ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

ミルトン・ナシメント   「人生のダンス」

2012-08-24 19:48:20 | 日記

  しばらくご無沙汰してしまいました。レッズ戦を含めた感想は、録画したものを良く見てもう一度書きたいと思います。

リーグ戦は残りが12試合です。12試合を少ないと見るか、多いと見るか?

今のサンフレッチェを逆転するには、12試合では奇跡でも起きない限り、難しいでしょう。しかし、全く不可能かというとそんなことはないと思

います。12試合でとにかく勝ち点30を死ぬ気で取りにいくことです、12試合中、9勝が必要になってきます。12試合中、9勝は不可能か?

そんなことはないでしょう・・・・・・。12試合中7試合はカシマスタジアムです。とにかくホームでは絶対に勝つこと。それが前提になります。

 

 大迫とドゥトラと西の出場停止。素晴らしいじゃありませんか!今まで出られなかった選手に活躍してもらいましょう。序盤にピンチを救った

梅鉢をうまく使って欲しいと個人的には思います。増田や本田もサッカーで飯を食っているなら、ここらで本気のプレーを見せてくれないと、

来年はJ2のチームにいるかもしれないと思ったほうがいいでしょう・・・・・。

 

  サンフレッチェが急に落ちてくるという可能性は少ないと思います。追いつく可能性は極めて少ないでしょう。しかし、ゼロではないという

ことです。12試合中の9勝は決して不可能ではありません。プロなら、少なくともアントラーズの選手なら、可能性が数パーセントでも、全

力を尽くさなければいけません。ロンドン五輪のフェンシングの準決勝で太田選手がやった、最後の9秒から二ポイント取って逆転というこ

とは実際に起こりうるのです。上位陣がどんな戦いをしようが関係ありません。アントラーズは、残り12試合で勝ち点30を取ってください!

ジュニーニョや岡本あたりも本当に死ぬ気でやってほしいと思います。

 

  夏以降の試合内容に関しては、少なくとも去年よりはいいと思います。ジャッジの問題は大きいですが、ここに来て騒いでもしょうがあり

ません。重要な試合に関しては、プレーが止まってもビデオ判定にするしかないでしょう。なでしこの決勝のように、目の前のハンドも見え

ない時は見えないのです。アントラーズサポからすると、ジャッジのミスで得をした試合はジュビロ戦くらいですが、それでも内容的に圧倒し

チャンスをきちんと決めていれば勝てた試合がほとんどでした。もう忘れて残り試合に全力を尽くしましょう。

 

  ナビスコと天皇杯だけでなく、リーグ戦でも出来る範囲で最高のプレーを見せてくれれば、サポーターは納得します。まずは、アルビレッ

クスとヴィッセル戦で、いい内容で連勝すること。そこから始まる奇跡を私は見たいです。アントラーズはまがりなりにもクラブ世界ランキン

グ2位のチームにも勝っているんです。たとえ1パーセントの可能性でも捨ててはいけません。

 

 奇跡を起こすには、ジュニーニョ、ドゥトラ、レナトの三人のブラジル人の必死の活躍が絶対に必要です。オリンピックの決勝戦でもメキシコ

に負けた、サッカー王国ブラジルの内陸部の大自然をバックに生まれた、ミルトン・ナシメントの音楽を、三人に捧げます!

トラヴェシアという曲も、本当に素晴らしい!! 

 



 

柴崎と川澄、電話で話している。 

 

