ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

天皇杯準決勝 横浜マリノス戦 2

2016-12-30 17:08:31 | 日記

 柴崎の右サイドハーフでの先発は過去にあっただろうか?左は何回かあったが、右は記憶にない。私が忘れているだけなのかもしれない。

この慣れないポジションでしっかり結果を出す、柴崎はやはりすごい選手だと思う。2得点につながった二本のクロスは、どちらも後ろから来た

パスをダイレクトで出したもの。こういう精度の高いプレーを体調が万全でなくてもできるのが素晴らしい。24日の準々決勝は体調不良で出な

かったのでコンディションは不安があったはずなのに慣れないポジションで完璧なプレーができていた。

 

 体調が万全でなくても完璧な仕事をしているのは昌子も同じ。クラブワールドカップ以来、本当に自信を付けたのだろう。どんなプレーも余裕

を持って対応できている。相手がドリブルでかわそうとしても、飛び込んでいかずに、しっかり相手の動きを見極め、ファウルなしで奪ってしま

う。今や日本代表のCBの将来は完全に昌子の肩にかかって言えると思う。歯を折ったり、口の中を切ったりするのは、私など非常に気にしてし

まうが、昌子は何事もなかったかのように、最高のプレーを続けている。

 

 さて、決勝の川崎フロンターレ戦だが、まず、金崎が出場できるかどうか?ここ一番で金崎と赤崎の差は大きい。あとは、チャンピョンシップ

には小林悠がいなかったのに、今回はいるということだ。フロンターレの攻撃力は上がっているはずだが、大宮選を見る限り、それほど脅威は

感じなかった。アントラーズの連動した守備力なら、無失点か、1点に抑えらるはず。しっかり守って素早いカウンターや縦の攻撃がいい。こ

のところアントラーズのカウンターの鋭さは増している。しかも決定的なチャンスを決めている。この流れは決勝戦でも変わらないような気が

する。縦にいいスルーパスを通したい。

 

 アントラーズの選手は、長居で試合をやったあと、ずっと大阪で調整しているのだろう。中2日で関東から大阪の移動が入るフロンターレに

比べ、やや優位と言えるかもしれない。しかし、天皇杯を一度も勝ったことのない、川崎フロンターレ。今度もシルバーでは耐えがたいだろ

う。死に物狂いでタイトルを取りに来るだろう。アントラーズも疲れがたまってきており、ベストコンディションの選手ばかりではない。

 

 やはり最後に勝負を決めるのはメンタルの部分だと思う。絶対にタイトルを取る。死んでも負けないという強い気持ちが元日の試合に出せる

か。まさか、もう十分やった、タイトルはフロンターレにあげてもいい、などという甘い考えはないとは思う。小笠原は連戦に出ずっぱりで大

変だろうが、何とかチームの士気を鼓舞して欲しい。曽ヶ端のスーパーセーブにも期待している。

 

 1年の最初の日を気持ちよく、歓喜の気分で過ごさせてほしい。アントラーズの勝利を信じている。

 

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天皇杯準決勝 横浜マリノス戦

2016-12-29 15:04:05 | 日記

 良く勝ってくれた!見事な勝利!ついに元日にアントラーズの試合が観られます!

 

前半はマリノスの方がチャンスが多く、正直、失点していてもおかしくなかった。ただ、最後の最後でしっかり守り切るという守備の集中力はこ

の試合でも途切れることがなかった。安定した守備、球際の厳しさ、一歩の出だしの速さは相変わらず素晴らしい。特に昌子の守備の安定感は

抜群だ。

 

 11分にマルティノスに左足のいいシュートを打たれ、15分に斉藤学にシュートを打たれたが、厳しく体を寄せて防ぐ。34分にもゴール前で決

定的なピンチになったが、ゴール前にディフェンスが二人入り、何とか防ぐ。その直後に逆襲して中村のクロスに柴崎が右サイドからシュート、

これは惜しくも決まらなかった。

 

 そこに前半41分に先制点が来た!土居が中盤でボールを奪い、永木にパス、永木に右にいた柴崎にパスし、それをワンタッチでゴール前にいた

土居にクロスを出した。土居は下がりながら、難しいヘディングシュート。これが左隅に決まり見事先制!前半終了間際の先制点が大きかっ

た。内容的にはリードされてもおかしくない展開だったが、要所要所をしっかり締めて、無失点に抑えたのは見事だった。マリノスは形は作れ

ていたのに、最後の決定力がなかった。

 

 後半は、マリノスは中村俊輔が入ってから、セットプレーで危険な匂いがしてきた。アントラーズは、赤崎に代えて優磨を投入。結果的に優

磨が柴崎の右サイドからのクロスを決めて、2点目。これが決勝点になった。

 

 途中、後半26分、伊東が斉藤学を倒してFKを取られる。これが中村俊輔が素晴らしいFKでゴール前へ。それを金井がヘディングシュー

トで同点かと思われたが、これがオフサイド。これは主審が冷静に見て、正確に判断した。

 

 この直後の28分に永木が右サイドにいた柴崎にスルーパス、柴崎はワンタッチでクロスを出して、ゴール前の優磨が綺麗に合わせた。この

ワンタッチプレーの正確さがアントラーズの攻撃のレベルの高さを証明していると思う。優磨はクラブワールドカップ以来、この位置で良く決

める。

 

 全体的にゲームの主導権を握れていない時でも、ゲームの流れを読むのが正確で、決めるべき時にはワンチャンスで決めてしまう、アント

ラーズの試合運びのうまさが目立った。金崎、西は出場しなかったが、それでもこういう試合ができるアントラーズのサッカーの緻密さと勝負

強さが光った。ただ、山本の怪我が気になる。決勝戦に問題がなければいいのだが・・・・

 

