?」 

柴崎   「何か奥さんについての悩みをドゥトラに相談しているんだって」

山村   「へえ、あれで・・・・ホモかとおもったけど、人生相談もするんだね」

柴崎   「おれも相談してみようかな」

山村   「まずは、ブラジル製のパンツ、欲しいね。色は金色らしい」

柴崎   「・・・・・・・それじゃ、贈れないよ」

 

ガンバを撃破することができました!

これでやっと勝ち点10の11位です。

アントラーズのサッカーが間違っていなかったことが証明されてきました。

いっしょに応援していきましょう! 

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ロバート・フィリップ&イーノ  「イヴニング・スター」

2012-04-27 22:32:55 | 日記

 将棋とサッカーの関係というとありそうでないような感じだが、羽生善治の本はためになる。

最近、かなり売れたらしい「決断力」(角川ONEテーマ21)という本で羽生はこう言っている。

「勝つのは一点差でいい。五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目指しているほうがむしろ確実性が高くなる

と思っている」

 

 アントラーズの強い時は確かに一点差で勝つ試合が多かったように思う。一点先制してしまえば、勝てるというくらい守りが堅かった。今、

そういうサッカーをしているのはベガルタ仙台だろう。このあいだのセレッソ戦のように、二点取られて三点取り返すというのは、見ているほう

は興奮して楽しいが、そういうサッカーはアントラーズのサッカーではない。ガンバのサッカーは三点取られたら、四点取ればいいというサ

ッカーだと思う。

 

  今日の茨城新聞を見たら、先週のセレッソ戦について、岩政選手がこう言ったという。「ああいう勝ち方がいいとは誰一人思っていない。

できていないことが多すぎる」。小笠原選手も同様のコメントだ。「先制して追加点を入れて突き放して勝つのが一番。強いアントラーズには

それができた。前のような勝ち方ができるまで努力しないと」と。

 サッカーでも将棋でも大差で勝つのは面白くない。ギリギリのところで勝つのが面白いのだ。強いチームにはそれができる。優勝した時

のグランパスはそういうサッカーをしていた。

   羽生はこの本で面白いことを言っている。

 

 「見た目にはかなり危険でも、読みきっていれば怖くない。剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、相手の刀の切っ先が鼻先一センチの

ところをかすめていっても、読みきっていれば大丈夫だ。逆に相手になにもさせたくないからと距離を十分に置いていると、相手が鋭く踏み

込んできたときに受けに回ってしまう。逆転を許すことになる。将棋では自分から踏み込むことは勝負を決める大きな要素である」

 前に進むと危険が増すから下がりたいような時に、一歩下がっても状況は変わらない。むしろ相手は一歩間合いをつめてくるので、下が

れば下がるほど、状況は悪くなることが多い。そういう時は、むしろ「私を斬ってください」くらいの気持ちで、相手に首を差し出すくらいの勇

気が必要だというのだ。

 もちろん将棋とサッカーは違うが、戦いにおいてはリスクはつきものだ。羽生は、「積極的にリスクを背負っていくことが、未来のリスクを

最小限にする」と言っている。決断とリスクは常にワンセットになっているものだが、そのリスクを背負う気持ちの人がいない集団は育って

いかないというのだ。

  

 アントラーズは守備が最強の時も、完全に引いてしまって、守ることに専念した試合はほとんどみたことがない。相手がドン引きして攻め

あぐねて、カウンターで負けたことはずいぶんあったが。基本的はアントラーズは長期的なヴィジョンを持ちながらも、リスクを恐れないで

相手に向かっていくタイプのチームだと思う。その姿勢がタイトルの多さにつながっている要因の一つだろう。若い選手が多くなってきた

今、失敗を恐れることなく、「相手に首を差し出す」くらいの気持ちで向かって行って欲しいものだ。

 

 最近のガンバについてよく知らないが、攻撃の起点になる遠藤と明神をどう抑えるかが、ポイントの一つになると思う。前節やや不調だっ

た山村と、前半で交代した梅鉢にはそのあたりをしっかりがんばってもらいたい。あとは、ラフィーニャを自由にさせないことくらいしか、対策

は思いつかないのだが・・・・・。ガンバは先制して勢いが付くと、どんどん調子に乗ってくるタイプなので、やはり先制点が欲しい。

早めに先制点を取って、突き放して、戦闘意欲をそぐような戦い方ができればいいと思う。個人的は柴崎、遠藤、そしてドゥトラに期待した

い。久しぶりに中田の復活も期待できるかもしれない一戦だ。

 

 


 

 イギリスのロックバンド、キング・クリムゾンのロバート・フィリップと、ブライアン・イーノの1975年のコラボレーションのアルバムから。LP

の解説には、ここには、二人の東洋思想への傾倒が見られるという。

 「全宇宙というのは不定のものであり、予測されたものではない。またクリエイティブなものはすべて不確定である」とフィリップが言うよう

に、1970年代のロックのメインストリームとは、違った位置で、ロック音楽に霊的な精神的な体験と、東洋思想への指向を見ることができ

る音楽になっている。

 

 確かにサッカーでも最高レベルになると、実にクリエリティブで次の瞬間に何が起こるか予測がつかないような、芸術的なものになってい

く。そういう時はサッカー選手はスポーツ選手であると同時に、アーティストにも近いと思う。

 

 

イギリスばかり、それもやや難解な音楽が続いてしまっています。

またポップな音楽も増えてきますので、よろしくお願いします。

明日のガンバ戦は、何としても勝って、上位浮上への道を進んで行きたいものです。

押したくなくても、目をつぶって、ポチッと押していただけるとありがたいです・・・・・

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ギャビン・ブライヤーズ  「黒い河」

2012-04-26 22:29:00 | 日記

 28日にカシマスタジアムでガンバ大阪戦がある。私はガンバの選手は遠藤のほかは四人くらい知っているくらいで、先発選手から試合予想

をするほどの知識もデータもない。それで初めてガンバ大阪のサッカーブログ村というのを覗いてみた。さっと読んでみたが、アントラーズの

ブログ村とはかなり違う。

 

  いくつか違う点があるのだが、まず違うのは真摯さだ。アントラーズのサポーターが書くブログは全体的に真摯でまじめなものが多い。し

かもそれぞれのブログの個性がはっきりしていて、多彩な印象を受ける。それに対して、ガンバのブログは全体的に言って、ブログを書くこ

との真剣さに欠けるものが多い。試合の分析にしてもアントラーズのブロガーはそれぞれのレベルで必死に分析しようとする意欲を感じる

ものが多いが、どうもガンバのは適当というか、読み応えがないものが多い。ブログのデザインも何となく大雑把で、こだわりが感じられな

い。別に他のチームのブログなどどうでもいいのだが、大阪のような大都市で人口が多い場所のブログより、アントラーズのような田舎の

チームのブログのほうが、はるかに読み応えがあるのはどういうことなのか?

 

  一般的に言えば人口が多い方が、よい書き手が多そうだが、どうもJリーグに関してはそうではないようだ。アントラーズのサッカーの質

の高さが、質の高い書き手を呼んだのか?ブログ内のランキングを見ると、アントラーズのは40位以下でも面白いものがいっぱいある。

ログインしている数の人間も全体的に多く、特に上位のブログは非常に多くの人間が読んでいるのが数字に出ている。しかし、ガンバのブ

ログでよく読まれているのは、数字を見る限りトップの人くらいのものだ。しかも内容を読んでみるとたいしたことがない。

 いったい大阪の人間はまともにサッカーを論じる意欲があるのか?と疑いたくなる。アントラーズは田舎にあるので、関心がサッカーに集

中していて、あれこれと面白いものが多い大阪よりいいものが書けるのだろうか?アントラーズのサポーターは何も鹿嶋市付近ばかりでは

なく、全国に散らばっているが、ブログの内容を見るとやはり茨城近辺の人が多いようだ。

 

 そうすると茨城のサッカーファンは知的でセンスもよく、サッカーに対して真摯な意欲をもっており、大阪のサッカーファンは、いい加減で

知的水準も低く、言って見ればサッカーなどどうでもいいという人間が多いということになるのだろうか?私は何も大阪の悪口を言いたい

わけではなく、大阪は面白いところだと思うが、それにしてはガンバのブログはつまらないのである。いや、大阪人にとってはああいうブロ

グが面白くて、好ましいブログなんだろうか?彼らにとっては、アントラーズのブログはつまらなくてダサイのかもしれない・・・・

      

    まあ、たいした問題ではないのですが、試しにご覧になって、御自身で判断されることをお勧めする。

    なお、ガンバサポの方は単なる個人的な印象なので気を悪くされないように・・・・・

 

 昨日、将棋の名人戦の第二局があって、今回はなんとネットのニコニコ生放送が初めから終わりまで放送した。画期的な時代になった

ものだ。結果は挑戦者の羽生が勝ったが、羽生が書いた本は将棋の本意外にも面白くためになるのに、たぶん森内名人が書いた本は、

将棋の戦術に関して書かれたものは別として、たぶん面白くなさそうだ。二人は子供の頃からのライバルで、将棋の強さでは互角と言って

いいかもしれないが、なぜか羽生の方がランクが上という印象がある。森内名人も人間的には実に立派な男なのだが、何だか知らないが

羽生に将棋の神様が付いているような印象を持つ。知力も人間性でも将棋の強さでも経験の量でもあまり差がないとすると、羽生と森内

の差はどこにあるのか?