柴崎   「奈穂美さん、もう優勝は無理だよ・・・・・・」

川澄   「何言ってるの?それで私と結婚するつもりなの?」

柴崎   「アントラーズの調子と結婚は関係ないでしょ」

川澄   「私の全身には、ねぶた岳20の匂いが染み付いてしまったのよ!」

柴崎   「下半身のあたりだけでしょ・・・・・・パンツの付近」

川澄   「わたしはブラにもねぶた岳20を付けてたのよ!おっぱいも同じ匂いなの!」

柴崎   「・・・・・・・・そこまでしてくれなくっても・・・・・・・」

川澄   「女の愛は深いのよ!」

柴崎   「男の愛だって負けないよ」

川澄   「あなたは負けてるわ!」

柴崎   「何興奮してるの?」

川澄   「私は銀座のパレードで50万人を見ながら、あなたのことしか考えていなかったのよ」

柴崎   「内村航平の顔ばかり見てたでしょ」

川澄   「内村さんの匂いは、ダンヒル内村三回転半ひねりっていうのよ」

柴崎   「なんか不思議な匂いがしそうな名前だね・・・・・・」

川澄   「私、内村選手のわき毛をお守りにもらったの!あなたに送るわ」

柴崎   「男のわき毛なんていらないよ。奈穂美さんのならうれしいけど」

川澄   「梅鉢君とボランチを組むのよ!青森と大阪のコンビは強いのよ」

柴崎   「梅鉢の関西弁は嫌いや・・・・・・」

川澄   「甲子園の大阪桐蔭と光星学院の野球見たでしょ。あの二つが合わさると最強なの!」

柴崎   「ほんまかいな?」

川澄   「青森は、人口に対する金メダル率が日本で三番目なの。青森は金と相性がいいのよ」

柴崎   「なでしこの鮫島さんと安藤さんは栃木だっけ?」

川澄   「栃木が金メダル率が二番なの」

柴崎   「日光東照宮のせいかな・・・・・・」

川澄   「私はあなたが世界の柴崎になるまで絶対に離れないわ!」

柴崎   「世界にはなれへんかもしれんなぁ・・・・・・このままだと」

川澄   「内村選手と知り合いになったから、今度紹介するわ!彼にわき毛を分けてもらって!」

柴崎   「最近は、ヤングなでしこが良くなったんや。年上は疲れるわ・・・・・・」

川澄   「ただじゃすまないわよ!今からマラソンで鹿島まで走っていくわ!」

柴崎   「・・・・・・明日試合あるから・・・・・またにしといて・・・・・・女子マラソンが強い県か・・・・・」

 

あきらめないものに、奇跡は起きます!

がんばれ、鹿島アントラーズ!!

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アントニオ・カルロス・ジョビン  「イパネマの娘」

2012-08-11 22:02:05 | 日記

  今日は何から書いたらいいか・・・・・・朝のオリンピックの韓国戦は、最初の15分で嫌気がさし、一回寝てしまったものの、また起き出して、

「いつもの日韓戦だな・・・・・」と思いながらしばらく見ては、また寝てしまいました・・・・・。

 

  ちゃんと見ていないのに感想も分析も出来ませんが、この負け方は日韓戦の典型的な負け方ですよね。気迫と頑強さで上回る韓国が、

直線的な攻撃で縦パスを入れて、少ないチャンスをものにして勝つ・・・・・おまけに猿まねのパフォーマンスなんかされてさらに頭にくる

と言う典型的なパターンでした。

 予選負けなしでエジプト戦にあれだけいい戦い方をしたチームはもう十分下馬評をくつがえして立派だと言えるものの、「終わりよければ、

全て良し」で、最後がピリッとしないとなんか後味が悪かったです。

 

 ロングボール一発をキープされ、ディフェンスが振り切られて確実に決められる・・・・・日本は内容的にきめ細かく勝っていても負け・・・・

だいたい局面局面で気持ちで負けているから、ボールが韓国側にこぼれてしまうのでしょう。

 

  なでしこ「おしん」のように、肉を切らせて骨を断つような気迫があれば、韓国だってフニャっとなるものなのです!いくらテクニック(大し

たテクニックではないけど)があったとしても、気持ちでフニャでは、オリンピックでは勝てません。しかも相手が韓国となれば、殴っても蹴っ

ても構いません。今までずっとそうされてきたのですから・・・・・

  

  顔を引っかかれて流血した山村は、前へ前へ行く気持ちが出ていて、いい縦パスを何本も出していました。ボール持った瞬間に山村

は推進力があるんですね。扇原はメキシコ戦よりは動けていましたが、ボランチは最初から山村と山口で行くべきでした。あと宇佐美も

最初から使うべきでした。監督となんかあったんですかね?あんなにうまい選手を何で関塚監督は使わないんでしょう?

 

 はっきり言ってこの試合の敗因も半分は関塚監督の采配ですね。杉本をごっつぁん選出したあたりからおかしかったのですが、ごっつぁん

はやっぱりごっつぁんでした・・・・・・。簡単なトラップも出来ないような選手を何で五万五千以上の大観衆の前に出すのか?FWとしては、

すべてのレベルにおいて大迫のほうがずっと上だと思います。大迫がオリンピックに出なかったのは、アントラーズにとってはありがたかっ

たですが、ほんとに杉本選出は失敗でした。杉本程度なら難なく韓国DFは守りきれますから、こまネズミ斉藤に走り回ってもらったほうが、

よっぽど嫌だったでしょう。永井も相手に完全に抑えらえれてしまいましたね。

  

