ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

徳島ヴォルティス戦

2014-09-28 12:02:22 | 日記

  この日は、カイオデーと言っていいのでは?この日も決定機がなかなか決められない中、39分にアウトにかけた見事なミドルシュート。相手DFが完全に

クリヤーできなかったボールを思い切って打ったシュートは、キーパーから逃げる軌道で突き刺さった。仙台戦同様、決定機が決められないでいただけに、

これで一気に流れが来た。その1分後には西の正確なクロスから土居がヘディングで2点目。決めてくださいというフリーでのヘディングだったが、これでも

悪いときは正面に行ってしまうから土居もずっと好調をキープしている。これでゴール数が7になった。十分な活躍だ。

  

  徳島ヴォルティスは前半にヘディングがポストに当たる惜しいシュートがあって、一時いい時間帯もあったが、中盤でのプレスもほとんどなく、アントラー

ズは余裕を持ってパスを回し、決定的なパスを前線に出すことが出来た。ベガルタ仙台よりもさらにチーム状態が悪く、1点取られるともうガタガタになって

いく。前半16分にカイオがPKを取られてもしょうがないプレーがあったが、主審は流した。ベガルタ仙台同様ツキもない。久しぶりに見たアレックスは懐かし

かったけれど・・・・・。まだ元気にやっているのはうれしかった。

 

  後半に入って、遠藤のCKからのカイオのヘディングでの3点目が大きかった。カイオのヘディングシュートは記憶にないのだが、打点がすごく高く、

ドンピシャのタイミングで飛び込んだ。この3点目でゲームは決まったが、一分後に、4点目になった柴崎のロングパスをカイオが受けて、ふわっと浮かせ

るパスを遠藤に・・・・。カイオはこの日はパスも正確。遠藤はただヘディングで合わせるだけだった。5点目も遠藤が、柴崎のふわっとした絶妙のパスにう

まく抜け出し左足で軽く決めた。両ボランチに限らず、ほとんどの選手がどんどんいいパスを出して、連係の取れたプレーが出来るのが大きい。やはり、

ジョルジ・ワグネルはいないほうがいい。ジョルジ・ワグネルが出ていたら、遠藤の代わりに二点取るなんてことはあり得ない。しかし、ルイス・アルベルト

はどうなっているんだ?体調でも悪いのか?

 

  ダヴィの欠場で、せっかくのチャンスをもらった赤崎だったが、動き出しは良かったものの、チャンスを決めきることができず。特に前半33分の土居が

左サイドに切れ込んでゴール前に折り返したパスを、ドフリーで打ったシュートを相手DFに当ててはずしたのは残念。決めなければいけないシュートだっ

た。あまりにフリーだったので大事に行き過ぎたのか?次のガンバ戦でもスタメンに入るだろうから、必ず結果を出して欲しい。1点取れば気持ち的に違う

と思う。むしろ豊川の方に思い切りの良さを感じる。赤崎も頑張らないと、かつての興梠のように動き出しがいいだけの、決められないFWになりかねな

い。

 

  昌子、青木のディフェンスはベガルタ仙台戦に続き、安定していた。特に昌子は非常にいい。青木も変に目立たずしっかりしたプレーが出来ていた。

昌子に代わった山村も問題なくやれていた。セレーゾ監督が自信を取り戻させようという配慮から使ったのだろうか。これで三試合連続無失点。ディフェ

ンス陣が安定しているのが何より心強い。次のガンバは好調だし、非常に攻撃力があるので、ガンバ戦で無失点に抑えられるようなら合格だろう。

 

  ありがたいことにセレッソがレッズを破ってくれた。これで勝ち点差は4。レッズとの直接対決までもう少し縮まれば理想だが、勝ち点差4以上は開かな

いことが大切。何となくレッズは調子を落としてきそうな気がしている。ガンバ戦も勝って欲しいが、最低でも引き分け以上が必要だ。今日のように決定機

をどんどん作って、決めるべき人が決める展開に持っていってもらいたい。この先、かなり期待できると思う。

 

これで二位に浮上。ゴールラッシュが気分のいい一戦になった。 

 

