ハリルジャパンのシリア戦

　いやあ、予想外というか、香川がこんなに活躍するとは。日本代表の試合ではいつも眉間にしわを寄せて、機嫌の悪い柴犬のような表情ばかりだったの

で、今日はちょっと驚きました。オウンゴールのあと、なかなか決めきれずに、嫌な流れになってきていたので、後半の２点目は効きましたね。かっこいい

ゴールでした。でも前半の決定機をはずしていたので、あれくらいはやってもらわないと。本田もさんざん決定機をはずした末でやっと３点目をヘディングで

決めてくれました。岡崎も攻守に素晴らしい運動量でしたが、１点は決めて欲しかったですね。私としては岡崎は金崎とのツートップの方がゴールへの貪欲

さが倍増して面白いように思いました。

 

　山口蛍の怪我を見て、こういうことがあるから昌子も出て欲しいけど、出て欲しくないような気持ちもどこかにありました。代表戦で怪我をされるのが一番

怖いですから。シリアは当たりが激しく、特に足元にガツガツくるので、油断できませんでしたね。アジアのサッカーは全般的に戦術的に崩してくるのでなく、

当たりの激しさで、カウンターで仕留めるタイプのサッカーが多いのですが、シリアもそうでしたね。とにかく内戦状態でサッカーどころではないはずなのに

気持ちは入っていましたね。本当は内心でシリアの得点を願っていましたけど・・・・ははは。金崎が出てきてからは、とにかく怪我だけはしてくれるなと

思っていました。香川のゴールにスライディングしていた執念が今のアントラーズには必要ですね。必要のないプレーですけど、あれくらいの気持ちがな

いといけませんね。

 

　日本代表は特に応援しているわけではないのであまり書くこともないんですけど、暑くてコンディションが悪いアウェーでどれくらいいいサッカーができる

かだと思います。今日はピッチに出てきた時から全員本当に引き締まったいい顔をしていましたね。あの顔で君が代を歌っているのを見て、今日は勝つ

だろうなと思いました。長谷部は今日は良かったですね。酒井高徳はクロスの精度がもう一つ。決定的なチャンスを決められませんでした。長友はさすが

というか運動量が落ちず、原口に素晴らしいクロスをあげて、原口がヘディングで５点目。急に出てきた原口、良かったですね。西川のファインセーブを含

めていい出来でした。全体的な意思統一はかなりできていたし、チーム内の競争でチームがいい方向に来ているのがわかりました。アジア最終予選まで

どうなるかわかりませんが、アギーレよりはハリルホジッチの方が、選手の使い方やチーム作りはうまいように思います。

 

　勝つにこしたことはないんですけど、アントラーズ戦のように真剣に応援する気分にはなれないというのが本音ですので・・・・・いい加減な文章になって

申し訳ありません。とにかく金崎と昌子、そして植田が早くチームに合流して、いつものアントラーズに戻ってくれることを願っています。そっちの方が、１０

０倍も大切なので・・・・。

 

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ナビスコカップ・ヴィッセル神戸戦

　いやあ、またもや！またもや、前回のような、いや、前回にも増してひどい試合を見せられるとは・・・・・。前回はイライラを通り越して、怒ってしまったが、今

回は怒りを通り越して、自虐的な気分になって、どうせ負けるならもっと崩壊してしまえ！と叫びたくなる気分になった。一度ならず、二度までもこんな試合を

見せられては、神戸まで行ったサポーターは、神戸で暴れたくなる気分なのではないだろうか？

 

　金崎はともかく、守りの中心であるＣＢが抜けることで、これほどチーム全体のバランスが崩れるものかと。やっぱり西のＣＢはないと思う。いくら経験はなく

とも町田にやってもらいたかった。確かに経験値は低いだろうが、とにかく本職には違いない。西がミスをしたわけではないけれど、伊藤の右ＳＢは不調だ

し、西の右ＳＢじゃないと右サイドの攻撃力が全くない。青木もぺドルジュニオールの１点目にはもう少し体を寄せて欲しかった。もっともその前の中村の

ボールの奪われ方があまりにもよくなかったのだが。中村は技術は高い選手だと思うが、今日も大切な場面で決定力を欠いた。前半で遠藤に交代させら

れたのもしょうがないかった。それくらいチャンスではずし、ピンチに絡んでしまっている。カイオも土居も攻撃の連動性がないので、全く怖さを感じない。

中村やカイオに比べれば、遠藤をスタメンにすべきだっただろう。 

 

　それにしてもジネイも相変わらずゴール前での軟弱さというか、ビシッとしない。今日もきちっと足元に収めてトラップできていれば、完全に得点できた

シーンがあった。ジネイをスタメンで入れるくらいなら初めから鈴木優磨のほうがはるかにマシに思える。赤崎も相変わらずというか・・・・・これではシーズ

ン途中でもいいから、助っ人ＦＷを呼んでくるしかないのではないだろうか？それくらい金崎のいない今のＦＷ陣には得点の臭いを感じない。

 