  関塚監督の嫌なのは、もう二度と来ないかもしれないチャンスに変な温情を持ち込んで、自分を気分良くさせてくれた選手を使い続ける

姿勢です。その日一番調子がいい選手を使えばいいんです。徳永や鈴木が疲れていると思ったら、酒井高徳や山村をすぐに入れればい

いだけの話です。始まって15分もみればそんなことはすぐにわかるのに、また棚からぼた餅みたいなことが起こるんじゃないかと思ってい

るからやられてしまうのです。先制して調子に乗れば力が出る関塚ジャパンですが、先制させれるととたんにフニャフニャになるのを韓国

は知っていたのでしょう・・・・・・。

 

 関塚ジャパンは、アントラーズのように試合運びのリズムを変えながら、全体をコントロールできないので、いったん主導権が相手に渡

ると、なかなか引き戻せません。あそこにクレバーな柴崎や、タメをつくりながらチャンスメイクをする大迫がいたら、あんなに単調にはなら

なかったでしょう。あの試合内容では五万を超える観客は納得しなかったでしょう。「やっぱりアジアのサッカーってこんなレベル」くらいに

しか映らない試合になってしまいました。

 

 夜に女子バレーが韓国をストレートで破ってくれたので、気分は晴れました・・・・・・。やっぱり日本は賢く強い女性たちに頼って生きるの

がいいのだと確信しました!赤ちゃんはできるだけ女の子をいっぱい産むのが日本の将来を確かなものにしてくれます!

 

 

 

 

柴崎と川澄、電話で話している。 

 

柴崎   「銀メダル、おめでとう。表彰式ではとっても綺麗だったよ!」

川澄   「私、輝いていたかしら?」

柴崎   「うん、ピカピカしすぎて、テレビの画面に映らなかった・・・・・」

川澄   「そんなに・・・・・神様になったわけじゃないのよ」

柴崎   「でもなでしこって、森の中の神様みたいだね!」

川澄   「どういうこと?」

柴崎   「森の中を走り回っている愉快な動物みたいな感じの人が多いね」

川澄   「けっこう当たっているかも・・・・・だから観客が興奮するのかしら?」

柴崎   「そうだよ、きっと・・・・・人間対愉快な動物の仲間たちって感じがするもん」

川澄   「ちょっとショックだわ・・・・・・私は何なの?」

柴崎   「縄文時代の森を走る女・・・・・・」

川澄   「・・・・・・・・・なんか傷ついたわ」

柴崎   「いや、誉めてるんだよ。すごくパワフルで頼もしいよ!」

川澄   「本当は金が欲しかったの」

柴崎   「あのドイツの審判は何なの?誰が見てもハンドじゃん」

川澄   「あの時は、私を見てたらしいわ・・・・・・」

柴崎   「え!どういう意味?」

川澄   「試合が終わってから、食事に行かないかって小さい声で言ったの・・・・・・」

柴崎   「え!僕のライバルがドイツもいたなんて!」

川澄   「でも、もちろん断ったわよ。金色のパンツをあげたら喜んでたわ」

柴崎   「え!あの審判にあげちゃったの!最後の一枚だったんじゃないの?」

川澄   「いいのよ・・・・・もうすぐ岳君の金色を拝めるんだから・・・・・・・・」

柴崎   「・・・・・・・特に輝いているわけじゃないから、期待しないで」

川澄   「いいのよ、謙遜しなくって!」

柴崎   「やっとシュートが決まってね・・・・・今夜も勝ったよ」

川澄   「本当は岳君がウェンブリーのピッチに立つべきだって思ったの。山村さんも残念がってたわ」

柴崎   「あのサッカーじゃ、メダルは無理だよね」

川澄   「私、ねぶた岳20を毎日嗅いでいたいの・・・・・・・」

柴崎   「今度、マック岳20に変更した・・・・・」

川澄   「マックは絶対に駄目よ!アメリカのブランドは死んでも嫌だわ!」

柴崎   「日本は女が強いから安心だよ。女の子をいっぱい作ろう!」

川澄   「あなたみたいな変わった子どもにならないで欲しいけど・・・・・・・」

柴崎   「丈夫な子どもだうろな・・・・・・・・縄文人みたいな」

川澄   「レッズ戦、見にいくわ。必ず得点してね!」

柴崎   「表彰式の時、金色のパンツ見せるんじゃないかってヒヤヒヤしてた・・・・・」

川澄   「そうして欲しかったの?本当は見せたかったの・・・・・」

柴崎   「・・・・・・・・・・・・」

 

今日のジュビロ磐田戦は非常に気迫のこもったレベルの高い試合でした。

かつてのアントラーズとジュビロの戦いを思い出すような面白い試合。

レナトがついに真価を見せ始めましたね!

