ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

工藤静香  「慟哭」

2012-05-31 00:55:28 | 日記

  柴崎と川澄、神戸のイタリアンレストランで緊張して向かい合っている。柴崎は黙って、川澄のネイルを見ている。

 

川澄   「今日は勝てて良かったね」

柴崎   「見に来てくれたんですか?」

川澄   「うん、20分くらい遅れちゃったけど・・・・・・」

柴崎   「そう・・・・僕も何か気になっちゃって・・・・・・」

川澄   「レオネッサのお友達と行ったの。チ・ソヨンちゃん」

柴崎   「そう・・・・・」

川澄   「無口なのね。いつもこんな感じなの?」

柴崎   「そういうわけじゃ・・・・・こういう綺麗するぎるお店、何か苦手で」

川澄   「あの、山村君と仲がいいの?」

柴崎   「はい。最近特に・・・・・昨夜も夜遅く国際電話がフランスからかかってきて」

川澄   「エジプトに勝てなかったね。同点になったのに・・・・・」

柴崎   「三点目も山村のよせが甘くって。落ち込んでた。責任感じて」

川澄   「責任感強そうだもんね、山村君」

柴崎   「出発前は、初得点もして元気だったけど。もう呼ばれないもって言ってた」

川澄   「柴崎君がいないからよ」

柴崎   「え?」

川澄   「いつも君の背中を見てるから、アントラーズ戦では落ち着くのよ」

柴崎   「ええええええ!そんなことないと思います。岩政さんに怒鳴られてるからじゃ・・・・・」

川澄   「柴崎君、やっと20歳になったのね!お誕生日おめでとう!!」

柴崎   「ありがとうございます。そう言えば川澄さんって年上ですよね?」

川澄   「そうよ・・・・今度の九月で27よ!」

柴崎   「突然ですが、川澄さんにとって、サッカーって何ですか?」

川澄   「サッカーは私の人生そのもの、生きることそのものよ!」

 

   川澄の目が輝きだし、柴崎の目をじっと見つめる。

 

川澄   「岳君にとって、サッカーって何なの?」

柴崎   「岳君なんて・・・・・うれしいけど・・・・・・サッカーは・・・・・考えたことない・・・・・・」

川澄   「岳君は、難しい本読んでるって、みんな言っていたわよ」

柴崎   「いや、別に・・・・そんな。川澄さんって本とか読みます?」

川澄   「読むわよ。私、文章も書くの好きよ」

柴崎   「あの・・・・・結婚してもサッカーは続けるつもりなんですか?」

川澄   「あったりまえじゃん。おばあちゃんになっても続けるつもり。90になっても」

柴崎   「90・・・・・。僕は83くらい。あと60年以上もあるんですけど・・・・・・」

川澄   「わたしと60年間、サッカーし続ける自信ある?」

柴崎   「川澄さんとなら、大丈夫だと思います!毎晩でも練習しましょう!」

川澄   「私のトレーニングはハードよ。毎晩、ヘトヘトよ!」

柴崎   「試合にさしつかえるようなのは困るんですけど・・・・・・」

川澄   「そんなこと言ってるようじゃ、わたしのダンナは無理かも」

柴崎   「あの・・・・指先が器用だって聞いてたんで・・・・・女性的な人かと・・・・・」

川澄   「そうそうあのフンドシの刺繍、気に入ってくれた?」

柴崎   「はい。もったいなくって、鹿島神宮に預けました」

川澄   「ええっ!鹿島神宮・・・・・今日の試合ではかなかったの?」

柴崎   「汚れると申し訳なくって」

川澄   「岳君!わたしのこと愛してるんなら、リーグ戦で優勝して!そしたら結婚する」

柴崎   「え!僕一人じゃ無理なんですけど・・・・・」

川澄   「いや、君ならできる。私にはわかるの!女の勘よ。」

柴崎   「あの、ワインでも飲みませんか?」

川澄   「20歳になったとたん・・・・いいわよ。どれがいいかしら?」

 

柴崎と川澄はメニューを見始める。柴崎、相変わらず、川澄のネイルが気になっている。

川澄、柴崎の指を突然つかむ。

 

川澄   「柴崎君、ほんとにわたしのこと愛してる?」

 

 

 

 

  サッカーネタがなく、申し訳ありません・・・・・

 工藤静香は、歌がうまいだけではなく、油絵もとてもうまいそうで、二科展に何度も入賞、特選になったこともあるとか。

 雰囲気のある女性ですね^^

 

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バッハ  「小フーガト短調  BWV578」

2012-05-26 15:49:22 | 日記

  トゥーロン国際オランダ戦は、非常にいい試合だった。国際試合で日本はオランダに勝ったことがあっただろうか?記憶にない。

ワールドカップでのブラジル戦や、スペインとの決勝戦を思い出すまでもなく、オランダのサッカーはヨーロッパでも最高レベルのサッカーだ。

年齢的には、日本のU-23より少し若いということだが、技術の高さは若い世代でも変わらない。それを3-2で破ったのだから、この勝利

は見事だった。

 第一戦のトルコ戦でも前半20分くらいまでは日本は良かった。どんな出だしになるのかと思ったら、三分に右サイド(日本側の左サイド)

を崩され、リベオンから出たクロスをグリエが体をうまく反転させて、あっさりゴール。試合を通じて、日本側の左サイドをルコギを中心にして

崩されてしまった。山村は一点目は責任があるというほどではないが、やや中途半端な位置に立っていて、マークが甘かったと言われても

仕方ないかもしれない。

 山村はこの日は、試合開始から非常に締まった顔つきで、アントラーズでCBをやっている時の、どこかボサっとした感じは全くなく、さすがに

キャプテンを任させると責任感が出るのか、日本では見たことのないようないい顔をしていた。

 

 先制された直後に、斉藤が左から素晴らしいスピードで切れ込んで、四人くらいのDFを振り切ってシュートを決めたのが大きかった。

これで日本チームには、「やれる」という自信が生まれ、オランダのレベルの高いサッカーと互角のサッカーをすることができたと思う。

特に良かったのが、斉藤、高木、宇佐美の第二列目で、小柄ながら運動量の非常に多い斉藤、いいパスを出す高木に、宇佐美が加わって

コンパクトで流動的な攻撃を作り出すことができた。

 宇佐美はボールを持ったら、どんなDFでも抜き去るような自信を感じさせ、体も切れがあって、非常に安定感があった。指宿のゴールに

なったものの、実質的には宇佐美のゴールのようなものだったし、後半、ペナルティーエリア内で、斉藤のヒールパスをシュートした連動性

の高い動きは、やはりこの世代の日本選手では飛び抜けているように見えた。

 

 第二列がいい割に、どうも役割的にはっきりしなかったのが、扇原と村松の両ボランチで、扇原は後半の30分過ぎにちょうどいいこぼれ

球が転がってきて、シュートを決めたものの、第二列の質の高さに比べると物足りなかった。例えばここに柴崎がいれば、もっと多彩な

パスを前線に供給出来そうに思う。関塚監督は柴崎にはまだそこまでの能力はないと見ているのかもしれないが、とにかくボランチに司令

塔的な役割を果たせる選手が欲しい。ボランチにいい選手が二人いれば、このチームの攻撃力はかなり高くなると思う。

 FWの指宿はキープ力がって、体が大きい割には動きも俊敏だが、足元の技術はそれほどでもない。彼の本当の真価はまだこれから

出てくる選手だと思う。大迫とは違ったタイプのFWなので、切磋琢磨して、伸びていって欲しいものだ。

 

 オランダはルコキが得意のスピードを生かし、右サイドを何度も突破したが、DFでは比嘉がやや動きが悪く、不安を感じさせた。

DF陣は、オランダが強いプレシャーをかけてきた時も、落ち着いてボールをさばいて、不用意なパスカットなどはほとんどなかった。

個人的にいいと思ったのは大岩か。山村も落ち着いたいいプレーをしていて、最後にいいミドルシュートを放ったりもしたが、取られた二点

目も簡単にクロスを上げさせてしまったように見えたので、本人は責任を感じているかもしれない。

 

 オランダがボールをしっかりキープして広くスペースを使う時は、とても奪えそうもないほどのレベルを感じたが、それを上回る機動性が

日本にあったということだろう。日本代表よりずっと精神的にもチャレンジしていく姿勢があって、この世代のサッカーの方が可能性を感じ

る。面白いのは日本は正統派サッカーでレベルの高いチームには、自身のいい面を出せるのに、中東の足元に激しく来るような、珠際の

競り合いが多いタイプだと弱さを出すことだ。中東のサッカーは独特なリズム感もあり、ヨーロッパのレベルの高い正統派サッカーより、

日本にとっては難しい相手だという気がする。

 