 これでついに来年の元日にアントラーズの試合が観られる!何という贅沢だろう!期待に応えてくれて本当にうれしい。

是非、優勝して、19冠を取って欲しい。相手は川崎フロンターレ。相手は必死に来るだろう。しかし、それを叩いてこそ、アントラーズ。

勝利を信じている。

 

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ペドロジュニオールと豊川

2016-12-27 19:45:46 | 日記

 今日、ペドロジュニオールのヴィッセル神戸からの移籍が正式に発表になった。今のFWは金崎が抜けるとすごい戦力ダウンなので、得点能力

があるFWは絶対に欲しい。赤崎は天皇杯で点を取ったとはいえ、得点能力の低さはもう折り紙付き。私は本人のためにも移籍してもいいと思っ

ている。ペドロジュニオールが点を取り始めたら、赤崎の出番はないだろう。FWは金崎、土居、ペドロジュニオールで十分だと思う。

 

 また、豊川のファジアーノ岡山でのレンタルが一年延長になったという。これは残念な話だ。二列目の左は層が薄い。中村はたまにいいプレー

はするものの、コンスタントに使うのはやはり力不足だと思う。ファブリシオは相変わらず頼りない。杉本も全く機能しない。今は柴崎を二列目

に入れたりして誤魔化しているが、二列目の左サイドハーフはカイオが抜けた後、信頼して任せられる選手がいないのが現状だ。豊川が戻ってき

てくれたら・・・と内心心待ちにしていたのだが、来期はまたファジアーノ岡山だというとすると、やはり二列目にもう一人いい選手が欲しい。

う~ん、豊川が戻らないというのはちょっと痛手だと思う。残念だ。

 

 そういえば、山形に行った梅鉢はどうなるのだろう。モンテディオ山形でも出場機会がなかったのか。アントラーズの92年組、柴崎、土居、昌

子、梅鉢は、期待されてアントラーズに入り、最初は4人並んで写真に写ったりしていたのだが、梅鉢だけが伸び悩んだ。ジョルジーニョ時

代、練習中に「バチ!バチ!」と大声で梅鉢を指導してたのが記憶に残っているが、山形でも使われなかったとするとどうなるのだろう?どこ

かに拾われる身になってしまうのか?

 

 あとはブラジル人FWと言えば、ダヴィとジネイ。ジネイは怪我で活躍できず可哀そうだったが、プレーできるようになってからも、持てる

力を発揮できたとはいい難く、まさかペドロジュニオールも似たようなことにならないだろうか?という一抹の不安はある。ジネイの人柄は素

晴らしかっただけに、湘南ベルマーレから離れても、またどこかでサッカー人生を続けてもらいたいものだ。

 

 アントラーズは高卒ルーキーやユースの選手を大事に育てるチームではあるけれど、新戦力も必要だ。柴崎は海外に移籍しそうだが、他に出

ていく選手は誰だろう?ファブリシオの契約期間はどうなっているのだろう?今のところ、期待外れだったなあ・・・・

 

 ともあれ、今のところは、天皇杯を取ってもらうしかない。あと二つ。正直、マリノス戦はけっこうキツイかもしれない。斉藤学と中村俊輔

をどこまで抑えられるか?やってくれると信じている。

 

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天皇杯準々決勝 サンフレッチェ広島戦 2

2016-12-25 17:11:19 | 日記

 来年度の新ユニフォームが発表になりましたね。ファーストは横縞で、しかもネイビーブルーが基調になっています。アントラーズはネイビー

じゃないけど、敢えてネイビーにしたのでしょう。しかし、基調の色を青系にしたのはどうでしょう?

 

 それにも増してセカンドのピンクはちょっとどうかと・・・・キーパーじゃないんだし、アントラーズの歴史の中でピンクは初めてですよね!

アントラーズとピンク・・・・何か相性が良くない感じがするんですが。特に小笠原がピンクを着るのは見たくないです。来季はピンクを着て

負けそうな気がします。

 

 その小笠原ですが、クラブワールドカップであれだけハードワークしてもまだやれるんですね。あの浮き球のパスがなかったら、どうなってい

たことやら・・・・まだまだ37歳のベテランの存在は欠かせません。

 

 37歳と言えば、曽ヶ端の最近のスーパーセーブは一体どうなっているのでしょうか?曽ヶ端限界説がブログ村でもずっと唱えられていたの

に、この老年?になっての覚醒はすごい!何かに目覚めてしまったようなこの活躍の原因は何なのでしょう?

 

 昨日のPKの時も、相手との間合いの取り方が最高で、ロペスが蹴る瞬間に少し前に出て、プレッシャーをかけて揺さぶり、自分の右方向に

蹴るように、うまく誘導しているように見えました。その駆け引きの秘密については、茨城新聞のインタヴューでも教えなかったようですが、

昌子は見ていて、「絶対に入らない」と確信していたようです。

 

 その昌子は練習で中村と衝突して、歯茎が飛ぶほどの怪我をしていたとか・・・・何か口の中ばかりやられますね。そんな状態を微塵も感じ

させない闘志は素晴らしいです。はやり植田とのコンビが一番やりやすいのか?ファン・ソッコとブエノもいるし、やはり一人は放出する可能

性が高そうです。

 

 私は赤崎と中村も放出のリストに入っていたのですが、昨日は二人とも良くやっていました。頭を悩ますのはファブリシオもそうですね。一

発のミドル以外で可能性を感じるプレーはまだ見せていません。もっとうまいブラジル人選手はいくらでもいるでしょう。しかし、アントラー

ズがすごいのは、カイオが抜けて、ファブリシオが頼りにならなくても、ちゃんと勝てるというところ。日本人選手だけ、しかも高卒とユース

の自前の選手中心に素晴らしいサッカーができるのは、今のところ、アントラーズだけです。そこがレッズとは大違いです。

 