 羽生の本が面白いのは単に文書をうまく書く力が森内より勝っているからだろうか?サッカーは集団の競技でスポーツであり、将棋は、

一対一の頭脳のゲームだ。どこかに共通点はあるのだろうか?ここまで書いてきて眠くなってきてしまった。

 

続きはまた明日・・・・・

 


 


 

ギャビン・ブライヤーズは、1943年、イギリスのヨークシャーに生まれた作曲家で、大学では哲学を学んだ。学生時代はジャスを聞いて

過ごし、次第にサティーやケージにつながる現代音楽の前衛的な作品を書くようになった。有名なのは、「タイタニック号の沈没」と、

「イエスの血は決して私を見捨てない」のCDだ。特に前者は眠る前に聞くと気分がリラックスする。トム・ウェイツとの「イエスの血は・・・・」

もその反復しながらの変化がとても心地よい。

 「黒い河」は、ソプラノとパイプオルガンの変わった組み合わせの作品だが、宗教性とともに人間の無意識を音楽で探っているような

印象を受ける。彼の「アフター・ザ・レクイエム」という作品も、言葉では言い表せないような深層の領域に入っていく不思議な音楽だ。

 

 アントラーズネタがなく、こんな感じになってしまいました・・・・・

 小難しいので押すのも面倒でしょうが、そこを何とかポチッとお願いいたします。

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ベンジャミン・ブリテン    「シンプル・シンフォニー」

2012-04-24 22:10:07 | 日記

山村  「大迫さん、第一戦はスペインっすよ!」

大迫  「マジ?いきなりスペインかよ・・・・」

山村  「なんか・・・やたら強そうっすね」

大迫  「まずはディフェンスからでしょうが」

山村  「こないだのセレッソどころじゃないでしょうね」

大迫  「パスワークが早すぎて、見えないときがあるらしい」

山村  「マジっすか・・・・やだなあ」

大迫  「なでしこに差を付けられたら、やだよな」

山村  「確かに・・・・向こうは金で、こっちは全敗で予選落ちしたら・・・」

大迫  「柴崎がさっき変な顔してたよ」

山村  「ああ・・・・きっとロンドン行って、川澄さんと知り合いになりたかったんでしょう」

大迫  「確かに出会いのシチュエーションとしては最高だね」

山村  「オリンピックで始まった恋・・・・なんかいいなぁ」

大迫  「柴崎も連れてきたいな」

山村  「あいつは死ぬほど行きたいはずです!」

大迫  「山村君が、手紙でも渡してあげなよ」

山村  「え!なんか柴崎はけっこう本読んでて難しいこと言うんですよ。それで妄想癖もあるんです」

大迫  「なんか凝った手紙書きそうだね」

山村  「そうっすよ。川澄さんなんて難しいこと考えるタイプじゃないから、きっと困りますって」

大迫  「岩政さんに代わりに書いてもらおうか?」

山村  「ますます、ヤバイっすよ。奥さんに毎晩いじめられているらしいっすよ。女は怖いって・・・・」

大迫  「関塚さん、何とかしてくれないっすかね」

 
    柴崎が憮然とした顔でやってくる。


柴崎  「僕も行くことになりました。ロンドンに・・・・」

山村  「え!選ばれてないでしょうが」

柴崎  「MFで二人怪我人が出て、僕が追加招集される夢をみました」

大迫  「へえ・・・・」

柴崎  「で、僕がスペイン戦でハットトリックをして川澄さんが感動して泣いていました」

山村  「それって、希望的妄想でしょ、得意の」

柴崎  「オリンピックのあと、ロンドンの教会で結婚しているシーンも出てきました」

大迫  「山村君、行こうか・・・・・」

山村  「そうっすね。柴崎がロンドン行ったら、大変なことになりそうだ・・・・」

柴崎  「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

大迫  「いい言葉じゃん!誰が言ったの?」

柴崎  「将棋の天才、羽生の本に出ていました」

山村  「でも確かに言えてるかも・・・・手紙にその名言を書いてください」

柴崎  「俺も行くから心配しないでください」

大迫  「君の頭の方が心配なんだけど・・・・」



 ロンドン五輪、わが鹿島アントラーズからは、大迫と山村が出場します。夏場にこの二人が抜けるのは、リーグ戦にとっては

痛いのですが、なにせ四年に一度のオリンピック。思う存分、暴れてきて欲しいものです。スペイン、ホンジュラス、モロッコ、

いずれも強そうです。特にスペインは強いでしょう・・・・。7月末まで怪我をすることなく、無事にオリンピックで活躍しても

らいたいものです。

 まあ、なでしこの方は心配ないでしょう。最低でもメダルは取ってきそうです。スウェーデン戦が最初の難関ですね。お金が

あれば、行ってみたいものです・・・・・














 

  イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンは、1913年11月に北海に臨む、海港ローストフトに生まれた。ブリテンは

五歳から作曲を始めたというモーツァルトのような天才肌だが、作風も万人に愛される童心があふれるような作品が多く、その点

でもモーツァルトに良く似ている。

特に有名なのは、「青少年のための管弦楽入門」だが、「シンプル・シンフォニー」は、20歳の王立音楽院の在学中に、9歳

から12歳までに書いた習作を素材して書いたという、若書きの傑作である。


 第一楽章は、にぎやかなアレグロ楽章の「ブーレ」、第二楽章は、常にピチカートで演奏するトリオを持つスケルツォの、

「おどけたピチカート」。第三楽章は、「感傷的なサラバンド」。第四楽章が、「ふざけた終曲」。あふれるようなウィットと

若い作曲家にしか書けない新鮮な息吹に満ちている曲だ。

 作曲者自身のブリテンが指揮した、ロンドン交響楽団の演奏がずっと名盤とされてきたが、ここでのオルフェウス室内オーケス

トラもややメカニックな感じの演奏だが、確かにうまい。


 また、1976年に亡くなった、ブリテンの死を悼んで作られた、エストニアの作曲家、アルヴォ・ペルトの「カントゥス」 

・・・・ブリテンの思い出に・・・・も素晴らしい作品だ。


 

 

 ロンドン五輪での日本の活躍、特に大迫と山村の大活躍を祈って・・・・・

 アントラーズも再び黄金期を迎えますように!

 今日は久しぶりに乳首シリーズです。左側が大迫の乳首、右側が山村の乳首です。

 どちらか片方をポチッと押していただけると、うれしいです。

 (両方押すと、彼らは感じないそうなので気をつけてください・・・・・)

 

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ディーリアス  「夏の歌」

2012-04-23 22:25:25 | 日記

 ドゥトラは見ていて愉快な選手だ。動きそのものが楽しい。前しか見えていないような直線的な突進力による突破は、アントラーズにな

かったものなので、貴重な存在だ。ただダンプみたいに突っ込んでいくだけではなく、足元も意外に器用で、キープ力もある。フェリぺの

キャラクターも嫌いではなかったが、今のところドゥトラと柴崎が個人的には一番のお気に入りだ。茨城新聞によると、ドゥトラの一点目

のシュートのあとのパフォーマンスは、「サムライ」パフォーマンスだったのだそうだ!斜めから斧でも振り下ろす格好はいったい何のつ

もりか、見ていわからなかった。あれは刀を振り下ろす意味だったらしい。しかしあれを見てすぐに刀をイメージした人がどれほどいた

か?

 

何か喜んだ子どもがふざけているように見えた。 中盤のトップ下に入るダイアモンド形の布陣は、ブラジルでは慣れていたのでやりやす

かったらしい。こういうことは直接話を聞ける記者のような立場でないと書けない情報だ。「強い鹿島 復活へ」という大見出しと、「怒涛

の反撃、後半三得点」とい見出し。今回は小林記者 のまとめかたはうまい。「相手に崩され二失点した守備のもろさは課題として残る

が、それを補うだけの分厚い攻撃を発揮した」とまとめている。

 

 個人的には、確かに梅鉢や山村の前半のプレーは安定感を欠いていたと思うが、セレッソの攻撃のレベルが非常に高く、あれを無失

点で抑えられるチームはほとんどないのではないか?今のベガルタ仙台くらいかもしれない。それくらい機動性の高い、スピードのある

攻撃で、DF陣が付いていけなかったのを責める気にはなれない。

  遠藤の三点目のシュートは、私は西のスルーパスを思いっきり蹴りこんだら入ったように見えたが、茨城新聞のインタビューには、

「狙って入れた」と答えたとか。あのわずかな隙間に狙って入れられるのなら素晴らしい。「FWも中盤も連係が取れている」と遠藤は

コメント。朝日新聞の清水記者の表現では遠藤は、鹿島の「お眼鏡」にかなった男ということだ。個人的には今,お眼鏡になかって

いる男は梅鉢だという気もするが、朝日には朝日のお眼鏡があるのはしょうがない。冷静さと技術の高さが光るゴールだったと高く

評価している。

 

現在は、FWの二人でも 得点シーンを作り出せるようになったのは以前とは全く違ってきた。大迫は点にはならないものの、非常にい

い動きをしている。たまたまGKの正面に飛んでいっているだけで、もう4・5点取ってもおかしくないようなプレーをしている。

大迫が日本代表に選ばれたのは納得できる。それくらい動きそのものはいい。

 

 後半の24分頃の乱闘のようなシーンが原因なのだろう。帰りにセレッソの選手が乗ったバスを取り囲んで蹴ったとか・・・。話だけ聞く

ともちろんいけないことに決まっているのだが、あのシーンをカシマスタジアムで見ていたサポーターの怒りが収まらなかったのも想像

はできる。二人ともカードが出てもおかしくないようにも見えたが、選手の報復行為に対して、サポーターが試合後に報復するのは良くな

い。せっかく逆転して、気分良く帰るつもりだった人たちが見たら、嫌な気分になっただろう。

 

