ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

浦和レッズ戦

2014-10-26 21:00:03 | 日記

  結果は、1-1の引き分け。これでほとんど優勝の目はなくなった。勝利すればもしかしたら・・・・という淡い期待を持っていたが、これが今の現実。

試合内容から言って、引き分けは妥当だが、やはりもう一本が決まらない。ダヴィがいない中、前線でボールを収める基点ができないことがやはり大きかっ

たか・・・・・。サポーターも比較的納得していたようだったが、今のアントラーズではこれが精一杯というところだろう。私も一応納得している。

 

 前半開始早々の、山本がPA内で興梠を引っ張ってPKを取られたシーンは、興梠の体の使い方がうまかった。マルシオ・リシャルデスは真ん中を狙った

が、右に飛んだ曽ヶ端がギリギリ左足を残して、止めた。これは素晴らしいプレーで、ここで入らなかったのは本当に大きかった。最初はレッズのボールが

よく回り、試合を支配していたが、じっと耐えていたアントラーズが次第にペースをつかみ攻勢に出る。そんな流れの中の、遠藤の横パスに、左サイドか

らのカイオのシュートは少しカーブがかかって絶妙のコースに決まった。全体的に見れば、このいい流れの時間帯をいかにずっと続けられるかどうかが

結果を左右した。同点にされるまでも得点できるチャンスはあった。

 

  アントラーズは全体でうまく守っていて、レッズをPA内に侵入させない守備を続けていたが、63分にはうまくボールを回されて、阿部のシュートを曽ヶ

端がはじいたところを李に押し込まれて同点。ずっと危なげなく守っていただけに残念な失点だった。特に昌子の守備は光っていた。問題はやはり選手

の交代か。64分に赤崎から本山、75分にカイオから豊川、80分に遠藤からジョルジ・ワグネルへと交代したが、惜しいボレーシュートを放った豊川を除

いては、選手交代で前線が活性化したとは言えず。

 

  ジョルジ・ワグネルは別に悪いプレーもなく、気持ちは入っていたが、チャンスでの右足のシュートはコロコロ。トニーニョ・ゼレーゾの頭の中には、ジョ

ルジ・ワグネルははずせないオプションとして組み込まれているようだ。梅鉢あたりを試してもらいたいのだけれど・・・・・。土居は最初はボールに触れな

かったけど、次第に良くなってきた。ここぞというチャンスにきちっと決められるまでにはいっていない。赤崎もとてもダヴィに匹敵するプレーはしていない。

西は前半は良かったが、後半になってクロスの精度が低く、肝心な時にいいボールが入らなかった。

 

  ここ四試合、勝てていないが、部分部分のサッカーの質はアントラーズは高い。それにも関わらず結果が出なかったのは、第一は選手起用が当たっ

ていないことがあると思う。もう、ジョルジ・ワグネルどうこう言うつもりもなくなったが、トニーニョ・セレーゾの勝負勘は鈍いように思う。あと、やっぱりFW

がいないね。ダヴィが怪我したらもう誰もいない。ジョルジ・ワグネルを取る金があるんだったら、川又堅碁を取って欲しかった。

これで優勝は事実上、レッズとガンバの争いになった。気分的にはガンバに優勝して欲しい。あとは三位を確保することくらいか・・・・・・。なんかやっぱり

寂しいね。お疲れ様、鹿島アントラーズ。。。。。。

 

気分も上がらないでしょうが、よろしかったら、ぽちっとお願いいたします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 

  

 


ヴィッセル神戸戦

2014-10-22 21:27:08 | 日記

  そうですね。いつものように内容的には勝てる試合でした。前半から後半の途中あたりまでは、形は作れていたし、全体的にゲームはコントロールできて

いた。特に柴崎の斜めに入るパスが良くて、いい攻撃の形の基点になっていた。ゴールの匂いはプンプンあったものの、やはり決定力がない。

 

  ダヴィもいつも頼りになるわけじゃないけど、今の赤崎は駄目だ。シュートが枠に飛ばないし、きちんとヒットしていない。その点、豊川の方がまだ可能性

を感じる。ポストにあたったシュートは、すべてにタイミングがあって崩せたシュートだった。豊川は何とかゴールしようという意欲がボールにのり移っている

が、赤崎のシュートにはそれが感じられない。

 