 前半、悪くてもしっかりと耐える。後半に来るチャンスは確実に得点する。このパターンで今のところ勝ち続けています。あと、二試合。

金崎と柴崎、そして西は戻って来るでしょうか?戻ってもらわないと困ります。怪我という情報もありますが、疲れがたまっていて、コンディ

ションがよくないのでしょう。

 

 今のアントラーズなら、守備の連動性が非常にいいので、失点は最少でいけますね。2点、3点取られる可能性は低いです。ですから2点取

れれば勝てる、という感じがします。横浜マリノスに勝てば、川崎フロンターレと当たる可能性が高いです。フロンターレはチャンピョンシッ

プでの悔しさが骨身に沁みていることでしょう。本気も本気、最高に気合が入っているはずです。しかし、アントラーズはそこまで本気になっ

ているフロンターレでさえ叩かねばなりません。さらに叩いて奈落の底に突き落としてやる。それが来年度のアントラーズの勝利につながりま

す。間違っても「準優勝でいいかな」などという甘い気持ちを起こしてはいけません。

 

 ライバルは、二度と起き上がれないように、叩いてあげることが、大切です。それでこそアントラーズです。

 

中四日、そして中二日を大阪で戦うのは大変でしょうが、アントラーズならできます!必ず、元日に優勝しましょう!

 

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天皇杯準々決勝 サンフレッチェ広島戦

2016-12-24 15:08:11 | 日記

勝った!また、勝ってくれました!何という勝負強さでしょうか!

 

 赤崎のゴールと、曽ヶ端のスーパーセーブのおかげでまたまた勝利!金崎、柴崎、西が欠場の中、しっかり結果を出した。

前半の15分くらいまでは、アントラーズも思ったより動けていたのだが、前半の中頃からサンフレッチェ広島がペースをつかんだ。17分には

柴崎に決定的なチャンスを作られるが伊東が戻って辛うじて防ぐ。

 

 アントラーズは前半はロペスに手を焼いた。前半26分にはロペスがアントラーズの三人のディフェンスを振り切って、柏にパスし、ロペスに戻

してピンチになった。サンフレッチェは左サイドから崩してきたが、何とかアントラーズディフェンスは守った。CKがアントラーズは前半ゼロ

だったのに、サンフレッチェは5本。アントラーズのチャンスらしいチャンスは、遠藤のふかしたシュートくらいだった。

 

 後半になって次第にアントラーズがリズムを取り戻す。私が心配していた赤崎と中村充孝の動きは悪くない。特に中村はうまくボールをさば

けて久しぶりに安定感があった。次第にボールを保持する時間帯が長くなり、ゴールの匂いがしてきた。そんな中、後半12分、右サイドにい

た小笠原がふわっとしたパスを、相手DFの裏に出す。それを赤崎がゴール右の角度のない場所から、ワンタッチでシュート。見事にゴール左

隅に決まった。小笠原の状況判断の素晴らしさ、赤崎の久しぶりのいい仕事だった。

 

 後半17分、柏が左サイドからドリブル突破、昌子が思わずPA内で倒してしまいPKを取られてしまう。しかし、このロペスのPKに曽ヶ

端はタイミングをうまく測って右側に飛んで止めた!曽ヶ端はPKの時、自分の間合いに持っていくことに成功した。クラブワールドカップか

らずっと曽ヶ端は神がかっている。

 

 石井監督は早めに手を打って、中村に代えて優磨、遠藤に代えて三竿を投入。二人ともハードワークで頑張った。特に後半40分の左サイド

からの優磨の突破がPA内で止められたのは、PKになってもおかしくないプレーだった。このあたり主審の村上のジャッジはおかしかった。

後半43分頃、石井監督が激怒。どのプレーに対してだったのかわからないが、石井監督の勝利への執念を感じた。45分にゴール前で優磨か

らファブリシオへ。ファブリシオはボールを持ち替えてはずしてしまう。ファブリシオは足元のボールコントロールがうまくない。

 

 46分にも小笠原のCKを山本が落としたボールに優磨がシュート。左ポストに当たる決定的なチャンスもあった。結局、アントラーズがう

まく試合を締めくくって、1-0で逃げ切った。佐藤寿人は泣いていましたね・・・・

 

 これで、29日に横浜マリノスとの準決勝!もしかしたらこの準決勝が一番難関かもしれない。何とか勝って元日の決勝に出てほしい。

アントラーズの今の勢いなら十分可能だろう。

 

 天皇杯も取るぞ!がんばれ!アントラーズ!!

 

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天皇杯に向けて

2016-12-22 17:58:00 | 日記

 クリスマス・イブの土曜日、かなり寒くなりそうだ。カシマスタジアムはかなり冷えるだろう。アツアツのカップルでも寒い?

さて、問題は、クラブワールドカップの影響である。あの連戦はさすがにエネルギーを使ったはず。中二日での三連戦の後の、燃え上がった決勝

戦。負けたとは言え、一種の大きな達成感はあっただろう。燃え尽きていないか?まだタイトルを取ろうという貪欲さが残っているのか?

 

 私には何とも言えないが、さすがにサンフレッチェ広島は、世界的に有名になってしまった、鹿島アントラーズを叩いてやろう!と牙を向いて

來るだろう。サンフレッチェのモチベーションは非常に高くなっているはず。そこにアントラーズがどこまで本気になれるのか?自分たちは常に

本気でやるつもりだろうが、試合に入ってみると、何か重いな~、動きが鈍いな~という状態になっている可能性はある。私の感じでは、そうい

う重たい状態になっている可能性は、50%くらいあると思う。

 

 試合開始早々は重たくてもいい。時間に経つにつれて、クラブワールドカップのスピード感と当たりの激しさが戻ってくると思う。サンフ

レッチェは一か月近く試合がなかったが、アントラーズはもう火が付いた状態が続いている。試合勘というものがどこまで当てになるものか

わからないが、気持ちが燃え尽きていなければ、アントラーズの選手の方が戦う状態になってるはずだ。

 