 茨城新聞では、「攻防激しく」、「競り合い発端、選手もみ合い」とけっこうスペースを割いて書いている。さすがに試合後、一部の乱暴な

サポーターが怒りが収まらず、バスをボコボコ蹴っていたとまでは書いていない。私が好きな東京新聞は今回はアントラーズ戦は無視。

 読売は、「三試合連続の劇的勝利は名門の復活を予感させた」とまとめ、毎日はドゥトラを「荒削りながら力強いドリブルで流れを引き寄

せた」と書いている。毎日の遠藤と興梠が抱き合っている写真は、下半身がぴたっとくっついて何か少しエッチな感じである。


 

 

 ディーリアスは1863年、イギリスヨークシャー州のブラッドフォードに生まれた。彼の作品は「パステルカラーのような」イギリスの田園

風景を思い起こさせる作品で、「自然と人生のうつりかわりの瞬間の悲しいばかりの美しさを捉えている」と評され、イギリスの近代音楽

の中にユニークな位置を占めている。

 ディーリアスはイギリスの夏の風景をとりわけ愛したが、晩年、若いころのパリでの奔放な生活のせいで失明したが、それでも夏には

川に船を浮かべて、夏の夜の静けさを楽しんだという。この曲について、彼は「私たちは今ヒースのはえている崖の上に腰をおろして、

海を見渡していると想像して欲しい。高弦が保持されている和音は澄んだ空と、静寂と、穏やかな情景を暗示しているんだ・・・・・」と

述べたという。

 

 このバルビローリのディーリアスは、彼がディーリアスを心から愛しただけあって、素晴らしいものだ。他には、チャールズ・グローヴスな

ど、イギリスの指揮者による名演がほとんどである。ある意味、イギリス人と北欧人、そしてなぜか日本人の一部にしか受けない音楽に

思われる。私は滅多に聞かないが、好きな作曲家の一人だ。

 

柴崎   「ドゥトラって、増田さんにパンツを返したのかな?」

山村   「いや、まだはいてるらしい」

柴崎   「え!何で人のパンツはいてるの?」

山村   「増田さんのパンツをはくと、なぜか元気が出るらしいよ」

柴崎   「増田さん、最近元気ないの、そのせいかな?」

山村   「今度は、遠藤さんのも狙ってるらしい」

柴崎   「ああ・・・・遠藤さん、好調だから・・・・・」

山村   「乱闘シーンはやばかったすね」

柴崎   「俺、ああいうの嫌いだから・・・・・」

山村   「そういえば、遠くで見てましたね」

柴崎   「怪我するくらい馬鹿らしいことないし」

山村   「興梠さんとか、岩政さんは早かったすね!」

柴崎   「東北人はああいう喧嘩は冷静に見てるのよ」

山村   「へえ・・・・確かに小笠原さんとか熱いけど、暴力的なのは見たことないなあ」

柴崎   「そうでしょ。きっと誰も見てないよ」

  

     岩政がニコニコしながらやってくる。

 

山村   「日本代表、がんばってください!」

岩政   「いやぁ・・・・選ばれるとは思わなかったよ。ザックはどこを評価したんだろ?」

柴崎   「喧嘩が強いことじゃないですか」

岩政   「え!俺、喧嘩は弱いよ」

山村   「そうなんっすか!そう見えないっすよ」

岩政   「千香子には毎晩いじめられてる・・・・・」

山村   「ああ・・・・・最初に下手に出たんでしょ」

岩政   「向こうは高校生だったからなぁ」

柴崎   「劇的な逆転勝利ですね!岩政さん・・・・・・」

 

次節のガンバは持ち前の攻撃力が復活してきています。

セレッソ戦同様、激しい試合になるかもしれませんね。

夏を過ぎての上位三チームは、グランパス、アントラーズ、ガンバと予想しています。

ポチッと、応援していただけるとうれしいです。

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マイケル・ナイマン  「ピアノ・レッスン」

2012-04-21 20:55:12 | 日記

 今夜はうれしさのあまり相当飲んだ。安いチリ産のワインなのだが、まだかなり酔っている。いい勝ち方だった。柴崎、山村

梅鉢のような若い選手が入ったアントラーズが、次第に往年のアントラーズらしい戦い方を身につけはじめたと感じる一戦だっ

たと思う。先週のFC東京戦とはまた違った意味での喜びが大きい試合だった。


 前半のセレッソの攻撃陣は見事だった。ケンペス、キム・ボギョン、清武、ブランキーニョの動きの連動性が素晴らしく、個々

の技術の高さと寄せの早さは、今ままで戦ったリーグ戦の相手の中では最高だった。これに山口と扇原が加わったセレッソ

のスピードと組み立てのうまさに、アントラーズのDF陣はついていけない感じだった。二得点は、どちらもキム・ボギョン

だったが、見ていてこのままだと後半にもニ・三点取られそうに感じたほど、セレッソの攻撃は鋭かった。


 梅鉢と山村も戸惑ったのか、プレーに安定性をやや欠いて、早々に梅鉢を柴崎に代えた。あまりに早い交替で驚いたし、梅

鉢もこの早い交替は悔しかっただろうが、柴崎の広い視野のゲーム全体を見るパスが、アントラーズに落ち着きを与えた面は

大きかったと思う。要するにこういう相手が自分たちの一番いい面を出している時に、どのようにそこを抑え、次第に自分たち

のリズムに持っていくかが大切なのだ。弱いチームだったら、後半もセレッソに引っ掻き回されて、三点くらい取られていたと

思う。そうならなかったのは、今の順位は下とは言っても、アントラーズが底力を持ったチームであり、次第に試合巧者と呼ば

れてきたような面を出し始めたからだと思う。

 
 ジョルジーニョは後半、青木からドゥトラに代えて、トップ下に入れてダイヤモンド型にシフトを代えた。青木はそれほど悪

いとは思わなかったが、二点以上取るためには攻撃的な選手を入れるのは当然だ。ジョルジーニョはオリヴェイラに比べて、か

なり早く選手交代を決断するので、個人的には好きだ。ドゥトラの交替はゲームのリズムを変えて、いつの間にかセレッソの

鋭い攻撃が見られなくなった。アントラーズは二点リードされても焦った感じがなく、試合全体を冷静に見ている感じが良かっ

た。アントラーズのいい時というのは、そういう試合運びをする。


ドゥトラがうまい一点目のシュートを決め、小笠原のふんばりから、ドゥトラが右サイドの突破して興梠が二点目を綺麗に決めたあたりで

は、試合のペースは完全にアントラーズが握っていた。セレッソの前半の素晴らしい攻撃は、90分続くことはないと思ったが、

ドゥトラと柴崎が試合のリズムを変え、セレッソの素晴らしい攻撃陣が機能しなくなっていった。それはセレッソが前半、

飛ばしすぎたというよりも、アントラーズが何かじっと待ちながら次第に自分たちのペースに引きずり込んでいった印象を受けた。    

やはりその精神的な支柱になっているのは小笠原だと思う。

  
 見ていて昔のアントラーズみたいだなと思ったのは、あの状況で全員が非常に落ち着いていて、自分たちの形にうまく持っ

ていく余裕みたいなものをどこかに感じたことだ。もちろん若い選手が多いので最強時代のアントラーズではないのだが、次第

にアントラーズらしいしぶとい戦い方を見せて、自分たちのサッカーへの自信を感じさせるようになったきた。

もう数試合見ないと何とも言えないが、若手がアントラーズのスピリットを吸収し始めていることが、はっきり見えるように

なれば素晴らしいことだ。


 途中でドゥトラとキム・ボギョンのプレーを巡って、あわや乱闘騒ぎになりかねない事態があり、そのあと一時的にペースが

セレッソに行きかけたのだが、アントラーズは落ち着きをすぐに取り戻して、自分たちのペースにしてしまった。

西のパスからの遠藤の三点目はその流れから生まれた。遠藤としては狙って打ったというより、来たパスを思い切って蹴ったら

あそこに飛んでいったという感じだろうが、ああいうシュートが入ることが大事なのだ。勝てないときというのは、ああいうシ

ュートがクロスバーに当たってしまうものだ。


 ジョルジーニョ監督も初めてインタビューで素晴らしい笑顔を見せた。今まで思うような結果が出せなくて苦しかっただろう

が、次第に選手の個性と持ち味を把握して、うまい采配を見せるようになったと思う。遠藤の得点も興梠からジューニーニョに

思い切って変えたことが伏線になっていたと思う。

 単に二点差をひっくり返して勝ったというだけではなく、試合運びや試合全体を把握するやり方に、往年のアントラーズらし

さのようなものが見られたことがとてもうれしかった。

 
 次のガンバ戦にも今日のような戦い方ができるなら、アントラーズが上昇していく日は遠くないと思う。


 