  遠藤も良くなかったが、やはりジュルジ・ワグネルを使うのか・・・・・・。もう何も言う気もないのだが、どうも彼が入ると守備のバランスが崩れるように思う。

81分のペドロ・ジュニオールの曽ヶ端を振り切ったシュートは完全に一点物で、この試合は負けてもおかしくなかった。サッカーは実力以外に運をうまく引き

寄せる要素があって、どうも今の赤崎やジョルジ・ワグネルは、勝ち運を遠のかせるような何かを持っているように思う。ルイス・アルベルトが故障か何かな

のなら梅鉢あたりを試してみるのも必要だと思う。梅鉢は苦しいときズドーンと一発入れてくれるような運を持っている選手だと感じる。

 

  レッズも引き分けだったのに、またもお付き合い。レッズもブレーキがかかり始めている。しかし、それにお付き合いしているアントラーズ。数字的には

まだチャンスはあるものの、優勝はかなり遠のいたと言える。今日はあまり書く気がしないので、この辺で・・・・・・。

 

よろしかったら、ぽちっとお願いいたします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


柏レイソル戦

2014-10-18 16:27:19 | 日記

 結果的に前節のガンバ戦と同じような負け方になってしまった。2-2の83分に悪くなかった土居に代わって、疫病神ジョルジ・ワグネルが出てきたところ

でいつもの筋書き通りになってしまった。負けた原因は選手ばかりじゃない、トニーニョ・セレーゾ、あんたがいつまでも目が覚めないからだ!馬鹿者!何度

同じ失敗を繰り返すんだ!さすがに今日はガックリ来る以上に頭にきて、感情的になっている。

 あと、主審の村上。前半のロスタイムは2分だったんだろ!なんで3分までプレーをさせたんだ?お前の時計は壊れているのか?結果的に、前半のあの

ロスタイムの、それまでどうしようもなかったドゥドゥからのクロスにレアンドロがタイミングよく飛び込んで決めた同点弾が効いたと思う。村上が時間通りに

プレーを切って、1-0のまま前半を折り返せていれば、後半の展開もだいぶ違っていたように思う。全体を見終わって、引っかかっているのは、この二つ。

 

  前半のアントラーズはしっかりとしたサッカーで優位にゲームを進めていた。ただいい形は作るものの、レイソルのファウル覚悟の足元にくるディフェンス

にやや苦しめられていたが、得点の匂いはかなりあった。34分に工藤がゴール前でフリーになり完全に1点もののチャンスを作ったが山本が必死で戻って

シュートさせなかった。あのプレーは大きかった。ピンチの後にチャンスあり。35分に左サイドから柴崎が左足でクロス。ダヴィがシュートの空振りをした

ボールを西が左足で蹴りこんで先制。代表病が心配された柴崎と西だが、二人ともいつも通りのプレーだった。西は少し痩せたというか顔色が悪く見え

た。精神的な緊張が続いているのだろうか?

 

 レイソルは守備面では足元に厳しいサッカーでよく守ってはいたが、攻撃面での連係はチグハグで、工藤とレアンドロの動きも合っていなかったので、

安心して見ていたのだが、あの前半ロスタイムの3分だけ、ピタッとタイミングが合ってしまった。やられる時はこういうものと言ってしまえばそれまでだ

が、ロスタイムの2分はもう過ぎていて、3分に入っていた!村上よ、ジャッジは演出家じゃないんだから、ちゃんと時間通り試合を止めろ。あのタイミング

で飛び出されては付いていた植田を責めるのは酷か・・・・・。

 

  前半のうちに追いつかれたのが、精神的に影響を与えたのかもしれない。ダヴィも必要以上に気合が入ってしまったのだろう。後半のファーストプレー

で必死でボールに突っかかって行って、バランスを崩して左太股を怪我して退場。ダヴィは前半動きが良くて、彼の強引さがいい方に出るような日だっ

たので、この退場は痛かった。前線でボールを収める選手がいなくなってしまった。代わって出た中村が、67分に今期初ゴール。柴崎のCKのボールが

待っていた位置にちょうどボールが飛んできて、頭で合わせるだけという簡単なゴールだったが、取り合えず今期初ゴールできたのは、精神的に大きい

だろう。

 