 試合の中に、アジアの深みやわけのわかならさのようなものが出てくる時、どのように対処していくかが、U-23と日本代表にとっても

課題になってくると思う。いずれにせよ、U-23の最もいい面が出た、非常にサッカーらしい、いいゲームだった。

  


 

 ヴィッセル神戸戦は、U-23に比べればサッカーのレベルとしてはかなり低く感じました。アントラーズはいつも通りという出だしですが、

ヴィッセルのチーム状態は良くないですね。DFのミスから生まれた得点とはいえ、あれでも入らないときは入らないですから・・・・・。

ジュニーニョが落ち着いて決めてくれました。ジュニーニョの調子があがってきているのがうれしいですが、伊野波に肘で頭をやられて、

出血したあとは、やや運動量が落ちました。伊野波はイエローが出て当然、人相も悪くなり、日本代表に選ばれたと言っても、この先どうな

るかはわかりません。

 野沢もかなり厳しくマークされ、いい仕事はできませんでした。小笠原とのマッチアップは見ごたえがありました。野沢はあまりいいチーム

に移籍したとは思えませんでした。チーム全体の雰囲気も良くないし、サポーターが奇妙に暖かいのもかえって良くないように思います。

内心、カシマスタジアムの空気が懐かしくなってきているのではないでしょうか?相手チームに野沢、田代、伊野波がいるのを見るのは

やはり奇妙な感じがするのは確かですが、彼らの良さは、アントラーズにいたからこそ発揮されていたのでは?と感じました。

 

 ドゥトラの突破は、今日も迫力がありました。遠藤のロングパスから左サイドに切れ込み、興梠にシュートを決めさせたパスを出した動き

には切れがありました。ドゥトラは一番アントラーズに必要だったものを持ち込んでくれて助かっていますね。

 

 今日のヴィッセルの出来から言えば、もう一点入って当然だったのに、二点でレベルの低い試合にお付き合いしているうちに、田代、茂木

などと投入して、だんだんヴィセルがリズムを取り戻してきました。、ただ、やはりアントラーズがゲームを支配していて、得点させそうな感

じは見ていてしなかったです。ロスタイムに田代が、うまい攻撃で左足で決めましたが、全体的にみれば、3-1か、4-1くらいの内容だっ

たように思います。

 今は大迫と山村がいないのでやや層が薄くなっていますが、ジュニーニョが復調しつつあるのは非常に心強いですね。小笠原も体を張っ

てがんばっているし、今日は目立ちませんでしたが柴崎は相変わらず質の高いプレーをしています。増田が復調し、早く中田と本田拓が

復帰すれば、乗り切れるとは思います。

 

 今日の勝利で、10位。上位陣も接近し始めて、全体に勝点差が縮まってきました。しばらくリーグ戦はお休みですが、再開後、とにかく

連勝することが重要です。今、一番いいのはサンフレッチェだと思いますが、ベガルタ、エスパルス、レッズなども夏場に今の調子を維持で

きるかは疑問です。アントラーズが上位に食い込んでいくチャンスは必ず来ます。自分たちのサッカーを信じて、最後まであきらめないで

必死にやるしかありません。

 

波がありながらもじわじわと上位に昇ってきました。

再開後の連勝と、大迫と山村の活躍を祈りましょう!

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武満徹  「エクリプス」 (蝕)~尺八と琵琶のための

2012-05-23 21:36:31 | 日記

 ザックジャパンのアゼルバイジャン戦。そうですね・・・・。日本選手の個々の能力は高い。ただそれがチーム全体になったときのゴールへの

意志といものが見えない。だからいくらボールを支配して攻めているように見えても、チームの戦術として勝っているようには見えない、という

感じでしょうか。

 結局、見所は本田のGKがはじいたFKとか、前半の香川の普通のゴールくらいでしょうか。ワールドクラスのサッカーというのは、たとえ圧倒

的に押されていても、戦術的には一貫性があって見ていると納得できるものなんですね。そこにはチームとしてのサッカー的な知性がある。

もちろん知性の質や色は様々です。でもそこにサッカー的な知性があるかどうかは見ていればわかります。たとえ、技術的に劣る高校レベル

のサッカーだったとしてもです。

 

 ザックジャパンのサッカー的な知性のなさは、個人としては非常に能力がありながら、日本的な同質性を要求される社会に入ると、自分を

殺して周囲に合わせてしまう日本人的世間のありかたと重なって見えます。ヨーロッパにいれば、本田、森本、岡崎、長谷部、長友、

内田などはその能力を発揮しながら、チームの勝利への意志に溶け込むことができる。クラブチームの色に染まりながらも、自分自身

の色を発揮することができるわけです。

 

  しかし、日本代表の一員としてプレーすると、日本チームの勝利への戦術というのは玉虫色になってしまう。日本的なサッカー的

な知性が見えても良さそうなのに、それはヌエのようにとらえどころがない。要するにサッカーをすることで何が言いたいんだか、見

ていてわからないようなサッカーなんですね。見ていてわからないようなものを応援もしようがないでしょう。なでしこのサッカーには

それがはっきりと見えるわけです。

 

 非常に単純な言い方をすれば、なでしこのメンバーは頭が良く、ザックジャパンのメンバーは頭が悪い。日本の男が駄目だとはい

いたくないけど、このサッカーを見る限り、個人としてのスピードやプレーの精度があったとしても、それが集合体になった時に、全体

として、魅力的に輝かない。まさに現在の日本のあり方をサッカーで表現しているようなものなんですね。

 

 結果的には、2-0で勝ちましたが、だからと言って魅力がないことには変わりがないということです。ザックジャパンとアントラーズ

が戦ったら、ザックジャパンが勝たなければいけないはずなんですけど、13位のアントラーズでさえ、これ以上のいいサッカーはで

きるかもしれないと思います。もしかしたら勝つこともあるかもしれない。というのはザックジャパンの今のサッカーは、チームとして

の勝利への意志と、それを可能にする戦術や、試合全体を捉える視点が感じられないからです。

 ヨーロッパに行けば、はるかに水準の高いリーグで十分に通用する選手の集まりが、日本人同士で集まるとどうしてこうなってしま

うのか?何を言いたいんだかわからないようなサッカーをするのか、それが男の方に顕著に現われるのは何故なのかについて、

深く考えたくなる試合でした。

 

 日本の男が「群れる」と少しもカッコよくないのは、サッカー選手でも同じだとすると、残念ですね。世界水準のクラブチームのサッカ

ーを知っていても、日本に戻って群れると突然昔に戻ってしまうようでは、何しにヨーロッパでプレーしてるんだか、ということです。

 

 

  金環日食はすでに終わってしまったが、「蝕」という意味の「エクリプス」という作品は、武満徹の最初の邦楽器を本格的に使った

作品で、1966年に完成している。すでに武満は、テレビ番組や映画音楽などで、日本の古楽器を使った素晴らしい音楽を作って

いたが、この尺八と琵琶を使った作品は、後の傑作、「ノヴェンバー・ステップス」への足がかりとなる作品になった。

 

武満徹はこう言っている。

「伝統的な邦楽は、この地上に存在する、または存在するであろう総ての音楽と等価値であり、それ故に私には重要なのである。

幇楽器を使って音楽を書くことは、ひとつの素晴らしい訓練だ。奏者の吹く行為、弾ずる行為から、私はいつでも音楽に対しての新し

い目覚めを体験する。それは、あるいは、書くという表現行為を超越したものであるかもしれない」

 

才能あるサッカー選手がヨーロッパに行って、何かを吸収して日本に帰ってきたとき、日本独自のサッカーを創造していくことに何ら

かの貢献をすべきだ。金が欲しくて行ったのだろうか?みんなが行くから行ったのだろうか?日本に帰って来て日本人同士でサッカ

ーをした時、新しい日本サッカーを作り上げるような何かを見せてみろよ!と言いたくなるね。

 ドイツ語を覚えれば、ドイツがわかったわけでもない。もともと日本のサッカーのことも考えないで出て行ったのなら、戻ってきても

日本のサッカーのレベルをあげたり、今までとは違った日本のサッカーを見せることは無理だってことを証明したいのかな?