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Mental Remedy  「The Sun.The Moon. Our Souls」

2012-08-08 22:45:12 | 日記

  関塚ジャパンのメキシコ戦は、エジプト戦とは別のチームかという印象を受けるほど、全体のパフォーマンスは下がりました。エジプト戦は

年に一度というくらいの出来でしたから、あれでエネルギーを相当使ったのでしょう・・・・・・。ほとんど全員体が重そうで、予選から通じて見て

一番走れませんでした。とにかく走ってプレスをかけ続けて勝ってきた日本としては、あのコンディションでメキシコに勝つのは難しいです。

 

 ただ一人、エジプト戦とあまり変わらなかったのは大津。頭がもうランナーズハイのようになってしまっているようで、打つシュートがこれまた

いい方向に飛んでいって、実力以上のパフォーマンスをしているように見えます。

 昨日はたぶん怪我が完全に治っていない永井のスピードもなく、セレッソのボランチコンビも動きが悪かったです。特に扇原の出来がエジプ

ト戦に比べてすごく良くなかったです。エジプト戦の正確なクロスはほとんどなかったし、清武の体の切れも悪かったですね。

 

  当然ながら疲れていない選手を使うべきなのですが、関塚監督はここまで自分を男にしてくれたメンバーと運命をともにしたかったのか、

宇佐美や山村を使おうとはしませんでした。宇佐美は途中で入ってけっこう良かったのですが、あの動きの悪さを見たら、もっと早く宇佐美や

山村を入れて欲しかったです。結局、今のところ、杉本はジョーカーの役割は果たせていません。

 

 永井が故障明けでも杉本には後半だけでも任せられないと関塚監督は見ているわけです。韓国戦がラストチャンスですが、このままだと

杉本を選出したメリットは全くなかったということになりそうです。永井や大津が故障したとき、試合全体を任せる力のあるFWは、結局大迫

だったんだと思います。まあ、ここまで来るとは関塚監督も予想していなかったのかもしれませんが、決勝に出るためには、やはり永井と

大津以外に、点を取って長時間試合を任せられるFWが必要だったということです。

 

  それにしてもメキシコの一点目のCKの直前の前線に入ったロングパスは、明らかにオフサイドだったですよね。吉田が怒っていました

が、あのオフサイドを見逃したイタリアの審判のジャッジが試合の流れを変えたとも言えます。今回の出来ではメキシコが勝っても当然と

も言えますが、監督の采配次第ではあのコンディションでも勝てるチャンスはあったと思います。永井と大津が何とかしてくれるはずだ、と

いう思い込みを早い段階で捨てて、動ける選手を早めに投入すべきでした。杉本を入れたのが後半の26分は遅すぎます。

 

 権田が扇原へボールを投げたのは、「魔がさした」という感じでしたね。やはり疲労で判断力が鈍っていたんだと思います。よりによって

この日一番調子悪そうだった扇原に投げたのは、運が悪かったとしか言いようがありません。私としてはこの日は、ボランチは山村と山口

にすべきだったと思います。永井は後半からか、前半だけにすべきだったのでは?もっと斉藤を長い時間使ってみるべきでした。

 確かにメキシコの技術は素晴らしく、個々の能力では劣っていましたが、私はこの敗戦の責任の80パーセント以上は、関塚監督の采配 

にあると思いました。

 

  韓国戦はメンタルの強さが勝敗の鍵を分けそうです。韓国のタフさに立ち向かえるだけの気力が残っているのか?少々不安ですが、

なんとか44年ぶりのメダルを取ってもらいたいものです。

 

 


 

  アントラーズは、ハードな日程を良くこなして、セレッソに3-0で完勝しました!コンディションを考えて、佐賀から大阪に来て調整した

ようですね。アントラーズはおっさんがかなりいるのに、疲れも見せずにしっかりやっています。

ドゥトラがドリブルで突破して上がってくると、シュートは打たないで、誰かにパスしてくれと思いますが、今日は本当に珍しく枠にゴロで

飛んでいきました。セレッソは、調子に乗って攻め続けているときはいいのですが、リードされるとうまくゲームをコントロールできなくなる

傾向があります。

 関塚ジャパンもそんなセレッソの遺伝子を引き継いでいる面があるように思います。いったんリードされて精神的に切れると、なかなか

修正できない傾向を感じます。自分たちのリズムでなくなったときのうまさは、なでしこのほうがずっと上だと思います。

 

