ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

中島みゆき  「泥海の中から~信じ難いもの」

2012-04-01 21:34:07 | 日記
 キリンチャレンジカップ2011、なでしこジャパンとアメリカ戦、内容的には3-1くらいの勝ちだったと思う。なでしこジ

ャパンのいいところは、個々の選手の技術が正確で、無駄なプレーが非常に少ないところにある。アントラーズのようにゴールに

結びつかないパスが少ない。ほとんどのプレーがゴールという目的に向かっての一連の動きの一貫になっているところが素晴らし

い。個々のフィジカルではアメリカでは勝っているが、プレー全体の連動性の差は明らかだ。一人一人の位置がいいので、いった

んボールを失っても、セカンドボールを拾って二次的な攻撃にすぐに結びつく。攻撃面での無駄のない連動性では、むしろ男子の

日本代表より上だと言っていいと思う。

 チーム全体としての意思統一がはっきりしているので、見ていて気持ちがいい。シュートチャンスで必ずシュートする思いきり

の良さは明らかにアントラーズよりいい。はっきり言って戦って勝てるかどうか怪しいとすら思った。今のアントラーズでこれほ

ど細かいパスワークで相手を崩せるだろうか?好きな川澄選手もふわりとした芸術的なパスで近賀選手のゴールを生んだほか、運

動量も素晴らしく、男子顔負けのミドルシュートを連発していた。

 女子サッカーの現代性を考える時、なでしこのサッカーが明らかにアメリカをリードし始めたことがはっきり見えた試合だっ

た。スタミナ的にもタフだし、相手のペースになってるときも、全く崩れる様子がない。安心して見ていられるチームだ。

なでしこのサッカーはスペイン代表チームになるような可能性すらを感じる。と、昨日は日本の女性をけなしたような文章を書き

ながら、今日はべた褒めになってしまった。しかし、内容的にあれほどまさりながら、結果的に勝てなかったのは残念だ。

 アントラーズにもなでしこのような生き生きした元気の良さがほしい。


 








山村 「光星学院、勝ちましたね!」

柴崎 「野球は嫌いじゃないんだけど、なんか野球部の体質ってなじめなくてね」

山村 「ああ・・・・わかります」

柴崎 「下級生なんか奴隷みたいなもんだし」

山村 「外野で、オ~~~~ェ~~~~なんて一日中声出してね」

柴崎 「でも甲子園は全試合、NHKが放送してくれるからいいよね」

山村 「なんでサッカーの方が世界的なスポーツなのに差別するわけ?」

柴崎 「日本の被差別の問題と関係あるんじゃないの?」

山村 「えええ!!そこまで問題を広げていいんですか?」

柴崎 「少なくとも高校生までは、サッカーは野球に比べて被差別民なんだよ」

山村 「だから土日のNHKの7時のニュースでも、Jリーグは結果しか報道しないんですね」

柴崎 「それでワールドカップになると、突然サッカーが日本を代表するわけ」

山村 「なるほど、確かに・・・・」

柴崎 「ま、そういうことに無自覚でいるのが、必要な世界なんだろうねぇ・・・」

山村 「今日は珍しい話題ですね。Jリーグタイムで無視されても知らないっすよ」

柴崎 「あ、俺はNHKにいくら無視されても何とも思わないの。川澄さんにさえ無視されなければ」

山村 「今日は川澄さん、良かったっすねぇ」

柴崎 「川澄さんって、彼氏いるの?」

山村 「どうなんですかねぇ・・・・神戸だから野沢さんに聞いてみたら?」

柴崎 「伊野波さんが彼氏ってことはないよね」

山村 「美女と野獣ってこともありますから」

柴崎 「・・・・不安になってきた。野沢さんに今夜頼もうっと」

山村 「何頼むんですか?」

柴崎 「休みの日に何してるか聞いてもらわないと・・・・」

山村 「えええ!!それってヤバイっすよ、たぶん」

柴崎 「それがアントラーズのためなら・・・・」

山村 「????」



中島みゆきのアルバム、「親愛なるものへ」から、「泥海の中から」と「信じ難いもの」。高校生くらいの時、LPを買ってけっ

こう聞いた。中島みゆきのLPで持っているのはこの一枚だけ。最後の、「断崖」という曲が一番好きだ。You tubeには中島みゆ

きの歌での「断崖」はないのが残念。アントラーズもたまには、「信じ難い」ような試合を見せてください。愛の言葉はいりませ

んから・・・・。現実では、正直なところ「信じ難い」ようなことばかりだ。