 

 日本に暮らしながら、西洋音楽と邦楽の真剣な戦いを体験しながら、世界で評価される作品を書いた武満と君たちは、どんなに

遠くにいることだろう!

 たぶん、何を言われているのかもわからないでしょう。あれでイメージ通りのプレーですか(香川のこと)。目指しているレベルが低いね!

新しい日本独自のサッカーを創造する意思を見せろよ!

 

千香子   「なんか物足りない試合だったわ。あれが世界のレベルなの?」

岩政    「キリンだから、あんなもんでいんだよ」

千香子  「どうしてキリンなら構わないの?」 

岩政    「動物の名前のは、適当でいいのね」

千香子   「あなたゴリラに似てるって言われない?」

岩政    「いや、一度も」

千香子   「本田選手はオラウータンに似てるわね・・・・・」

岩政    「ああ、長友はニホンザルかな?」

千香子   「ウッチーや、宮市選手は可愛いし、動物っぽくないわね」

岩政    「ああ、ツルツルしている感じだね」

千香子   「どうして伊野波さんが出て、あなたが出ないの」

岩政    「ザックはゴリラタイプが嫌いなんだよ」

千香子   「ザック自身がオラウータンっぽくない?」

岩政    「確かに・・・・・猿の惑星に出できそうな顔だ」

千香子   「一流の選手は類人猿の面影があるのかしら」

岩政    「サッカーは道具は必要ないから・・・・・」

千香子   「あら?今日は鋭いこと言うわね」

 

やや、暴言に近いような言い方になってしまいましたが、私の正直な感想です。

マスコミなどでは全く違った意見が聞けそうですね。

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朝日新聞では、「香川、鮮やか先制弾」という見出しで、「本田復活 欧州組に存在感」と縦に見出しを付け、試合経過と、本田、香川、ザッ

ケローニ監督のコメントを掲載して、取りあえず最後に、「アジアのライバルはもっと自陣に閉じこもってくる。いかにその守備網をこじ開け

るか。より厳しい戦いが待っている」とまとめている。 

別に間違ってはいないけど、何かを言っているわけでもない。だからこういう報道の形式そのものを批評する以外に、内容に関しては批判

も意見も言いようようがない。表記や試合経過の書き方の間違い以外には、批判のしようがないのです。別にそれでも良いんですけ

ど・・・・。今は他にも色んな書き方があって、そのうちの一つだとこっちが思ってれば、何も問題はないというのであれば・・・・


 

 武満徹の音楽でとても好きな作品に、アルト・フルートとギターのための「海へ」という曲があります。小泉浩さんのフルートのCDがとても

いいです。 

  


  「サンダーバード」のテーマ

2012-05-19 20:39:37 | 日記

あ~~~~気分がいい!

ああ~~~~~気分がいい!!

とにかく、気分がいい!!

うかれてはいけないと思いつつも気分がいい!!!

久しぶりに美酒を飲んだ。勝てない試合が続く中、久しぶりに爽快な気分。

 

7点!ラッキーセブン!ウルトラセブン!セブンなんとかというお店にも、アントラーズ異常な勝利という号外が・・・・・

岩政、山村という、一番心配していていたセンターバックの二人が、何と二得点!

確かに出だしはコンサドーレの寄せも早く、うまい攻撃の組み立てにやや不安になった。

しかし、あのリズムに乗らないで、ボールをキープしてゆっくりと回しで、相手の勢いをかわす。

なかなか全体の状況が見えていて落ち着いているな、これはうまく凌げそうだと思っていたら、興梠の微妙なクロスを岩政が体を捻りながら

うまいヘディングシュートが決まってしまう。DFとは思えない器用な体の使い方に驚く。

(かなり酔って書いているのでややおかしい書き方になっています) 

 

 最初のシュートがいきなり得点になってから、試合はアントラーズペースになった。二点目の大迫のPKのもらい方もうまかった。倒れな

がら大迫はニヤッと笑っていた。なんか今日は全体がいきいきと連動して、引き締まっている。

 

 コンサドーレは悪くない。攻撃の組み立てもしっかりしているし、個々の選手の動きもいい。コンサドーレに流れが行っている時、先制され

ていたら全く別の試合になったかもしれないが、相手の流れの時に決めた岩政の先制点が大きかった。

 三点目はなんと山村。最近の甘い守備で批判を受けていた二人が、自ら得点を取った。山村は軽く打った感じのコースを狙ったシュート

だった。山村にパスを出したのは、またもや岩政。センターバックの二人で得点するという、珍しいパターンの日だなと思っていたら、後

半にも四得点が入る、お祭りのような試合になってしまった。

 

 特に遠藤のシュートのこぼれ球を興梠が決めた四点目あたりからは、何となく学生相手の練習試合のように、一方的に攻撃し続けた。

防戦一方になって、ボールを追いかけるコンサドーレの選手が気の毒になるような試合になったが、とにかく取れる時に取っておこうという

貪欲なゴールへの意志のようなものがあった。

 

  前半、やや小笠原が動きが良くないように見えたので、ドゥトラを下げるとは思わなかったが、本山に代えてさらに全体の連動性があが

り、面白いようにパスがつながって、好き放題の攻撃。後半は小笠原もいい場面で仕事ができるようになって、新井場や西の動きも生き生

きとして見ていて楽しい。柴崎もどんどんミドルシュートを打っていた。

 

 前回、ミスキャッチで批判された曽ヶ端は、今日はファインセーブを連発。というか、ファインセーブに見えるようなシュートばかりが来て、

それをすべてちゃんと処理した。DF陣と曽ヶ端は心に期すものがあったのだろう。二度と、あんな恥ずかしいプレーはしないという気迫が

感じられた。左手一本で止めたヘディングシュートはラインぎりぎりだったが、良く止めてくれた。

 本山が入って、あの取れない吸い付くようなドリブルで相手DFをかき回し、小笠原がしっかり起点を作れる状態のアントラーズはやはり

強い。本山のいい時の素晴らしさを改めて確認できた試合だった。本山に出した興梠のヒールパスや小笠原のヒールパスなど、細かいテ

クニックを思う存分駆使した分厚い攻撃を見ることができた。

 

 後半交替したジュニーニョと佐々木も得点を取りたくてしょうがない感じで、遠藤にパスも出さないで打っていたジュニーニョもやっとリー

グ戦、初得点。最後は気をよくしたジュニーニョにパスをもらった遠藤が右ゴール隅に決めて7点。7点の得点がすべて違うプレーヤーとい

う珍しい得点の取り方だった。

 大量意得点してからはアントラーズは余裕を持って好きなように攻撃をしていたが、相手を愚弄するような姿勢はなく、真剣に得点を積

み重ねていったと思う。最後の最後で得失点差がものをいうことが多いので、今日の七得点は大事にしたい。

 

 コンサドーレの出だしのサッカーは良かったし、攻撃の組み立てにもはっきりした意図が感じられた。ただ、36分にFWの前田が怪我で

交替したのと、いいシュートが曽ヶ端にことごとくセーブされるような位置に飛んでいったのは不運だったと思う。

 

 はるばる北海道から応援に来たコンサドーレサポは、人数も多かったが、大量点を取られれても、暖かい応援は変わることがなかった。

見習うべき態度だ。

 ベガルタあたりをこれくらいボコボコに叩きたいものだ。しかし、今日は気分がいいなあ・・・・・・・

 

 


 