   今日の二点目のPKも、三点目になった大迫の素早いスローインからの柴崎の綺麗なゴールも、アントラーズが試合全体をうまくコントロ

ールしながら、次第に自分たちのリズムに持っていくうまさから生まれたゴールだったと思います。

今日は青木の守備が光っていたと思います。縦にいいパスが入るようになってきましたね。

なんでナビスコにはいい試合ができて、リーグ戦では勝てないのか良くわからないのですが・・・・・・

 

 次のジュビロ磐田戦でやっと一週間休めます。

 リーグ優勝も最後まであきらめることなく、食らいついていきましょう!

 

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ドビュッシー  「映像第一集より   水の反映」

2012-08-07 20:11:19 | 日記

 なでしこジャパン、フランスに勝ちました。特に後半の戦い方や、シュート数を見ると圧倒されたようにも見えますが、ボールは支配されていて

もゲーム全体はコントロールされている感じは不思議となかったです。

 なでしこのサッカーはこのブログでは、頭脳的な細かいパス回しで相手を崩す、女子サッカーとしては世界最先端のサッカーと賞賛してきま

したが、ブラジル戦・フランス戦と、最後の一線は割らせない守備を中心にした耐えるサッカー。そこに一瞬の隙を見つけてのカウンターや、

セットプレーの一発で相手を沈めてしまうという、最高に効率のいい勝ち方をしています。

 

  見ていると、「おしん」のようにたただだ苦難に耐える古風な昔の日本の女の集まりのように思えてもきます。しかも頭だけは小憎らしいほ

どいいので、相手チームとしては癪にさわるでしょう。フランスのシュートは27本。ただ本当に崩しきったのは、後半31分のメソメールの一点

だけ。ゴール前の最後だけは踏ん張って、内容的には劣っていても勝ちました。なんかアントラーズが負けるときを見ているようなフランスチ

ームでしたが、PKは緊張したんですかねぇ・・・・・。大人しそうな選手でしたもんね。あのアルジェリア人の長身の選手なら間違いなく決めた

でしょう。宮間のFKの精度は素晴らしいですが、なぜか点が入るのは、サッカーの神様は日本に勝たせたいんですかね・・・・・・

確かに小さな選手が、でかい選手の中で必死に走り回っているのを見ると、いじらしい気持ちになりますが、頭の中はなでしこはしたたか

です。

 まあ、日本の女が頭がいいから、男は少々馬鹿でも安心していられるのはいいことです!

 

 柴崎と川澄、国際電話で話している。

 