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ベガルタ仙台戦

2014-09-23 16:09:18 | 日記

  中二日という日程の割には、前半の動きは良かった。特に10分頃までいくつかチャンスを作ったのに決められなかった。特に柴崎の素晴らしいパスを土

居がはずしてしまった。西のクロスの精度がもっと高ければ得点できたように思った。25分頃の遠藤のいいパスがダヴィに入ったがこれまた決められず。

やっと43分になって小笠原のロングパスにダヴィが切れ込んでゴール前にパス。相手DFに触られる前に、土居がうまく入ってシュートして先制した。土

居はマリノス戦に続き肝心なところでいい仕事をしている。

 

  前半の内容は、2-0以上だった。相変わらず決定的なチャンスをたくさん作っては決められないパターンが続いている。ベガルタ仙台の攻撃が単調で

連係した攻撃が全くなかったので良かったが、もっと攻撃力のあるチームだったら、今の決定力不足では持たない。たくさんの攻撃のパターンを持ってうま

く崩してチャンスを作るだけでは勝ち続けてはいけない。特にダヴィは前線でボールを受けてからのシュートにもっていくまでのプレーをもっと丁寧にしてほし

い。今日のカイオは内側に切れ込んでいくプレーが少なく、特に後半は物足りなかった。

 

  後半に入ってもしばらくはアントラーズが良かったが、20分を過ぎた頃から中盤が間延びして、プレスが効かなくなってきた。中二日の疲れもあっただ

ろうが、ベガルタ仙台が次第にセカンドボールを拾うようになった。ここで遠藤を、ジョルジ・ワグネルと交代。私の不安は一気に高まる。あののろいス

ピードで置き去りにされたり、何かチョンボをするのでは?と気が気でなかった。始めはボランチに入っていたが、梅鉢が入って前に出た。梅鉢には守備

の不安は感じないが、ジュルジ・ワグネルはどうも安心して見ていられない何かがある。足の遅さは相変わらずだが、最後まで問題なく終えられてただた

だホッとした。柴崎はいいパスも出していたが、いつもに比べてボールロストが目立ったし、最後は足が止まった。その点、小笠原の運動量が最後まで落

ちなかったのは驚異的だ。青木と昌子ディフェンスは安定していて、ずっと安心して見ていられた。

 

  ただ、問題だったのは後半のアディショナルタイム、ベガルタ仙台の梁勇基のFKに菅井が飛び込み、ゴール前に転がったボールを赤嶺が押し込んだ

シーン。あれはどうみてもオフサイドではなかった。アントラーズ側から言うと、誤審に助けられた形になった。あのゴールが認められていたら、1-1の

引き分けで終わるところだった。ベガルタ仙台はチームの状態も悪いが、ツキにも見放されている。一方、アントラーズはたくさんのチャンスを逃しならも

また何とか1-0で逃げ切った。ただ、このような勝ち方は少ないチャンスを生かして、1-0で逃げ切るのとは違って、「したたかさ」とか「老獪」とか言って

誉められるものではない。上位チームとの直接対決では、このような勝ち方は不可能だと思う。チャンスをしっかり決めきるゲーム運びを身に付けなくて

は優勝は不可能だ。

 

  とにかく、今日、勝ち点3を取れたことは大きい。このまま、レッズ戦まで4連勝くらいは十分可能だと思う。レッズがなかなか負けてくれないが、チャン

スは必ず来ると信じて、勝ち続けていこう!

 

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横浜マリノス戦

2014-09-21 09:58:12 | 日記

  久しぶりに本当に集中力のある、気持ちの入ったアントラーズを見た。FC東京戦、大宮アルディージャ戦と、前半は内容が良くても後半に急に悪くなった

り、90分通してのプレーに課題を感じさせていたが、この試合は90分間、マリノスにほとんど何もさせなかった。マリノスのシュートにカウントされたのは、俊

輔の最後のFKの一本だけだったから、守備に関してはパーフェクトと言える素晴らしい内容だった。両チームとも凡ミスが全くないしまった試合だった。

 

  先発にジョルジ・ワグネルの名前がなかったことに何よりも安心。結果的に遠藤を先発させたのが成功した。前半38分、それまでほとんどボールを触っ

ていなかった土居が細かい見事なドリブルで切れ込んで、ヒールパス。打ってくださいという位置に転がったボールを遠藤が左足一閃の綺麗なシュート。

この得点の半分は土居のものだ。ジョルジ・ワグネルではこんなうまい連係プレーはまだ無理。遠藤の左足はここ一番で頼りになる。

 