山村  「今日の勝ちは何かがありましたね」

柴崎  「そだね。アントラーズのサッカーが何かが少し見えたような気がした」

山村  「セレッソの攻撃が鋭すぎて・・・・」

柴崎  「清武も良かったし、正直前半はやられるかと思った」

山村  「梅鉢君、悔しそうだった」

柴崎  「まあ・・・・監督にも見えていたんだな」

山村  「え!何が?」

柴崎  「川澄さんがスタンドに来ていたのが」

山村  「あり得ないっすよ!また得意の妄想ですか」

柴崎  「いや、僕にははっきり彼女の声が聞こえたんだ。もっと視野を広く、パスを散らせって声が」

山村  「確かに負けてる割には落ち着いて見えましたね」

柴崎  「彼女の魂の手触りを感じながら走っていたんだ・・・・」

山村  「え、川澄さん、もう幽霊になったんですか?」

柴崎  「呼べばやって来る、幽霊みたいなもんだよ」


   遠藤が笑いながらやって来る


山村  「遠藤さん、ナイスシュート!」

遠藤  「なんか女の声で、思い切り蹴りこめばいいのよ!って聞こえたから・・・」

山村  「遠藤さんまで・・・・・」

遠藤  「ズバッといいとこに飛んでいってくれたね」

山村  「東北の人って、霊の声が女の声で聞こえるんだ・・・・・」

柴崎  「山村さんもそうなったら鬼に金棒ですよ」

遠藤  「山村君の金棒はたいしたことないから・・・」

山村  「え!何で知ってるんですか?」



 イギリス生まれの、マイケル・ナイマンはもともとは、「最小限の表現しか持たない」という意味の、ミニマル・ミュージッ

クの大家だった。「1-100」という数台のピアノのための作品は、従来の音楽的な制約から離れて、音の減衰を扱った実験

的な音楽だが、次第にに映画音楽や舞台の音楽などで活躍するようになった。

 ジェーン・カンピオン監督の「ピアノ・レッスン」は、ニュージーランドを舞台にした、ピアノを言葉の代わりにする女性

の激しい愛の物語だが、マイケル・ナイマンの音楽は反復の中に、高揚する感情を表現した美しい音楽だ。

 アントラーズらしさが戻りつつあります。まだまだ油断は出来ませんが、いっしょに応援していきましょう。

優勝を念じながら、ポチッと押していただけるとありがたいです・・・・・。

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U2  「STORIES FOR BOYS」

2012-04-19 22:12:49 | 日記

 今日、茨城新聞を買った。アントラーズ戦の次の日は、たいてい買う。「鹿島逆転三連勝」という大きな見出しで、主に

決勝ゴールを決めた岡本についてスペースを割いていた。

 岡本は、ロスタイムの遠藤のCKを「ラストチャンス」だと思って、「思い切って頭に当てていった」たと言う。入った時は

興奮のあまり、「あまり覚えていない。気がついたら皆から頭を叩かれていた」と照れたという。

 確かにインタビューを聞いても、岡本はどこかシャイというか照れ屋さんという性格だった。体は大きいが優しい感じの男

だ。どこかふてぶてしい柴崎や梅鉢とは違う。「練習をしっかりやれていたので、この日につながった」と胸を張った、と茨城

新聞では書かれている。「鹿島に頼もしいFWが新たに誕生した」という文章で締められている。

 まあ、実に新聞的な文章とまとめ方だと思う。確かにあそこで決めた岡本にとっては念願の忘れないないゴールになったろ

う。タイミング的にもドンピシャで、見事なヘディングシュートだった。ただ、しかし試合全体の岡本のプレーには全く触れて

いないし、35本もシュートを打った、この日のアントラーズの試合運びや、個人の選手の出来には触れていない。

 
 言ってみれば、特定のヒーローを見つけて、そこに焦点を絞って読み手を引きつける書き方だ。新聞にしろテレビにしろ、書

くスペースや時間は限られているので、どうしても目立ったプレーやポイントだけを取り上げ、そこを強調しがちになる。

逆に言うと、マスコミは興味をひきつけるために、敢えて、ヒーローや悪者を製造するとも言えるだろう。

それに反し、優れたブロガーは丁寧に試合経過を追って、その日の個々の選手の出来や、ジャッジの問題などにも言及する。

だいたい「つまらない試合」を「つまらなかった」と言えないのは、書き手としてはフラストレーションがたまるだろう。


 「真剣さが感じられない試合」だったとか、レッドをもらったキリノは実はファウルではなく、足をかけた昌子の方がファウ

ルだった、とは新聞では書けないのだ。別に書いた小林久隆記者に文句が言いたいわけではないが、何と言うか、ある程度主観

が入ってもいいから、試合の本質をズバッと書くような表現が欲しい。ブログでは勝手なことを書いても問題にはならないが、

新聞であまりに勝手なことを書くとだいたい問題になる。ただ、それを怖がっていては魅力的な記事にはならないと思う。

だいたい、「間違っていないこと」だけを積み重ねて書いていくとつまらない文章になってしまう。だって、審判だって間違い

だらけなんだし、記者だって間違ってもいいから(データは正確でないといけないが)、思い切り書いてもらいたいものだ。

 

肝心なことは、「間違っていないこと」をいくら積み重ねて書いていっても、真実の核心には触れないということなのだ。

そこには、「間違っていない」ことを書いたり報道しなければ、叩かれないという計算が働いている。


 以前書いていた今井俊太郎記者はその点、歯に衣を着せない辛口の記事で、読ませる文章を書ける記者だった。ただ、茨城

新聞は120円。東京新聞や産経新聞は100円。下野新聞も100円だったのではないか?20円高い分、クオリティーで

勝負してもらいたいものだ。


 次の相手のセレッソは好調浦和に、4-1で勝っている。今度は、FC東京戦のような気持ちの入った試合を期待する。







 またまたアイルランド。ブリティッシュロックでも、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルにはいまひとつ感動しな

い。アイルランドの激しい抵抗の魂が聞こえるU2がなぜかここでは多くなってしまう。


  柴崎、クラブハウスのラウンジで、一人文庫本を読んでいる


山村  「柴崎さん、セレッソ戦は出られそうですか?」

柴崎  「微妙な感じ」

山村  「何読んでるんですか?」

柴崎  「寺山修司だよ」

山村  「ああ、またアヴァン・ギャルっすか!」

柴崎  「そだよ」

山村  「青森のギャルってどんな感じっすか」

柴崎  「いい感じだよ」

山村  「いい感じって・・・・何すか、短歌ですか?」

柴崎  「サンドバッグをわが叩くとき町中の不幸な青年よ目を醒ませ・・・」

山村  「いいっすね!なんかわかる。いい短歌ですね」

柴崎  「ほどかれし少女の髪にむすばれし葬儀の花の花ことばかな・・・・」

山村  「これもなんか深いっすね。少女は花ことばを残して死んでいくんですか?」

柴崎  「葬儀の花の花言葉って何だろうね」

山村  「南無阿弥陀仏じゃないっすか」

柴崎  「この花ことばを残した少女はどうして死んだんだろう?」

山村  「そんな難しいこと考えないほうがいいっすよ」

柴崎  「殺されたんじゃないの」

山村  「え!やめてくださいよ、暗い話は・・・・」

柴崎  「いまだ首吊らざりし縄たばねられ背後の壁に古びつつあり・・・」

山村  「なんかそれも暗いっすね。でもイメージが湧いてきます」

柴崎  「これが、東北のギャルの感覚だ」

山村  「え!これで可愛かったら怖いっすね」

柴崎  「そうだよ。怖いよ、東北は・・・・」

山村  「あの・・・・試合中に怖くなってくださいね!」

柴崎  「もちろん。もう怖くなってきているのがわかる」

山村  「・・・・・早すぎますって・・・・・・」

 