千香子   「山村さん、初ゴールおめでとう!」

山村    「ありがとうございます。岩政さんが打ちやすいパスをくれたおかげです」

岩政    「俺の一点目も良かったろ」

千香子   「あなたがあんなにクルって頭を動かすなんて知らなかったわ・・・・・・」

岩政    「毎晩、見せてるだろ。首をクルっと回して」

千香子   「でも、今日のクルっは、なんか素敵だったわ!」

山村    「僕のシュートはどうでしたか?」

千香子   「すごく落ち着いていたわ!すごく落ち着いて素敵だった!」

岩政    「あんまり力を入れないで打ったね」

山村    「フンドシだとあのくらいが打ちやすいんです」

岩政    「今日も千香子の作ったフンドシを付けてたの?」

山村    「もちろんっすよ!そのおかげで入ったんです」

千香子   「うれしいわ。私の想いがシュートになったみたいでうれしい・・・・・」

岩政    「俺もはいてだんだよ、金色の」

千香子   「やっと私の作ったフンドシの力がわかってきたのね!私のは特別なのよ」

山村    「そう言えば、柴崎のシュートはみんな宇宙の方に飛んで行きましたね」

千香子   「当たり前じゃない!川澄さんの刺繍なんて・・・・言っちゃ悪いけど、ど素人のお仕事よ」

岩政    「失礼だぞ」

山村    「そんなにレベルが違うんですか?」

千香子   「そうよ。日本の高校サッカーとプレミアリーグくらい違うわよ」

岩政    「何言ってんだよ!山村、カレーどんどん食えよ・・・・・」

山村    「はい、ご馳走になっています。相変わらずおしいいですね」

千香子   「ドゥトラさんは、不調なのかしら?」

岩政    「彼はパンツ派だからね。サンパウロからまた送ってきたらしい」

千香子   「ドゥトラさんにも作ってあげようかしら・・・・・・」

山村    「あれは、ブラジル人は抵抗あると思いますよ」

千香子   「その抵抗がいいのよ。こうひきつれる感じ?思うようにならない感じが緊張を生むの!」

岩政    「ドゥトラは拘束されるのを嫌うタイプだからね」

千香子   「柴崎さん、日本代表に選ばれなくて残念ね」

山村    「あいつ大喜びっすよ。本当はロンドン五輪に追加召集で行きたいんですよ」

千香子   「へえ・・・・・日本代表のほうがかっこいいのに」

岩政    「なんかねぇ・・・・・・柴崎と川澄さんってどうなるんだろうね?」

山村    「二人とも頑固というか、意固地というか・・・・・・」

千香子   「似てるのかしら?二人とも」

岩政    「そうかもね」

千香子   「川澄さんに女用のパンツ作ってあげようかしら?」

岩政    「おい、変なことやめろよ!」

山村    「え!それはいいかも・・・・・柴崎がロンドンでプレゼントしたら・・・・・・」

岩政    「パンツなんかもらって喜ぶ女いるか?」

山村    「いや・・・・・あの二人は・・・・・別かも」

千香子   「そうよ、世の中にはいろんなカップルがいるのよ」

岩政    「ま、今日はおかげでいい仕事ができたよ。久しぶりにぐっすり眠れそうだ」

千香子   「眠っちゃうの?山村さんは?」

山村    「僕はしばらく起きていますよ」

千香子   「そうよね・・・・・あなた、先に寝てね」

 

 サンダー・バードは21世紀を舞台にした、1965年のイギリスの人形劇SF。このセンスはやはりアメリカではないですね。どこが違うの

かうまく説明できないのですが・・・・・・。すべてがどこかクールなとこですかね。

 

 先日のガンバ戦以上に、出来すぎの試合とも言えるかもしれませんが、アントラーズは最後まで手を緩めませんでしたね。

何か獲物を狙って、ひたひたと押し寄せるような攻撃は、相手チームには恐怖だったかもしれません。

時々は、今日のアントラーズみたいな試合も見たいですね^^

あんまり浮かれるとまたガンバ戦のあとみたいになりそうですが、今日は大勝なのでポチッとお願いします!

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パーセル   「ファンタジア」

2012-05-16 22:56:20 | 日記

 結果的には、3-2の負け。内容的にはアントラーズが3-2で勝っていてもおかしくない試合ではあった。

本山、増田、梅鉢、青木の中盤は、初めてのような気がする。本山が90分出るのを見たのも久しぶりだったかも。

本山のプレーで今夜最も光ったのは、ジュニーニョの素晴らしいゴールにつながった、完璧なパスだった。パスの強さ、出す方向もあれ以上

はないというくらいの見事なパス。それを受けたジュニーニョがやっと彼らしい強烈な左足のシュートを決めた時が一番うれしかった。

 

 ジュニーニョは一人でドリブルして、DFの人数が多い場所を突破しようとして引っかかったりしていたが、時おり見せる柔らかいクロスなどは

だんだん調子は上がってきているのだと思う。岡本も動きは悪くなかったが、最後のゴール前でのボール処理が正確性を欠き、チャンスを

ものにできなかった。

 しかし、ジュニーニョと岡本、それにサブに佐々木のFWも悪くないと思う。ジュニーニョの調子が上がってくれば、大迫と興梠の2トップと

変わらない得点力があるかもしれない。個人的にはこの二人のFWは可能性があると思う。

 

久しぶりで見た梅鉢は、なかなか良かった。パスをうまく散らしてゲームを組み立てていたと思う。後半、柴崎に交替してしまったが、むし

ろ青木を下げて、柴崎と梅鉢のダブルボランチが見たかった。柴崎は運動量があって、俊輔を良く押さえていたと思う。

試合後のインタビューで、ジョルジーニョ監督が、俊輔をはじめとして、自由にさせ過ぎたと話していたが、俊輔に対するマークがそれほど

甘いとは思わなかった。

ただマリノスは斉藤の動きが非常に良く、ドリブルで一人で局面を打開していた。

 

  結果的に、曽ヶ端が一見なんでもないクロスのようなボールを処理しそこなって、同点にされたのが負けにつながった。あのシュート性

のクロスはボールが揺れたのか、沈んだのか、曽ヶ端以外には知りようがないが、やはりちゃんとキャッチして欲しかった。はじいたボール

がちょうど斉藤の前に転がったのも運が悪かったが・・・・・

  一方、マリノスのGKの飯倉は後半、ドゥトラから出たパスを遠藤がうまく運んで、ニアサイドに蹴りこんだシュートを左手一本でファイン

セーブ。遠藤の一点目は三人のDFを振り切っての見事なシュートだったが、三点目になりそうだったシュートも良かった。

結局、GKのミスとファンセーブの差が、そのまま得点差になってしまった。

 

 興梠、大迫、小笠原、岩政のいないアントラーズだったが、ジュビロ戦に比べれば、攻撃は形になっていた。本山と増田のコンビは悪くな

かったし、ドゥトラが入ってからの本山とドゥトラの連係も可能性を感じた。柴崎と梅鉢が両方出てた時は勝っていたように思うから、あの二

人は同時に使って欲しい。柴崎のサッカーセンスははやり非凡だ。俊輔をファウルで止めたプレーもクレバーだった。

 

 DFでは、山村は悪くなかったが、昌子は大黒の三点目は完全についていけなかったですね。西、新井場はまあまあという所か。

ただ気になるのは、セットプレーで、FKとGKともせっかくもらっても、精度の高いFKがほとんど入らない。セットプレーからの得点を得意と

するアントラーズだったが、野沢がいない今、正確なFKを蹴れる選手がいないと、特に後半が苦しい。

 

 結果的には負けだったが、今はリーグ戦で結果を出すことが大切なので、札幌戦に向けて集中して欲しい。

 




 

 

  1695年に、36歳の若さで夭折したヘンリー・パーセルは、イギリス人が誇りにするバロック音楽時代の天才である。

彼が20歳前後に作曲した、器楽合奏用のファンタジアは豊かな楽想にあふれた美しい作品である。

 一般的にファンタジアとは、作曲家が自由に旋律を作り出し、さまざまな作曲技法を駆使して、思うままに音楽を練りあげていくような作

品を指す。そこでは作曲家は何物にも拘束されずに、気の向くままに旋律を拡大させたり、縮小させたりして、作曲技巧の自由な展開が

可能になるという面白さがある。複数の声の絡み合いの中で、新しい主題が生み出されていく楽しさを味わえる音楽だ。

 パーセルのファンタジアは、20歳前後に作られており、三声のが三曲、四声が十曲、五声が一曲、六声と七声の「イン・ノネミ」がそれぞ

れ一曲存在する。パーセルのファンタジアは、イギリスのファンタジアの歴史の最後を飾るものである。使用楽器の指定はないが、主に

ヴィオラ・ダ・ガンバによる合奏の演奏が多かったと思われる。

 

梅鉢    「何で僕が交代せなあかんのや?」

柴崎    「梅ちゃん、悪くなかったよ」

梅鉢    「梅ちゃんなんて、いわんといて!」

柴崎    「僕の代わりにザックジャパンに出てくれない?」

梅鉢    「え!?出たいけどな・・・・・君、どうすんの?」

柴崎    「僕、ロンドンしか興味ないから。世界の町で・・・・・・」

梅鉢    「山村さんから聞いたよ!虹色のフンドシの話」

柴崎    「ああ・・・・・しゃべっちゃったのか」

梅鉢    「川澄さんの刺繍が、お前のあそこをくるんでおるのを想像すると、嫉妬するわ!」

柴崎    「くるむだけじゃなくって、ささやいてくれるんだ」

梅鉢    「え!声まで出すんか・・・・・変態フンドシやないか?」

柴崎    「はいてると、気持ちええわぁ・・・・・・・・・天国や・・・・・・」

梅鉢    「確かに今日の君の目つき、トロンとしてたわ。後半だけ出て良かったな」

柴崎    「90分はいたまま、走ったらまずかったやろな・・・・・」

梅鉢    「別のシュートをしたら恥ずかしかったやろな」

柴崎    「・・・・・・・・・そやな」

 

これからの三戦で勝てないようだと上位は難しいでしょう。

必死で応援していきましょう!

