ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

ヴァンフォーレ甲府戦

2017-03-04 21:12:40 | 日記

 試合内容からいったら、3-0くらいの勝利が順当に思えた。それなのに危うくPKで引き分けるところだった。1-1で引き分けていたら

頭にきて今夜は眠れないところだった。クォン・スンテ、ウィルソンにうまく心理的なプレッシャーを与える位置取りで見事に止めてくれた。

クォン・スンテの心理戦の勝利だという感じに見えた。

 

 全体的にプレスはかかって試合はコントロール出来ていた。連戦の疲れも最後まで出なかったのは立派。むしろヴァンフォーレ甲府の方が足が

止まっていた。セカンドボールも拾いまくって前へ前へ攻撃が出来ていただけに、1点では物足りなかった。

 

 金崎の体の切れはかなり良かった。得点してもおかしくないシーンがあった。気になるのはペドロジュニオール。動きはどんどん良くなってき

ている。ただパスを受けた時のファーストタッチが精度が低い。もっと足元に細かい技術があったら、もう3点は取れてるはずだ。

 

 一方、連戦で疲れているはずなのに、素晴らしいファーストタッチで最高の位置にボールを置けるのが、レオ・シルバ。今日のミドルシュート

は本当に素晴らしかった。ボレーに近かったが、パスが来て最初のタッチでもう決まっていた。ペドロジュニオールは今のところあんな足元の

精度はない。

 

 攻めている割には、昨年の終わりに見せた、連動の良さはない。選手が相当入れ替わっているのだからしょうがないが、特にFWと2列目の

連動は昨年のレベルには遠い。むしろ日本人選手だけの方がイメージの共有はできそうに見える。レオ・シルバは本当に頼りになるが、ペドロ

ジュニオールとレアンドロは、今のところ疑問符のままだ。赤崎にもチャンスはあるぞ!

 

 とにかく今日勝ち点3を取れたのは非常に大きかった。引き分けだったらあまりにももったいなかった。

 

 久しぶりにDAZNで見たが、やはりスカパーのHⅮには劣る。私の場合は、前半に時々カクカクしたくらいで、映像が止まったりはなかった

が、正直ずっとDAZNで見る気がしない。スカパーの頃は良かったなあ・・・今頃、マッチデーハイライトを見ていた時間帯だ。

 

 もっと連動性を高くして、決めるところはキチット決めないと、マリノス戦は苦戦しそうだ。

でもなんで今日は昨年までの襟の付いたホワイトユニだったんだろう?

 

本当に今のメンバーでサッカーの形ができるには少し時間がかかりそうだ。長い目で見ていきたいと思う。

 

よろしかったら、応援、ぽちっとよろしくお願いいたします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


FC東京戦

2017-02-25 16:04:13 | 日記

 全体的に見て、内容的には互角の戦いだった。0-0で引き分けの試合かなと思って見ていたが、後半37分に中島の左サイドからのドリブル

からのシュートをクォン・スンテが中途半端な処理をしたこぼれ球に三竿雄がぶつかってしまいそのままオウン・ゴール。

 

 難しいバウンドで、クォン・スンテを責めるのは可哀想だが、もう少し大きくパンチングして欲しかった。キャッチは難しかったか?今まで

ファインセーブを続けてきたクォン・スンテに初めてのやや疑問のプレー。山本が左サイドに入ったままでいてくれれば、とも思うが・・・

 

 前半は、お互いシュートも少なく、しっかり守りあう展開。両チームとも手堅い戦い方が続いた。しかし、アントラーズの攻撃の展開が少な

い。FWに入った金崎とペドロ・ジュニオールの連携はまだまだという感じ。特に試合を通して感じたのは、ペドロ・ジュニオールが、ゴール

前での肝心なワンタッチの精度が良くないこと。体は強いが、チャンスの時の細かいプレーが不正確で、決め切れない。

 

 これはACL戦でのレアンドロもそうだったので、助っ人ブラジル人のうち、間違いなくいいのは今のところ、レオ・シルバだけだ。後半

14分の土居から出たパスにペドロ・ジュニオールが惜しいシュートを打って、林にファインセーブで防がれたが、あれは決めなければいけな

いシーン。ここでしっかりトラップしていい位置にボールを置ければ、シュートに行けるという場面で、ペドロ・ジュニオールはほぼ100

パーセント近く、失敗している。あれなら、金崎と土居のツートップの方が点は取れると思う。ペドロ・ジュニオールは期待されて入ったけれ

ど、レアンドロとともに今のところ疑問符?がついたままだ。

 

 西はどうしたのだろう?どこか故障でもしたのか?伊東がベンチに入っていなかったので三竿雄を左に入れて、山本を右に入れたが、結果的

にはこれは裏目に出た。西は効果的に永井の動きを抑えていただけに残念だった。

 

 とは言え、FC東京も攻撃面では大久保や永井があまりボールに触れず、攻撃をうまく組み立てていたとは言えなかった。中島のシュートが

なければ、それほど攻撃の脅威は感じなかった。引き分けが順当だが、ラッキーでFC東京が勝ったという試合に見えた。

 

 二試合ピンクユニで見たので、今日のネイビーを基調にしたファーストユニがすごく黒っぽく見える。背中から見るとほとんど黒に近い印象

で、基調はレッドにすべきだったのでは?と思ってしまった。今シーズンもホームゲームで勝てない展開が続くのかもしれない。シーズンは長

いとは言え、初戦を落としたのは気分が良くない。

 

 やっぱり負けるのは落ち込むなあ・・・・今年はピンクユニに救われる一年になるのかもしれない、と思った。

 

 よろしかったら、ぽちっと応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 


FUJI ZEROX SUPER CUP 2017

2017-02-18 17:40:11 | 日記

 まずインパクトを受けたのは、ピンクのセカンドユニ。蛍光色かと思うほど、緑の芝生とのコントラストが鮮やかすぎる!若い選手はいいのだ

が、正直、小笠原はちょっと・・・という感じ。レッズの黄色も蛍光色のような色で、視覚的には鮮やかすぎた。ピッチのどこにいても見失わな

いだろう。

 

 そして、全体的な印象だが、攻撃力は明らかに上がった。どういう風に上がったかというと、いったん攻撃のスイッチが入った瞬間、いきな

り分厚い攻撃が始まる、という感じ。その起点は、明らかにレオ・シルバだ。ゴール前で守備していたかと思うと、中盤でボール奪取をして、

綺麗なスルーパスを通す。とにかくレオ・シルバは運動量が多く、全方位的にいいプレーができる。

 