柴崎    「これでメダル確定だね!おめでとう」

川澄    「うれしいわ・・・・・岳君にもウェンブリーの雰囲気を味わってもらいたかった!」

柴崎    「うん・・・・・やっぱりね・・・・・行きたかった気もするよ」

川澄    「岳君なら、ロンドン来てから変わったわよ。扇原さんなんか急に良くなったから・・・・・・」

柴崎    「やっぱ、自信つけたんだね。確かにクロスが正確になった」

川澄    「清武さんも急に良くなって・・・・・エジプト戦が出来すぎだったのかな?」

柴崎    「まさか僕の金色のパンツははいたんでしょ」

川澄    「ねぶた岳20ね!うん、前半はいてたわ」

柴崎    「前半だけ?」

川澄    「うん、汗かいちゃって、ハーフタイムにピンクのにはき替えたの・・・・・・」

柴崎    「ああ、それで。。。。なんか動きが後半悪くなったんだ」

川澄    「そうなの・・・・・それでシャネル岳20をつけたら、フランス女が燃え始めたの!」

柴崎    「やっぱりシャネルには反応したんだね!」

川澄    「そうよ。今回は宮間さんと福本さんが、前に忍の刺繍が入った金のパンツをはいてたの」

柴崎    「ああ・・・・GKは凄かったね!耐えるだけの試合は、見てて疲れるよ・・・・・」

川澄    「二人とも、ねぶた岳20の匂いを嗅いで燃えてたみたい。目つきがランランとしてたわ」

柴崎    「シャラポアは金は取れなかったね」

川澄        「シャネル岳20の匂いを嗅ぎすぎて、眠れなくなったみたいよ」

柴崎    「サガン鳥栖戦でシュートがクロスバーに当たっちゃって・・・・・あれが入っていれば・・・・・・」

川澄    「金おみやげに持ってくからね!」

柴崎    「もう、二つ持っているよ」

川澄    「そんな柔らかくって小さくないやつよ!」

柴崎    「アメリカ戦は、90分、僕の金色のパンツをはくんだよ!」

川澄    「わかってるわ。最後に一点取るわ」

柴崎    「アメリカのモーガンのメルアド聞いておいて・・・・・・」

川澄    「変なこと言うと、このまま日本に帰らないわよ!」

柴崎    「僕はマラソンを見て運命の人を発見したんだ・・・・・水色のお尻の形が・・・・・」

川澄    「そんなとこ見てるから、シュートが入らないのよ。前を見るのよ、前を!」

 


 

 

 ドビュッシーの「映像」は、第一集が1905年、第二集が1907年に発表されて、それぞれが三曲の小品から成っている。

ドビュッシーは、「私が音楽において意図しているものは、生命そのものに限りなく近づき、それを何らかの形で表現することである」

と述べ、「私は音楽と同様に映像を愛します」と述べるが、彼の音楽は、絵や映像を音楽にした、音楽の印象派というようなものではなく、

純粋に音響の形態を探求しながら、それを乗り越えていくような新しい音楽の形態への道を開く、音楽史上例を見ない独自のものだと言え

る。ミケランジェリの研ぎ澄まされた完璧な名演の他、ここでのアラウや、CDではイギリス人のポール・クロスリーの知的な演奏が素晴らし

い。

 

 アントラーズは中二日であの暑い中、サガン鳥栖の野武士サッカーに良く挑んだと思います。疲れているのに良く走っていたと思います。

勝てませんでしたが、夏に入ってのアントラーズの戦いには私は納得しています。なでしこみたいにツキがあると助かるのですが・・・・・

明日のセレッソ戦、何とかアウェーゴールをもぎ取って勝ちましょう!

 

 関塚ジャパン、コンディションが非常にいいですね。やっと清武が本調子になったのと、扇原と山口のセレッソコンビが乗っていますね。

あれくらいのことは山村と柴崎でも出来るんですが・・・・・・

メキシコのようなテクニックのあるチームには、大迫のようなタメの作れるFWがいると違うと思いますね。

やはり杉本ではなく、大迫を連れて行ったほうが多様な対応が出来たように思いますが、しょうがありませんね。

メキシコ戦の勝利を祈ります。

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ヴィラ=ロボス  「ブラジル風バッハ第五番」

2012-08-04 14:11:48 | 日記

  柴崎と川澄、国際電話で話している。

 