  アントラーズはとにかく俊輔に仕事をさせないように集中していた。俊輔は前を向いて、前線まで入ってプレーをすることが試合を通してほとんどなかっ

た。マリノスのストロングポイントを消すためによく研究してきたのがよくわかった。中盤でのプレスも良く効いてセカンドボールも良く拾えていた。最近のアン

トラーズにある、ふっと集中が途切れる時間がまったくなかった。こんな気持ちの入った試合を続けられれば、長い連勝は可能だと思う。

 

  後半は2分に西のクロスを山本がヘディングで落としたフリーのシュートをダヴィがはずす。山本は大宮戦もそうだったが、ヘディングの落としは正確。

ダヴィには決めて欲しかった。11分には相手のハンドでラッキーなPK。まさか小笠原が蹴るんだろうと思っていたら何とダヴィが出てきた。顔つきになん

となく自信がない感じで、迷いが感じられた。これははずしそうだな・・・・・と思っていたらやっぱり榎本に止められてしまった。ここでもう一点取っておけば

もっと楽に勝てた。こういう風に一方的にシュートを打っているときは、相手の最初のシュートが怖い。ワンチャンスで一点取られそうで見ていてドキドキし

た。シュート数では圧倒していたものの、マリノスも集中力はずっとあったので、ワンサイドゲームという風には見えなかった。

 

  後半に入ってきたジョルジ・ワグネルも別に悪くはなかったが、守備力ならルイス・アルベルトの方がずっと上だろう。ルイス・アルベルトがいれば柴崎

を一列前に出すオプションもあって、攻撃の幅が広がる。ジョルジ・ワグネルは最後のスピードがないので相手に追いつくことができない。これから彼を

使うときは、二点以上リードしている後半の最後にちょっと使ってくれれば十分。私はルイス・アルベルトのキャラクターの方が好きなのだ。青木は退場

の影響を感じさせない安定感があった。柴崎も大宮戦に比べて運動量が多く、いい出来だったし、小笠原も攻守ともに良かったと思う。

 

  レッズも勝ったのでとにかく勝ち点3が取れて良かった。これからもマリノス戦のような気合の入った集中力の高いプレーを続けてほしい。レッズは近

いうちにブレーキがかかってくると思う。追いつけるチャンスは必ず来る。直接対決の前に勝ち点差を4か3くらいにしておけば十分だ。勝機はある!

頑張れ!鹿島アントラーズ!!

 

23日のベガルタ仙台戦の勝利を祈って。 

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大宮アルディージャ戦

2014-09-14 11:55:42 | 日記

  試合後、トニージョ・セレーゾ監督は、「悲しいときに泣かないようにするには、冗談を言わないと生きていけない」と言ったという。ホントですよねえ。こうい

う負けを見せられると、悔しさを冗談でまぎらわすしかない。特に熊谷まで行ったたくさんの鹿島サポはガックリきて、やけ酒でも飲むしかしょうがなかったか

も・・・・・。降格圏にいる相手は必死で、かえってやりにくいんじゃないかと不安に思っていたが、悪い予感が的中してしまった。

 

  前半、30分まであれほどチャンスを作れていたのに決められなかったのが響いた。特に9分あたりの西がサイドからうまく切れ込んで、土居の足元に出

したパスは決めて欲しかった。ダヴィの推進力が素晴らしく、大宮ディフェンスは対応できていなかったが、最後のプレーの精度を欠いて得点できなかった。

逆に前半34分に泉澤のシュートが山村に当たり、そのこぼれ玉がちょうどムルジャのところに・・・・・・。ムルジャは綺麗に決めた。このあたり山村は運が

悪い。録画で何回か見てみたがただ運が悪かっただけで、山村には責任はない。むしろ前線にいいフィードを出したり、けっこう良かっただけに残念。

 

  ジョルジ・ワグネルは後半すぐに交代してしまったが、FC東京戦よりは動きに精彩があって、コンディションが上がってきている感じ。ただ彼がいなくて

も夏場にずっと勝っていたので、先発で出るのは疑問。アントラーズの素早いパスワークの良さを消しているように思われ、外人枠は、ダヴィ、カイオ、ル

イス・アルベルトで当分いいと思う。代わった中村は、ジョルジ・ワグネルよりはずっとチャンスを作っていた。ジョルジ・ワグネルがアントラーズのサッカー

に完全にフィットするにはもう少し時間がかかると思う。

 