 もう一人のボランチの小笠原は、いつものように相手の攻撃の芽は摘んでいたが、レオ・シルバの圧倒的な運動量はない。やはり司令塔として

声を出して、メンタル面でチームの支柱になる、という役割だろう。

 

 今日の前半を見る限り、3-0くらいでシャットアウトして欲しかった。前半、西川が金崎のシュートをファインセーブしたり、土居のクロ

スバー直撃のシュートがあったりして、3点くらい入ってもおかしくない内容だった。ペドロ・ジュニオールがゴール前でもっと正確な足元の

技術があったら得点できていたシーンがあった。ペドロ・ジュニオールはスプリントで頑張っていたが、ゴール前の細かいテクニックの精度を

上げて欲しい。今日くらいの出来だと、赤崎にも十分出場のチャンスはあるだろう。

 

 まだ始まったばかりなので何とも言えないのだが、例えば、前線で金崎とペドロ・ジュニオールがイマイチでも、二列目とボランチだけでも

得点してしまいそうな分厚さを予感させた。これだけの選手をうまく使い切れば、アントラーズの三冠とACL制覇は夢ではない。それだけに石

井監督の采配は昨年以上に大きな意味を持つ。

 

 今日は前半の39分と43分に遠藤が得点した。一点目のFKは、レオ・シルバが蹴ると西川は思ったのか、全く動けなかった。レオ・シル

バがいいFKを蹴れるのは大きい。オトリにもなれる。永木ですらスタメンで出られないのだから、柴崎がいたらボランチは完全に余ってし

まった。レオ・シルバは柴崎が抜けた穴を埋めるのに十分だ。タイプは違うけれど・・・

 

 レッズは相変わらずボールは保持できても、勝負所で決め切れない。湘南から移籍した菊池や、途中で入った関根は良かったが、ズラタンが

大事な時にはずしてくれて助かった。アントラーズとレッズの個々の選手の能力差はあまりないと思うが、試合全体の流れを読む力がアント

ラーズは上回っている。決めるべき時にキッチリ決める流れは、去年のまま。また決まらない時期は来るかもしれないけど。

 

 決勝ゴールになった、優磨の三点目も彼らしい貪欲さが光った。優磨はピンクが良く似合っていた。

 

後半、二失点したのは、やはり、レオ・シルバを下げた影響があったと思う。イエロー一枚もらっていたが、私だったら小笠原を下げて、レ

オ・シルバは残したかった。永木も使いたいし、今のところ、嬉しい悲鳴だが、ACLを勝ち抜くためにはこのくらい層は厚い必要がある。

 

 三竿雄斗は、最初は硬かったが、徐々に良くなって、取りあえず合格点。山本がいなくてもメドが立つのは大きい。山本一人を酷使し続けた

昨年、二冠を取れたのは、運も味方してくれていた。曽ヶ端がベンチで見守ってる状況も好ましいと思う。クォン・スンテの怪我もあり得る

し、試合全体をコントロールする力は曽ヶ端の力が上だろう。

 

 これだけの選手を揃えて、タイトルを取れなかったら、石井監督の責任だろう。今日見せた、攻撃のスイッチが入った時のパワーを見る限

り、昨年より得点力は相当アップするはず。後は、どれくらいしっかり守れるかだ。昌子と植田に頑張ってもらいたい。

 

 アントラーズの選手たち、勝っても冷静というか、勝って当たり前という顔をしていたのが印象に残った。点差以上に自分たちの方が上だと

感じていたのかもしれない。アントラーズとレッズの差は開いたように感じた一戦だった。

 

 火曜日にはすぐにACL。もうお試し期間は終わってしまった。是非、勝ってほしい。

 

よろしかったら、ぽちっと、応援よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


さようなら柴崎?、ようこそクォン・スンテ、そして清武?

2017-01-29 18:23:28 | 日記

 新体制が発表になった。柴崎の名前はなかった。少なくと現在は、アントラーズの一員でなくなったことは確かだ。今朝の茨城新聞では、カ

ナリア諸島に本拠を置く、ラス・パルマスに移籍と書かれていた。しかし、どうもゲキサカによると、柴崎の移籍先がラス・パルマスでない可

能性があるという。

 

 ん~、一体、どういうことだ?スペインのラジオ局やツィッターで、柴崎の移籍先は、ラス・パルマスにはならないという情報が流れているら

しい。それなら、柴崎は何の目的でスペインに向かったのだろう?まだはっきりと決定していないのだろうか?

 

 ラス・パルマスは本拠はカナリア諸島、カナリア諸島って位置はスペイン本土からはるか離れたアフリカの西サハラの沖合なんですよ!こんな

鹿島より辺鄙なところに柴崎は行きたいんかい?夏まで待ってもっといいクラブからオファーが來るのを待った方がいいと思っていたが、もしか

したら、ラス・パルマスではないクラブに行くのかも。もしかして契約が決まらなかったらどうなるんだろう?まさか、またアントラーズに戻っ

て来るとか?それはあり得ないように思うが・・・・さよなら柴崎!をいうのはまだ早いのだろうか?

 

 新しいGKがついに決まった。全北現代モーターズのクォン・スンテ。昨年度のKリーグ王者でACLにも優勝した韓国代表のGKだ。素晴ら

しい選手を取ることが出来た。現在、疲労骨折のリハビリ中らしい。まさか、それって大丈夫だと思うが・・・いわゆる傷物なんてことはまさ

かないでしょうね・・・ジネイの例もあるし、少々気にはかかる。

 

 You Tubeなどの映像で見る限り能力的には非常に高そうだ。ついに曽ヶ端の後継者ができたということで、これはめでたい話。

 

 あと気になるのは、セビージャの清武が日本でのプレーを希望しているという情報だ。今のアントラーズの二列目はカイオが抜けた後、遠

藤、中村、そしてたまに土居、優磨もたまに・・・ということで、カイオレベルの攻撃的な二列目がもう一人欲しい。清武をアントラーズに、

というのはどうだろう?どれくらい資金が残っているのかわからないが、柴崎の移籍金で清武を取れないか?ハリルジャパンの試合を見ていて

も清武の能力は素晴らしく高い。もし彼を取れるなら、攻撃力のアップは凄いものになるだろう。

 

 清武が日本でプレーすることを望んでいるのなら、是非、取って欲しい。

 