　とにかく選手間の距離感もずれている感じで全体の意思統一が全く取れていない。すべてがチグハグでバラバラになっている。昨年もトニーニョ・セレー

ゾ体制下でこういう試合が続いた時期があったが、今の状態はそれに近い。金崎と昌子、そして植田が帰ってきても早急に立て直せるのか非常に不安

だ。次はリーグ戦で川崎フロンターレ戦。こんなバラバラのサッカーで通用する相手ではない。とにかく守りからサッカーを作り直してほしい。４点取られた

のはダメージが残った。アントラーズ、重症にならないうちに何とかしなければ三冠どころじゃないぞ！

 

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Ｕ－２３ リオ五輪強化試合

　相手はロンドンオリンピック金メダルのメキシコ。手倉森ジャパンは前半非常に良かった。開始早々の中島の左サイドからの先制点、３３分の遠藤が中盤

でボールを奪い取り、中島がドリブル、つないだ久保がヒールで流し、南野がオフサイドすれすれで背後を取って、右足で流しこんだ２点目は、特に素晴らし

かった。このコンビーネーションの素晴らしさは、Ａ代表でも見られないものだった。選手間の距離も良く、非常にバランスがいい。局面局面でもメキシコと互

角以上で、内容的には前半はとても良かった。植田も対人対応能力の高さを発揮し、安心して見ていられた。植田の高さと足元の技術は十分世界で通用す

る。

 

　後半はメキシコがキープする時間が長くなり、セカンドボールも拾われだしたが、日本も何とか体を張って、前線からの守備で対応した。個人的にはハリ

ルジャパンのサッカーより、手倉森ジャパンのサッカーの方が好きだ。後半２４分に右サイドから崩されて失点したが、ここはゴール前の守備の対応が一歩

遅れた。しかし、メキシコは北中米カリブ海予選で五戦全勝で来ているチームでそれに日本がここまで戦えるのは素晴らしい。やはり植田の守備の高さ

は非常に効いていた。競り合いで一度も負けなかったのではないか？後半２０分以降は完全にメキシコのペースになったが、金森のシュートは惜しかった。

久保や遠藤航は前後半通じて良かった。最後まで押されながらも何とか耐えて１点の失点で抑えられたのは大きな収穫だった。Ｕ－２３手倉森ジャパン

はオリンピックでメダルを取れる可能性があると思う。

 

　明日、アントラーズのヴィッセル神戸戦は苦しい戦いになるかもしれない。西のCB、三竿の左SBはもうやめてほしい。CBは経験が少なくても町田で

行ってほしい。ＦＷは赤崎と鈴木か？小笠原は出てくるのではないだろうか？中村、遠藤、カイオ、土居は誰が出てくるのかわからないが、甲府戦のよう

な意思統一の取れない、情けない試合は二度としないでほしい。苦しい台所事情の中、とにかく気持ちで勝って欲しい。

 

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ハリルジャパンのアフガニスタン戦 ２

　解任になったアギーレジャパン以来、試してきたパターンの中で、今回の金崎、岡崎のツートップ、清武のトップ下というのは、一番可能性を感じました。

なにせ前線で動き回る金崎と岡崎が運動量が多く、二人とも得点感覚に優れている上に、そこにパスを供給する清武が非常に成長して、状況判断能力に

優れています。ゴールが見えれば必ずシュートを打ち、パスを要求する金崎をやり過ぎだと言う人もいるかもしれませんが、あの貪欲なゴールへの姿勢なく

してはとても世界で戦えません。今回も選ばれませんでしたが、ポストプレーがうまい大迫ではああいう迫力は出てきませんし、相手ＤＦにとっては金崎のよ

うなタイプのＦＷが一番嫌だと思います。しかし、大迫はどうしているんでしょうね？日本代表のためにドイツに渡った大迫でしたが結果は出せなかったよう

で、来年は日本に帰って是非アントラーズでプレーして欲しいと思います。正直言って、今のアントラーズのＦＷ陣はあまりにも金崎に頼りすぎていて、赤崎

もジネイもどうも今のところパッとしない感じで、鈴木優磨はまだ若すぎるとなると、もう一人能力の高いＦＷが絶対必要なんです。早く大迫にはもう一度アン

トラーズでプレーして欲しいと思っています。

　

　とにかく、本田、香川の「二枚看板」はいりません。むしろ、「二枚害毒」と言った方がいいのではないでしょうか？昨日も香川はいいところなし。次のシリア

戦で本田を使うんでしょうが、今回の金崎、岡崎、清武のトライアングルの方がパスも良くまわり、ゴールに向かうスピードもあって、ここに本田が入って、

「俺様」を出すとバランスが崩れます。ハリルホジッチには最前線は昨日の三人を使って戦術を組み立てていってほしいと思います。

 

　今朝の朝日新聞を見たら、選手の採点表があって、５点満点で、岡崎と、清武だけが５点なんですね。金崎はというと３点。なんであんだけのプレーを

して３点なんだ！岡崎のワンチャンスを華麗に決めたシュートは確かに素晴らしかったけれど、前線であれほど動き回って、ワンゴールワンアシストの金

崎も五点満点でいいんじゃないでしょうか？東口は３点。何もプレーらしいプレーもしてなかったのに、採点のしようもないと思いますけど・・・・アフガニス

タンくらいの格下にＤＦで無理して吉田を使う必要もなかったかと。シリアは侮れないので、初選出の昌子を使うわけにはいかないので、使うんだったらこ

のアフガニスタン戦しかなかったかもしれません。シリア戦で昌子がいきなり出てくるのを見たい気もしますが・・・・・。

　