どこか軟弱になってしまったアントラーズの強さを復活させましょう。

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エンヤ  「Orinoco Flow」

2012-04-18 22:11:41 | 日記

 ナビスコカップのコンサドーレ札幌戦、シュート数は35対1。得点は2対1の勝ち。ひどくじれったい試合だった。

35本のシュートというのは今期Jリーグで一番なのでは?それでも内容は、PKの一点とアディショナルタイムの一点。

勝つには勝ったものの、決して褒められた内容ではなかった。

 今日は小笠原、岩政、新井場をベンチに入れず、いわばアントラーズBチームと言った感じの先発。昌子が初先発。土居も

先発で出た。岡本も初先発ということで、初めてのチャンスが巡ってきた選手がたくさんいた。一番良かったのは土居。動きの

切れもいいし、思い切りのいいシュートを放っていた。後半、変えたのがもったいない出来だった。


 ボールは圧倒的に支配していたが、試合を完全にコントロールしていたわけではない。一発のパスにコンサドーレの榊がうま

く体を反転させてのうまいシュートで一点取られてからは、いつでも取れそうなのになかなか決まらない。今日の主審の岡部

さんはアントラーズに味方してくれた。前半のキリノのレッドカードは明らかにファウルではなかった。明らかに昌子の足がかかか    

っていた。後半、ジュニーニョが蹴ったPKのハンドも、意図的なものではなく、あれでハンドを取られたら可愛そうだ。コンサドーレ

の選手は抗議らしい抗議もせず、馬鹿に大人しかった。

 
 アントラーズがピリッとしないのは、青木と増田の両ボランチが良くないのも原因の一つだ。小笠原や柴崎に比べて、前線

に出すパスの質が落ちる。梅鉢の方がパスだけとっても上だと思う。土居を交替させ、青木と増田を最後まで使ったのは納得

できなかったが、やはりあまり良くなかった本山に代わって入った遠藤と、佐々木竜太が切れがあって、急にチーム全体の

連動性が上がった感じがした。

 
 本当に久しぶりで見た佐々木竜太は、体の切れが素晴らしく、ドリブルやフェイントのテクニックも非常に良く、一試合中、

ずっとあんなプレーができるのなら、ずっと使いたいと思わせた。少なくともベンチには入れておきたい。シュートの数も多か

ったが、CKとFKを合わせると、27本!その中でまともなFKは数えるほどしかなかった。FKの名手野沢なきあと、小笠

原のFKはともかく、いいFKを蹴れる選手が少ない。早く柴崎や梅鉢に高度なFKの技術を見につけてもらいたいものだ。

岡本は最後はやっとアディショナルタイムでヘディングで決めたが、全体的には足元はうまくなく、スピードも物足りない。

あれだとむしろ途中までは佐々木竜太が出たほうがずっといいと思う。岡本は田代のように後半にセットプレーなどで高さで

勝負するタイプだ。


 シュート数が多い割には全体的に弛緩した感じのゲームで、局面局面の厳しさはなく、FC東京戦のような気迫はない試合

だった。西、アレックスは良かったと思う。古巣の試合で西がブーイングではなく、拍手で迎えらえたことは素晴らしいこと

だ。コンサドーレはキリノの退場と、榊の怪我で防戦一方になってしまったが、それでもアントラーズは手を焼いた。

ゴール前の混戦でのシュートシーンなど部分的には見ごたえがあったものの、3点くらい取って欲しいゲームではあった。


 ドゥトラはいまひとつ機能しなかかったが、ジュニーニョは確実に良くなって来ている。常にゴールに向かってプレーしてい

るし、得点の匂いがするプレーが増えてきた。PKによる一点だけだったが、きっかけにはなると思う。


 結論から言えば、今日はアントラーズ寄りの笛を吹いた、岡部主審のおかげで勝てた試合だったとも言える。

シュートを35本も打って、1本のシュートしか打たなかったほうに負けたら、ダメージは大きかっただろう。

FC東京戦のようにアディショナルタイムで決まったものの、充実感のある内容からは程遠かった。


素晴らしい内容で負ける試合と、くだらない内容で勝つ試合は、どっちが好ましいのだろう?

時と場合によるのだろうが、アントラーズとしては珍しいことに今日は後者だった。

 













 

 アイルランドのアーティスト、エンヤの「オリノコ・フロウ」は、日本のデビュー曲で、大ヒットしたが、他の歌手が歌ったもの

も魅力的だ。ベネズエラとコロンビアを流れる大河のオリノコ川に船を浮かべ、漕いで行く、愛の歌ですね。



昌子  「山村さん、口の中、切ったんですか?」

山村  「うん、ちょっとね。もう止まったよ」

昌子  「やたらシュート打ったんだけど、入らなかったですね」

山村  「町で、何人可愛い子に声かけても駄目なときは駄目なのと同じだよ」

昌子  「なんかすごいたとえっすね!でもあたってるかも・・・・」

山村  「岩政さんが、昌子君が気に入ってるみたいだよ」

昌子  「え!本当っすか!どこが気に入ってるんでしょう?」

山村  「ポチャッとして、可愛いところらしいよ」

昌子  「・・・・・全然、うれしくないですけど」

山村  「嫌われるよりはいいでしょ。岩政さんがあっちの面倒まで見てくれるってさ」

昌子  「なんっすか?田舎の親の面倒とかですか?」

山村  「昌子君の、子どもの面倒もらしいよ!」

昌子  「岩政さんって、優しい人だなあ!!じゃ、あちこちにいっぱい作ろうっと・・・・」

山村  「・・・・意外に君もやる人なんだね・・・・・」

 

 ホームでのセレッソ戦、ガンバ戦の二連勝を応援しましょう!

どこにであるような乳首ですが、ポチッと押していただけると、うれしいです。

右側の方が少し感じるようです・・・・・

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あん。。。。。


イギリスルネッサンスのリュート音楽

2012-04-17 22:23:14 | 日記

 明日はナビスコカップ、コンサドーレ札幌戦。なぜかナビスコだけは勝っているアントラーズ。ヤマザキパンの味をどう評

価するか?確かに第一パンよりはおいしいが、銀座木村屋のパンの方がおしいいか・・・・。いかん!木村屋・・・・木村とい

う名前を聞いただけで、私の中で何かがうごめき出す。

 

  吉田屋のお饅頭なんてのもあるのかもしれないが、おいしくても当分食べたくない。要するにジャッジの力量が足りないと、

単なるアントラーズのサポーターに過ぎない人間が、数日くらい不愉快になる可能性はあるということだ。これが罪といわずし

て何と言おう。通常の試合ですらそうなのだから、タイトルのかかった一戦や、ワールドカップやオリンピックの重要な試合で

のミスジャッジは国民感情を害するくらいの重大事になりかねない。


 いくらジャッジの研修をしたとしても、現実のサッカーの試合では想定外のことが起こり得る。それをすべて完璧に裁くこと

が不可能なら、やはり録画による判定を取り入れるほかはないと思う。どうみてもおかしいと思ったら、すぐに試合を止めて抗

議。大スクリーンに問題の場面を映して、間違っていたら審判はマイクで謝罪。イエローが一枚出る。一試合、二枚のイエロー

が出たら、いかなる経験豊富な審判も交替させる。それくらいすれば審判も必死になるだろう。

 
 今日、BSのBBCのニュースで、イングランドのプレミアムリーグだったと思うが、サッカーの試合にビデオ判定を取り入れよ

うとする動きが高まっているというニュースを見た。どうもあるひどいミスジャッジが引き金になったらしいが、だいたい何万

人の目が見ている最中で、たった二つの目しかない一人のジャッジの判断に、すべてをゆだねるというのが無理があるのだ。

 
 今後、次第にサッカーにおけるビデオ判定を求める傾向は世界的に高まっていくと考えられる。木村も吉田も機械の前にはひれ

伏したくないだろうが、間違いは間違いだ。イギリスで高まりつつある、サッカーのビデオ判定を求める動きが、日本にどのよ

うに影響してくるのか?もし影響してくるようなら、日本サッカー協会も捨てたものではないかもしてない。


 
 明日のコンサドーレ戦は柴崎は出られるのだろうか?完全に良くなっていればいいのだが、たぶん疲れている小笠原と半々く

らいの感じでいいのではないだろうか?勝つに越したことはないが、若手を多く使って、小笠原や岩政あたりは少し休ませたい

ようにも思う。あとはドゥトラ、岡本あたりをもう少し試してみるものいいかもしれない。もちろん気を抜いてはいけないが、21日の

ホームでのセレッソ大阪戦の方がずっと重要なので、ピークはそこに持っていく方が賢明だろう。




 

 

  サッカーにビデオ判定を取り入れようとする先進的なイギリスに敬意を称して、イギリスルネッサンスのリュート音楽を。


  私がこの中で知っているのは有名なダウランドと、あとはホルボーンの作品を何曲か聴いた記憶がある程度。

 そんな程度で紹介するのもおこがましいが、ジョン・ダウランド(1563~1626)は、エリザベス朝のイギリスが生ん

だ素晴らしいリュート奏者であり、世俗音楽の作曲家だった。彼は何よりリュートの名手であり、当時のリュート演奏というの

は即興的な性格が強かったらしい。彼の作った約80曲のリュートの独奏曲はほとんど出版されないまま、手稿譜の形で残された。

 一方、歌曲が付いているリュート歌曲集は、大部分が生前に出版された、四巻の歌曲集に収められている。ダウンランドのリュート歌曲

は、庶民の多彩な生活感情が多様な歌詞で表現されるが、恋の苦悩や喜びに潜む不安、失意の気持ちなどが、深いメランコリーを伴っ

て歌われる。「流れよ、わが涙」などは非常に有名である。

 アントニー・ホルボーン(~1602)は、エリザベス朝で、舞曲が踊る音楽から、聴くために演奏されるようになった頃の作曲家で、

1599年に65の舞曲集を出版している。私が持っているCDは、エンパイヤブラスというブラスによるもので、「エリザベス・ダンス

組曲」と「五つの小品」という作品は魅力的な音楽である。

 