  ところがリードした直後にまたすぐに追いつかれる。68分、レアンドロが前線に出したパスに、ドゥドゥがゴール前に走りこんだボールに植田が追う

が、結局曽ヶ端に任せたクリヤーボールがちょうど、ドゥドゥの背中に当たってはねかえってそのままゴールイン。これも素早い判断力があれば防げた

ゴールだった。先に植田が触ることはできたのだが、曽ヶ端と植田のちょうどあいだの微妙な位置で、運も悪かった。

 

  その後、74分の柴崎のミドルシュートは惜しかった。75分に鈴木大輔がこの日二枚目のイエローカードをもらって退場して、これで勝てるかと思った

が、78分に遠藤に交代した赤崎が決定力がない。82分にはに西がいいダイレクトパスを出したのだが、赤崎は打てず。その後もチャンスで決められな

い。84分に土居に代わって、またまた出ましたジョルジ・ワグネル。何度も言っているが、彼は2-2のような緊迫した場面でいい仕事ができるような状態

ではない。それがわかって使うトニーニョ・セレーゾの頭が悪いだけだ。85分に右サイドのカイオがいいパスをゴール前に出したが中村はふかしてしま

う。赤崎と中村がもう少し決定力があったら違うのに・・・・・と思いながら見ていると、90分についに10人のレイソルに逆転されてしまう。

 

  左サイドを上がってきたレアンドロが、西とジョルジ・ワグネルのちょうどあいだにいいパスを出して、ドゥドゥと交代していた太田がゴール。ここでの

ジョルジ・ワグネルのプレーも緩慢。もっとスピードがある選手だったら追いついてスライディングできただろう。ネルシーニョは交代選手が結果を出してい

るのに、アントラーズ側は相変わらずの疫病神ぶり。土居の方がまだ良かったのに・・・・・・。最後になって采配の差が勝利を分けたように思う。曽ヶ端も

当たっていないね。ちゃんと触っているのだから何とか止めて欲しかった。

 

  せっかくベガルタが頑張って、レッズを4-2で破ってくれたのに、まだ勝ち点差は7のまま。ガンバはしっかり勝った。なんかレッズは連敗してくれそう

な気がするんだけど・・・・・。むしろ今はガンバの勢いのほうが怖い。この敗戦で優勝はまた遠のいたけれど、可能性としてはまだ残っている。最後まで

あきらめずに、ベストの試合を続けて欲しい。10人相手に逆転負けというのは本当にガックリだけど、言いたいのはそれだけです。

 

よろしかったら、ぽちっとしていただけると、ありがたいです。 

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


アギーレジャパンのブラジル戦 2

2014-10-16 13:16:43 | 日記

  ネイマール一人のショーのような試合になってしまったブラジル戦だが、アギーレ監督はあくまでも選手人一人一人の力を確かめたいという意図がある

ようだ。Jリーグレベルの選手をブラジルにぶつけるのはあまりにも無謀とも言えるが、この連中がブラジル相手にどこまでできるのか見てみたい、という考

え方はあってもいいとおもう。長期的な展望に立てば、いかにブラジル相手とはいえ、勝ちよりも選手の力を見極める方を優先するというやり方は、目の前

よりもあくまで四年後、という観点から見ると、正しいのかもしれない。

 

  前回、本田や香川、長友がいない前半に可能性を感じた、というようなことを書いたが、アギーレ監督も前半はいいサッカーをしていた、とインタビューで

述べた。ブラジルに押し込まれて、ネイマールに1点先制されたのに、前半がよく見えた理由を書いた記事がある。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141015-00010003-soccermzw-socc&pos=4

 

  前半は、シュート数がブラジルが5本に対して、日本が6本。流れの中からのクロスボールがブラジルが3本に対して日本が9本、フィフティフィフティー

でのボールの奪い合いは、31対23で日本が上回っていた。シュート一本を打つために要したパスが、ブラジルが57本に対して日本は23本、一本のク

ロスをあげるために要したパスがブラジルが95本に対して日本は15本だった、というデータが出ている。

 つまり、前半はボール支配率がブラジルの67%と大きくブラジルが上回っていたにも関わらず、日本は意外に効率よく攻めていた、とも言える。この

あたりがアギーレ監督は、前半はいいサッカーが出来ていたと分析したことが当たっている部分だ、とこの記事でも書かれている。

  