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PINKY & FELLAS 「マンチェスターとリバプール」

2012-05-14 22:28:24 | 日記

 昨夜、ふとテレビを付けたら、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーとクイーンズバーグの試合をやっていた。水色のマンチ

ェスターCを見ながら、ふとジュビロ磐田の水色のユニを思い出した。ジュビロがホームのヤマハスタジアムで勝利したのは、10年ぶりだと

言う。ジュビロサポにとってはアントラーズは最も憎むべき敵と映っていても不思議はない。

 

そこでジュビロのブログ村にお邪魔してみた。 

この「Re・Start」さんのブログを読むと、過去にアントラーズの試合で悔しい思いをした記憶が詳しく書かれていて、驚いてしまう。       

http://j2shi32.blog.fc2.com/blog-entry-222.html   

 

よくもこんなに過去の悪い記憶をしっかりと覚えているものだ。アントラーズサポで特定のチームに対してこれだけ、恨みに近いこだわりを持っ

ている人は、ブログなどでは見かけない。ジュビロも三回優勝しているから名門チームと言ってもいいが、最後に優勝したのは02年。確かに

そろそろタイトルを手にしたいだろう。

 

 しかし、昨日何とロスタイムに二点取って逆転した、マンチェスターCの優勝は何と44季ぶりだというから、前回優勝したのは、もう半世

紀近く前ということになる。いったいこれほど長いあいだ優勝しないチームを見捨てないで応援し続けた、マンチェスターCのサポーターの

気持ちはいかばかりか?少年だった男がもう老人になるくらい優勝を待っているなんて・・・・・・・思わずピッチに降りて泣いてしまうのもわ

かるというものだ。

 アントラーズが勝てないと言っても、昨年もナビスコは取っているし、三冠を達成したのもごく最近だ。何十年も優勝する夢をじっと待って

いるようなチームに比べたら、どうということもない。J2に落ちてニ三年苦しんでも見捨てないのが真のサポーターというものだ。

 

 今日、胸を打たれるニュースをテレビで見た。旧ユーゴスラビアから戦禍を逃れてアメリカに移り住み、名門のコロンビア大学で、清掃員

をしながら19年間勉強し、晴れて卒業したというニュースだ。彼は、インタビューで聞かれて、「当たり前のことを、当たり前にやった」と述

べたという。彼はサッカーのように目に見える敵と戦っていたわけではない。しかし、中年を過ぎた男が清掃員の仕事をしながら、若者に

混じって勉強するというのは、一般的な日本人の感覚からすると「当たり前」ではない。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120514/k10015094621000.html

 

 東大の教室に、東大の清掃員のおじさんが座っていたら、どう思われるか?いじめはしないかもしれないが、何となく排除したい気分が

蔓延しそうな気がする。アメリカが異質なものを排除しない国だとは、イスラム教徒の問題などを見ると一概には言えないが、日本社会と

は違った良さは確かにあると思う。日本の大学は、清掃員に学費を免除したりはしない。

 

 この男性は、明らかに勝利している。別にコロンビア大学で学位を取れたから勝利したわけではなくて、己の内なる価値観に忠実に生き

たという点において、自分自身に勝利しているのだ。それが彼にとっては「当たり前」のことだったのかもしれないが、「当たり前のことを、

当たり前にやる」ということを続けるのは大変なことである。

 サッカーでそれが全員できるチームはたぶん優勝するだろうし、「当たり前のことが、当たり前にできる」人間が多い社会は、たぶん非常

に幸福度が高く、安全な社会だと思う。

 

話がサッカーから逸れてしまったが、昨夜のロスタイムの二得点というのは、とにかく最後まで絶対にあきらめてはいけないという見事な

事例だった。確かにプレミアリーグのサッカーのレベルは、Jリーグよりずっと高いと思うが、気持ちの面では何ら変わることがない。

 

「最後まであきらめないものに奇跡は起きる」。   これはプレミアリーグでも、Jリーグでも変わらない。

 アントラーズよ、今、15位でも絶対にあきらめるな!

言いたいのはそれだけである。

 


 
   

 

山村   「気分、最悪・・・・・・みんなも元気ないし」

柴崎   「ふ~~ん」

山村   「こんな試合ばっかで落ち込まないの?」

柴崎   「別に・・・・・」

山村   「あ、日本代表に招集されるもんね!良かったね」

柴崎   「うれしいのはうれしいけど」

山村   「なんか変わったアバンギャルの話でも聞かせて!」

柴崎   「いいよ。虹色のフンドシをつくった女の話だ」

山村   「おおお・・・・・・青森の昔ばなしですか」

柴崎   「むかしむかし~澄んだ川の上流に髪の長い美しい娘が住んでいました」

山村   「ふむふむ」

柴崎   「その娘は愛する男のために自分の長い髪を切って、虹色のフンドシを作りました」

山村   「へぇ。。。。岩政さんの奥さんより怖そうだな」

柴崎   「そのフンドシの前には、プレミアLOVE 岳 と刺繍されていました」

山村   「プレミアラブ?出会い系サイトの名前みたいだね・・・・・・」

柴崎   「その男は数年後、イングランドのプレミアリーグの得点王になりました」

山村   「ああ・・・・澄んだ川って、川澄さんのことか」

柴崎   「そだよ」

山村   「あの人、不器用そうじゃん。刺繍なんか無理だって・・・・・」

柴崎   「それが届いたのね。虹色のフンドシが」

山村   「え!見せて!見せて!」

柴崎   「うん、ナビスコ戦ではいてみるから」

山村   「そうか!ついに・・・・・川澄さんが、岳ちゃんを・・・・・・・」

  

     内田が、突然現われる。

 

山村    「神だ・・・・・・」

柴崎    「仏だ・・・・・・」 

 

 

 この「マンチェスターとリバプール」という曲は、1968年に日本でもヒットして、連続五週でチャート一位だったという。当時で30万枚以上

売り上げたという、ある年代には懐かしいはずの曲。マンチェスター・シティーの優勝を見ていて、ふと思い出した。

 

柴崎よ、山村よ、梅鉢よ、昌子よ。最後まであきらめない選手になってくれ。

ナビスコ戦はマルキーニョスが見られるのでしょうか?

やっぱりマルキーニョスのほうがいいなぁ・・・・・ 

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  「ラスト・ワルツ」

2012-05-12 21:21:26 | 日記

 一言で言えば、つまらない試合。そのつまらなさなの内容は色々ある。結果的に3-0でジュビロが勝ったものの、三戦勝ちなしのジュビロ

の出来も決してほめられたものではなかった。10分に前田にヘディングで決められるまでは、アントラーズの動きは悪くはなかった。

ドゥトラのクロスバーに当たったシュートは惜しかった。あれが入っていたら全然違う試合展開になっていたかも・・・・・

 

 10分の失点は、山村が上がっていた、ペク・ソンドンに振り切られ、岩政のマークをするっとかわした前田がうまいヘディングで先制。

試合を通して、今日は岩政と山村が良くなかった。特に山村の動きが鈍く、ジュビロの攻撃に付いていけない。つまらないパスミスも目立

ち、次節は中田が出られるのなら中田に。昌子でも今の山村よりましだと思う。

 

ジュビロは決定機をちゃんと得点に結び付けて三点取ったものの、内容的に圧倒して勝った三得点という感じではなかった。アントラーズは

本気で勝ちたいの?と思わせる戦闘意欲を感じさせない戦い方で、何か工夫しろよといいたくなる単調さ。西、新井場もプレーに正確さを欠

く。ドゥトラが一番元気に動き回っていたが、周囲の選手とのコンビネーションはいまひとつ。遠藤とはリズムがうまくあってない感じ。

ジュビロは松浦の動きが素晴らしい。

 