柴崎   「ブラジル戦、勝利おめでとう」

川澄   「勝ったけど、どこかすっきりしないわ・・・・・・」

柴崎   「僕の金色のパンツは?」

川澄   「一枚は岩清水さんにあげたわ。もう一枚は偶然知り合ったシャラポアにあげた」

柴崎   「シャラポアと知り合った!?・・・・・・あげちゃったの!何て言ってた?」

川澄   「彼女、最初は珍しそうに見てたけど、クンクン匂いを嗅いで目つきが変わったわ」

柴崎   「どう変わったの?」

川澄   「野獣のような鋭い目つきになって、この匂いの男に会いたいって言ったの・・・・・・・」

柴崎   「シャネル岳ナンバー20の価値がわかったんだ!さすが世界のシャラポアだ!」

川澄   「それで、DNAが遠いとか近いとかわけのわからないことを言ってたわ」

柴崎   「うんうん、さすがに勘が鋭いな・・・・・じゃ、ピンクのはいて出たんだね?」

川澄   「そうよ。最初はむしろ興奮したけど、試合が始まったらいつもみたいに走れなかったの・・・・・」

柴崎   「やっぱり・・・・・なんかイマイチだと思った。近賀さんも良くなかったし」

川澄   「忍ちゃんと岩清水さんははいてたらしい」

柴崎   「そうか!二人とも良かったもんな!岩清水さんの守備はすごかったよ」

川澄   「やっぱり一試合でも真剣にやらないと心に引っかかるの・・・・・・」

柴崎   「最初の20分で一点取られたら、3-0くらいで負けた試合に見えたよ」

川澄   「ブラジルはテクニックもしっかりしてるし、ちゃんとしたサッカーしてたわ」

柴崎   「ただ脳みそだけが弱いのを利用したのか?」

川澄   「そんな・・・・・・失礼よ」

柴崎   「いったん頭に血が上ると冷静さを失う性格を分析してたんだね」

川澄   「それは当然よ。相手チームの選手の性格は、みんなコンピューターに入ってるよ」

柴崎   「フランス人は、ブラジルみたいに単純じゃないから・・・・・・」

川澄   「なんでシャラポアがシャネル岳20を気に入ったのかしら・・・・・寝る時はくって言ってたわ」

柴崎   「フランス戦は金のパンツをはかないと絶対に負けるよ」

川澄   「シャネルなんて・・・・・・日本のメーカーのも送って!」

柴崎   「わかった!ねぶた岳20も送るよ。はいた瞬間、全身が燃えるように熱くなるパンツなんだ」

川澄   「楽しみだわ・・・・・・やっぱピンクじゃ燃えない・・・・・」

柴崎   「シャラポアのメルアド聞いておいて」

川澄   「チャラポア選手のなら教えてあげる」

柴崎   「・・・・・・今から練習始まるから・・・・・またね!」

川澄   「がんばるのよ!チャラポア君・・・・・・」

 


 

 


 

 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887~1959)はブラジルが生んだ最も偉大な作曲家の一人である。パリで学んだ後は、ブラジルに戻り、

亡くなるまで多くの作品を書いた。9曲の「ブラジル風バッハ」は、彼が愛したバッハの音楽とブラジルの風土が結びついた音楽で、彼の

代表作とも言える。第五番はソプラノ独唱と八つのチェロのために書かれた、9曲の中では最も有名な美しい作品である。

 

  なでしこのブラジル戦、ブラジル側から見たら何かにだまされたような負け方なのでは?個人のテクニックも上で、サッカーの組み立て

方も日本より上だったのに、最後の一線だけで守りきられた感じでしょう。あれだけ試合を支配して、わずかな隙をつかれての二失点は、

ブラジルからすると、なでしこの小憎らしいような頭の良さを見せられて、納得がいかないことでしょう。

 なでしこは良く耐えて、効率よく得点できて、運も味方したと思いますが、なでしこらしい細かいパスワークを使っての崩しはほとんど見ら

れず、なでしこらしい試合内容とは言えませんでした。準決勝のフランス戦はもっと細かい神経を使う試合になることが予想されますが、ず

っとやってきた自らのサッカーをすべて見せて欲しいものです。

 

  今夜の男子のエジプト戦は難しい試合になるでしょうが、何とか勝って欲しいものです。山村選手のボランチ、前への推進力があって

いいですね!

アントラーズも必勝を祈ります!

 

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「エルトン・ジョン  Your Song 」

2012-08-01 22:57:46 | 日記

 スルガ銀行カップ2012、ウニベルシダ・デ・チリ戦は、PK戦で勝利したとのこと。スカパーでやるのかと思っていたら、フジテレビNEXTは

映らなかった・・・・・・しかしクラブの発表では2万人以上入ったようだ。このオリンピック中にずいぶん入ったものだ。

たぶん、勝手な想像だがサンフレッチェ広島戦の最後の20分間のような何か、異様な熱気があった試合だったのでは?セレッソ戦は、後半

しか見られず、録画しておいた前半をまだ見れないのでコメントできないのだが、あの大迫の二点目、本山のスルーと小笠原のコンビネーシ

ョンから出たパスを大迫が見事に決めた、イマジネーション溢れるゴールからのアントラーズには、去年のシーズンには一度も見なかった

何かがあった。サッカーのエクスタシーとでも言いたいような、痺れるような高揚感を見ていて感じた。

 

 以前の本当に強かった時のアントラーズが分厚い攻撃で獲物をしとめる時には、あんな感覚を感じたような覚えがある。たぶん、今日の

試合もあの何か、アントラーズが本気になったときの熱気を持った試合だったのではないだろうか?先発メンバーを見ると完全にベストメ

ンバーで行っている。小笠原を最後まで使ったのか!よくわからないカップ戦だが、はるばるチリからやってきた世界クラブランキング2

位!(本当だろうか?)のチームに、週末のアウェーの鳥栖戦のことなど全く考えずに全力でやったのだろう・・・・・・。

 

 いかなる相手とは言え、プロのチームが戦う限り、基本的はアントラーズのような姿勢でやるべきなのだ。なでしこジャパンのように、

移動と対戦チームを考えて、二位通過狙いで、選手に本気でシュートを打つな、などと監督が指示するのは、相手に対して失礼だ。

南アフリカのようなチームにもベストの試合をして、移動で疲れてもいいから、アメリカやフランスのいるゾーンで戦うのが、少なくともワール

ドカップで優勝してオリンピックに参加するのチームの考え方だと思うがどうだろう?