 先日、3-4で負けた、バンコク・ユナイテッドとの一戦は見られなかった。見直し再放送も時間がなくまだ見ていない。前半に急造の守備

が崩壊してしまったのこと。いくらんでも梅鉢の右サイドバックはないかと・・・オウンゴールでの失点も不運で、ややチャンスを逃した感が

あるがこれから頑張って欲しい。後半のレアンドロのゴールと、レオ・シルバのFKのゴールは明るい材料だが、昌子がいない状態での植田と

ブエノの守備の甘さ、連携の悪さは大きな反省材料だろう。いつも主力メンバーが出られるわけではないのだから。

 

 背番号は永木が6、土居が8、優磨が9、レオ・シルバが4、ペドロ・ジュニオールが7、その他・・・・だそうですね!ここに清武が入っ

たらすごいだろうなと・・・・それにしても柴崎の行き先が不明なのが気にかかります。やはり柴崎はアントラーズにいて欲しい、というのが

本音です。

 

よろしかったら、応援、ぽちっとお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 


タイ・インターリーグ杯 スパンブリー戦

2017-01-25 17:01:08 | 日記

 しばらくご無沙汰してしまった。昨年もそうだったが、オフシーズンの移籍に関するこまごまとした情報は記事にしなかった。どうせ報道の後

追いの事実を書くだけになってしまうから。でも、ブログのランキングを気にされている、特に上位の方は頻繁に記事を更新しないと、どんどん

ランキングが下がって来るので、書かざるを得ないのだろう。

 

 そういう意味でもアントラーズのブログ村は、アントラーズ同様層が厚く、競争が激しい。他のチームのブログ村に比べて圧倒的に厳しいし、

読んでいる読者数も多い。それは非常にいいことだと思う。様々な角度、違った視点で記事を書くブロガーが多ければ多いほど、読む人間は参考

になるし、へえ、こういう見方もあるのか!と感心することも多くなる。茨城新聞には書けないようなテーマも平気で書けるのはブログのいい所

だ。また書き始めますのでよろしくお願いします。

 

  さて、私にとっては、スカパーが撤退したのは大きかった。何故なら、我が家はネットの環境が安定していないからだ。どこかで書いたかもし

れないが、私のPCは、数年前から何者かによってハッキングされていて、安心してネットを使える状況にないからだ。DAZNにはカードがなけれ

ば申し込めない。カードの個人情報を入力するのが、私にとっては危険を伴うのだ。

 

 下に1月7日の夜の10時頃、PCに不正侵入された時の、セキュリティーソフトのカスペルスキーが反応した写真を載せておく。悪意を

持った人間に外部から操作されている状況で、DAZNを使って大丈夫なのか?という私個人特有の問題があるのだ。しかし、アントラーズサポ

の心性はどうしようもない。試合があると知って、前日に申し込んでしまった。いやはや、大丈夫なのかな?試合の肝心な部分で、映像を止め

てしまうような操作をされてしまわないか、正直不安だ。こういうことをやる連中が何者なのか、もうわかっているのだが、それについて書き

始めるときりがないので、私のメインブログである、「牛山馬男のぶらぶらブログ」記事を見ていただきたい。

 

 さて、昨日のタイでのスパンバブリー戦だが、時間帯に間に合わず、全体を通してしかり見ることができなかった。昨日はPCの画面で見た

がやっぱり見づらい。HDMIケーブルでテレビにつなぐ予定だが、やっぱりスカパーの方が少し値段は高くても有り難かった。昨日は試合後

の解説の時間もなく、試合だけ放送すればいいという姿勢で、スカパーの細かい心のこもったサービスは期待できそうにない。

 

 アントラーズの前半は、まだ一体感がなく、チグハグな印象。GKは川俣、植田と町田のCB、伊東と三竿雄のSBという守備。今まで試合

に出られなかった若手を試したが不安定だった。川俣のハンブルはそれほど難しいプレーではなかった。櫛引なら難なく処理していただろう。

あとは町田の守備も緩かった。失点シーンでも明らかに寄せるのが遅い。ブエノのスピードを見た眼には、レギュラーに食い込むのは難しいと

思う。町田は、茨城新聞のインタビューに、「2点とも防げた失点。相手の攻撃が良かったというより、自分たちのミスが多かった」と答えて

いるが、まだテスト段階と言え、経験の浅さがはっきり出てしまったのは残念。

 

 さすがに違っていたのは優磨。前半26分のCKを下がりながらヘディングシュートで決めた決定力はさすが。優磨ってそんなに技術がある

のかな?という印象があるが、何故か試合に出ると得点してしまう、奇妙なまでの決定力は、サッカーの神様がついているのか?と思わせるほ

ど、ゴール運に恵まれた男だ。また今シーズンもこのゴール運がつきまくってくれればいいが・・・

 

 先発したもう一人のFW、金森は良くなかった。まだどういう選手かわからないが、昨日見た印象ではあまり期待しないでおこうかと。

レアンドロもなんかパッとしない感じ。才能のある選手が持っている、オーラがないのが気にかかった。

 

 後半に入って、レオ・シルバとペドロ・ジュニオールが入って、リズムが変わった。特にレオ・シルバの攻守のバランスの良さは今の段階で

も素晴らしい。本当にいい選手を取ったと思う。柴崎が移籍しそうな今シーズン、小笠原以外にボランチでゲームメイクをできる選手は絶対に

必要だ。小笠原も次は38歳。連戦では無理させられない。優磨の2点目に出したパスのタイミングの計り方など、非凡な能力を感じた。

 

 ボランチは、三竿健と久保田、そして後半は梅鉢も出て、すごい競争になりそうだ。三竿も久保田も悪くなかったが、気になったのは梅鉢。

モンテディオ山形ですら活躍できなかったのに、運良く、アントラーズに戻ってこれた。その有難みをかみしめて欲しい。私の目には梅鉢の動

きには、何とかレギュラーを取ってやるぞ!という気迫というか、覚悟みたいなものを感じた。パスやボールタッチも正確で、もしかしたら梅

鉢は良くなっていくかもしれない。とにかく梅鉢は選手生命がかかった最後のチャンスとも言えるので必死で頑張って欲しい。

 

 あと目についたのは、2得点したペドロ・ジュニオールか。もう現段階でかなり出来上がっている印象を受けた。1点目は優磨がもらったP

Kを蹴ったものだったが、2点目の動きもストライカーの嗅覚を見せた。FWは金崎とペドロジュニオールが最初は中心になるのか?土居とレ

アンドロがそこにどう加わっていくのか。土居は2列目でもいいかもしれない。赤崎は序列的にはその次だろう。

 

 とにかく今季はACLがあるので、シーズンを乗り切るには層は厚すぎるくらいでちょうどいい。ボランチとFWはすごい争いになりそうだ

がそれくらい競争が激しい方が好ましい。昨日見た印象では、石井監督の腕次第で相当強力な、分厚い攻撃が出来るチームになる可能性を感じ

た。まあ、可能性は可能性ということだが・・・柴崎が残ったら確かにボランチが多すぎるのは確かだ。

 

 DAZNでの観戦は、予想もしない問題が起きる可能性もあり、少々不安なのだが、今季もアントラーズを応援していきたい。このメンバーな

らACLを取ることは十分可能だろう。そしてまたクラブワールドカップでレアルマドリードと当たって、是非、世界一になってもらいたい。

 

鹿島アントラーズの三冠とアジア制覇、そして世界チャンピョンを信じて応援していきましょう!