　ハリルホジッチは慎重の上に慎重なんでしょうね。欧州組は移動で大変なのに、長谷部も長友も使ってきました。彼らのパフォーマンスがあまり良くな

かったのも移動の疲れがあったのかもしれませんね。アフガニスタンくらいのレベルなら、控え選手を使って、使えるかどうか試してみても良かったと思い

ます。しかし、あの日本代表のメンバーの中に柴崎岳がいないのが本当にさびしいわけです。今は調子を落としているとは言え、日本代表のサッカーを

組み立てていくのは将来的に柴崎岳以外にいないと思うんです。柴崎がどんな思いで昨日の試合を見ていたかわかりませんが、やっぱり柏木や長谷部

なんか問題にならないくらい柴崎は才能ある選手だったと言われるようになって欲しいんですね。日本代表でも再びはばたけ！柴崎岳！

 

よろしかったら、ぽちっと応援よろしくお願いいたします。

ハリルジャパンのアフガニスタン戦

　昨夜の敗戦のショックが残って、なんか日本代表戦を見る気がしませんでした。金崎はあの試合を見たでしょうか？お金を払って見るに値しないような

サッカーを見せられて、今日は心身ともにずっと不調でした。それくらいアントラーズが勝つか負けるかで大きな差があるのですね。

　一方、日本代表は勝つに越したことはないけど、勝敗が精神状態に影響を与えることはありません。特にアントラーズの選手が出ていない時は、どうで

いいです。あまり真面目に見ません。

 

　今日は、金崎と岡崎のツートップ。金崎はもうゴールが目に入ったらシュートを打とうというすごい貪欲さでした。打ったシュートは一人で１０本？打って

打って打ちまくる感じでしたね。交代される最後の最後でついに泥臭いゴールを決めてくれた。岡崎のゴールのような綺麗なシュートじゃなかったけど、

ハーフナーマイクがヘディングで落としたボールを体で押し込んだ。とにかく気持ちのゴール。得点できて良かったです！あれだけ気持ちが入っていたの

で、金崎にゴールして欲しかった。とにかく結果が欲しかったからうれしそうだったですね。金崎のゴールへの意欲のすごさはハリルホジッチに十分すぎ

るほどアピールしていたと思います。

 

　前半最後の岡崎のゴールは綺麗なゴールでした。清武のパスに右足でちょんとトラップしてターン。左足に持ちかえて綺麗に振り抜きました。岡崎は体

ごと飛び込むむような泥臭いゴールが多い印象なので、こんなに足元がうまかったたっけ？と驚く素晴らしいゴールでしたね。特に印象に残ったのは清

武ですか・・・・ポジションの取り方がうまかったですね。後半１３分に２点目になったシュートは、金崎がふわっと浮かしたパスをディフェンスの裏へ出した

のを決めました。金崎のアシストも素晴らしかったです。金崎はああいう細かいテクニックもあるのが頼もしいですね！

 

　アフガニスタンに５－０は順当だったと思います。とにかく気になるのは２７日のナビスコ予選のヴィッセル神戸戦。どういうメンバーを組むんでしょう

か？赤崎もジネイも中村も、金崎のゴールへの貪欲さを見習って欲しいと、強く思います。

 

昨夜はアントラーズの試合内容のふがいなさに、怒り心頭、良く眠れず、日本代表戦は半分眠りながら見ていたので、これくらいしか書けません。よろし

かったらぽちっと応援お願いいたします。

 

 

 

ナビスコカップ・ヴァンフォーレ甲府戦

　なんか情けないというか、フラスーレーションばかりたまる、精神衛生上良くない試合でした。いくらメンバー変えたといっても、「誰が出ても鹿島は鹿島」で

あってほしい。寒いカシマスタジアムの平日の夜に７千人以上来てもらって、こういう試合を見せちゃ駄目だな。ちゃんと相手を想定して準備してきたのか

な？負けたという結果以上に、見ていてなんか不愉快な気分になった試合でした。

 

　予想ではヴァンフォーレ甲府相手でも失点は覚悟していたけど、やっぱり守りのミスからの失点。だいたい西をＣＢで使って三竿を左サイドで使うというの

も理解できない。左サイドははじめから山本で良かったのでは？最初の失点のきっかけになったのは西のゆるい守備から、柴崎と永木がゆずりあうのを

かっさわられた不運といえば不運だったけど、やっぱり普段の選手間のコミュニケーションが取れていない。２点目のニウソンにＣＫから決められたシーン

も青木がニウソンにちゃんと競り合えていなくて、ふっとばされて、ヘディングされてから決められている。どっちも櫛引には責任はありません。ヴァンフォー

レは、１点目のビリー・セレンスキーが良く動いてボールを引き出していて良かったですね。クリスティアーノも攻守とも一人でがんばっていました。

 

