ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

茨城県民の歌

2013-03-02 16:30:07 | 日記

  やはり野武士に負けた。いや、スコアだけでは負けていない、引き分けだったが、試合を見終わえた全体的な感想では、負けないで良かった。

前半の素晴らしい戦い方、いや後半の最初の柴崎のシュートがクロスバーに当たった時までは、「今年のアントラーズはいいかも!」とウキウキしていたの

だ。しかし、後半、爺さんばかりか若者まで運動量は目に見えて落ちてきて、再三のピンチ。曽ヶ端のファインセーブのおかげで引き分けられたようなものだ

った。特に後半のFKは良くかき出したと思う。下手すればあと二点は間違いなく入っていた。

 

 今期の最初の試合。サガンの選手はやはり佐賀の野武士の風貌だ。そして国歌斉唱。アントラーズの選手で君が代を歌っている選手は一人もいない。

一方、サガンの選手は半分くらいは歌っている。このような所で手を抜くところからして、今日の試合の趨勢は決まっていたのだ。サガンの選手にはまだ大和

魂が残っている。一方、爺さんと若手の中途半端な混合チームは、何か全体的な統一が取れていない。

 20分くらいまでは、最初の試合ということもあって、やや緊張気味で目立った動きはなく、互角の展開か。左SBの中田が何をやっているのかわからない。

柴崎の動きもよくわからない。サガンがファウルが多くなってきた。ダヴィの動作は品がない。何で何回も鼻を出すのか?しかし次第にアントラーズが試

合を支配し始め、CKが増えてくる。野沢はさすがにボールコントロールがうまく、FKのレベルは高い。小笠原のFKよりも弾道の質が高いのは間違いな

い。小笠原はやや固いというかボールがしっかり収まらない感じだ。ジュニーニョの動きは悪くない。一番いいのは大迫。ダヴィは動きは良く運動量もある

が、全体的なフィットの感じはまだまだというところか。

  32分、野沢のCKを競り合いに勝ったダヴィがヘッドで後ろに流し、それを大迫がボレーで股のあいだを抜く綺麗なゴール。今期のJリーグで最初に取

ったのが大迫のこの一点だった。前半はアントラーズのプレスが効いていて、豊田にいいボールが入らない。この時間帯まではアントラーズ守備陣の作

戦は成功していた。岩政も青木も無難にサガンの攻撃を切っていた。

 

 後半に入って、両チームとも急に運動量を上げたようで、開始早々柴崎がクロスバーに当たる惜しいシュート。これが入っていたらかなり楽だったろう

が、次第にアントラーズの運動量は落ち始め、サガンが試合の主導権を握り始めた。縦にボールを入れるだけでなく、うまくサイドにボールを散らすよう

になってからは、アントラーズは全く攻撃らしい攻撃がなくなった。サガンの野武士精神がピッチに展開し、アントラーズの中途半端な野武士精神は萎ん

でいった。豊田の得点は一本のパスをうまくコントロールして、青木を振り切り、うまく右隅に決めた。青木は足が遅い。豊田程度のスピードに付いていけ

ないようでは情けない。アントラーズのCBは最も競争が激しいポジションなので、次節は昌子か山村でいいと思う。

 サガン、ベガルタ、サンフレッチェと守備の固い、手堅いサッカーをするチームが続くので、安定感のあるベテランを使いたいのはわかるが、もはや去年

と同じようなサッカーをしていては、結果は同じだ。どんどんリスクを冒しても若手を使うこと、去年の「けれど」サッカーを早く払拭することだ、

「けれどサッカー」とは、攻撃の質は高いけれど、攻撃の組み立てはうまいけれど、シュートは打つけれど、暑いのに走ったけれど、「蹴れども蹴れども」

入らない、「けれどサッカー」から、はやく「蹴った」=「入った」サッカーに転換していくことだ。

 

 

 

 

 

千香子   「何で君が代、歌わなかったの?」

岩政     「みんな歌わないじゃん」

千香子   「ドゥトラさんは、毎日歌っているらしいわ」

岩政     「え!どこで?」

千香子   「ベルギーで毎朝歌ってるって手紙に書いてあったわ」

岩政     「それは・・・・・・すごいね!」

千香子    「そうよ!ドゥトラさんは凄いのよ!日本を愛してるんだわ」

岩政     「鹿島アントラーズを愛しているんだろう」

千香子    「茨城県も大好きだって!」

岩政     「・・・・・・それはどうかな・・・・・・」

千香子    「茨城県民の歌も三番まで歌えるのよ」

岩政     「ああ、三番の歌詞が問題になってるやつね」

千香子    「世紀をひ~ら~く~~~原子の火~~~~」

岩政     「けっこういい曲だよね。原発を讃えているみたいに聞こえるからな」

千香子    「ドゥトラさんは原子の火じゃなくって、原始の火にすればいいって言うの」

岩政     「原始の火・・・・・・俺、そのものじゃん」

千香子    「ドゥトラさんに原始の火を灯してもらいたかったわ・・・・・・」

岩政     「鹿島原人になったろうね!」

 

 まあ、初戦はこんなものでしょうか?ベガルタ、サンフレッチェに連勝してはずみをつけたいものです!