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 

悪質なイタズラですね・・・・茨城新聞社、取材してくださいよ!

色んな状況下で応援している、様々なアントラーズサポがいるということです。

 

You tubeのハイライト、張り付けておきます。

 

 


高校サッカー

2017-01-09 18:15:59 | 日記

 高校サッカー選手権は青森山田の初優勝になった。結果だけ見れば、5-0の大差だったけど、見た目にには実力差はほとんどないように見え

た。むしろ前半は負けた前橋育英がずっといいサッカーをしていて、攻守の連動性もあり、球際も強く、セカンドボールも良く拾って、試合の主

導権を握っていた。

 

 青森山田の戦い方というのは、じっくり相手の出方を見て、試合の流れを読みながら、少ない決定的なチャンスを確実に決めるという、アント

ラーズのような戦い方だった。試合巧者というかわずかな部分のプレーで前橋育英を上回って、決めるべき時に決められる強さがあった。

 

 見ていて、これはアントラーズに来て欲しいな、という選手がいた。青森山田のGKの廣末君だ。とにかくキック力が凄い。キック力とキック

の正確さだけなら、今すぐにでもプロでも通用しそうなレベルだった。あれくらいGKがピンポイントで正確なクロスのようなキックをするのは

プロでもあまり見ない。もうFC東京に入団が内定しているとの話だったが、廣末君は是非、アントラーズに来てほしかった。

 

 OBの柴崎も移籍する櫛引も喜んでいるだろうが、彼らのパイプを使って、何とか廣末君をアントラーズに入団させたかった。将来の日本代

表のGKに成長していきそうな逸材だと思う。FC東京に取られたのは将来後悔しそうな気がする。

 

 柴崎と櫛引は、青森山田高校の試合中の盗難事件に際し、すぐに先輩として盗まれたスパイクを調達するという早業をしたらしい。雪の中に

閉ざされる雪国でもサッカーの技術は磨ける。それにしても柴崎は海外に移籍するのか?それともアントラーズに残るのか?

 

 出ていくとしたら応援したいが、残ってアントラーズでプレーし続けて欲しいという気持ちもかなりある。レオ・シルバの加入が決まってい

るので、もし残るとしたら、小笠原、永木を含めてボランチのチーム内での競争は熾烈なものになるだろう。それがアントラーズがさらにレベ

ルアップし、タイトルを取り続けることに必要なのは間違いないが、柴崎の将来を長い目で考えるとヨーロッパに行くべきなのかもしれない。

柴崎自身が自分の未来をどう考えているのか、知りたいところだ。

 

 アントラーズも安易な補強に頼ることなく、高卒やユースの選手を大事に育てる伝統を忘れてはいけないと思う。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


杉本と岩政と俊輔

2017-01-08 19:09:48 | 日記

 杉本太郎が今季限りで徳島ヴォルティスにレンタル移籍することになった。2016年の杉本のプレーを思い出すとしょうがないかな、というか

プロなら当然だろうな、という気がする。2016年の杉本は良くなかった。体が小さいのだから、斉藤学のように小回りの利くドリブルでかき

回すほどのテクニックがあるわけでもない。ゴールに向かう貪欲な姿勢も感じられない。と言うより、ボールをしっかりキープできないから

シュートまで行けない太郎ちゃん。PA付近を目的もなく行ったり来たりしているようにすら見えた。

 

 2015年度はもっと切れが合って、これから伸びてくるのかな?と予感させるような何かがあったが、昨年は全く駄目だった。アントラーズ

に高卒で入って三年間、色々な経験を積むことが出来ただろう。アントラーズで三年間やったという経験の大きさの意味がわかってくるのは、こ

れからかもしれない。いかに今まで恵まれた環境でサッカーができていたか、アントラーズという名門クラブの一員として見られることの大きさ

がはっきりわかると思う。徳島ヴォルティスに行ってレギュラーを取れないようではいけない。是非、常時試合に出て、大きくレベルアップし、

杉本太郎がここまで変わったか!とアントラーズサポをうならせるように成長してもらいたいものだ。

 

 太郎ちゃん、アントラーズでの三年間、ありがとう!徳島でがんばれ!

 

 さて、ファジアーノ岡山の岩政だ。これは驚きの選択だ。アントラーズを退団し、タイに行ったときも本当に驚いたが、人生の節目で大胆な選

択をする男だ。複数のJのクラブの打診があったらしいが、それを蹴って、東京ユナイテッドFCという関東一部リーグへ行くという。

 

 ファジアーノ岡山を二年でJ1に昇格させるというのは、自分に与えたミッションだったのだろう。それが出来なかった今、ファジアーノ岡

山に居続ける必然性はない、と岩政は考えたのかもしれない。常に新しい環境に身を投じ、チャレンジしながら、自分の中の可能性を開拓して

いくという心の持ち方は素晴らしい。今季のアントラーズがひどい結果で終わっていたら、岩政は監督候補の一人にしたかった。それくらい頭

のいい男だし、やることに彼なりの筋の通し方があるから、将来はアントラーズの指揮官として活躍してもらいたい人材だ。

 

 岩政のブログのコメントを見ると、彼がいかにファジアーノ岡山のサポに信頼され、必要とされているかがよくわかる。そういう思いは彼も

百も承知だろうが、敢えてJ2の他のチームを選ばないのが彼らしい。クラブ史上初の選手兼任コーチという立場らしいので、指導者としての

力量も磨くつもりなのだろう。来季のアントラーズがひどい内容だったら、岩政のアントラーズ監督就任は考えてもいいかも・・・・と言って

も岩政はまだ34歳。小笠原や曽ヶ端よりも三歳も若いのだ。昌子や植田の台頭がなかったら、まだアントラーズのレギュラーも可能な年齢

だった。ファジアーノ岡山での自分の仕事は終わったと感じているようだが、これからどんなサッカー人生を送ってくのか楽しみだ。

 