山村  「岩政さん、あっちの方はもう済んだかなんて、失礼ですよ」

岩政  「そうかな、俺は心配してるんだよ」

山村  「青森みたいな寒いところは、お祭りの時とか盛り上がって、そのまま済んでしまうって・・・・」

岩政  「へえ・・・柴崎は意外ににそういう時も、じっと孤独に我慢しそうなんだよ」

山村  「そうっすかねえ・・・・」

岩政  「大迫に済ませたのを手伝ったのは俺だから」

山村  「何かその話、聞いたことがあります。新潟に行ったときだったって・・・・」

岩政  「そうだよ。ああいうのっては、あいだに人が入るとうまくいくときがあるからね」

山村  「そうすっすか。岩政さんて意外に人情に厚いんですね」

岩政  「そうだよ。厚いよ、俺は・・・・人情の塊だよ」

山村  「あとはそういうことで人情が厚いのはだれっすか?」

岩政  「中田だな。俺と中田で大迫を済ませたの!」

山村  「へえ・・・・昌子とかも助けが必要だと思いません?」

岩政  「そうそう!今度は昌子だね。何せポチャッとして可愛いし・・・・」

山村  「え?ポチャって。。。。岩政さんと済ませたらヤバイっすよ!」

岩政  「お前、何言ってんだよ。俺はそんな趣味ないって」

山村  「あの・・・・増田さんとドゥトラって大丈夫っすかね?」

岩政  「増田のパンツはいてたくらいで心配するなよ」

山村  「明日は増田とドゥトラが燃えそうですね・・・・・」

岩政  「あの二人のアイコンタクトってなんか素敵だ」

山村  「ふふふふふ。明日も勝ちましょう!」


やや異色のブログと感じられるかもしれませんが、ご容赦のほどを・・・・・

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忌野清志郎   「雨上がりの夜空に」

2012-04-16 23:02:50 | 日記

 岩政と山村と柴崎が、三人でスカパーの再放送を見ている。


山村  「いやあ、何であれがバックパスになるんっすかね・・・・」

柴崎  「新井場さんの出した足に当たって、曽ヶ端さんのほうに飛んでっただけですよ」

岩政  「吉田にはバックパスに見えちゃうんだよ」

山村  「頭の中がはじめっからFC東京色に染まってますって」

柴崎  「もっと変だったのは、FKのやり直しね!なんでやり直しになったんすか?」

岩政  「俺が早く飛び出したって言いたいんだろう、吉田のヤツには・・・・」

柴崎  「だって、二回目のFKの飛び出しとどこも違っていないっすよね」

山村  「この録画もう五回見たんだけど、一回目と二回目の飛び出しの違いはほとんどないっすよ」

柴崎  「じゃ、なんで一回目がやり直しになって、二回目はそのままだったわけ?」

岩政  「要するに一回目はFKが得点にならなかったのに、二回目は入ったからでしょ。それだけだよ」

山村  「あれで小笠原さんにイエローが出たのもわけわかんなかったっすよ」

柴崎  「何でこんなおかしなことが起こるんっすかね」

岩政  「心のどこかで吉田がFC東京に勝ってもらいたいって思ってるからだよ」

柴崎  「どう見てもそう見えましたよね。本当に勝てて良かったすよ」

山村  「あの試合負けてたら、岩政さん、ブチ切れて危なかったんじゃないっすか?」

岩政  「荒れてたろうなあ・・・・・」

山村  「みんな顔つきけっこうやばかったっすからね」

柴崎  「審判は不公平だったけど、サッカーの神様は公平でしたね」

岩政  「負けてたらサポも荒れ狂ったかもな・・・・・」

山村  「規律委員会にみんなで乗り込んでいったかもな」

岩政  「いや~、でもサポーターって本当にありがたいね!」

山村  「本当っすよ!応援してくれる人がいるって幸せなことっすよ!」

岩政  「柴崎君、川澄さんて何だよ?」

柴崎  「え!川澄???何のことっすか?川が清らかに澄んでいるって詩ですか」

岩政  「ふふふふふ。俺は何でも知ってるんだよ。確かに川澄さん、可愛いよな」

柴崎  「いや、僕まだ19だから・・・・未成年っすよ。不純異性交遊とかいけないでしょ」

山村  「梅鉢君、柴崎が休んでいる間、すごくがんばちゃったね」

柴崎  「・・・・・川澄さんは、それくらいじゃ気は変わらないんだよ」

岩政  「ははははは。ま、うちの千香子もその点じゃ、同じだよ」

山村  「二人とも甘いんじゃないっすか?」

岩政  「やっと一勝だけど、勝てて良かった。あの雨の中、よく走ったな」

柴崎  「山村さん、試合終わって泣いてませんでした?目元がウルウルしてましたよ!」

山村  「雨よ、雨。春雨だ、濡れていこう・・・・・って雨」

岩政  「やっと雨が上がった気分だね」

山村  「本当っすよ・・・・悪い雨はもう降らないでほしいっすよ」

柴崎  「大丈夫です。あとは連勝が続きますって!」

岩政  「柴崎君、サッカーに連勝はあっても、女に連勝ってのはないと思ったほうがいいよ」

山村  「そうっすね。ま、全敗すると思ってれば、間違いない・・・・」

柴崎  「川はまだ濁っているのか・・・・・早く澄んで欲しいな」

岩政  「ところで柴崎君、もう済んだの?あっちは・・・」

柴崎  「は?」









 

 小笠原の言うように、「帰るべき本来の形」がある、アントラーズだ。リーグ戦の勝利がなくても、チーム内がゴタゴタして

るような様子は全くなかった。レッズだったらもう解任の話が出てきそうだし、フロンターレはあっさり相馬監督を解任した。

勝ちはなくても不満は言わないで、じっと我慢していたアントラーズの勢いがやっと見え始めた。興梠も自信を取り戻したようだ

し、ジュニーニョの本気のプレーも出るようになってきた。

 
 あと気になるのは本田拓だ。彼が本来の力を出せば、アントラーズの中盤はさらに面白くなってくる。ドゥトラと本田拓の組み

合わせなどがみられる時期には、アントラーズは上位に食い込んでいけると思う。今、上位にいるFC東京にしても怖さは全く

なかった。むしろガンバの攻撃力が復活してからの方が怖いくらいだ。ベガルタの好調も夏まで続くかは疑問だし、最終的には

やはりグランパスがトップに立つと思う。その頃、アントラーズが追撃の体勢を整えて、快進撃していることを祈りたい。

 

今からアントラーズの快進撃が始まることをみんなで念じましょう!

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あしたのジョー

2012-04-14 19:58:32 | 日記

 念願のリーグ戦、初勝利。後半のロスタイムに遠藤のゴールが決まった時は、優勝が決まった時と同じくらいうれしかった。

「立て、アントラーズ!立つんだ!」と丹下の親父が怒鳴っても、アントラーズはフラフラしている。このまま最高のカウンター

でマットに沈み、KOになってしまうのか正直言って不安はあった。

 
 滅多にないバックパスのファウルが二回も起きるという奇妙な試合。しかも二度目の新井場の方はどう見ても意図的にバックパ

スしたものではないのを、吉田主審はファウルを取った。その前のプレーの記憶があったので、バランスを取るつもりだったのだ

ろうか?しかし、試合終了後、アイルトンコーチもFC東京のポポヴィッチ監督もジャッジに対する責任に言及していたから、

試合を間近に見ている選手や監督、コーチにとっても釈然としない部分があったのは確かだ。アイルトンコーチは、我々の

責任は試合に勝つことだけだからと、一切余計なことを言わなかったのは良かった。


 勝ったから良かったようなものの、吉田主審のジャッジで同点になったままアントラーズが逆転されて負けたら、またまた怒

りがおさまらないところだった。アントラーズは最後は全選手が死に物狂いになって、何とか勝利をもぎ取った。       


 「何としても勝つんだ!」という気持ちが伝わってくる終盤だった。あのジュニーニョすら顔つきが変わり、鬼気迫る何ものかを

発していた。ジュニーニョの内側への切り込みは、スピードがあった。年はとっても本気になるとああいうプレーになるのでしょ

う。相手GKがはじいたところを遠藤が胸でトラップして軽く蹴りこんだ。簡単なプレーに見えたが、ボールは高く弾んで、遠藤

の胸の上のほうに当たったので、確実にシュートが打てるように前に落とすのは、見ているほど簡単ではなかったと思う。遠藤は

きちっと前に落として、大事にシュートした。


 全体に今日は守備重視で入って、実際良く守って、FC東京に形を作らせなかった。ポポヴィッチ監督はボールポゼッションは

はるかにうちが高く、試合を支配していたとコメントしていたが、完全に崩されたシーンはほとんどなく、DF陣や青木は良く

守っていたと思う。大迫の惜しいヘディングシュートや、興梠の相手GKの顔面に当たったシュートなど、決まってもおかしく

ないシュートが入らないので、悪い予感がしたが、後半20分過ぎに遠藤のパスカットから大迫と興梠の2トップが綺麗に崩して

一点決めてくれた。

 
 興梠は、自信を取り戻し、動きはかなり良くなって来ている。動き出しも早いし、珠際の競り合いも必死でボールに行くよう

になった。あと目に付いたのは梅鉢の守備だ。やはり柴崎ほど全体を見てはいないが、局面局面での体を張ったプレーは素晴らし

い。今日は顔つきも10代の選手とは思えないような引き締まった戦う顔になっていた。


 
 今まで勝てなかったのにはツキもなかったのだが、またまた新井場のバックパスをファウルに取られて、しかもやり直し。

やり直した理由は、相手がFKを蹴る前に飛び出したからだということなのか?何度か録画したものを見てみたが、やり直しを

命じられたアントラーズの選手の飛び出だしと、点数が入ったときのアントラーズの飛び出だしは全く変わっていない。それならFC

東京が一点取らなかったら、もう一回やり直させたというになったのだろうか?

 

 あのシーンで抗議した小笠原と飛び出したジュニーニョにイエローが出たが、あれは吉田主審の、ジャッジではない、「演出」によっ

て生まれた得点だった。スカパーで明日も再放送をするようだから、FC東京のFKの得点シーンを良く見て欲しい。解説者はしきりに

ジャッジが難しい試合だと言っていたが、同じ飛び出し方でやり直しになったり、ならなかったりするのはどう考えてもおかしい。

天候は関係ないだろう。一級審判としては恥ずかしいジャッジだったと思う。

 

あれで一点入ったときは、正直目の前が真っ暗になったが、今日のアントラーズは不運をはね返す、しぶとさを最後まで見せた。

遠藤のゴールがロスタイムに決まった時は・・・・・・サポーター同様、優勝した時のようなうれしさだった。

 
 この雨の中、勝てないアントラーズを見捨てずはるばる応援しに行ったたくさんのサポーターの皆さんにお礼を言いたい。勝利

後の晴れ晴れした顔を見て、本当にうれしかったです。


ただ、試合後のインタビューでFC東京のポポヴィッチ監督が、「日本のサッカーの向上のために・・・・」とジャッジに関する不満

を述べ、アイルトンコーチも、新井場のバックパスをファウルと取ったプレーに関してだと思うが、「責任ある場所で確かめて

て、責任ある処置を取って欲しい」と述べたように、やはりジャッジと、ジャッジが公正さを欠く場合、どの機関がそれを指摘

し、正していくのかという課題はこのゲームでも浮かび上がった。プレーヤーも監督やコーチ陣も、Jリーグの審判のあり方に

疑問を感じているのは確かだ。

 
 人間である以上、審判が時々ミスジャッジをしてしまうのは仕方ないにしても、審判の権威を守るために、大きなミスが見逃さ

れていいわけではない。どの試合も録画してるのだから、完全に試合結果を左右してしまうようなミスジャッジに関しては、何ら

かの制裁を考える制度を作ってもいいと思う。すべてを安心して任せられるような審判は多くはないのというのが、見ていての実

感だ。後半のアディショナルタイムは5分のはずだったが、実際は2分近くオーバーして、7分くらいプレーしていた。

 