 後半にドゥトラを本山に代えてから、いいリズムの時間帯があり、興梠にいいボールが入ったが、決められなかった。大迫、興梠のFWが

ボールがうまく納まらない感じで、見ていて得点が入りそうな感じはなかった。ジュビロのサッカーも、そんなにいいとは思わなかったが、決

定機にいいシュートを打つことができた。岩政、山村の両センターバックの動きがどこか緩慢で、特に山村のプレーは明らかに良くない。や

や自信を失っているのか、疲れているのか、次の試合は使わない方がいいと思う。今日のアントラーズは全体的にあまりにおとなしく、何を

したいのか良く見えない試合だった。

 

サガン鳥栖の野武士精神を学ばなかったようだ。攻撃の組み立てに工夫が全く感じられず、見ていて一つも面白くなかった。プロのサッカ

ー選手は、サッカーで生活してしていることを忘れてはならない。つまらい試合しか出来なかったら、試合後、金色のフンドシでパフーマン

スして謝罪するくらいのサービス精神が欲しい。どんな形でもいいから、スタジアムに来たサポーターを納得させるのがプロというものだ。

ただ、頭を下げるくらいで客が納得すると思ったら大間違いだ。

 

 ダイヤモンド型で行くと決めたら、徹底的にダイヤモンド型を究めるまで、練習すればいいのだ。どこか迷いがあるからゴール前に行くと

本気のプレーにならない。細かくパスをつないでゴール前には行くが、ラストパスの精度が低い。常に最後の詰めが甘い感じだ。

野武士精神がないからそういうとろいプレーになってしまうのだ。

 

 ナビスコ戦は、FWは岡本、佐々木で、使えるなら中田と本田拓也だ。山村は休んでもらって、ガラッとメンバーを入れ替えてもらいたい。

  こんなちまちまとした、オカマ集団みたいなサッカーは、もう見せないでくれ!!

 




 

岩政   「山村、何やってんだよ!俺の言うこと守ってないじゃないか」

山村   「岩政さんだって、あっさり前田に裏を取られてたでしょ!」

岩政   「お前、どっか具合でも悪かったの?動きがおかしかったよ」

山村   「実は・・・・・・」

岩政   「なんだよ。試合中にうんこでもしたくなったの?」

山村   「あの奥さんに作ってもらった金色のフンドシが・・・・・・」

岩政   「え!やっぱり・・・・・・」

山村   「あれがお尻の割れ目に食い込んで、動きにくかったんです!」

岩政   「ハーフタイムに脱げば良かっただろ!」

山村   「せっかく奥さんに作ってもらったのに・・・・・」

岩政   「そんなこと気にすんなよ!」

山村   「フンドシの前にハートマークが付いてて、LOVE 和也って刺繍がしてあるんです」

岩政   「・・・・・・・・ほんとか!?」

山村   「ほんとです・・・・・・・何か気になって」

岩政   「それで動きが悪かったの?」

山村   「はい、あそこに奥さんの愛を感じていました・・・・・」

岩政   「そのフンドシは今夜中に処分しろ」

山村   「嫌です!気に入っているんで・・・・・」

岩政   「今もはいてるのか?」

山村   「もちろんです」

 

   岩政、逆上して、山村に飛びかかる。

 

今日のサッカーの内容には失望しました。

まだまだ前途多難という感じですね。

なぜか勝てるナビスコ戦でまた調子を取り戻して欲しいものです。

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ショパン  「ワルツ第7番  嬰ハ短調  作品64-2」

2012-05-07 23:14:55 | 日記

千香子    「あなた、サガン戦は良かったわよ!」

岩政      「俺は満足してないけどね」

千香子    「佐賀って行った事ある?」

岩政     「いや、まだない」

千香子    「今度、いっしょに佐賀に行ってみない?」

岩政     「珍しいね・・・・・」

千香子    「あなたのためにいい物作ったの!」

岩政     「また特別製のカレーかな。昨夜のはおいしかったよ・・・・・」

千香子    「あのドゥトラさんの金色のパンツね。欲しかったんでしょ」

岩政     「ああ・・・・・でももういいよ。パンツなんかどうでもいんだ」

千香子    「パンツは作るのが難しかったの。前の部分が・・・・」

岩政     「え!お前、パンツを作ろうとしたの?」

千香子   「うん。でも難しかったからパンツじゃなくって、フンドシにしちゃったの!」

岩政     「えええええええ!!金色のフンドシを作ったの?」

千香子    「そうよ!前にはサッカーボールの刺しゅうが入ってるの。すごく綺麗よ」

岩政     「なんか・・・・動きずらくないかな・・・・・・」

千香子    「動きやすく作ったの!」

岩政     「万一、観客に見られたら恥ずかしいよ」

千香子    「ちょっと試しにはいてみて・・・・・・」

岩政     「え!あっち見てろよ」

 

    岩政、パンツを脱いで、フンドシを付けてみる。

 

岩政     「なんか・・・・派手だな・・・・・お尻に食い込むよ」

千香子    「素敵!!あなた、素敵よ!!男だわ、本物の男に見えるわ!」

岩政     「今までの俺ってなんだったの?」

千香子    「私の旦那さまよ」

岩政     「で、今度はどうなったの?」

千香子    「本物の男になったのよ!」

岩政     「・・・・・・・サガン鳥栖は男らしいチームだよ」

千香子    「あれを見て、ひらめいたのよ」

岩政     「山村にも作ってあげて。最近調子悪くなってきたから・・・・・」

千香子    「やっぱりあなたの方が、山村さんより安定感があるわ」

岩政     「今頃、わかったの?当たり前だろ」

千香子    「なんだか有明海が見たいの!」

岩政     「俺は日本海が見たいな・・・・・・」

千香子    「じゃ、あいだの瀬戸内海あたりはどうかしら?」

岩政     「金色のフンドシが似合うのは日本海じゃないの」

千香子    「そうかもね」

岩政     「フンドシ、もう取っていいかな?」

千香子    「私が見てるから、かっこよく脱いで!」

岩政     「サガン鳥栖戦以来、君ってなんかおかしいね・・・・・」

 

 

 

 ショパンは、その生涯に20曲ほどのワルツを残したが、このうちよく知られているのは、通し番号で言えば14番までの14曲である。

 ショパンのワルツの形式や、和声、リズムなどは、他のピアノ曲に比べて、比較的オーソドックスだと言われる。

この第七番 作品64-2は、主旋律にマズルカ風のリズムを持つ作品で、1846年から1847年の間に作曲された。

 

 J1は今はベガルタが首位ですが、上位から下位まではっきりした力の差を感じないように思います。マリノスが急に良くなり始めたり、

今のところは本命のチームというのははっきりわかりません。個人的には夏場が勝負だと思っています。早くジュニューニョが本来の力を

発揮してくれること、あとは中田と本田拓也に早く復帰してもらって、チームに活力を与えてくれることを望みます。

 私個人は、アントラーズのサッカーを信じて、辛抱強く見守っていくつもりです。

 

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鼓童   「Sprit of Taiko」

2012-05-06 22:32:12 | 日記

 サガン鳥栖のサッカーを一言で表現すれば、野武士のサッカー。田舎の気合の入った野武士は、形のいいサッカーなどは求めない。

とにかく気持ちで徹底的に守り抜く。得点できなくても、失点さえしなければ、とにかく「負けることはない」。サガン鳥栖のサッカーは、勝つた

めのサッカーではなく、基本的には負けないことを目指すサッカーだ。田舎の野武士だから、少々荒っぽいのは仕方がない。でも見ていると

そのあまりの徹底ぶりをむしろ賞賛したいような気持ちになってくる。

 

  一方、アントラーズのサッカーは成長途中でまだ固まっていない、半野武士のサッカーだと思う。個々の選手のポテンシャルはあっても、

徹底した城壁の中にいる野武士を刺すことはできない。さすが葉隠武士道を生んだ佐賀である。「武士道とは死ぬことと見つけたり」のサッカ

ーをされては、完璧に崩すことは難しい。全体的に一種の消耗戦と言った感じの試合だった。

 遠藤は今日は最後まで良く走ったし、ドゥトラもエスパルス戦に比べれば突破するシーンもあった。岩政や西は体を張ってがんばっていたと

思う。柴崎も相変わらず年に似合わない落ち着きだった。特に後半のカウンターを防いだ、イエローを平気でもらったプレーには感心した。

実にクレバーな男だ。小笠原は前半珍しく腕を使ったファウルに激しく怒っていた。あんな風に小笠原が怒るのは珍しい。

 