 さて、アントラーズには関係ない話だが、横浜マリノスの中村俊輔が、なんとジュビロ磐田に移籍するという。マリノスと言えば俊輔、俊輔

と言えばマリノスというくらい切っても切れない関係だったのに、何とマリノスを退団とはアントラーズサポですらショックを覚える。しかも

年俸は下がるというのに出ていくというのだから、今のマリノスにはサッカーを普通にしていくのが困難なおかしな事態が生じているに違いな

い。横浜マリノスは公式サイトで異例の声明発表をしている。マリノスファンに多大な心配と不安をかけたことを謝罪しているのだ。これで

マリノスのサポはかなり離れて、アントラーズのサポになってしまう可能性はある。これを素直に喜んでいいものか?俊輔はやはりマリノスの

顔としてマリノスで現役で終えてもらいたかったと思う。

 

 こういうことがアントラーズで起こって欲しくない。例えば、小笠原が最後のサッカー人生をレッズで送りたいとか、柴崎が海外ではなく、

川崎フロンターレでプレーしたい、などと言い出すことは、冗談でもあってはならない。鹿島アントラーズは絶対にそういうことが起らない

チームなのだと信じたい。アントラーズの堅い絆、揺るぎないファミリー精神は、お金などには代えがたい貴重で美しく重たいものだと思いた

い。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


ファン・ソッコとファブリシオ

2017-01-06 17:24:34 | 日記

 ファン・ソッコとファブリシオの契約満了の発表がされた。噂はあったものの、ファン・ソッコはチャンピョンシップでもクラブワールドカッ

プでもスタメンとして活躍できるだけの力はあったので、残念だ。アントラーズのCBは昌子、植田の他にブエノもいて、やはり四人というのは

通常の感覚からいうと多い。しかし、昌子、植田が同時に日本代表に呼ばれる可能性はあるので、四人いた方が安心できるとも言える。

 

 ブエノは試合にはあまり出られなかったが、出た時は、一対一の対応能力が非常に高く、今後大きく伸びていく可能性を秘めている。そこへい

くと、ファン・ソッコの場合はそれほど伸びしろはない、ということなのかもしれない。当たりの激しさはファン・ソッコは強いものがあって、

左SBでも使えないことはないので、貴重な存在だったが、他のチームでレギュラーを確約されて常時スタメンで出る方が本人のためにはいいと

も言えるだろう。植田を押しのけてスタメンで出ていた時期もかなりあったので、どこのクラブでも通用するプレーヤーだろう。

 

 ファブリシオの退団はやはり寂しいものがある。というのは最近やっとアントラーズのサッカーにフィットし始めてきたかな、という矢先だっ

たからだ。確かにあまり守備をしないで突っ立っている印象もあるが、パンチ力のあるミドルシュートは魅力があった。数本打ったミドルシュー

トが二本でも決まっていれば、契約延長はあったかもしれない。

 

 とはいえ、カイオの突然の移籍後、フロントがかなりの時間をかけて探してきた選手ではあるので、短期間で見切りをつけざるを得なかった

というのは、探してきたフロントにも責任はある。ジネイの場合もそうだったが、アントラーズは外国人選手獲得に成功しているとはいい難

い。サンフレッチェを退団する、ピーター・ウタカのように19ゴールも量産する外国人選手がいたら、どんなに楽だろうか?15ゴール取れ

る選手がいたら、勝ち点で8くらい違うのではないだろうか?

 

 今度来る、ぺドロジュニオールと、今交渉しているというレアンドロがともに10点でも取ってくれれば、アントラーズのダントツのトップ

はあり得る。金崎、土居、赤崎のうち、私の中では赤崎はもういらない選手に入っているが、この冬は放出はしそうもない。とは言っても、実

質的にスタメンでも交代枠でも赤崎の出場機会はほとんどなくなるのではないか?仮に土居を二列目で使うとしても、赤崎の出番はないように

思える。

 

 櫛引も結局、曽ヶ端の牙城を崩すことができなかった。曽ヶ端も老いたな、と思える時期もあったのだが、後半にかけて立ち直って、チャン

ピョンシップ、クラブワールドカップ、そして天皇杯と非常にレベルの高いプレーを見せたため、櫛引の出番は全くなくなってしまった。実際

櫛引がずっと出ていたら、リーグ戦と天皇杯の二冠はなかっただろう。

 

 とはいえ、今年は曽ヶ端はもう38歳!とにかく曽ヶ端に続くGKの獲得は急務である。私は櫛引でも良かったと思っているが、ファジアー

ノ岡山に期限付き移籍になってしまった。櫛引はポテンシャルはあると思うし、またアントラーズに戻って来る可能性はあるが、取りあえず、

曽ヶ端の後釜はきちんとしないと大変なことになる。フランスに行っている川島とか、来てくれないかなあ・・・・

 

 2016年に獲得した賞金をうまく使って、確固たるアントラーズの黄金時代を築いてほしいものだ。高卒ルーキーやユース出身者を大事に

育てるという、アントラーズの良き伝統を維持しながら、新しいチームを作り出して欲しい。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


天皇杯決勝  川崎フロンターレ戦 2

2017-01-02 14:19:25 | 日記

 11月23日のチャンピョンシップ、川崎フロンターレ戦以来、アントラーズの選手は息つく暇もなかった。浦和レッズとのチャンピョンシッ

プ決勝の二戦、クラブワールドカップの四試合、そして天皇杯と一ヵ月以上にわたって試合が続いた。

 

 負けたのは、あのレアル・マドリードだけだったが、全ての試合で気の抜けた集中力のない試合がなかったのは本当に素晴らしいことだ。昨日

の天皇杯決勝の後半、もはや体力の限界を超える時間帯でさえ、アントラーズの選手たちは集中力を切らさなかった。

 

 どんなに疲れていても一歩の出だしで勝つ、どんな小さなプレーでも気を抜かない、その徹底的な積み重ねが勝利を呼び込む。運だけでこんな

に続けて勝てるものではない。サッカーの細部のプレーの徹底力において、アントラーズは他のチームを大きく上回っている。

 

 昨日の山本とファブリシオの二得点も、フロンターレのディフェンスは全くボールに行けず、競れていなかった。アントラーズのディフェンス

なら必死に体を寄せていったはずだ。ディフェンス時におけるあのようなぽっかりと穴の開いたようなシーンが、このところのアントラーズには

ほとんどなかった。個人の選手を責めるのはたやすい。しかし、チームプレーであるサッカーで常に集中力を切らさないで、ピンチを断つべき

時は必ず断ち、決めるべきところは必ず決める、というプレーを一ヵ月以上続けることは至難の技だ。

 