　それに対してジネイはどうなんですかね？二回決定的なチャンスをはずし、余裕派というのか、本気で戦っているのかどうかわからないスタイル。土居も

ＦＷでは良さが生きませんね。やはりトップ下かと。ジネイと土居のツートップだったら、まだ赤崎と鈴木優磨のツートップのスタメンの方がましだったかもし

れません。遠藤も後半１３分の決定的なチャンスはしっかりきめないといけませんね。やはり、昌子、植田、そして小笠原もいないせいで守りからリズムを

作っていくことができない印象でした。永木もゴール前にいいパスを出したりして悪くはなかったけど、ミドルシュートはしっかり抑えて打ってほしい。カイオ

も無理な仕掛けが目だって良くありませんでした。足をどこか痛めたのでしょうか？

 

　全体的に見て、運動量はけっこうあるのに、チーム全体として統一が取れていないというか、選手同士のイメージの共有がずれている印象でした。いく

ら時間的にボールをキープしても、戦術面での工夫がないから、崩せないんですね。見ていて本当にイライラしましたし、それを通り越して頭にきました。

肌寒い中、応援に行かれたサポーターの皆様、さぞかし不満が残られたでしょう。ホームでこういう試合をやってはいけない、という典型的な試合でした。

 

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ＦＣ東京戦 ２

　気がつきませんでしたが、アントラーズは、２００９年以降ＦＣ東京に負けていないんですね。昨日の勝利で、１３試合アントラーズは負けていないらしく、

ＦＣ東京にとってはアントラーズは天敵ですし、カシマスタジアムはまさに鬼門ということになります。対戦相手の相性は確かにありますが、移動する時の

方角なんて何かが関係するものなんでしょうか？

　

　そんなＦＣ東京ですが、前半１８分の橋本のシュートは決定的なチャンスでした。あれが入っていたら、流れは全く違っていたでしょう。前半は攻守とも互角

でしたから、ＦＣ東京のペースになっていったかもしれません。７９分の前田の左サイドからのクロスに平山がつなぎ、ゴール前の河野に出したシーンも決定

的なシーンでした。運が付いていれば、ＦＣ東京は２点取ってもおかしくなかったんですけど、アントラーズは山本の当たり損ねのミスシュートがちょうどいい

場所に転がって、そこに金崎が素早く反応してちょっとコースを変えて決めてしまうというラッキーな流れ。サッカーで勝てるときというのはそういうものだ、と

言ってしまえばそうなんですけど、こういう運を生かすも殺すも常に貪欲にゴールを狙っているかどうかの違いとも言えます。そういう面で今の金崎には、

ゴールハンターとしての嗅覚が鋭くて、ゴール運を引き寄せているように見えます。綺麗に崩せなくても、ディフェンダーを引きずっても前へ前へと出て行く

推進力が素晴らしいです。鈴木優磨もゴール運を引き寄せるようなところがあって、それはやはりメンタル面での貪欲さから生まれているように見えます。

 

　それに対して赤崎や中村は、形的には綺麗に崩せても最後のフィニッシュに結びつかないのは、とにかく泥臭くてもいいから、貪欲にゴールに向かう意思

のようなものが不足しているようにも見えます。中村なんて技術的には素晴らしく独創的なプレーをするんですけど。強い時のアントラーズは、全員が一

つの意思のかたまりのようになって、前へ前へと出て行っていたように思います。怒涛の分厚い攻めというか、そういうものがありましたね。ここ数年のア

ントラーズのサッカーは優等生的になったというか綺麗におとなしくなってしまったので、金崎や鈴木優磨のような動物的というかとにかく前に出て行くタ

イプの選手が必要ですね。

 

　あと永木が調子が上がってきて、いいプレーを見せ始めたのも心強いです。小笠原がいつまでもできるわけではありませんし、特に夏場の連戦などで

はフルタイムで小笠原がプレーするのは難しくなってくるでしょう。昨シーズンの後半山村がいい縦パスを入れていた時期がありましたが、永木も守備の

強さだけでなく、いいときの柴崎のように創造的なパスをどんどん入れてくれるようになってほしいです。三竿も永木を脅かす存在になってもらいたいです

ね。

 

　ナビスコ予選は、金崎、昌子、植田が抜けますが、しっかりしたサッカーをやって、是非勝って欲しいと思います。青木はしっかりクリスチアーノを抑えて

欲しいと思います。ヴァンフォーレ甲府は比較的やりやすいかと・・・・。昨日ガンバに勝ったヴィッセル神戸は手ごわいかもしれませんね。

 

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ＦＣ東京戦

　今日のアントラーズのサッカーは素晴らしかった。受身に立ってしまった、ベガルタ仙台戦の反省を生かし、前線からどんどんプレッシャーをかけ、球際

も激しく、アグレッシブにアグレッシブに攻撃をしていった。二列目の右に鈴木優磨、左にカイオを入れたせいで、前線への推進力があったのが良かっ

た。特に鈴木優磨は体も強く、ボールも良く収まって、得点の匂いがするプレーが続いた。前半、１１分の柴崎のＣＫへのヘディングシュート、相手ＧＫの

ファンセーブで防がれた。３３分の金崎の左サイドでのターンから左足でのクロスにまっすぐ飛び込んで行ったヘディングシュートは惜しくも枠をはずれた

が、飛び込むタイミングの良さや得点への貪欲な意思が感じられて、鈴木優磨の二列目はかなり魅力があると思った。

 