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ショパン  「英雄ポロネーズ」

2013-03-01 17:39:13 | 日記

  待ちに待ったJリーグの開幕戦がやってきた。明日の佐賀の天気はどうだろうか?雨は今夜中に上がりそうだ。

茨城県内は今日は奇妙に暖かいものの、また寒くなるのかもしれない。とにかくアントラーズ戦がないと生活の張りがない、あるいはアクセントがなくて困る

方も多いと思う。勝っていなくても、今度の土曜はやってくれるだろう!と思うことで、何とか人生を凌ぐ心の支えになっている方もいるはずだ。

 さて、サガン鳥栖だが、このがつがつくる守備を思い出すと、ダヴィ一枚加わったくらいでは簡単にゴールを奪うことはできないと思う。それくらい昨年のサ

ガンの守備は最初から最後までハードワークで集中力が落ちなかった。サンフレッチェやベガルタの守備の質とはやはり違っている。

 昨年も言ったように、「野武士」の集中力なのだ。サガンの野武士ぶりに比べると、最近のアントラーズはエリートのひ弱さを感じさせるゲームが増えた。

以前はもっと野武士的な怒涛の攻めや、野武士の狡さを感じさせる守りが多かった。アントラーズのサッカーは正統派の理にかなった美しいサッカーだが、

支えている精神は、野武士的な部分がなくてはいけない。

 ここ一番での決定力のなさ、シュートの数は放つものの得点は入らないという、野武士にあるまじきひ弱さからどの程度、脱却したのか?今期の最初の

手合わせにしては、仕上がり具合を見るのに、いい相手だ。サガンの野武士の守備を撃破できるようなら、出だしとしては十分だ。

  

 もうすぐ東日本大震災が起きて二年になる。あの大災害のあとにACLに出場した頃のアントラーズの悲壮感は未だに忘れない。あの頃のアントラー

ズを忘れないように、試合はDVDに撮って残してある。天皇杯や、ナビスコでの優勝とともにずっと残しておきたいDVDになっている。

 明日は第二列はどうなるのだろうか?野沢とジュニーニョという情報があるようだが、野沢に関しては、とにかく一年間アントラーズのサッカーに十分

貢献し、できることなら優勝してアントラーズでサッカーができる喜びをサポーターの前で涙を流して語るまでは、おいそれとは認めないというのが私の

立場である。日本人というのはお人よしだから、何でも簡単に許して水に流して忘れてしまうのだが、いつもそうではいけない。

 ジュニーニョが果たしてどれくらいやってくれるのか?私としてはジュニーニョは興梠同様放出すべき選手だった。確かに他には真似のできないような

柔らかくて素晴らしいプレーを見せる選手なのだが、何せ90分の間走りきって、必要な時に点をもぎとることができなかった。ポテンシャル的にはあるの

だろううが、アントラーズのサッカーの中で十分にフィットして貢献していたとはとても言いがたい。私としてはジュニーニョを残すくらいだたったら、レナトを

残すべきだったと今でも思っていて、シーズン早々、大きな怪我でもして戦列を離れそうな予感をジュニーニョには感じます。とにかくダヴィと同等か、そ

れ以上の得点能力のある、ブラジル人FWが一人欲しいと感じる。シーズン途中でもいいからジュニーニョが去年と変わらないようなら、取って欲しいもの

だ。とにかく大迫とダヴィの2トップには最低でも15点以上の得点は最低条件だと思う。

  水戸ホーリーホック戦は見てないので何ともいえないが、サガンの剛直な守りと攻撃をディフェンス陣がどう受け止めるか、久しぶりに公式戦で見てみ

たいものだ。私は優勝を予想とはいかないが、とりあえずACL圏内にいられるようなサッカーで、前半を終えられれば十分だと考えている。

 

 

 

岩政      「ドゥトラは元気かな・・・・・」

千香子    「あら、昨日、ベルギーから手紙が来てたわよ!」

岩政      「ほんとか!何で黙ってたんだ」

千香子    「ちょっと恥ずかしいことが書いてあったの」

岩政      「え?ベルギーの女の子の話かな」

千香子     「例のパンツのことなの・・・・・」

岩政      「あの刺繍入りのパンツのことか!まだはいてるのか」

千香子     「神棚に飾っているみたいよ!」

岩政      「ベルギーにも神棚なんかあるのか?」

千香子     「自分で作ったって書いてあるわ」

岩政       「・・・・・・そこまで・・・・・・・」

千香子     「あなたより信心深いわね」

岩政      「俺だって今年に入ってから鹿島神宮にもう三回行ったよ」

千香子     「ドゥトラさんはチームメイトにお祓いまでしてるらしいわ」

岩政      「そんなに日本が忘れられないのか」

千香子     「また私にパンツを作ってもらいたいらしいの」

岩政      「もう、アントラーズと関係ないんだから・・・・・・」

千香子     「前にアンって刺繍入れて欲しいって書いてあるわ」

岩政      「アン!?」

千香子     「アンアン言いたいのかしら?」

岩政      「相変わらずだ・・・・・今頃、川島とできてるのかな?」

千香子     「川島さん、たしかにホモに人気ありそう・・・・・」

岩政      「俺だって、捨てたもんじゃないんだ」

千香子     「知らなかったわ・・・・・・あなたがもてるなんて!」

岩政      「俺も来年はベルギーだな」

千香子     「え!どういう意味?」

 

アントラーズのスタートダッシュと優勝をここに祈願いたします。

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