 サガン鳥栖の守りの質やメンタリティーの強さは、どことなく韓国ナショナルチームのそれに似ている。対してアントラーズは半人前の、

半エリート集団がちょこまか動き回っているというサッカー。確かにシュート数では圧倒しているが、完全に崩しきったシーンはほとんどな

く、最後のGKからの岡本のヘディングシュートくらいだった。新井場もガンバ戦などにくらべるとはるかに出来が悪かった。

 エスパルスがスピードと技術によるプレスなら、サガン鳥栖はど根性のプレスというところか。解説の野々村は完全にサガンを応援して

いて、聞いているとアントラーズに負けてもらいたいという気持ちがありありなのが、途中まで不快だったが、野々村がそういう気持ちに

なるのもわかるな、というくらい気持ちのこもったディフェンスだった。

 

 ああいう守備のチームから点を取るのは、相当な攻撃力がないと無理だと思う。ジュニーニョが相変わらず突破しそうで、相手DFに引

っかかってもたもたしている。梅鉢がどうなったのかわからないが、サガン鳥栖のようなチームには、綺麗に崩すより、相手よりもさらに泥臭

てもガンガンいくプレーが必要に思えた。山村は悪くはなかったが、不用意なパスでピンチを招いた。

 

 次の試合もこんな感じなら、FWに佐々木竜太を使うとか、何かの工夫が欲しい。セットプレーも漫然と精度の低いFKを入れるだけで、

攻撃に工夫が感じられない。サガンの運動量に対抗するのには、アントラーズ側も相当エネルギーを使っていたが、ゴール前の最後の

プレーに詰めがなかった。興梠に素晴らしい縦パスが出て一対一に近い形になった時も、トラップが大きすぎてシュートが打てず。

解説の野々村がサガン鳥栖のチャンスがつぶれると、舌打ちしている音まで入っていたが、今日は何故か怒る気にはならなかった。

サガン鳥栖の田舎の野武士サッカーは独特の魅力があったからだ。

 しかし野々村はプロの解説者としては、誰が聞いてもサガンに勝ってもらいたい気持ちがわかってしまうなんていうのは、失格だ。

それだけ正直で腹黒くない男なのかもしれないが・・・・・

    




 

 今日は泥臭いサガンの野武士スピリットに敬意を表して和太鼓の鼓童の音楽を・・・・・・

私が中学生に家庭教師をしていた時に、その一家は和太鼓に狂っていた。実際、和太鼓の全国大会で準優勝になるくらいうちこんでい

た。その一家が嫌っていたのが、県内では水戸の祭りの和太鼓だった。値段が張るいい太鼓を使っているのに、魂がこもっていないのだ。

残念ながら徳川御三家でも中身がないのにプライドだけは高いとそういう太鼓になる。

嘘だと思うなら黄門祭りの太鼓を聞けばすぐにわかる。サガン鳥栖のメンバーが和太鼓を叩けば、素晴らしい演奏をしそうだ。

 

 アントラーズにもサッカーの技術だけではなく、野武士の魂を呼び戻したいものです。

サポーターは相変わらず野武士的な人はいらっしゃるようですが・・・・・

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ホルスト   組曲 「惑星」より  「木星」

2012-05-04 21:07:22 | 日記

 アントラーズ戦の次の日はいつものように茨城新聞。とにかくアントラーズに関してスペースを割いて記者が書く新聞は茨城新聞だけだから

とにかく見る。大見出しで、「鹿島 痛恨3被弾」とあり、「攻守にバランスを欠く」という縦の見出し。確かに痛恨でしたが、特に一点目は、岩政

選手のあわやオウンゴールというクリヤーミスから生まれた先制点だったので、「痛い!」と叫びたくなるような痛恨度。

 前半五分という早い時間帯だったので、取り返す時間はあったが、ジュルジーニョ監督は、「自分たちのプランが崩れ、相手のプランにはま

まった」とコメント。ドゥトラをトップ下においたダイヤモンド型プランは、エスパルスが十分に対策を練ってきたのか、全く機能しなかった。

ドゥトラもうまくボールが収まらず、前線にパスの供給ができない。柴崎の動きが一番普通に見えたが、得点に結びつくような正確なパスは少

なく、強いプレスを受けながら、やむを得ず前線に蹴りこんだシーンが目立った。

 

 ジョルジーニョ監督は、「前半(相手に)両サイドに開かれ、そこに対してボール供給を遮断できなかった」とコメントしたと茨城新聞には出て

いるが、とにかく両サイドを思う存分広く使われ、好きなように突破される。エスパルスの若い三人のFWも非常に生きがいい動きで、特に

三点目を取った大前のプレーは光っていた。

 

小林記者は、「鹿島は珠離れが悪く、自陣でボールを回したが緩急を変えて、中央をえぐるような縦パスはほとんどない」と分析。

とにかくエスパルスのプレスが高い位置で非常に効果的で、時おり苦し紛れの縦パスが前線に入る程度。エスパルスの両サイドの動きが

自由でのびのびしていたのに比べ、ガンバ戦で見られたような新井場と西の上がりも少ない。

  

  興梠と大迫にもいいパスが入らないせいもあって、画面に映っていた時間が短かったような記憶がある。「鹿島と共に」さんが書かれて

いるように興梠と大迫がうまくボールを納められないので、攻撃の起点が作れなかったと表現が正確だと思う。そんな中、エスパルスの大

きなサイドチェンジが非常に効果的で、リズムは完全にエスパルスに。雨でピッチが滑る感覚や、パスの出す距離感などはやはりアウスタ

を知り尽くしているエスパルスの方がはるかに優れていた。

 

 後半になって、ドゥトラと大迫を下げ、青木と岡本を入れて、小笠原と青木の2ボランチのボックス型にして、リズムを取り戻そうとしたが、

エスパルスの動きの良さは最後まで落ちなかった。青木はディフェンスはいいが、攻撃のセンスはいまひとつなので、いい時の増田や未だ

復帰できない本田拓あたりがいると少しは違ったかもしれない。アントラーズは確かにガンバ戦とは別のチームのようにひどかったが、

エスパルス関係のブログを見ると、パーフェクトと言えるほど出来が良かったと賞賛されているので、実際そうだったのだろう。

この男性のブログはエスパルス側から見た視点で、うまくまとめられていると思う。

 http://ameblo.jp/charcha-ufo/

 

 アントラーズは、決して強いプレスがかかっていない状況でも、あわててロングボールを蹴ったり、ミスパスを連発したりしたと書いている

が確かにそうだった。どうしても自分たちのリズムにならないので、すべてのプレーにバランスを欠き、ギクシャクした時間帯が長かった。

大前の三点目もそんな悪いリズムから生まれたカウンターだった。

 

6日はもう鳥栖戦がある。中二日でうまく修正できるかどうかはわからないが、今回はエスパルスの出来が特に良かったのだと思うことに

しよう。すべてに渡って流れの良くない日はあるものだ。

 


 

 

 

 1934年に60歳の生涯を閉じた、スウェーデン系イギリスの作曲家、ホルスト。イギリス民謡や、東洋的な色彩の濃い作品を多く残して

いるが、何と言っても有名なのは、組曲「惑星」。 太陽系の九つの惑星の中の地球と冥王星を除いた七つの惑星を、サブタイトルを付けて

組曲にしたこの作品は、1914年に着手され、二年後には完成したと言われている。冥王星が発見されたのは、1930年だから、この曲

が作られた当時は、まだその存在を知られていなかった。

 

 この組曲の中で最も変化に富んで規模の大きな木星には、「快楽の神」という副題が付けられている。エードリアン・ボールドの名盤が有

名だが、私が好きなのは、アンドレ・プレヴィンがロンドン交響楽団と1973年に録音したLP。CDも持っているが、LPの方がはるかに音が

いい。このYou Tubeのパイプオルガンとクラシックギターによる演奏が面白い。オルガンもギターも「宇宙」を表現するのに適した楽器だ

と思う。

 

 

サガン鳥栖戦は、また強いアントラーズが復活することを念じて・・・・・

がんばれ!鹿島アントラーズ!!

宇宙を超えて・・・・・?