 審判は試合を公正に判定するのが仕事で、自分個人の好みや趣向に引きずられて、試合を「演出」する仕事ではない。私がアントラー

ズのスタッフだったら、こないだの木村主審の誤審と一緒にして、規律委員会なるものに必ず抗議する。審判だけ規律からまぬがれてい

いはずはない。木村と吉田は私のブラックリストに大きく名前が載ってしまった。




 でも、とにかく勝てて良かった!それだけです・・・・・。あの試合に勝てていなかったら、何かやらかしていたかもしれません・・・・・

 

 今日の大迫や小笠原あたりの運動量はすごかったので、ナビスコでは少し休ませてあげたい気分です。

 
 最近あまり体調が良くないのですが、久しぶりに日本酒をかなり飲んで酔っぱらっています・・・・・





岩政  「山村君、今日は良かったよ!」

山村  「いやぁ・・・・・お互いに走りましたね」

岩政  「二回もバックパスって何なんだよ」

山村  「新井場さんのほうはファウルじゃないっすよね。故意のバックパスじゃないもん」

岩政  「あれで一点取られた時は・・・・・」

山村  「正直言って、負けたら妻に合わせる顔がないと思いました」

岩政  「俺もだよ。家に帰って千香子にさんざん言わそうな気がして・・・・」

山村  「奥さんの顔が目に浮かびましたか?」

岩政  「ああ、あいつの軽蔑の眼差しが一瞬・・・・・」

山村  「今日はあきらめなくって良かったすね」

岩政  「ジュニーニョが最後にがんばってくれて」

山村  「梅鉢も必死でしたね」

岩政  「あいつもがんばってたね。柴崎も焦ってるでしょ」

山村  「ああ・・・・川澄さんも気が変わったかも」

岩政  「え!川澄さん?何、それ?」

山村  「女ってのは気まぐれですから、梅鉢の活躍を見たら・・・・」

岩政  「え!梅鉢が活躍しちゃまずいの?」

山村  「いや、そういうことじゃなくって。柴崎とは友達なんで・・・・・」
   
岩政  「何か意味わかんないけど、今日はお互い奥さんのことは忘れようね」

山村  「そうっすね!今夜は飲みましょう!」
 

 

この勝利をきっかけに上昇していきましょう!

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シューマン  「ヴァイオリン・ソナタ第一番 イ短調  作品105」

2012-04-12 22:30:47 | 日記

 今朝、奇妙な夢を見た。夕方の薄暗い練習場のようなところで、ジュルジーニョ監督とアントラーズのコーチ陣とおぼしき人た

ちが怒って、ジョルジーニョがもうブラジルへ帰るなどと言っている夢だった。サッカーは好きだが夢にサッカーが出てきた記憶

はないので、朝からずっと気になっていた。

 
 そしたら何とジュルジーニョが、土曜のFC東京戦でベンチ入り禁止処分になったとか!理由は「試合中に、テクニカルエリア

付近に置かれてあったスクイズボトルを蹴り、第四の審判のベンチに当てた」からだそうだ。決めたのは、日本サッカー協会の規

律委員会とかいうところらしい。全く聞いてあきれる狂った話である。この規律委員会とやらは、ビデオを見ればいくらでも検証

のできる木村主審の誤審の方は全く問わず、ジョルジーニョがスクイズボトルを蹴って、第四の審判のベンチ(お前にベンチなんか

要らないだろうよ!ずっと選手と一緒に走っているんだから!)にぶつけた方を、犯罪行為とみなしたということだ。


 何て情けないやつらなんだろう・・・・・そういう理由で処分するなら、試合中か試合直後か、遅くても次の日には出るはずだ。

ベンチ入り禁止処分の理由は明らかだ。ジョルジーニョが日本のレフリーのレベルの低さが、Jリーグの発展を妨げている

などと、「まともな」意見を言ったせいだ。全く審判が八百長なら、そういう八百長をかばって収益をあげている組織というのは、

言ってみれば暴力団とかヤクザか、それに類する組織だ。だいたい隠しようもない、見ればわかる証拠があるのに、それを無視

してスクイズボトルを審判のベンチ(笑)にぶつけた方を問題にするなどというのが狂っている。

 
 ジョルジーニョは、世界レベルの選手らしく、スクイズボトルをベンチにぶつけるくらいの紳士的な抗議をした程度だ。なかなか

スクイズボトルをベンチに命中させるのは難しい。一番簡単なのは、スクイズボトルで木村主審の頭をボコボコなぐることだ。

野蛮な監督だったらそれくらいしたくなるような、不公平なインチキジャッジだったのだ。

そういうインチキをかばう日本サッカー協会の規律委員会とかいうでたらめな男の集まりは、もはやスポーツの世界の住人ではな

く、強大な権力に庇護されて証拠隠滅を行った、検察組織みたいなものだ。こういう連中が日本サッカー協会の中には巣食ってい

るのですな・・・・・。こういう馬鹿どもは永平寺で一生修行して、警策に百万回くらいぶったたかれるのがいいのだ。


「馬鹿は死ななきゃ直らない」とは、このことだ。ジョルジーニョの方がはるかかに正しく、まともなことを言ってるじゃない

ですか!だいだいサッカーの審判は西村さんなどは別にして、知性のかけらもないような輩が多い。そんなやつらが集まって、

世界レベルの選手を裁くというのだから、土台無理な話なのだ。自ら俺たちは馬鹿だと認めているような処分だと言えるだろう。


 これではFC東京戦は死んでも負けられない。お金があるんだったら是非、味の素スタジアムに行って応援したい。

何てこったい!狂った話だぜ・・・・・何様のつもりなんだ?

ま、こういうことがあるからマスコミはこの手の問題は、最初から逃げるのでしょうな・・・・・


でも、今朝の夢は正夢になってしまいました。









 同じ狂気でもシューマンの狂気は、人間の創造性の偉大さに直結する美しい狂気だ。むろん本人は苦しかったろうが、シューマ

ンのあふれる様なインスピレーションと情熱に満ちた、ヴァイオリンソナタ第一番は1851年の9月にたったの16日間で作ら

れた。圧倒的な天才の集中力がここにある。


 「情熱的な表情をもって」と題されたソナタ形式の第一楽章から、第三楽章まで、シューマンの燃え上がるような感情が、簡潔

な書法を用いられて書かれた傑作だ。生で聞いた演奏では、水戸芸術館の元ベルリンフィルのコンサートマスターだった安永徹の

一点一画ゆるがせにしない格調高い演奏が忘れられない。CDではクレーメルの演奏も素晴らしい。



山村   「曽ヶ端さん、ジョルジーニョ監督が出られないって本当っすか」

曽ヶ端  「本当らしいよ」

山村   「ひどいっすね!日本サッカー協会の規律委員会って何なんですか?」

曽ヶ端  「インチキ裁判所みたいなもんだろ」

山村   「え!何とかしなきゃいけませんね!」

曽ヶ端  「俺の知り合いにヤクザがいるんだけど・・・・・」

山村   「それはやばいっすよ!曽ヶ端さんの顔だってけっこう怖いし・・・・」

曽ヶ端  「俺が行って怒鳴り込んでやろうか?」

山村   「やめたほうがいいっすよ。それより今度木村が笛を吹く時は、パスはみんな木村にぶつけましょう」

曽ヶ端  「わかった。俺もゴールキックはみんな木村にぶつけるよ!」

山村   「でも、あいつ逃げるのだけはうまそうですね」

曽ヶ端  「まったくだ。これでFC東京戦は監督のためにも勝たないと・・・・」

山村   「そうっすね!絶対に勝ちましょう!」

 

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オスカー・ピーターソン   「Fly Me To The Moon」

2012-04-11 22:31:46 | 日記
ブログでは、木村主審の判定のおかしさに関する記事がたくさん載せられている。実際、試合結果から見れば、すべて得点シー

ンに絡んでいた木村主審の判定に関して言及するのは、書き手としては当然だ。カシマスタジアムに実際に行って見た人、それを

もう一回家に帰って録画で確かめた人も多いようだ。他のブログの書き手が書いているので強調して書く気になった人もいるだろ

うが、観戦後に非常に不快な思いをし、日本のジャッジのレベルや、あり方について考えてしまうのは当然だ。


 ブログのいいところは、この種のマスコミでは触れたがらない、触れると面倒だから逃げてしまうような問題、しかも実は思い

の他重要で、書かないことが「慣習になっている」ような問題についても堂々と書けることだ。もちろん見方、感じ方は書き手で

さまざまだし、非常に客観的な冷静な書き方をする人や、感情的な主観的な書き方をする人もいる。書き手の観察力や文章力には

当然のことながら差があるのはやむを得ない。

 
 しかしながら重要なのは、一般的な観客の視点から見て、「おかしい」と感じたことを、「おかしい」と書くことだ。マスコミ

で鹿島アントラーズを一番大きく扱うのは、地元の茨城新聞である。しかし、その茨城新聞でさえ、「鹿島守備陣崩壊」という

見出しで、試合経過を丁寧に追っているに過ぎない。主審の判定に関しては、ジュージーニョ監督のコメントを載せ、彼が

「レフリングの質についてがっかりした」と述べ、「レフリングの質がその国のサッカーの質にも影響を与え、サッカーの発展

を妨げてしまう」とコメントしたことについて、わずかなスペースで紹介している。新聞では、その記者なりの視点、あるいは社

の見解として、サッカーの試合において、このような誤審が行われることが、Jリーグにとってどのような問題があるのかを、

自分の筆で書くことによって、初めてプロの記者が書いた記事の名に値するものになると言える。


 まあ、茨城新聞はわずかながらでも紹介しているのでいいのだが、ほとんど全部の新聞や、テレビのサッカー関係の番組では

この試合に関して、このような問題があったことすら全く触れなかった。このような問題に関しては「触れない」方が無難であ

り、それが日本のサッカー界にとって実は大きな問題であったとしても言及しない方が、身の安全につながるからだ。

 
 だからテレビのダイジェストや新聞の記事でこの試合を判断した人には、多くのアントラーズ系のブログで書かれているような

問題があったことは知らずにいて、レッズの完勝だったというような印象を持っただろう。このことをどう考えていいのか?