 やはり先制したい。早い時間帯で失点すると、連続で失点しそうな予感がする。CBは昌子と植田だろうか?とにかく前半をゼロで抑えてほ

しい。柴崎にとっては、もしかしたら天皇杯がアントラーズの選手としてのプレーの最後になる可能性が高い。やはりお正月の元日にアント

ラーズの優勝を見ることは、来年一年のサッカーを占うものになる。正月早々、アントラーズの選手たちがまたシャーレを上げる姿が見たい。

 

絶対に気を抜くなよ!どんなタイトルも本気で貪欲に取りに行ってほしい。

 

頑張れ!アントラーズ!必勝、あるのみ!。

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 決勝 レアル・マドリード戦 2

2016-12-20 15:38:23 | 日記

  今日になっても、レアル・マドリードの選手を青ざめさせ、そして本気にしてしまった柴崎の二本のシュートが頭から離れない。もう録画の映

像は10回以上見た。何度見ても興奮するなあ・・・

 

 スペインのスポーツ紙、「マルカ」は、柴崎について、「鹿島の宝石」という見出しで記事を書いているそうだ。確かに、セカンドステージ

は怪我などで活躍していなかったのに、こういう大舞台で続けてああいうプレーができるのは、まさに「宝石」であり、宝石の中でもダイアモ

ンドなのだ。世界中が茨城の辺境の地に素晴らしいダイアモンドが眠っていることに気づいてしまった。たぶん、ヨーロッパのクラブからオ

ファーが來るのだろう。アントラーズサポとしては、いつまでも「鹿島の宝石」がいてくれることを望みたいが、柴崎の将来を長い目で見た

時、ヨーロッパのクラブでもまれることが、彼の素晴らしい才能を開花させることになる可能性は高い。柴崎がヨーロッパのクラブに移籍する

ことが決まったら、彼の未来を信じながら、送り出したい。

 

 そして昌子の守備である。クラブワールドカップの全試合を通して見たら、昌子の獅子奮迅の活躍は、やはり世界レベルに近いと言わざるを得

ない。少なくとも日本代表の吉田などより、ずっとレベルの高い選手に成長してきた。歯が折れても苦しそうな顔すら見せず、最後まで走りぬ

くメンタリティー。これがアントラーズのセンターバックのメンタリティーなのだ。昌子にも海外からオファーが来ても不思議ではない。

 

 ジダンは、アントラーズのサッカーについて、「特別なテイスト」を持っていると評価したという。アントラーズの特別なテイストとは何だ

ろう?どんな状況にあってもあくまで勝ちにこだわる、どん欲なまでの精神力、局面局面での強さ、試合の流れを読みながら修正していく柔軟

な対応力、勝負のポイントを見極める力など、色々あるだろうが、セカンドステージでチーム全体がかなり悪い状態に陥っても、チャンピョン

シップの準決勝で川崎フロンターレを破った時の、強いメンタルは、結局、レアル・マドリード戦まで途切れなかった。

 

 ロナルドも、「(アントラーズには)苦しめられた。予想以上に良かった」と、アントラーズを評価しているが、公式戦36戦無敗などとい

うスター軍団ですらも、もう一歩で負けそうな状況に追い込めたアントラーズの戦い方にはやはり最大限の評価をしていいと思う。むろん、負

けは負けであり、小笠原が言うように、「二位もビリも同じ」と言ってしまえば、それまでなのだが、少なくとも、勝てるような状況は作り出

せていた。後半の最後10分くらいはアントラーズの波状攻撃で、得点の匂いがプンプンしていた。

 

 確かに交代で入った、ファブリシオは一本のミドルシュートを除けば良くなかったし、伊東の交代の意図もよくわからなかった。あそこにカ

イオがいてくれたら・・・とふと思った。カイオはどんな気持ちでこの試合を見ただろう?カイオが移籍した、アル・アインはアジアの決勝で

全北に敗れたから、カイオにもクラブワールドカップに出る可能性はゼロではなかったわけだ。しかし、自分が出て行ったチームが、レアル・

マドリードをここまで苦しめたのを、どういう気持ちで見ていたのか、少し気になる。確かに交代で入ってくるのが、ファブリシオではなく、

カイオだったら、違っていたかもしれない・・・と思いたくもなる。

 

 セカンドステージでアントラーズが勝てなくて沈んで行ったときに、アントラーズは金崎とカイオで勝ってきたチームだから・・・と色んな

人が言ってきたし、石井監督の采配についても、ボロクソに言う人が多かった。茨城新聞によれば、19日の取材で来季も石井監督の続投が決

まったらしい。リーグ優勝して、クラブワールドカップで準優勝という結果なら当然だろうが、それでも何やかんや言われる監督という職業は

大変だ。

 

 チャンピョンシップとクラブワールドカップの戦いを見る限り、アントラーズはカイオがいなくても、ちゃんと結果を出せるチームだという

ことがわかった。レアル・マドリード戦では、ファブリシオが入るまでは、日本人プレーヤーしかピッチにいなかったわけだから、助っ人外国

人の活躍で勝っているチームとはやはり実情が違っている。勝っていくためにはいい外国人選手は必要だが、自前で育ててきた選手だけで世界

で戦えるアントラーズというチームは立派という他はない。

 

 人口わずか7万の鹿嶋市。周辺の4市を合わせても28万人しかいない。クラブの年間収入はレアルの17分の1。これで勝ってしまったら

世紀の大番狂わせになるところだった。しかし、そういう大番狂わせをしなければ、カシマスタジアムに多くの観客を集めることができない、

という厳しい環境の中で選手たちは最大限の努力をしてきた。そういう積み重ねがここ一番での感動的な試合を生み出すのだろう。

 