　前半はＦＣ東京の守備も非常に良く、アントラーズと互角のレベルの高い、見ごたえのある攻防が続いた。後半もずっとこんな感じで行くのかと思っていた

ら、後半の５分に先制点が入った。ゴール前にこぼれてきたボールを山本がミスシュート、それがゴール前に転がったのを見た金崎がうまく左足のアウトサ

イドに当てて、ボールはゴールへ・・・・。金崎のゴールへの貪欲な執念が生んだ先制点だった。

　後半１１分にも柴崎のＦＫをカイオがヘディングし、相手ＧＫがハンブルしたことろに金崎が押し込んだが、これはファウルを取られて惜しくも得点にはなら

なかったが、金崎はボールに行っていたようにも見えて、ゴールの判定が出てもおかしくないプレーだった。

追加点は、後半の４３分。右サイドから柴崎がゴール前に素晴らしいクロスを上げたのを、金崎はボレーで叩き込んだ。

 

　今日のアントラーズは気持ちが入っていて、攻守ともに悪い部分が少なかった。柴崎も今年になってから一番いいプレーをしていたと思う。特にＦＫの質

がとても良かった。カイオの先発と中村の先発のどっちがいいのかは何とも言えないが、前へ前へという推進力はカイオの方があると思う。赤崎にはもう

少しやってもらいたいし、ゴールという結果が欲しいが、今日の動き出しは良かったと思う。何かのきっかけをつかめば、得点し始めるかもしれない。ＦＣ

東京は質の高いサッカーをしていたので、こういう試合で２－０で勝てたのは非常に大きい。次に川崎フロンターレ、サンフレッチェ広島と強いチームが来

るだけにここでの勝ち点３はどうしても必要だった。内容的にも結果的にも満足のいく試合で、カシマスタジアムに足を運ばれた方も納得できる試合だっ

たと思う。天気も予想ほど雨が降らず、何よりの試合だった。今夜もおいしい酒が飲めそうだ。

 

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Ａ代表その他

　ロシアワールドカップ二次予選の日本代表選手が発表された。アントラーズからは金崎と昌子の二選手が選出。柴崎岳の名前はなかった。やはり・・・・と

いう思いだ。今季の三試合の出来だけでなく、昨シーズンの終わりあたりのプレーも柴崎本来のパフォーマンスが出来ていない。ここ二試合でも不用意なパ

スミス、ボールロストなどがあって、しかも攻撃の組み立てに参加できていない。目の覚めるような縦パスがボンボンはいり、攻撃にも積極的に参加して見

事なゴールを決めていた頃の柴崎はどこへ行ったのか？けっこう長いスランプ状態に見える。何か精神的な悩みでもあるのだろうか？アントラーズの攻撃

のビルドアップの中心は柴崎がやっていたから、この不調は気になる。Ａ代表に選ばれないのは当然だろう。私はアントラーズの選手では柴崎を一番応援

しているが、私がハリルホジッチだったら、やはり今の柴崎は呼ばないと思う。以前のプレーに見られた視野の広さが消えているように見えるのは私だけだ

ろうか？柴崎が本来のプレーを取り戻して、またＡ代表に呼ばれて活躍してくれることを願っている。金崎、昌子は使われるのなら、とにかく怪我だけには

気をつけていいプレーを見せて欲しい。特に昌子はハリルホジッチが突然使ってきそうな気もする。

 

　ナビスコ予選は、金崎、昌子、そしてＵ－２３に選ばれた植田抜きで戦わなければいけない。ＣＢ二人が抜けるのは、ファン・ソッコが離脱しているだけに、

かなり不安が残る。青木と町田のコンビなのだろうか？町田のプレーは見ていないので何とも言えないが、青木のＣＢは私はあまり評価しておらず、本当に

この二人で大丈夫なのか？相手がヴァンフォーレ甲府とヴィッセル神戸。難敵とはいえないが、メンバーを落として舐めてかかれるような相手でもない。

失点は覚悟して、それ以上の得点が望まれるように思う。

 

　明日のＦＣ東京戦は残念ながら雨になりそうだ。一番気になるのは私は赤崎と中村だが、石井監督は代えないでスタメンで使ってくるかもしれない。永

木のスタメンも見たいが、石井監督は柴崎をはずすことはないような気がする。私だったら、中村を使わないでカイオをスタメンで試してみる。むろん、

練習でどんな調子なのかもわからないので、勝手な希望ではある。シーズンは始まったばかりだが、ここで負けてしまうとこのあと苦しくなってくる。明日

は是非勝って、勝ち点３が欲しい。ＦＣ東京は中三日？ホームで負けることは許されない。雨の中、本気の必死の戦いを希望する。

 