 

 中二日でやったサンフレッチェ広島戦の最後は、向こうは足が止まり防戦一方になったのに、アントラーズの方はあと30分くらい出来そう

なくらいの勢いがあった。なでしこのように自分たちのベストを尽くさなかった試合というのは、長距離の移動の疲労より、チーム全体に

悪影響を及ぼす可能性がある。これでブラジルに負けたら佐々木監督は何と釈明するのだろう?やっぱり長距離の移動をしても、南アフリ

カ戦で一位通過すべきだったなどと言うのだろうか?

 

 今日のアントラーズにしても小笠原などは本当は休ませたかったのだろうが、フル出場して、たぶん足もガクガクになるくらい走って、

なおかつPKを決めたのではないか?それでこそ、戦う相手に敬意を表している証であり、サッカーを職業とする人間にふさわしい。

眩暈がするような疲労が、その勝利で逆に力となって己に戻ってくる。戦いとはそういうものではないのだろうか?

 

 なでしこの佐々木監督の合理的な作戦は、頭で考えるとほとんどの人が納得するだろうが、勝負とは合理だけでは説明がつかない。

スペインとモロッコ戦で、スペインがシュート練習を好きなだけやるようにシュートを打っても、すべてクロスバーやポストに当たってしまった

ように、戦いには理屈を超えた非合理的な要素がある。

 

 私にはなでしこが金メダルを取れる気がしない。計算上は不利だとわかっている状況に飛び込んでいって、なおかつ勝利を手繰り寄せる

ようなチームが世界一になるような気がする。我々としては、敢えてそのような状況で素晴らしいサッカーをするなでしこを見たかった。

アントラーズは疲れはたまっているだろうが、アウェーのサガン鳥栖戦では観客を納得させる試合をすると思う。

このような戦いを切り抜けれるようなチームなら、アントラーズの未来は明るいと言えると思う。

 

 なお、なでしこの南アフリカ戦の引き分け狙いの試合について、批判的な意見としてはサッカージャーナリストの大住良之氏の記事が

あるが、私の意見もこれに近い。ワールドカップでの予選なら、ああいう戦い方は許されると思うが、オリンピックというのはオリンピックの

精神に基づいて行われる戦いであり、それに反する戦いというのは批判されて当然だと思う。FIFAが何と判断しようが、なでしこがメダル

を取るために、フェアプレーの精神に反する試合をしてしまったという事実は、残ってしまう結果になった。もちろん選手に責任はなく、オリ

ンピックで「勝利する」ということに対しての倫理性を無視した佐々木監督にすべての責任があることは言うまでもない。

http://www.nikkei.com/article/DGXZZO44407890R00C12A8000000/?dg=1

 


 

柴崎   「奈穂美さん、あの試合は何なんだ?」

川澄   「二位通過したほうが有利なのよ」

柴崎   「それでシュート打たなかったんだ」

川澄   「そうよ。監督に言われたの。カットインするシュート打つなって」

柴崎   「金が泣いている・・・・・・」

川澄   「え?」

柴崎   「僕が作った金色のパンツが泣いている・・・・・・」

川澄   「三枚交替ではいて、毎日洗濯してるわ」

柴崎   「シャネル岳ナンバー20の香りをかいでシュートを打たないでいられたのか!」

川澄   「だからすごく欲求不満よ!ムラムラしてるわ」

柴崎   「何てチームなんだ。僕は君たちはメダルを取れないと思う」

川澄   「何ですって!勝つには戦術ってものがあるのよ。馬鹿みたいにがんばれば勝てるわけじゃないのよ」

柴崎   「君の心正しい素直なパスは腐ったんだ・・・・・・」

川澄   「何言ってるの?まだ子どもなのね、岳君」

柴崎   「僕が正しことはきっと証明されるよ・・・・・・」

川澄   「私たちは金ダルを取るわ」

柴崎   「もう僕の金色のパンツははかないでくれ」

川澄   「ピンクとか、緑のはけばいいんでしょ。わかってるわよ」

柴崎   「他人の背中に乗って勝つような奴らはダメだ!」

 

サンフッチェ広島戦の最後20分くらいの濃密な時間が忘れらません。

関塚ジャパンとアントラーズがやったら、アントラーズが勝つと思います。

この気持ちを忘れるな!アントラーズ!!

 

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