 明石家さんま?あんな馬鹿はどうでもいいのだ。馬鹿は馬鹿であり、放っておくしかない。鹿島アントラーズの努力も知らないで、「このま

まアントラーズが、2-1で勝ってしまったら、帰りの車の中でどう思うんだろう?」などとふざけたことを平気な顔で言える正真正銘のアホ

もアホだし、それを起用する日本テレビも腐りきっている。アントラーズはそういう腐った世界から遠く離れていて欲しいものだ。

 

 来年は、ACLで優勝し、是非、またレアル・マドリードと戦って、この「白い巨人」を破ってもらいたいものだ。今からその日を待ち遠し

く思っている。

 

 残るは天皇杯。もうアントラーズの選手たちの気持ちは切り替わっていることだろう。取れるタイトルは全部取る。気持ちを途切れさすこと

なく、全力で取りに行ってほしい。「鹿島 不屈の闘志」!まさに不屈の魂で勝ってほしい。

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 決勝 レアル・マドリード戦

2016-12-18 22:09:01 | 日記

 世界最高のスーパー軍団相手にこのサッカー。私は誇らしい気持ちで一杯だ。勝てるチャンスすらあった。世界最高のクラブチームと延長まで

渡り合えたことは、素晴らしかった。主審の判定次第ではどうなっていたか、わからない試合だった。

 

 特に柴崎の2ゴール!!本当に痺れた!前半44分、左サイドに流れていた土居が左足でクロス、柴崎がトラップ、少し大きく弾んだのを左足

でボレーで叩き込んだ。この大きな舞台でこのプレー!さすが柴崎岳!ロナルドもショックだったのか青ざめているようだった。

 

 確かに局面局面のテクニックやプレッシャーはレアルのレベルは高かった。しかし、アントラーズのディフェンスはバランスよく集中して、い

つも粘り強いサッカーができていた。9分の先制点の失点は、非常に早かったので、かえってレアルに楽勝ムードが漂って、少し相手をなめたよ

うなサッカーをしていたのが、柴崎の同点ゴールでレアルに冷水を浴びせた感じで、本当に気分が良かった。

 

 後半に入って、レアルの選手たちの目つきが変わった。後半7分、相手DFが左サイド奥からクリヤーしたボールが中央付近へ。それを柴崎が

体をうまく使って、ボールを前へ運び、相手DF三人をかわして左に動きながら、左足でミドルシュート。地をはうような最高のミドルシュー

トが左下隅に突き刺さった。もう絶叫するほどうれしかった。

 

 ディフェンスではこの試合も昌子が素晴らしかった。ロナルドを一対一で抑えているのを見るのは、驚きだったし、これがアントラーズの

ディフェンスのレベルなのだろう。曽ヶ端も神がった素晴らしいセーブがあった。

 

 13分にPKを取られた山本は、もう少し慎重にスライディングしてほしかった。あれはPKを取られてもしょうがないかもしれない。しか

し、90分内では、レアルは完全に形を崩した得点がなく、43分のファブリシオの惜しいシュートなど、アントラーズに決定的なチャンスが

あった。44分のセルヒオ・ラモスのファウルにイエローカードを出さなかった主審の判定がおかしかった。レアルに遠慮したようなザンビア

の主審にやられたといってもいい。49分の遠藤のゴール前のプレーも惜しかった。後半の最後はアントラーズが得点できそうな感じがあっ

て、延長に入る前に決めてしまいたかった。

 

 延長に入って、ロナルドに一瞬の隙を突かれて2点取られてしまったものの、アントラーズは良くやったと思う。レアルは確かに強かった

けれど、予想以上にアントラーズのサッカーが通用した。中2日の強行日程が続く中、3連勝して、レアル相手に延長まで戦えればもう十分で

ある。アントラーズ以外のJリーグのチームではここまでやれなかったと思う。明らかにレアルとは差があったが、見ていて感動する何かが

あった。観に来た観客の大部分は満足して帰ったことと思う。

 

 チャンピョンシップで勝ってリーグ優勝した強さは本物だったことが証明されたと思う。アントラーズの選手たちとスタッフ、そして石井監

督を心から称えたい。本当にありがとう!

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 アトレティコ・ナシオナル戦

2016-12-14 21:24:28 | 日記

 いやはや、驚きました!アントラーズが歴史を作りました!!

 ついに、南米チャンピョンのアトレティコ・ナシオナルを3-0で撃破!!

 

 アントラーズのプラン通りのサッカーになったのではないだろうか?こういうしぶとい戦い方ができるチームになっていたのだ。アントラーズ

の強さは本物と言っていいだろう。

 

 前半31分に西がPA内で倒されたのをゲームを止めて、ビデオアシスタントレフリーを世界で初めて使った。結果はPK。これがラッキーだっ

た。ビデオを使わなかったら、PKは取られなかっただろう。土居が相手GKの動きをよく見て、左隅にPKを決めた。

 

 他にも、18分の柴崎の中央突破の一対一の決定機、34分の植田のヘディングシュートは、相手GKが左手一本で防いだ。決定的なチャンスも

アントラーズは作っていた。守備ではまず昌子。何度シュートブロックをしたことだろう!昌子のポジション取りと足を出すタイミングは抜群

だった。陰のMVPは昌子だろう。あとは西の守備も良かった。何度もゴール前に戻ってピンチを防いだ。

 

 曽ヶ端は今日も良かった。特に前半10分と43分のファインセーブは素晴らしかった。全体に守備はうまく連動して、ゴール前でブロック

を作ってうまく守った。アトレティコ・ナシオナルの分厚い攻撃も全員でうまく守備できた。

 

 後半10分以降は、圧倒的にアトレティコ・ナシオナルがボールを保持して攻撃し続けたが、アントラーズのディフェンスは崩れなかった。

危ないシーンは何度もあったが、昌子が見事に防いだ。アトレティコ・ナシオナルが次第に焦り始める。

 

 38分、左サイドにいた柴崎がゴール前にロングパス。飛び出した遠藤が相手GKと交錯したが、うまくボールを動かして、右足のヒールで

押し込む。これが決定的な2点目だったが、さらにもう一点取るとは!