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ベガルタ仙台戦 ２

　しかし、この時期に被災県をホームとするチームのゲームをするのはどうかと思う。しかも、３．１１の翌日である。茨城県も被災したが、小笠原と山本は岩

手、遠藤は宮城、柴崎は青森とはいえ、甚大な被災を受けたのは宮城県の方であって、どうしたって宮城の人々や仙台のチームに同情は寄ってしまう。

被災地援助に率先して長く真剣に取り組んできた小笠原も、果たしてどう戦っていいのか複雑な心境だっただろう。ベガルタ仙台の選手たちは、被災した

人たちを勇気付けるために必死でがんばればいいのだが、アントラーズ側としてはそういうチームをボコボコにやっつけて、被災した人たちをがっかりさ

せたら申し訳ないような気持ちはどこかにあったように思う。そういう意味でこの時期の戦う相手としてはベガルタ仙台は最もやりたくない相手だった。

 

　それは試合開始早々の両チームの戦い方にはっきり出ていた。とにかく勝つんだ！という気迫にあふれた仙台に対して、アントラーズはどこかとまどって

いるというか遠慮しているように見えた。小笠原の顔色も悪かったし、純粋にサッカーの対戦以外の震災の巨大な影響が、むしろアントラーズの選手の動き

を悪くさせているように見えた。早めに１点先制されて、次第にアントラーズの選手たちも目が覚めていったようで、動きは良くなっていったものの、スタジア

ムの雰囲気も明らかにベガルタに勝たせたい、という空気に満ち満ちていた。それは状況を全体的に考えればしょうがないことではあるが、試合が始

まってしまえば、とにかくプロのサッカー選手ならば、勝つことだけに集中しなければいけない。

 

　ここ三試合を見てスタメンではまず赤崎が物足りない。動きそのものは悪くないのだが、決定的な仕事につながっていない。同じことは中村にも言える。

ＦＷは金崎とジネイというコンビを試してみても良かったのではないだろうか？カイオも途中出場が非常に有効な場合もあるが、スタメンで使えるのかどう

か試してみる必要はあると思う。カイオ自身は自分が９０分出てやりたいと思っているだろう。後半に出して常に結果を出すというのは難しいと思う。

あとはどうもパスミスが目立つ柴崎に以前の輝きはない。一度永木にスタメンでやらせてみてもいいと思う。昨日のような雰囲気の中ではあのような試合

になったのもやむを得ない面があって、次節のＦＣ東京戦でガンバ戦のようないい動きと早い攻守の切り替えを見せて欲しい。ここで首位に立てなかった

のは残念だが、一週間でチームをしっかり立て直して欲しいものだ。

 

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ベガルタ仙台戦

　全体的に言って、ベガルタ仙台の気迫と集中力が勝った試合だったと思う。特に後半アントラーズの時間帯もあったが、ベガルタ仙台の強い気持ち、勝利

への執着がアントラーズにゴールを割らせなかった。特に試合開始の１０分くらいはベガルタの出足が鋭く、激しいプレッシャーにアントラーズは受け身に

立ってしまった。８分に左サイドでウィルソンがうまく植田をかわしていいクロスを上げ、金久保がダイレクトでワンバウンドで抑えたシュート。綺麗に崩さ

れたシーンだったが、マークをはずした山本は、もう少しウィルソンにうまく対応して欲しかった。それくらい今日のウィルソンは身体が切れていたとも言え

る。結局、この先制点がすべてだった。ベガルタ側から見れば、スローインから一連のプレーが連動良くつながったシーンだった。

 

　徐々にアントラーズもリズムを取り戻し、ゲームを支配し始めたが、最後の最後でベガルタの守備は高さと集中力があって、アントラーズはゴールを割るこ

とができなかった。特に２４分の遠藤のミドルシュートは意外性があったが、惜しくもクロスバー。遠藤はあの距離のミドルシュートは入るか、クロスバーに当

てるのが得意だ。５３分の西のふわっとしたシュートも惜しかったが、六反に代わって出場した関が素晴らしい反応。関がファインセーブが多く、決定的な

チャンスをものにできなかった。柴崎はここ三試合見ていてチャンスメイクが出来ていない。以前の柴崎に比べてプレーのクオリティーは落ちている。次

節では永木を使ってみるのもいいかもしれない。

 

　赤崎も相変わらず細かいボールコントロールなどでミスがあったし、中村もチャンスを作るところまでいかなかった。代わって入った土居とカイオもいま

一つで、土居もあまりボールに触ることができなかったし、カイオも得意のドリブルも見られず脅威を感じさせなかった。後半はかなり押し込んだ時間帯も

あったが、ベガルタディフェンスは特にゴール前の集中力が高く、最後の決定的なシーンは作らせなかった。ＧＫの関とともにベガルタの勝因はディフェン

ス力の勝利だったと思う。審判の西村さんもややベガルタ寄りのジャッジだったと思う。東日本大震災の被災五年目の節目の試合の独特のムードがスタ

ジアムにあって、ベガルタが本気で飛ばして入ったのに対し、アントラーズがやや遠慮気味というか、受けて入った時間帯のゴールが、この試合の結果

になってしまった。それほど内容的に悪くはなかったが、ベガルタの勝利への気迫が上回った試合だったと思う。

 

 昨日、大宮も負けたのでこれで三連勝できたチームはなかった。今日は震災で大きな被害を出した宮城県に譲ったということにしておこう。

 