サッカーのようなあまり不正とか汚職のようなものとは関係のないと思われる世界でも、マスコミには扱えない問題、避けるほう

が無難な問題というのはあって、それを報じないことでその試合の実態の一部は隠されるということだ。たしかにサッカーの審判

のジャッジは、政治の不正や原発関係者の異常さに比べたら、どうでもいい問題なのかもしれないが、重要な書きにくい事実を

「書かない」ことで、どういう試合だったかが第三者に正確に伝わらず、むしろ報道したことによって、実際とは違った新たな

現実が作られてしまっているような結果になっている点では、簡単には看過できないのだ。


 何もテレビや新聞に比べブログの方が優れていると主張しているわけではなく、本来は厳しく指摘すべき問題を「書かない」

あるいは、「書けない」ということが、どういうことを意味しているのか、マスコミ側の書き手は常に自問自答して、敏感でなけ

ればいけないということだ。今までの「慣習上」そうなっているから、書かないというのでは、困るのである。文書力は記者の

レベル差はあるだろうが、職業上「おかしい」と思ったことを書くことを放棄した記者は、有名新聞の記者の名刺を持ってはいて

も、実際のところ記者ではなく、下手な文章で異議を唱えるブロガー達の下にいるということは確かなのである。








山村  「岩政さん、今度岩政さんの家にいっていんですよね!奥さんに会いたいなあ・・・・」

岩政  「それがちょっと・・・・・」

山村  「え!なんか問題でもあるんですか?俺がいくと」

岩政  「いや・・・・・問題はないな・・・・・」

山村  「じゃ、いいじゃないっっすか!車で10分くらいなんだから」

岩政  「君は煩悩が多い方だと思う?」

山村  「煩悩?悩みのことっすか?ほとんどないっすよ!」

岩政  「お前ってそんなにすっきりしたヤツなんだ」

山村  「そうっすよ!嫌なことはすぐに忘れるし、悪いことしてもすぐに忘れるし・・・・・」

岩政  「奥さんのことは忘れないだろ?」

山村  「そうっすね!妻のこともたまに忘れますね」

岩政  「えええ?みんな忘れちゃうの?」

山村  「つーか、僕の煩悩は妻がすべて背負ってくれるんでしょうね。だから僕はいつもすっきりしてるんです」

岩政  「すごい奥さんなんだね・・・・・君の奥さん、大切にした方がいいよ」

山村  「岩政さんの奥さんは背負ってくれないんですか?」

岩政  「ぜんぜん背負わないね。逆に全部俺に背負わせる女だな」

山村  「じゃ、何人か愛人を作るしかないっすよ。岩政さんが大変だもん」

岩政  「若いのによくわかるね。そういうこと・・・・・」

山村  「あはははは。大学時代に色々ありまして」

岩政  「流通経済大学だっけ?」

山村  「偏差値低いっすけど、東京学芸大よりはいいっすよ!」

岩政  「可愛い女の子が多いってこと?」

山村  「立派な先生が多かったんです・・・・・・」

岩政  「へぇ・・・・・サッカー以外にも勉強したんだね」

山村  「そうっすよ!一日三時間は図書館で本を読んでました。哲学書とか・・・・」

岩政  「・・・・・千香子の好みかも・・・・・」

山村  「え!?好みだったら、なんか問題あるんっすか?」

岩政  「いや、ないよ」

山村  「だったら、明後日、岩政さんちに行っても大丈夫ですよね」

岩政  「そうだな・・・・ははははははは・・・何も問題ないよ!」

西方裕之  「日本列島やり直し音頭」

2012-04-10 22:19:36 | 日記
千香子  「あなた、ご飯できたわよ」

岩政   「あと20分したら行く・・・・・・」

千香子  「部屋真っ暗にして何やってるの?」

岩政   「座禅だよ」

千香子  「座禅なんてあとでいいから・・・・さめちゃうわよ、カレー」


  岩政、じっと目をつぶって般若心経を唱えている。


岩政   「カレーだって、夫婦の仲だってさめる時はあるものさ・・・・」

千香子  「何ぶつぶついってるの!イチローだって毎日特製のカレー食べてるのよ、今日のイチロー、素敵だったわ!」

岩政   「なぜ、俺たちは勝てないんだろう?やはり迷いがあるんだな・・・・・」

千香子  「そのうち勝てるようになるわよ、先に食べるわよ!」

岩政   「ああああ・・・・・千香子も最初に高校で見たときは可愛かったのに・・・すっかり所帯じみちゃって・・・」

千香子  「何か私の悪口言ったわね、聞こえたわよ」

岩政   「まったく女ってのは般若心経よりわからないな。禅寺に女がいたら修行にならないのは昔も今も同じだよ」

千香子  「イチローの今日の顔は凄みがあったわよ。かっこよかった。やっぱりプロ中のプロね」

岩政   「俺は何なんだよ?」

千香子  「あなたもプロのサッカー選手でしょ。しかもパパで私の旦那さま・・・・・」

岩政   「アントラーズは今勝てなくて苦しんでるのね。中田も怪我してるし、山村を俺が引っ張らなきゃこないだのレッズ

      戦みたいなことになるの。俺はね、今ほんとに悩んでるのよ」

千香子  「カレーにすっぽんエキス入れといたわよ」

岩政   「おい、そういうことじゃないんだよ。精力剤なんか要らないの。俺は勝利の味に餓えてるんだよ!」

千香子  「そういう風に深刻に考えるからますます悪い方に行くのよ。台風だっていつかは去るでしょ」

岩政   「あのね、サッカーは台風じゃないのね。ま、確かに君は気まぐれで台風みたいなもんだけど。サッカーは基本的には

      やっぱり強い方が勝つの」

千香子  「じゃ、今度勝てばいいでしょ」

岩政   「簡単に言うなよ。柴崎も怪我、アレックスも良くない。ジュニーニョもまだ駄目。増田も元気がない。青木も自信を

      なくしている。まあ、興梠くらいかな、少しよくなってきたのは」

千香子  「味の素スタジアムには必ず行くわよ。山村さんを見に・・・・・」

岩政   「おい!あいつは俺が指導してるんだ。まだセンターバックとしては半人前なんだ」

千香子  「あなたとたいして変わらないじゃない」

岩政   「これだから・・・・素人は・・・・俺と山村では安定感が違うの!」

千香子  「何で座禅なんて始めたの?」

岩政   「無念無想になって、集中力をつけるんだよ。あのレッズ戦のあっという間の逆転は、集中力がないせいだ」

千香子  「スタンドに可愛い女の子でもいたんじゃないの?」

岩政   「あのね・・・・ピッチはサッカー選手にとっては真剣勝負の場なのね。禅寺みたいなもんなんだよ!」

千香子  「煩悩無尽誓願断~~~~~~~~~~」

岩政   「何だよ、それ?」

千香子  「煩悩は尽きることはないけれど、誓って絶つことを願うって言う意味よ。禅の四弘誓願文って言うの」

岩政   「しぐせいがんもん??煩悩か・・・・・あれ、今日のその服、すごくいいね!」

千香子  「今頃ほめても遅いわよ。色即是空、空即是色っていうでしょ」

岩政   「あれ、今日は何だか深いこと言うね。でもサッカーは戦いだから、勝たなきゃいけないのね」

千香子  「その執着に縛られてるのが、プレーを硬くしてるのよ」

岩政   「あれ、いつから俺の先生になったの?」

千香子  「最初会ったときからずっとよ!」

岩政   「俺が数学教えに行ったんだろ」

千香子  「その頃から煩悩だけは強かったのね・・・・・」

岩政   「・・・・それは当たってるかも・・・・・君、今日は鋭いね」

千香子  「その鋭い私のカレーを食べればいいのよ。それが全てなの!」

岩政   「あの・・・・また、別の煩悩が浮かんで来たんだけどね・・・・・」

千香子  「今度、山村さん、うちに連れてきてね」

岩政   「お前の煩悩だって相当なもんだろう」

千香子  「・・・・・良くわかったわね・・・・今日は勝負下着着てるんだけど・・・・・」

岩政   「君って、矛盾してるよね」

千香子  「そうよ、女ってそんなものよ。もうカレー、全部私が食べちゃったわよ」

岩政   「・・・・・やっぱり、山村を連れてくるのはやめるよ・・・・・」







 
 アントラーズのリーグ戦の今までの結果についてはしょうがない。気持ちを新たにして悪い記憶は忘れよう。

「最後に笑うものが一番良く笑う」というではないですか。ここから這い上がっていってこそ、真の王者になる一歩が見えてくる

と考えよう。もう一回、最初からやり直すつもりでFC東京戦は戦おう!