 

 40分、右サイドで金崎がボールをキープし、ゴール前にクロス。優磨がドンピシャで合わせて、3点目!全く信じられないないようなうま

い得点だった。チャンスを確実に仕留めるアントラーズ、いったい、どうなっているのか?

 

 とにかくしっかり守り切れているのが大きい。しかも少ないチャンスは決め切る勝負強さ。全体的に神がかっているような勝ち方だ。

神ってるな!アントラーズ!

 

 これで、18日にレアルマドリードと決勝を争うことになりそうだ。正直、これは驚きだ。南米チャンピョンを破っての決勝進出は見事とい

う他はない。まさか、レアルマドリードに勝ってしまったら?あり得ないと思うが、神ってるチームには何が起こるかわからない。

 

 がんばれ!アントラーズ!奇跡を期待するぞ!

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 マメロディ・サンダウンズ戦

2016-12-11 21:25:53 | 日記

 いやはや、驚きました!何という勝負強さでしょう!前半と後半で全く別のゲームになってしまいました。前半だけ見た時は、マメロディがあ

まりに素晴らしく、こんないいチームに勝てるわけないだろ、と思って見ていたのに、後半に入って見事に修正。何と2-0で勝利してしまっ

た。前半はシュートゼロ。マメロディは素晴らしいパスワークとスピードでアントラーズディフェンスを翻弄した。

 

 とにかく曽ヶ端が3点分くらい防いでくれたのが大きかった。久しぶりに曽ヶ端の燃える姿を見た。それにしても前半のマメロディはさすがア

フリカチャンピョンという隙のない自由自在のサッカー。チーム全体にリズムがあって、思わず、いいチームだなあ、と感心することしきり。

特にボランチの二人に良くボールが収まって、どこからでもシュートを打ってきた。前半は何とか持ちこたえた。

 

 後半に入ってこのボランチの二人を完全に抑えられたのが大きかった。特に永木の守備が良かった。ここにきて永木はチームに完全にフィット

し、相手のパスの読み、ゴール前に戻っての厳しい守備も素晴らしい。

 

 先制点は、中村を金崎に代えての二分後。後半に入ってアントラーズにリズムが出始め、何度かチャンスが来た。

後半18分、柴崎が前線の赤崎にロングパス、受けた赤崎が右に流れて、クロスを入れたのを土居がヘディングでゴール前に落とした。それを

遠藤が左足でシュートを打って先制点。左右の揺さぶりが素晴らしかった。

 

 この先制点でアントラーズの勢いがついて、マメロディは自分たちのサッカーが出来なくなった。前半のいいリズムは消えてしまい、あの勢

いはどこかへ行ってしまった。アントラーズの守備が安定し、ブロックを作って、ゴール前はしっかり守った。

赤崎に代えて優磨を投入。優磨はいい動きで攻撃の基点になる。後半43分、遠藤がワンタッチで前線に出したパスを優磨が受けて、ゴール前

のフリーの金崎にパス。金崎は左足でゴール右隅に綺麗に決めた。そのままうまくゲームを閉めて、2-0での勝利!

 

 前半を見ている限り、勝てる気がしなかったが、後半、アントラーズが見事に修正。石井監督の采配も当たった。

これでベスト4。今度は南米チャンピョンの、アトレティコ・ナシオナルが相手。ここまでこれただけでもちょっと驚きだ。次の試合もどんな

戦いを見せてくれるのか、楽しみだ。

 

頑張れ!アントラーズ!レアルマドリードと戦おう!

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 オークランド・シティFC戦 2

2016-12-09 18:11:59 | 日記

  何といってもクラブ世界一を決めるタイトルの一つ。年間勝ち点でレッズに15の差を付けられてのリーグ優勝には、アントラーズのメンバー

からも、疑問の声が出ているが、私は立派に優勝だと思う。それを証明するためにもこの大会は頑張らないと、「ほ~れ見ろ、アントラーズなん

て大したことない」という声が出てくるに決まっている。

 

 前半を見る限り、セミプロ集団のオークランドシティ相手に、「ほ~れ見ろ、アントラーズなんて大したことない」と言われるようなサッカー

をしてしまった。ワントップを残して引いて守るオークランドシティを全く崩すことが出来ず、パスミスだらけ、連動性のない攻撃で退屈な試

合。やはり、チャンピョンシップで、エネルギーを使い果たした感じが見えていた。なんかファブリシオが効いていないなあ。オークランドシ

ティがなんかワンチャンスを決めそうな雰囲気が漂う。お互いに様子見で前半は終わってしまった。

 

 後半に入って、アントラーズのボールを奪いにいくスピードが上がってきたが、そんな中、後半5分、セットプレーで、キム・テウクにヘ

ディングシュートを決められる。付いていたファン・ソッコのマークが甘く、先に頭に触れられてしまった。

 

 この失点で後半9分にファブリシオを下げ、赤崎を投入。ここで赤崎かい・・・・クロスバー当ての名人を出して状況が変わるのか?と思っ

たが、動きはいいようだ。そして後半17分、小笠原に代えて、金崎を投入。これで柴崎がボランチの位置に下がった。ここからアントラーズ

が次第にゲームを支配し始める。やはり前線で赤崎と金崎が動くとスペースが生まれ、リズムと連動性が出てくる。

 

 22分、永木がうまく動いて前線に入って、赤崎にマイナスのパス。赤崎が久しぶりに決めた。永木は守りではよくやっているが、このよう

に攻撃で縦に入っていく動きを見たのは初めてだ。同点になってからはアントラーズのペース。オークランドシティはパスがつながらない。

揺さぶりをかけながら、アントラーズがチャンスをうかがう。遠藤を中村に代えて、さらに前線が流動的な動きになっていく。そんな中、柴崎

のパスを受けた山本が左サイドを上がって、素晴らしいクロスを上げた。ファーで受けた土居が叩きつけるヘディングで折り返したところを、

金崎がヘッドで叩き込んだ。上にふかさないでしっかり決めたのは素晴らしかった。

 