  後半、24分の昌子のゴールは、小笠原のPKを山本がヘッドで流し、中村が落としたもの。このゴールで一気に反撃のムードが高まり、これは逆転

か?と思ったものの、その5分後に相手FKから失点してしまった。シュートに昌子が少しさわったせいでコースが変わってしまった。この後の好調のダ

ヴィを赤碕に交代。この日、ダヴィは相手を一人で振り回して好調だったので、この交代はよくわからなかった。その後も何度かチャンスを作ったものの

最後のシュートが枠に飛ばない。柴崎は日本代表の疲れがあるのか、どこか体の切れが悪く、いつもの広範囲の動きがなかった。最後の赤碕へのピン

ポイントパスは良かったけれど・・・・・。結局、大宮アルディージャが最後の最後で良く守ったということか。降格を免れるきっかけをアントラーズがプレゼ

ントしてあげたと思うことにしよう。アントラーズはここ数年、下位チーム相手に、変なところで気前が良い。やっぱり人柄のいい選手が多いんだろうな!

 

  レッズが勝ったので、これで首位との勝ち点差はまた7になってしまった。残りは11試合あるので勝ち点差7はまだ逆転可能だが、これ以上は絶対に

離されてはいけない。すぐに気持ちを切り替えて次節のマリノス戦はもう絶対に勝つしかない。

 

最後まであきらめず、応援していきましょう!頑張れ、鹿島アントラーズ!

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アギーレジャパンのベネズエラ戦

2014-09-10 11:29:30 | 日記

  何をやりたいのかさっぱりわからないウルグアイ戦に比べて、はるかにまともなサッカーになった。やはり柴崎がいると違う。これが代表デビュー戦になっ

たが、全くいつもと変わらない冷静さと広い視野。ウルグアイ戦に比べて、攻撃の起点が出来て、プレーの意図が良くわかる。前半の柴崎が起点になって、

大迫、柿谷とつないだ一連のプレーは、柿谷が決められなかったけれど、見事なつなぎだった。ああいうプレーがどんどん出てくるようになれば、このチーム

は楽しみだ。

  

  大迫はいつものようにタメをうまく作って懐深いキープ。ポストプレーは安心して見ていられる。ただ全体的には、無難なプレーに終始し、武藤のように

自ら切り込んでいく姿勢は感じられなかった。スロースターターのタイプなので後半も見たかったが、アギーレ監督はあっさり前半で交代させてしまった。

アギーレは非情というか悪く言うと短気な暴君タイプ?どちらかというと女性的というか家庭的なタイプだったザッケローニとは正反対のタイプだ。メンタル

面が課題だった日本代表もこれくらいの厳しい監督に鍛えられた方がいいかもしれない。

 

  後半に代わった武藤のシュートは素晴らしかった。Jリーグでの好調をずっと維持している。何よりも前へ前へ行く推進力がいい。ゴールのときも右に

本田、左に岡崎が走っていたが、迷わず一人でドリブルで突進して左足を振り抜いた。正直言って武藤がずっとこういうプレーをコンスタントに続けられる

のか今はわからない。特に最近いいだけなのか、ずっとこういうプレーができるのか?もしこのまま成長していくならアギーレジャパンにとっては、強力な

得点源になるだろう。大迫はもっと貪欲にゴールを狙うプレーをみせないと、武藤に完全にやられるかも?今は少し結果を出すとすぐに海外に行きたる

が、Jリーグのプレーヤーが代表戦で結果を出すのはいいことだと思う。

 

  二点目になった柴崎のボレーはまさに芸術的。なんか簡単そうにやっていたが、素晴らしい技術だと思う。あのシュートを打つ前に自陣で自分でボー

ルを奪い、武藤、岡崎とつないで、岡崎の左クロスに長い距離を走りこんで行って、ふかさないように体を横倒しにして叩きつけるタイミングが見事。もち

ろん武藤のゴールよりずっとうれしかった。本田はウルグアイ戦より良く走ってよかったが、もう本田も自分が自分がというのではなく、柴崎や武藤などを

生かすようなプレーに回った方がチームの得点力があがるのでは?ベテランが生きのいい若手を支える構図の方がいいチームになるように思った。

 