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なでしこ

　リオオリンピックアジア最終予選は、結局、なでしこは２勝１引き分け２敗の勝ち点７で３位に終わった。

なでしこというと２０１１年のワールドカップドイツ大会の優勝やロンドンオリンピックでの銀メダルなど、とにかく世界の女子サッカーをリードするような強さを

誇っていただけに、今回の結果はとても残念である。

　

　初戦でオーストラリア戦を見たときに、過去のなでしこのサッカーの記憶とあまりに違うので驚いた。なでしこというと細かいパスワークで相手を崩していく

サッカーだったが、まずパスが正確につながらない。そして攻守の切り替えの遅さ。何をやりたいのかわからない戦術面での弱さ。とにかくあらゆる面で過

去のなでしこに比べて数段レベルが下がっているのだ。こんなに弱かったか！？と思わせるほどの出来の悪さで、しかもオーストラリアは身体能力も高く、

戦術的にも優れているのがすぐにわかった。なでしこのサッカーは研究されているのは当然だが、それよりもプレーの一つ一つのクオリティーが低い。

はっきり言ってこれでは負けて当然だと思った。

 

　しかし、登録メンバー２０人のうち、ドイツワールドカップのメンバーが１４人も残っているのに、このプレーのレベルの低下は何なんだ？あまりにもヘタにな

っているじゃないか？と不思議な気持ちでオーストラリア戦を見ていた。正直言って、女子とは言え、プロのサッカーと言えるレベルではなく、男子の高校

サッカーでもボコボコにされるレベルだった。確かに一番強かったオーストラリアに最初に当たって負けて、そのまま立ち直れなかったという面はあると思

う。初戦がベトナム戦で大勝して波に乗れていたら違った展開もあり得たかもしれない。とは言え、プレーのクオリティーの低さ、連動性のなさ、戦術面で

のレベルの低さは明らかだった。中国戦での不用意なバックパスをさらわれての得点献上は、あまりにお粗末なプレーで、選手間のコミュニケーションが

不足しているのは明らかだった。

 

　なでしこの平均年齢は２７．１歳であり、２８歳以上が１１人もいる。オーストラリアは２３．８歳、北朝鮮にいたっては２０．７歳である。なでしこがいかに過

去の栄光を引きずったまま、世代交代をしないできたかがわかる。過去の経験を重視しての起用だったのだろうが、今回は経験がプラスには働かなかっ

た。北朝鮮戦でやっとなでしこらしいパスワークの崩しの片鱗が見えたものの、５戦を通じてなでしこは強いなと実感させた試合はなかった。ドイツのワー

ルドカップで優勝した時などは、男子顔負けのパスワークの素晴らしさで観客を魅了したものだが、その良さはほとんどなくなった。

 

　これからなでしこは世代交代が急務になるし、新しい選手を発掘していく必要がある。かつてのパスサッカーで行くのか、新しいサッカースタイルを目指

すのかも大きな課題になってくるだろう。震災直後、日本中に希望を与えてくれたなでしこジャパンだが、ここに来て、個々のプレーヤーの見直しと、チー

ム全体の方向性を見直す時期に来ていることは確かだと思った。正直、「女子サッカーはつなまらいな・・・・・」と思わせるようなサッカーが続いたのは、残

念だった。

豊川雄太の行方

　今季アントラーズから離れた選手で非常に才能のある若手選手がいた。豊川雄太である。切れの良いドリブル、パンチ力のあるシュート、正確なＦＫ。

しかもまだ２１歳である。本当に力が付いてくるのはこれからだと感じさせていただけに、期限付き移籍とはいえ、ファジアーノ岡山に移籍してしまったのは残

念だった。昨年の天皇杯でのＦＣ琉球戦での完璧なＦＫによるゴールなどは、豊川の才能を見せ付けた素晴らしいものだった。まだまだレベルが上がってい

く予感があっただけにもう少しアントラーズでプレーを見たかった選手である。

 

　ファジアーノ岡山ではレノファ山口戦ではスタメン。ジェフユナイテッド千葉戦では途中出場だったようだ。とにかくスピードがあって体の切れがいい。ドリブ

ルのテクニックも非常に高い。明らかにＪ１で使える選手であるが、アントラーズにいるとまだスタメンでは使えない状態だった。ベンチにも入れないことも多

かったから才能ある豊川としては歯がゆかっただろう。Ｊ２でもコンスタントに試合に出て、力をつけて、Ｊ１のチームに行くのも一つの手だ。ファジアーノ岡山

には岩政もいるが、今年は選手層も厚くなり、去年よりは上位に行きそうに見える。ただ、サンフレッチェ広島のサッカーのスタイルが明確なのに比べて、

ファジアーノ岡山のサッカースタイルはどうも良くわからない。私としては一年で岡山からアントラーズに戻ってきて欲しい選手である。ジネイなんかよりは

るかに将来性もあるし得点が期待できる選手だと思うがどうだろう？鈴木優磨とも違ったテクニックと得点感覚を持っている選手だと思う。

 

　　リオ五輪での活躍も期待できる。その才能の開花が期待される選手である。そして再びアントラーズの一員になってアントラーズのタイトル奪取に貢

献して欲しい。今季はファジアーノ岡山での活躍を期待している。豊川はかなりやってくれるだろう。

　