 この時期になって勝負強さが戻って来た。例年、寒くなってからのアントラーズは強い。この選手権も少なくともあと2試合はできることに

なった。是非、レアルマドリードと戦うアントラーズを見てみたい。そして、天皇杯の奪取。この時期にたくさんのアントラーズの試合を見ら

れることは幸福だ。厳しい日程だが、是非、勝ち進んでほしい。

 

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FIFAワールドカップジャパン2016 オークランド・シティFC戦

2016-12-08 21:47:38 | 日記

 チャンピョンシップで見せた勝負強さが未だに続いている。前半の相手を見過ぎた消極的な試合運びを見た時は、とても勝てそうもないように

思ったが、後半入った赤崎と金崎が得点して、逆転勝ち。やはり全くわからない相手とやる時は慎重に入らざるを得ないが、後半の選手交代が

ぴったりはまった。金崎はさすがにいいところにいる。簡単なヘディングシュートではなかった。

 

 う~ん、あの赤崎がやっと得点してくれたか・・・・赤崎はもう放出かと思っていたが、出てくるところを見ると、練習ではいいのだろう。中

二日の連戦では赤崎と土居だけではなかなか勝ち抜けないだろう。天皇杯を含めて赤崎が調子を上げてくれるのは有り難い。先発したファブリシ

オは足元のテクニックに不安を感じさせた。土居とのツートップははじめてではないか?もう一回ビデオを見てからコメントしたい。

 

 後半43分はまず山本のクロスが素晴らしかった。土居がヘディングで叩きつけて折り返した。ワンバウンドしたのを相手DFと競り合った金崎

が頭で叩き込んだ。金崎のポジションが良く、相手DFに負けなかった。これで金崎は4戦連続得点。一時失われていた貪欲さと突進力は完全に

復活したと見ていいだろう。

 

 やはり小笠原が言うように優勝してからの第一戦をしっかり勝つことは重要だろう。天皇杯優勝に向けてチーム全体の態勢を整え、この勝負

強さを維持していってほしい。

 

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チャンピョンシップ決勝を終えて

2016-12-05 14:18:52 | 日記

 年間順位3位、レッズに勝ち点差15もつけられてセカンドステージを終えた。しかし、今年に関しては何よりも重要なのがチャンピョンシッ

プだということは初めからわかっていた。そういうレギュレーションでリーグを盛り上げようという意図で2ステージ制にしたのだから、今回の

アントラーズの優勝のようなことが起っても不思議はない。むしろ、そうなることを期待して組まれたレギュレーションなのだから、アントラー

ズの選手たちは堂々と胸を張っていればいい。色んなサポが色んなケチをつけるだろうけど、決まったルールに従って、目の前の戦いを必死に勝

ち取っただけの話だ。

 

 マッチデーハイライトを見た。優磨がPKを取ったシーンで、どっちがPKを蹴るか、金崎と優磨のあいだで一分近く、お互いに、「俺が蹴

る」と譲らなかった話が面白かった。優磨はこれだけプレッシャーがかかる状況でも、自分が蹴りたいというのは、相当な強心臓だ。お互いに軽

く押しあったりしていたが、金崎はとうとう譲らず、PKを決めた。金崎は優磨に「ざまあみろ」と思ったとか(笑)。

 

 山本、遠藤、西、植田の四選手へのインタヴューで、「今シーズン最も印象に残っていること」という質問に、遠藤は、「ファーストステー

ジ優勝」を挙げた。ファーストの方が自力で取った印象が強く、特にファーストの残り二試合の緊張の中で勝てた思い出が一番強いと言う。

山本も、ファーストの最後の福岡戦で得点した記憶が一番印象に残っているという。確かにファーストの優勝はまた違った興奮があった。

 

 西は、「夢生キレる」という言葉。西はやってはいけないことだが、FWはこれくらいじゃないと駄目だという気持ちもあるという。これで

お互いに言いたいことを言うような雰囲気になったという。西と植田はかなりお互いに言い合っているらしい。

 

 そういう植田の一番印象に残ったのは、「熊本」。熊本地震の際、アントラーズのメンバーが自主的に被災地に援助に行った記憶は確かによ

く覚えている。あの時の植田とアントラーズの選手の行動は早かった。サッカー選手の前に一社会人なのだ、と感じさせてくれた、アントラー

ズ選手のファインプレーだった。

 

 これで18冠。小笠原が言うように、これからの常勝軍団になるのに必要な優勝を勝ち取ることができた。やはり、優勝してみないとわから

ない何かがあるのだと思う。スカパーの解説で岡田さんがいいことを言っていた。「勝たないとわからない秘密の鍵」のようなものがあって、

アントラーズはその鍵を持っているチームだと。反対にレッズというチームは、「勝たないとわかならい秘密の鍵」を持っていないチームだと

言えると思う。だから、毎年、一番大切なここぞ、という大事な試合で負けてしまうのだ。

 

 まだ、天皇杯が残っている。気を緩めることなく、「勝たないとわからない秘密の鍵」の開き方を我々に見せてもらいたいものだ。

一昨日の優勝の余韻はまだ残っているが、8日には、FIFAワールドカップジャパン2016の試合が待っている。これも是非、勝ってもらいた

い。ありがとう!アントラーズ!よくやった!アントラーズ!