  水本は前半はしつこく粘り強い守備が良かったが、後半まったく必要ないプレーで、PKを献上。ウルグアイ戦でもそうだったが、ディフェンスが肝心な

時に不用意なミスや判断の間違いをしてしまう感じで、攻撃よりディフェンス面での課題が多い。昌子にもチャンスはめぐってくるかもしれない。4-3-3

のアンカーというのは難しい。最終ラインとうまく連動しながらも、前線にもいいパスを出せる選手というのはなかなか思いあたらない。森重は無難にこな

していたが、ふと思ったのは、アントラーズの山村だ。山村のアンカーというのはどうだろう?アントラーズでは昌子と植田の影に隠れ、持てるポテンシャ

ルを発揮できずにいる山村だが、意外にアギーレジャパンのアンカーにフィットするかもしれない。アントラーズでくすぶっていても、日本代表で活躍する

ということはあり得る。

 

  アギーレ監督は海外組みや常時Jリーグでレギュラーで出ている選手だけでなく、山村のようにポテンシャルはあっても、出場機会に恵まれない選手

をうまく発掘して、4-3-3のシステムをいかせる選手を時間をかけて見極めて欲しい。この試合では柴崎と武藤という、若手の新戦力が結果を出した

が、伸びてくる若手がベテランを刺激し、チーム全体が活性化してくるのは非常にいいことだと思う。そういう意味でもベネズエラ戦は、収穫があったし、

これからのアギーレジャパンの方向性を暗示するものになったと思う。

 

 

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アギーレジャパンのウルグアイ戦

2014-09-06 13:12:53 | 日記

  先発メンバーを見て、アレっと思った。守備的MFアンカーに森重?アギーレはFC東京の試合は見に来ていたが、アントラーズの試合は見ていない。

見ていたら柴崎を起用していただろう!長谷部がいたら長谷部にするつもりだったのか?森重はそれなりにロングフィードを出していたものの、前線に出す

パスの質は、柴崎よりずっと劣る。特にウルグアイのような強固な守備を崩すにはもっと正確で、意外性のある、サッカー的知性が必要だ。それを持ってい

るのが柴崎で、アギーレジャパンで攻撃の起点が柴崎にならないようでは、たぶんザックジャパンと基本的に変わらないと思う。

  顔を合わせて一週間以内の初戦とは言え、やはりザックジャパン時代の「勝者のメンタリティーのなさ」は未だに引きずっているように見えた。キャプテン

は本田。存在感だけはあるものの、体に切れがなくキックに精度を欠いた。思うに四年後のアギーレジャパンの中心は本田ではいけないのではないか?

やはり柴崎をはじめとして若い選手が中心になっていて欲しい。あのボールをキープしながらファウルを誘ううまさは一流だが、もう本田に頼るのはやめに

したほうがいいと思う。

  FWも意外なことに皆川。それなりにやっていたもののやはり物足りない。アントラーズサポならもちろん大迫が見たいし、高さならサガン鳥栖の豊田

の方が魅力がある。イメージ的には柴崎からの質のいいパスが大迫や柿谷、武藤あたりに入る攻撃が見てみたい。ウルグアイの守備が鉄壁なことはわ

かっていたのでもっと創造性あふれる攻撃が見たかった。あのアギーレジャパンなら好調のアントラーズでも十分に勝てそうに思う。

 

  一点目の失点の坂井のトラップミスはお粗末。世界レベルであんなプレーはあり得ない。植田でも山村でもまずしない。四年後に代表に呼ばれている

とは思えない。二点目の失点に原因になった酒井の内側に向かってのクリヤーもアントラーズディフェンスでは考えられないミス。二つの守備でのミスを

確実に得点に結びつけるウルグアイの集中力はさすが。スアレス、フォルランがいなくても、代わった選手を含めて全員が同じクオリティーで意志統一

できるのが素晴らしい。細かい部分でもまったく手を抜いてはいなかった。

 

  たった四日あまりの練習でのゲームなのでまだ何ともいえないが、アギーレジャパンにはまた攻撃を組み立てる中心が見当たらない。当然、柴崎が

ゲームを組み立てる中心になっていく日が待たれる。まだ四年ある。アギーレジャパンは紆余曲折を経ながら、柴崎なしにはあり得ないチームになって

行くような気がしているし、そうでなければ新しい日本代表のサッカーはないと思う。9日のベネズエラ戦では是非柴崎を使って欲しい。

 