 それをやってのけたアントラーズというチームは、誰が何と言おうが素晴らしいチームであり、今季のJリーグの王者にふさわしい。金崎が

いなくても、山本が抜けてもアントラーズのサッカーは必ずできる。常にコンスタントにアントラーズらしいサッカーができるのが素晴らしい

のだ。悪い時間帯はとにかく辛抱強く耐える。耐えて耐えて、チャンスが来るのをじっと待ち、チャンスが来れば一発で仕留める。試合全体の

流れ、全体の状況を全選手が読んで把握し、自分のできることを最大限やり尽くす。

 

 今季のセカンドステージの不甲斐ない時期は多くのブロガーもアントラーズを叩きまくり、石井監督の退陣を望む声も多かったが、終わって

みれば、アントラーズの強さしか印象に残らないシーズンになってしまった。珍しいシーズンとも言えるが、どんな悪い状況でも最後まで決し

てあきらめない、アントラーズの強い精神力が呼び込んだ結果だと言えると思う。

 

 アントラーズサポにとっては、この上ないシーズンであり、夢のような楽しい時間を年末年始に過ごすことができた。アントラーズサポは自

らの人生においても、このアントラーズの活躍を忘れることなく、最大限の努力をしていくべきかと思う。もうスカパーもJリーグのサッカー

中継をしなくなり、アントラーズも補強でまた別のチームに進化していくのだろう。他のチームは本気でアントラーズを叩きに来るだろう。

 

 しかし、それらのプレッシャーをすべて跳ね返してタイトルを取っていく強さ、どんな逆境にも負けない不屈の精神と技術力、それは今年も

変わることはないと信じる。年頭にあたって、天皇杯優勝を心から祝うとともに、アントラーズのさらなる飛躍を祈りたい。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


天皇杯決勝  川崎フロンターレ戦

2017-01-01 17:08:14 | 日記

 やりました!!

新年、早々、鹿島アントラーズがやってくれました!!

天皇杯、優勝です!!

 

何という歓喜でしょうか!!

鹿島アントラーズはやはり強かった。

 

今季の締めくくりにふさわしい、最高の一日になりました。

 

 内容的には苦しい展開でしたが、やはりアントラーズは勝負強かった!

タイトルを取るんだ!という貪欲な闘争心が伝わってきました。

 

ヘディングシュートを決めた、山本選手、そして今日が最後だというファブリシオ!最後にやってくれました。ファブリシオ、最後に男になり

ました!もう一点、ポストに当たったヘディングシュートも惜しかった・・・・

 

 みんな良くやりました!金崎の体調不良、西も万全ではない中、しかも山本が途中でファン・ソッコに交代するという不安な状況でもアント

ラーズの集中力、勝ちへの執念は途切れませんでした。

 

 素晴らしいことです!素晴らしいことです!このような最高の最後が待っているとは!

 

アントラーズの選手たち、監督、スタッフ、大阪まで応援に行かれたサポの皆さま、テレビで応援していたサポの皆さま、これ以上にうれしい

正月があるでしょうか!本当に感無量です!

 

 アントラーズのサポーターで本当に良かったです。感謝です。心からの感謝です!ありがとうございます!

 

鹿島、アントラーズ、天皇杯優勝、本当におめでとう!!

 

 

アントラーズの栄光を祝して!最高です!!

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

  常勝軍団の復活を願って、今夜は祝杯をあげます!

最高の元日をありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 


天皇杯準決勝 横浜マリノス戦 2

2016-12-30 17:08:31 | 日記

 柴崎の右サイドハーフでの先発は過去にあっただろうか?左は何回かあったが、右は記憶にない。私が忘れているだけなのかもしれない。

この慣れないポジションでしっかり結果を出す、柴崎はやはりすごい選手だと思う。2得点につながった二本のクロスは、どちらも後ろから来た

パスをダイレクトで出したもの。こういう精度の高いプレーを体調が万全でなくてもできるのが素晴らしい。24日の準々決勝は体調不良で出な

かったのでコンディションは不安があったはずなのに慣れないポジションで完璧なプレーができていた。

 

 体調が万全でなくても完璧な仕事をしているのは昌子も同じ。クラブワールドカップ以来、本当に自信を付けたのだろう。どんなプレーも余裕

を持って対応できている。相手がドリブルでかわそうとしても、飛び込んでいかずに、しっかり相手の動きを見極め、ファウルなしで奪ってしま

う。今や日本代表のCBの将来は完全に昌子の肩にかかって言えると思う。歯を折ったり、口の中を切ったりするのは、私など非常に気にしてし

まうが、昌子は何事もなかったかのように、最高のプレーを続けている。

 

 さて、決勝の川崎フロンターレ戦だが、まず、金崎が出場できるかどうか?ここ一番で金崎と赤崎の差は大きい。あとは、チャンピョンシップ

には小林悠がいなかったのに、今回はいるということだ。フロンターレの攻撃力は上がっているはずだが、大宮選を見る限り、それほど脅威は

感じなかった。アントラーズの連動した守備力なら、無失点か、1点に抑えらるはず。しっかり守って素早いカウンターや縦の攻撃がいい。こ

のところアントラーズのカウンターの鋭さは増している。しかも決定的なチャンスを決めている。この流れは決勝戦でも変わらないような気が

する。縦にいいスルーパスを通したい。

 

 アントラーズの選手は、長居で試合をやったあと、ずっと大阪で調整しているのだろう。中2日で関東から大阪の移動が入るフロンターレに

比べ、やや優位と言えるかもしれない。しかし、天皇杯を一度も勝ったことのない、川崎フロンターレ。今度もシルバーでは耐えがたいだろ

う。死に物狂いでタイトルを取りに来るだろう。アントラーズも疲れがたまってきており、ベストコンディションの選手ばかりではない。

 

 やはり最後に勝負を決めるのはメンタルの部分だと思う。絶対にタイトルを取る。死んでも負けないという強い気持ちが元日の試合に出せる

か。まさか、もう十分やった、タイトルはフロンターレにあげてもいい、などという甘い考えはないとは思う。小笠原は連戦に出ずっぱりで大

変だろうが、何とかチームの士気を鼓舞して欲しい。曽ヶ端のスーパーセーブにも期待している。

 

 1年の最初の日を気持ちよく、歓喜の気分で過ごさせてほしい。アントラーズの勝利を信じている。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


天皇杯準決勝 横浜マリノス戦

2016-12-29 15:04:05 | 日記

 良く勝ってくれた!見事な勝利!ついに元日にアントラーズの試合が観られます!