 

  四月に癌で亡くなった友人のI君も天国で喜んでいてくれると思います。熱狂的なアントラーズサポでした・・・

 

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チャンピョンシップ決勝第2戦 浦和レッズ戦 2

2016-12-04 13:11:40 | 日記

昨夜から、嬉しくて、笑いが止まらない。今朝も清々しい気分で、朝からニコニコしている。優勝というのは本当にいいものだ。 

 

 第1戦は、失点しなくないという思いから守備的な入り方をしてしまったが、第2戦は前から行こうという姿勢が見えた。開始早々、金崎が

シュートを打って、左サイドハーフに入った柴崎がリズムを作った。球際も厳しく、第1戦にはない気持ちが入ってるのが見えた。

 

 そんな試合開始、7分のスローインのボールを高木が受けて素早くクロス、興梠がフリーでダイレクトボレー。ここは西のマークがはずれてし

まった。正直言ってガックリきたが、結局この1点は関係なかった。むしろ早い時間帯に1点先制したのが、レッズの選手の心理に微妙な綾を与

えてしまった。前半10分には右サイドを武藤が鋭く切り裂いて、クロスバーに当たるシュート。このあたりはレッズがイケイケだった。

 

 アントラーズはあわてることなく、しっかり耐えて、チャンスをうかがう。金崎はいい時の前への推進力が戻って来た。土居は第1戦より明ら

かに動きがいい。柴崎は流動的な位置を取って、チャンスメイクに絡む。ただ、両チームともパスカットが多い。小笠原、永木はいいポジション

でしっかり守備の要になっている。守備では昌子が素晴らしく、27分の左サイドから入って来た武藤のシュートにも、ギリギリで足を出して防

いでいた。

 

 前半終了近くは、柴崎が攻撃の変化の基点になり始めた。ゼットプレーのボールの質も柴崎は良かった。そんな中、前半40分、ゴール前の

ファン・ソッコから遠藤に長いパスが出た。遠藤は宇賀神にうまく体を当てて、宇賀神は転倒。右サイドを上がった遠藤が右足で精度の高いク

ロスをゴール前左に出して、それを金崎がダイビングヘッドで叩きつけて、同点。

 

 この前半終了間際の1点が非常に大きかった。これがレッズのプレーヤーにプレッシャーを与え始めた。奇妙なものだ。先制したのはレッズ

だったのに、同点になっただけで、あと1点取られると負けという心理がレッズのプレーヤーの動きを微妙に変えていった。

 

 ハリルホジッチは、レッズは背後のロングボールに弱いという指摘と、全体的にアントラーズが何かをやりそうな雰囲気が出ていると。永木

の守備のうまさを称賛していた。

 

 後半、ピッチに入る前のアントラーズとレッズの選手たちの表情を見ていて、アントラーズの選手たちは落ち着いているのに、レッズの選手

たちは、うつむいている選手が多く、どこかプレッシャーを感じている様子だった。私はこれを見て、アントラーズはいける!と感じた。

 

 後半に入ってアントラーズのプレスは強くなったように見えた。相変わらず、昌子の守備が素晴らしい。そんな中、後半13分に遠藤に代わっ

て優磨を投入。レッズは精神的にやや受け身になっているのがわかる。青木と駒井が入ったが、右サイドを崩していた関根がいなくなったのは

有り難かった。この日のペドロビッチの采配はやや疑問だった。興梠をズラタンに代えてくれたのもありがたかった。

 

 23分の柴崎のFKにフリーで飛び込んだ西のヘディングシュートも決まらない。ここで小笠原に代えて伊東。これはよく意図が分からなかっ

た。小笠原の気持ちの入ったプレーは非常に効いていたので、もし負けるようなことがあったら、この交代は非難されたことだろう。30分の土

居のクロスバーに当たったシュートも惜しかった。このままズルズルと負けてしまうのか・・・・と思われたが・・・・

 

 後半32分、柴崎から土居につながったボールを槙野が触れずに流してしまい、それを拾った優磨が突進。それを、槙野が後ろから倒してしま

う。優磨、うまい!ざまみろ!槙野!金崎に耳打ちなんかするなよ!

 

 PKは優磨が蹴りたそうだったが、金崎がボールを持って離さなかった。金崎は落ち着いて左に蹴りこむ。西川も左に飛んだが触れなかっ

た。これが後半の34分だった。ここから試合終了までの15分近くは、もうドキドキハラハラで生きた心地がしなかった。

 

 レッズは心理的な焦りからか、攻撃と守備の連動が悪い。アントラーズディフェンスは集中力が切れず、ことごとくボールを跳ね返した。

しかし、レッズがパワープレーに入ったのに、植田を入れず、赤崎を入れたのはよくわからない采配だった。優磨はファウルをもらおうという

意図で倒れるプレーが多くなったからか?結局、最後までアントラーズディフェンスのゴール前の集中力は最後まで途切れなかった。

 

 第1戦に比べて、球際が非常に激しく、前線からボールを奪うことができた。年間勝ち点3位、レッズに15点下回るとはいえ、ルールは

ルールである。今年はチャンピョンシップで勝ったものが勝者なのだ。ペドロビッチのように負けてから、真の王者は我々だ、などと言っても

無駄なのだ。アントラーズの勝負強さは素晴らしい!選手、フロント、サポーターが一体になった素晴らしい勝利だった。

 

ありがとう!アントラーズ!優勝、おめでとう!!死ぬほどうれしいよ!

やはり、何事も、最後まであきらめてはいけないな・・・・色々学ばせていただきました。 

 

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チャンピョンシップ決勝第2戦 浦和レッズ戦

2016-12-03 21:54:19 | 日記

やりました!やってくれました!!

 優勝、おめでとう!!

 

   感無量です!ありがとう!

   見たか!これがアントラーズだ!!

 

 前半に1点返せたのが大きかったですね。これでレッズのリズムが乱れたように思います。優磨、うまく倒れましたね!

レッズは追い込まれて焦りました。金崎、良く決めてくれました!小笠原、良く抑えてくれました。

もう、今日は何も言うことはありません。

 

  鹿島アントラーズ  リーグ戦優勝おめでとう!!

  鹿島アントラーズ  最高です!!

 

 

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