　そう言えば、梅鉢はどうなってるんだろう？

 

 

 

 

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金崎と柴崎のやり取り

柴崎　　　　「金崎さん、インタヴューであんなこと言っていいんですか？」

金崎　　　　「あれ？俺、なんかおかしいこと言ってた？」

柴崎　　　　「シャツをインしていいかってサポに約束させたでしょ」

金崎　　　　「いや、あれはジョークよ、ジョーク。」

柴崎　　　　「理想科学さんはむかついたんじゃないですか？」

金崎　　　　「俺は昔からシャツはインするって決めてるのね。出すと気持ち悪いの！」

柴崎　　　　「気持ち悪いんすか？」

金崎　　　　「そう！それにお腹が冷えて下痢するんだ。試合中、下痢したら岳君、責任取ってくれるの？」

柴崎　　　　「アンダーシャツだけじゃ駄目なんですか？」

金崎　　　　「うん。だめ！」

柴崎　　　　「いい手がありますよ。腹巻をつけたらいいですよ！」

金崎　　　　「腹巻・・・・・・見えたらかっこ悪いじゃん」

柴崎　　　　「腹巻にも理想科学って書いて、時々出して見せたらいいんじゃないかと・・・・・」

金崎　　　　「それは結構刺激的かも！」

柴崎　　　　「そうでしょう？」

金崎　　　　「君もなかなか頭いいね」

柴崎　　　　「崎が付く名前は頭いいんですよ！」

金崎　　　　「赤崎、高崎もいるけどね・・・・・」

柴崎　　　　「それ言っちゃ、おしまいですよ」

 

金崎のシャツ問題、あまり深刻に考えないで、大人の対応してもらいたいですね＾＾

 

下の茨城新聞では、鳥栖のキーマン豊田を昌子と植田のセンターバックがしっかりマークし、豊田を狙うロングボールには植田が果敢に勝負を挑んで、

はね返し、競り負ける場面もあったものの、昌子は「自分を含め、サイドバックの二人もカバーしていたので、そこからのピンチはなかった」と、ＤＦ陣が連

係して好機を作らせなかったと、書いてある。

だた、追加点をあげられなかった攻撃陣には物足りなさが残り、守備に追われ、シュート一本に終わった赤崎は、「昨年まで出来ていた攻撃が出来てい

ない」と反省していたという。初出場だった永木は、持ち味の球際の厳しい守備と豊富な運動量を見せ、「今まで敵だった赤い壁が、今日は味方だったの

で頼もしかった」と述べたという。これから出場機会が増えてくるだろうから頑張ってほしいものだ。

 

 

 

サガン鳥栖戦

　ホーム開幕戦、見事に１－０で勝利！気分のいい連勝スタートになった。全体的に見れば、ガンバ戦ほどの攻守の激しさはなかったものの、特に隙のない

守備陣の活躍で、サガン鳥栖にチャンスらしいチャンスを与えなかった。特に植田、昌子の二人が完全に豊田を押さえ込んで、全く仕事をさせなかったのが

大きかった。失点がないというのはやはり引き締まっていいものだ。

 

　得点はセットプレーから。３１分の遠藤のＦＫを山本がヘディングで綺麗に折り返したところを金崎が飛び込んでヘディングで決めた。金崎はガンバ戦同様

前に出ていくエネルギーが素晴らしい。やはり金崎ははずせない。気になったのは中村か。動きは良く、チャンスには絡んでいくのに決定的な仕事ができな

い。前半の１０分、１２分、３５分とチャンスがあったのに決め切れなかった。動き出しはいいだけけに惜しかった。赤崎はあまりチャンスに絡めなかった。

 

　小笠原が良く動いていてピンチをつぶしていたが、柴崎はいま一つか。むしろ開幕戦の方が良かったように見えた。今日のプレーで日本代表は難しい

と思う。初登場の永木は無難にこなしていた。カイオはガンバ戦に比べて、思い切りに欠け、判断のスピードが遅かったように見えた。遠藤、西は普通の

出来か。遠藤のミドルシュートは良かった。やはり植田と昌子が安定しているのが大きい。プレーの判断のスピードも早いし、勇気と自信をもってプレーし

ているのが伝わってくる。植田は口の中を切って出血していたのか？この二人なら日本代表でもやってくれるだろう。

 

　サガン鳥栖のサッカーは以前に比べて走らなくなったというか、泥臭さが少なくなった。以前のサガン鳥栖は走って走って走りまくり、試合終了後にへた

りこむような感じだったが、そういう必死さはなくなってきたように思う。１９歳の鎌田のプレーが切れ味が鋭く、脅威だった他には怖さはなかった。やはり

豊田がおさえられてしまうと苦しいチームだ。

 

　これで開幕二連勝。今年は去年と違っていいスタートが切れた。１ステージは１７試合しかない。この調子で連勝を続けたい。

昨夜のなでしこの中国戦があまりにひどくて気分が悪かっただけにスッキリした。それにしてもなでしこはどうしてあんなに下手になったんだろう？あれで

は高校サッカーをはるかに下回るレベルだと思う。やはり、アントラーズ戦は最高です！

 

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