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ブログ再開のお知らせ

2014-09-03 11:45:51 | 日記

 昨年の4月からこのブログは中断したままになっていた。アントラーズが嫌いになったわけではない。ただ、ウツ状態がひどくなってきて、コンスタントにブロ

グを更新することは不可能となっただけに過ぎない。アントラーズのことは主にスカパー中継で一喜一憂しながら常に応援してきた。ウツ状態は完全に良く

なったわけではないが、理由があってブログを再開したいと思う。

 

  その理由は今朝見た夢だ。夢に柴崎が出てきたのだ。どこかの広場のような所で、柴崎と楽しく談笑した夢だった。柴崎は高校時代の思い出などを語り

ながら、どこの高校のサッカーがどうだこうだというような話をしていた。何故か三匹の猫が出てきて、柴崎は猫が好きなのか、ずいぶんと楽しそうに猫とじゃ

れあって遊んでいた。この夢を見て目が覚めた後、なぜかブログを再開しなければ、という思いになった。どうも柴崎がこのブログの再開を楽しみにしてい

て、そのお告げのように思われたのだ。そんなことはたぶんないだろうが、とにかくこのブログの小話にずっと登場してきた柴崎が夢に出てきたことは、何か

の意味があるように思われたのだ。

 

  さて、鹿島アントラーズ。FC東京戦は勝てた試合を引き分けた本当に残念な試合。前半の素晴らしいサッカーを見たら、絶対に間違いなく勝つとしか

思えなかった。それくらいアントラーズは攻守にわたって良かった。カイオ、梅鉢あたりは特によく動いていた。ただ見ていて少し不安を感じたのは、初出

場のジュルジ・ワグネルの動きが悪く、チーム全体の動きにフィットしていないように感じられたくらいか。自分のポジション取りに戸惑っているような感じ

を受けた。土居の一点目は何と言ってもトラップの素晴らしさ。どこにでも打てるような素晴らしい位置にピタッと止めた。ダヴィの二点目もトリッキーという

か、良くここでうまくかわせて、足が出たなと感心してしまう、体の強さを見せ付けたダヴィらしい得点。内容的には圧倒していたのでこの時間帯にもう一

点欲しかった。

  後半に入って、FC東京は選手を二人変えて、攻撃のスピードをあげて圧力をかけてきた。ここで山村の痛恨のファウル。あまりに不用意だった。山村

は植田と昌子の出番が続く中、出場機会がなかなかなく、私個人としてはいつも彼の存在が気になっていた。他のチームなら常に先発で使われているは

ずの力があるので、このまま植田と昌子の陰に隠れたままで満足しないだろうと懸念していた。久しぶりの先発。気持ちは入っていたのだろうが、この瞬

間は緊張感がなかった。スカパーではこのファウルの後、山村が笑っている表情が映った。このファウルの後に笑ってはいけない。このあたりが、セレー

ゾ監督に信頼を勝ち得ない原因かもしれない。このPKで試合の流れは全く変わってしまい、前半とはうって変わって守勢になった。

  

   そしてボランチに入った青木が一発レッド。 この時間帯にベテランがあのプレーはいけない。私としてはボランチは山村、青木はCBの方が良いいの

では?と思いながら見ていた。やはりここにきて、ベンチにルイス・アルベルトがいないのが響いた。ジョルジ・ワグネルはコンディションが万全には程遠く

アントラーズのスピードの中で取り残されていた。ボールも真剣に追わない(追えないのか?)感じで、あのコンディションなら先発させる必要はなかった。

中村か、豊川を入れておいたほうが結果的に良かった思う。ダヴィ、カイオ、ルイス・アルベルトともに好調なので、よほどコンディションがあがってきて、

アントラーズのサッカーにフィットしない限り、ジョルジ・ワグネルは使う必要はない、というのが私の考えだ。

 

  期待していた山村が結果的に二失点に絡むことになった。二点目のGKに至近距離からのあのバックパスは明らかに判断ミスだ。単にサイドにクリ

ヤーしていればいいだけのプレーだった。これだから山村は使えないと言われそうな結果になってしまったが、近い将来挽回のチャンスはまわってくるだ

ろう。このブログの小話にも登場していただいている山村。今度はしっかり頑張って欲しい。

 

 頻繁に更新できるかどうかわかりませんが、またアントラーズを応援するブログを書きたいと思います。 

よろしくお願いいたします。小話の方はボチボチと・・・・。

 

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