 

前半はマリノスの方がチャンスが多く、正直、失点していてもおかしくなかった。ただ、最後の最後でしっかり守り切るという守備の集中力はこ

の試合でも途切れることがなかった。安定した守備、球際の厳しさ、一歩の出だしの速さは相変わらず素晴らしい。特に昌子の守備の安定感は

抜群だ。

 

 11分にマルティノスに左足のいいシュートを打たれ、15分に斉藤学にシュートを打たれたが、厳しく体を寄せて防ぐ。34分にもゴール前で決

定的なピンチになったが、ゴール前にディフェンスが二人入り、何とか防ぐ。その直後に逆襲して中村のクロスに柴崎が右サイドからシュート、

これは惜しくも決まらなかった。

 

 そこに前半41分に先制点が来た!土居が中盤でボールを奪い、永木にパス、永木に右にいた柴崎にパスし、それをワンタッチでゴール前にいた

土居にクロスを出した。土居は下がりながら、難しいヘディングシュート。これが左隅に決まり見事先制!前半終了間際の先制点が大きかっ

た。内容的にはリードされてもおかしくない展開だったが、要所要所をしっかり締めて、無失点に抑えたのは見事だった。マリノスは形は作れ

ていたのに、最後の決定力がなかった。

 

 後半は、マリノスは中村俊輔が入ってから、セットプレーで危険な匂いがしてきた。アントラーズは、赤崎に代えて優磨を投入。結果的に優

磨が柴崎の右サイドからのクロスを決めて、2点目。これが決勝点になった。

 

 途中、後半26分、伊東が斉藤学を倒してFKを取られる。これが中村俊輔が素晴らしいFKでゴール前へ。それを金井がヘディングシュー

トで同点かと思われたが、これがオフサイド。これは主審が冷静に見て、正確に判断した。

 

 この直後の28分に永木が右サイドにいた柴崎にスルーパス、柴崎はワンタッチでクロスを出して、ゴール前の優磨が綺麗に合わせた。この

ワンタッチプレーの正確さがアントラーズの攻撃のレベルの高さを証明していると思う。優磨はクラブワールドカップ以来、この位置で良く決

める。

 

 全体的にゲームの主導権を握れていない時でも、ゲームの流れを読むのが正確で、決めるべき時にはワンチャンスで決めてしまう、アント

ラーズの試合運びのうまさが目立った。金崎、西は出場しなかったが、それでもこういう試合ができるアントラーズのサッカーの緻密さと勝負

強さが光った。ただ、山本の怪我が気になる。決勝戦に問題がなければいいのだが・・・・

 

 これでついに来年の元日にアントラーズの試合が観られる!何という贅沢だろう!期待に応えてくれて本当にうれしい。

是非、優勝して、19冠を取って欲しい。相手は川崎フロンターレ。相手は必死に来るだろう。しかし、それを叩いてこそ、アントラーズ。

勝利を信じている。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 


ペドロジュニオールと豊川

2016-12-27 19:45:46 | 日記

 今日、ペドロジュニオールのヴィッセル神戸からの移籍が正式に発表になった。今のFWは金崎が抜けるとすごい戦力ダウンなので、得点能力

があるFWは絶対に欲しい。赤崎は天皇杯で点を取ったとはいえ、得点能力の低さはもう折り紙付き。私は本人のためにも移籍してもいいと思っ

ている。ペドロジュニオールが点を取り始めたら、赤崎の出番はないだろう。FWは金崎、土居、ペドロジュニオールで十分だと思う。

 

 また、豊川のファジアーノ岡山でのレンタルが一年延長になったという。これは残念な話だ。二列目の左は層が薄い。中村はたまにいいプレー

はするものの、コンスタントに使うのはやはり力不足だと思う。ファブリシオは相変わらず頼りない。杉本も全く機能しない。今は柴崎を二列目

に入れたりして誤魔化しているが、二列目の左サイドハーフはカイオが抜けた後、信頼して任せられる選手がいないのが現状だ。豊川が戻ってき

てくれたら・・・と内心心待ちにしていたのだが、来期はまたファジアーノ岡山だというとすると、やはり二列目にもう一人いい選手が欲しい。

う~ん、豊川が戻らないというのはちょっと痛手だと思う。残念だ。

 

 そういえば、山形に行った梅鉢はどうなるのだろう。モンテディオ山形でも出場機会がなかったのか。アントラーズの92年組、柴崎、土居、昌

子、梅鉢は、期待されてアントラーズに入り、最初は4人並んで写真に写ったりしていたのだが、梅鉢だけが伸び悩んだ。ジョルジーニョ時

代、練習中に「バチ!バチ!」と大声で梅鉢を指導してたのが記憶に残っているが、山形でも使われなかったとするとどうなるのだろう?どこ

かに拾われる身になってしまうのか?

 

 あとはブラジル人FWと言えば、ダヴィとジネイ。ジネイは怪我で活躍できず可哀そうだったが、プレーできるようになってからも、持てる

力を発揮できたとはいい難く、まさかペドロジュニオールも似たようなことにならないだろうか?という一抹の不安はある。ジネイの人柄は素

晴らしかっただけに、湘南ベルマーレから離れても、またどこかでサッカー人生を続けてもらいたいものだ。

 

 アントラーズは高卒ルーキーやユースの選手を大事に育てるチームではあるけれど、新戦力も必要だ。柴崎は海外に移籍しそうだが、他に出

ていく選手は誰だろう?ファブリシオの契約期間はどうなっているのだろう?今のところ、期待外れだったなあ・・・・

 

 ともあれ、今のところは、天皇杯を取ってもらうしかない。あと二つ。正直、マリノス戦はけっこうキツイかもしれない。斉藤学と中村俊輔

をどこまで抑えられるか?やってくれると信じている。

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


天皇杯準々決勝 サンフレッチェ広島戦 2

2016-12-25 17:11:19 | 日記

 来年度の新ユニフォームが発表になりましたね。ファーストは横縞で、しかもネイビーブルーが基調になっています。アントラーズはネイビー

じゃないけど、敢えてネイビーにしたのでしょう。しかし、基調の色を青系にしたのはどうでしょう?

 

 それにも増してセカンドのピンクはちょっとどうかと・・・・キーパーじゃないんだし、アントラーズの歴史の中でピンクは初めてですよね!