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レッド・ツェッペリン   「天国への階段」

2012-05-03 22:21:35 | 日記

岩政    「ま、しゃあないわ・・・・・」

千香子   「しゃあないって・・・・・・何、言ってるの!」

岩政    「たまにはこんな試合もあるさ」

千香子   「何であんなとこで足出したの?もう少しでオウンゴールだったでしょ!」

岩政    「君が、毎晩カレーばっかり作るから、体力が落ちていたんだ」

千香子   「え!!わたしのせいにするの!」

岩政    「だから、まあ、しゃあないわって・・・・・・」

千香子   「しゃあないわじゃなくって、茨城はしゃあんめって言うのよ!」

岩政    「だって、しゃあんめよ・・・・エスパルスが良過ぎたんだっぺよ」

千香子   「まともなシュートは柴崎さんの無回転シュートくらいだったでしょ!なんであなたもヘディングしないのよ!」

岩政    「だからカレーばかり食べさせられて体力なかったって・・・・・・」

千香子   「何ですって!じゃ、だれか他の女に作ってもらえばいいでしょ!」

岩政    「それはいいアイディアだ。次の試合には二点は取れるよ」

千香子   「なんかムシャクシャするわ。遠藤さんもたるんでたし、興梠さんも大迫さんもピリッとしなかったわ」

岩政    「ああ・・・・ドゥトラがね」

千香子   「ドゥトラさんがどうしたの?」

岩政    「あのサンパウロ製の金色のパンツね、一時的にブラジルに送り返したらしい。よく調べるんだって・・・・・」

千香子   「それで興梠さんの動きが悪かったの?金色のパンツってそんなに大事なの?」

岩政    「つーか、エスパルスのプレスがすごく良かったの。セカンドボールも拾えないし、FWと中盤もつながらないし」

千香子   「わたしのカレーとは関係ないでしょ」

岩政    「取りあえずね・・・・・」

千香子   「取りあえずって何よ。何かあるの?」

岩政    「ほら、こないだドゥトラが遊びに来たとき、出したカレーの味が気に食わなかったらしい・・・・・」

千香子   「キーーーーーーーーーーー!本当に怒ったわよ。ぶん殴ってやる!あんなヤツ」

岩政    「なんてこと言うんだ。誰だってどのチームだってこういう時はあるんだ。すぐに忘れるしかない」

千香子   「私は絶対に忘れないわ!私の得意のカレーにケチをつけるなんて!」

岩政    「あの・・・・・今夜は慰めてくれるかな・・・・・」

千香子   「嫌よ!足はもうゴール前で出したでしょ!」

岩政    「・・・・・・君もきついジョークいう女になっちまったな・・・・・・・早く寝よっと・・・・・・」

 

 今日のエスパルス戦、早い時間帯に岩政のミス(しょうがない感じもしたが)から、ゴールを奪われて、エスパルスに好きなようなサッカー

をされていまいました。アントラーズはほとんど攻撃の構成ができませんでしたね。両サイドも今日は良くなかったし、岩政、山村もなんか

おかしかったです。いつもの感じだったのは柴崎くらいだったでしょうか?エスパルスのヨンヤピンにがっちりFWも抑えられえてしまって。

あとゴールの幅と高さが5センチあったら、もう二点くらい入っていた試合でしたね。

 あまりのひどい内容に今日は細かい分析はする気がおきません・・・・・ 

 

梅鉢     「新井場さん、ま、しゃあないですわ」

新井場   「うん、しゃあない。しゃあない」

梅鉢    「大阪人ってこういうのすぐに忘れるんや」

新井場   「そやな。明日には忘れてるやろな・・・・・・」

梅鉢    「それにしてもエスパルスのサポに可愛い子、おらへんかったなぁ・・・・・」

新井場   「そんなとこばかり見てたの?」

梅鉢    「あんまり試合内容がひどいんで・・・・・」

新井場   「そやなあ・・・・・今夜は一杯飲んで、天国にいきまっせ!」 

 

 

 


 

 内容は悪くなくても負けていたアントラーズだったが、これほど内容的に完敗だったのは、今期初めてだったのでは?

ガンバサポに学んだ、笑って受け流すやり方で、スッキリ忘れることにします。

 

You Tubeの三番目は、私がファンだったBSニュースのアナウンサー、平尾由希さんが、レッド・ツェッペリンの一夜限りの20周年記念の

再結成のニュースを、「天国への階段」を流しながら、天気予報をしているという実に珍しい動画です。

彼女の可愛い声を聞いて、今日の敗戦はさっさと忘れましょう!

 

今日の敗戦は残念ですが、すぐに立て直してくれると信じます。

静岡まで行かれたサポーターの皆様、ガッカリされたでしょう。

どうも静岡の空気というのは生ぬるいというか、北関東と違うんです。

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キング・クリムゾン   「エピタフ」

2012-05-01 23:09:58 | 日記

 明後日は、エスパルス戦。アウスタでは、2007年以来勝ちがないそうだ。同じ静岡のチームでも、ジュビロはアントラーズを応援するかの

如く、肝心な試合で負けてくれたりするのだが、エスパルスは難敵だ。

 

  今日はアントラーズ関係のネタがないので、先日のガンバ戦をガンバのサポはどう見たのか気になって、ガンバ大阪のブログ村にお邪魔

してみた。大敗をどう受け止めるのか?ガンバ側からすれば、完膚なきまでに叩きのめされたような完敗をどう受け止めているのかに興味が 

わいた。これは「サッカーマニアはじめました」さんのブログから・・・・・。

 サッカーマニアをはじめましたという題名からして、何となく関西っぽい。

http://ameblo.jp/piyopiyoyatto/entry-11235724480.html

 

 読んでみるとわかるように、あの完敗を表向きは楽しんで、自虐的な笑いを感じる。ゴールの幅があと5センチあって、ゴールの

高さがあと5センチあったら、5-0どころか、8-0だったのでは?など無理にでも自分を笑わせながら書いているような文章だ。

しかも題名は「次がある、次が」といたって前向きである。アントラーズのサポーターはまじめだから、5-0でやられて、「しゃあないわ」と

自分たちを笑い飛ばす人は少ない。ここにはいい意味での大阪人の突き放して笑い飛ばすようなものの見方がある。

 

  「万博に集いし青と黒の戦士」というブログも面白い。

 http://ameblo.jp/venger/entry-11235642639.html

 

先日のアントラーズの中盤の連動性や、FWとの絡みなどが賞賛されている。「素晴らしく強い鹿島!!」という叫びを、ガンバサポがする

のはけっこうキツイのでは?でも全体の印象は、何となく「しゃあないわ」的というか、「ま、こんなもんでっしゃろ」的なやや自嘲を含んだ、

笑いの感覚を感じる。この方は、アントラーズが優勝するのでは?と考え、それどころかアントラーズが今までになかった新しい攻撃スタイ

ルを確立するのでは?と絶賛している。

 

 ランキングトップのガンバニアンさんも、完敗の現実を笑い飛ばすかのような書き方である。

最後のGKの藤ヶ谷のミスも、ペナルティーエリアの外の芝を踏んでみたくて足をとられただけだと、ポジティブに笑いのめしている。

 http://blog.goo.ne.jp/toptosh/e/3d06a6c0a506b0279879e60e9c26ccc3?fm=rss

 

 題名も「ポジティブ・ボード」だから、あの完敗をポジティブに見ていこうという姿勢だ。やや自嘲を含みながらも、「ま、しゃあないわ」と

笑いながら悲惨な現実を忘れようとする精神的な態度は、関東とはやはり違う。

 

よく言えば真摯、悪く言えばくそ真面目的なアントラーズサポとは違った、現実の受け流し方がここにはある。あの負け方だったら、アント

ラーズサポは、ほとんどが徹底的に叩くだろう。

 「今日はしょうがないよ。また次があるから・・・・・」などと書くブログが上位に来ることは、アントラーズのブログではあり得ない。

 

関東の人間も、ある意味いい加減でずぶとい大阪人の考え方を時には学ぶべきだと思う。

エスパルス戦、天候が心配ですね。雨が完全に上がっていればいいのですが・・・・・

 



 

 ピンク・フロイドなどのように、1970年代にプログレッシブ・ロックと呼ばれたイギリスのバンドに、キング・クリムゾンがある。

彼らが1969年に録音した、「クリムゾン・キングの宮殿」は、幻想的なイメージの音楽と、終末論的な未来観を持った詩を持つ陰影の濃い

音楽。キング・クリムゾンには、ピンク・フロイドとはまた違ったコアなファンがいた。3.11以降、40年近く前の彼らの詩が現実味を帯びて

感じられるようになった。

 この曲を、「ザ・ピーナッツ」が歌っていたとは知らなかった!しかもとてもうまくて、この曲の感じをよくとらえている。

 

 やや暗い感じの音楽が続いてしまっていますが、ご容赦を・・・・

20代30代の方が知らないような曲を意図的に選んでもいます。

最近のロックより、いいと思う人も多いのではないでしょうか?

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