アントラーズとピンク・・・・何か相性が良くない感じがするんですが。特に小笠原がピンクを着るのは見たくないです。来季はピンクを着て

負けそうな気がします。

 

 その小笠原ですが、クラブワールドカップであれだけハードワークしてもまだやれるんですね。あの浮き球のパスがなかったら、どうなってい

たことやら・・・・まだまだ37歳のベテランの存在は欠かせません。

 

 37歳と言えば、曽ヶ端の最近のスーパーセーブは一体どうなっているのでしょうか?曽ヶ端限界説がブログ村でもずっと唱えられていたの

に、この老年?になっての覚醒はすごい!何かに目覚めてしまったようなこの活躍の原因は何なのでしょう?

 

 昨日のPKの時も、相手との間合いの取り方が最高で、ロペスが蹴る瞬間に少し前に出て、プレッシャーをかけて揺さぶり、自分の右方向に

蹴るように、うまく誘導しているように見えました。その駆け引きの秘密については、茨城新聞のインタヴューでも教えなかったようですが、

昌子は見ていて、「絶対に入らない」と確信していたようです。

 

 その昌子は練習で中村と衝突して、歯茎が飛ぶほどの怪我をしていたとか・・・・何か口の中ばかりやられますね。そんな状態を微塵も感じ

させない闘志は素晴らしいです。はやり植田とのコンビが一番やりやすいのか?ファン・ソッコとブエノもいるし、やはり一人は放出する可能

性が高そうです。

 

 私は赤崎と中村も放出のリストに入っていたのですが、昨日は二人とも良くやっていました。頭を悩ますのはファブリシオもそうですね。一

発のミドル以外で可能性を感じるプレーはまだ見せていません。もっとうまいブラジル人選手はいくらでもいるでしょう。しかし、アントラー

ズがすごいのは、カイオが抜けて、ファブリシオが頼りにならなくても、ちゃんと勝てるというところ。日本人選手だけ、しかも高卒とユース

の自前の選手中心に素晴らしいサッカーができるのは、今のところ、アントラーズだけです。そこがレッズとは大違いです。

 

 前半、悪くてもしっかりと耐える。後半に来るチャンスは確実に得点する。このパターンで今のところ勝ち続けています。あと、二試合。

金崎と柴崎、そして西は戻って来るでしょうか?戻ってもらわないと困ります。怪我という情報もありますが、疲れがたまっていて、コンディ

ションがよくないのでしょう。

 

 今のアントラーズなら、守備の連動性が非常にいいので、失点は最少でいけますね。2点、3点取られる可能性は低いです。ですから2点取

れれば勝てる、という感じがします。横浜マリノスに勝てば、川崎フロンターレと当たる可能性が高いです。フロンターレはチャンピョンシッ

プでの悔しさが骨身に沁みていることでしょう。本気も本気、最高に気合が入っているはずです。しかし、アントラーズはそこまで本気になっ

ているフロンターレでさえ叩かねばなりません。さらに叩いて奈落の底に突き落としてやる。それが来年度のアントラーズの勝利につながりま

す。間違っても「準優勝でいいかな」などという甘い気持ちを起こしてはいけません。

 

 ライバルは、二度と起き上がれないように、叩いてあげることが、大切です。それでこそアントラーズです。

 

中四日、そして中二日を大阪で戦うのは大変でしょうが、アントラーズならできます!必ず、元日に優勝しましょう!

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 


天皇杯準々決勝 サンフレッチェ広島戦

2016-12-24 15:08:11 | 日記

勝った!また、勝ってくれました!何という勝負強さでしょうか!

 

 赤崎のゴールと、曽ヶ端のスーパーセーブのおかげでまたまた勝利!金崎、柴崎、西が欠場の中、しっかり結果を出した。

前半の15分くらいまでは、アントラーズも思ったより動けていたのだが、前半の中頃からサンフレッチェ広島がペースをつかんだ。17分には

柴崎に決定的なチャンスを作られるが伊東が戻って辛うじて防ぐ。

 

 アントラーズは前半はロペスに手を焼いた。前半26分にはロペスがアントラーズの三人のディフェンスを振り切って、柏にパスし、ロペスに戻

してピンチになった。サンフレッチェは左サイドから崩してきたが、何とかアントラーズディフェンスは守った。CKがアントラーズは前半ゼロ

だったのに、サンフレッチェは5本。アントラーズのチャンスらしいチャンスは、遠藤のふかしたシュートくらいだった。

 

 後半になって次第にアントラーズがリズムを取り戻す。私が心配していた赤崎と中村充孝の動きは悪くない。特に中村はうまくボールをさば

けて久しぶりに安定感があった。次第にボールを保持する時間帯が長くなり、ゴールの匂いがしてきた。そんな中、後半12分、右サイドにい

た小笠原がふわっとしたパスを、相手DFの裏に出す。それを赤崎がゴール右の角度のない場所から、ワンタッチでシュート。見事にゴール左

隅に決まった。小笠原の状況判断の素晴らしさ、赤崎の久しぶりのいい仕事だった。

 

 後半17分、柏が左サイドからドリブル突破、昌子が思わずPA内で倒してしまいPKを取られてしまう。しかし、このロペスのPKに曽ヶ

端はタイミングをうまく測って右側に飛んで止めた!曽ヶ端はPKの時、自分の間合いに持っていくことに成功した。クラブワールドカップか

らずっと曽ヶ端は神がかっている。

 

 石井監督は早めに手を打って、中村に代えて優磨、遠藤に代えて三竿を投入。二人ともハードワークで頑張った。特に後半40分の左サイド

からの優磨の突破がPA内で止められたのは、PKになってもおかしくないプレーだった。このあたり主審の村上のジャッジはおかしかった。

後半43分頃、石井監督が激怒。どのプレーに対してだったのかわからないが、石井監督の勝利への執念を感じた。45分にゴール前で優磨か

らファブリシオへ。ファブリシオはボールを持ち替えてはずしてしまう。ファブリシオは足元のボールコントロールがうまくない。

 

 46分にも小笠原のCKを山本が落としたボールに優磨がシュート。左ポストに当たる決定的なチャンスもあった。結局、アントラーズがう

まく試合を締めくくって、1-0で逃げ切った。佐藤寿人は泣いていましたね・・・・

 

 これで、29日に横浜マリノスとの準決勝!もしかしたらこの準決勝が一番難関かもしれない。何とか勝って元日の決勝に出てほしい。

アントラーズの今の勢いなら十分可能だろう。

 

 天皇杯も取るぞ!がんばれ!アントラーズ!!

 

よろしかったら、ぽちっと応援、よろしくお願いします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