 それが後半になって、シュート数はブラジルが9本に対して日本が3本、流れからのクロスがブラジルが4本に対して日本が9本、フィフィティフティーで

のボールの奪い合いは、前半とは変わってブラジルが28対19で上回るようになった。重要なのはインターセプトの数で、これはブラジルが日本の倍は

あって、クリアの数もずっと多かったというデータ。つまり、守備面でも要所要所でしっかり日本の攻撃の芽を摘んでいたということだ。

 

  本田、香川、長友を前半から使っていたら、どういうデータがでていたか、興味深いのだが、どうも私の感じでは、今回の前半の日本のデータの良さを

上回ることはなかったのではないか?と思われてならない。アギーレ監督の大胆なスタメン起用には賛否両論あるだろうが、前半はあの悪いピッチコン

ディションの中、それなりに頑張っていたのでは?ということがデータからもうかがえる。本田、香川、長友に頼らない日本代表を目指したほうがいいので

は?という考え方は全く見当はずれでないように思う。

 

  まあ、アギーレ監督の深慮遠謀は良くわからないし、日本代表はまだまだ変わって行く余地があるので、あまり考えてもしょうがない。代表に選ばれた

柴崎と西のコンディションがどうなのかが、当面は重要。土曜日には間違いなく出てくるだろうから、いつものように普通にプレーできて欲しい。今度のレ

イソル戦に負けは許されない。

 

 

  柴崎と川澄、電話で話している。

 

川澄    「テレビで応援してたわ」

柴崎    「完全にネイマールに負けたよ」

川澄    「そうね。ネイマールの勝ちね」

柴崎    「奈穂美さんが、俺のこと、まだまだヘボだって言った意味わかったよ」

川澄    「フフフフフフ」

柴崎    「なんつーか、レベルが違った。あいつは別次元だった」

川澄    「そう?でも岳君もいつかは追いつけると思うわ」

柴崎    「・・・・・・自信なくなってきた・・・・・・」

川澄    「まさか、私が作った特製のパンツはいたんでしょ?」

柴崎    「それが・・・・・・・」

川澄    「はかなかったの!」

柴崎    「本田さんがどうしてもはきたいっていうんで、貸したんだ」

川澄    「えぇ!!あのパンツは岳君以外の人がはくと、駄目なのよ」

柴崎    「どうなるの?」

川澄    「チンガポールになるの・・・・・・」

柴崎    「・・・・・・・・難しくって良くわからないよ」

 

今回もお粗末さまでした。18日のレイソル戦での必勝を願って。

 

よろしかったら、ぽちっと、お願いいたします

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


アギーレジャパンのブラジル戦

2014-10-14 20:44:05 | 日記

 本田、香川、長友のいない日本代表が見たいと思っていたが、やっと見ることが出来た。アギーレ監督もこの三人がいないチームがどんなサッカーをする

のか試してみたいという気持ちがあったのだろう。全体的な印象としては、本田、香川、長友のいない日本代表には可能性を感じた。当然、ブラジルには押

し込まれていたものの、何か「統一された意志」のようなものは感じられた。特に左SBの太田のクロスは正確で、長友よりずっといい。

  

  18分のネイマールのオフサイドをうまく避けたゴールは、これこそワールドクラスのプレー。あの動き出しの早さ、うまさは日本人選手にはないもの。あの

スピードは誰も付いていけないだろう。ああいうプレーを見ると本当のワールドクラスとは何なのか、ということを実感できたのではないのか。後半、3分の

ネイマールのゴールは柴崎のトラップミスから。後半、14分にもゴール前でネイマールに簡単にかわされて3点目かというシュートを打たれる。ネイマー

ルのボールコントロールのうまさは圧倒的。とても一対一では止めるのは不可能のレベル。三人くらいで囲んでも無理という感じ。ハットトリックになった

ゴールもネイマールの正確なクロスから。4点目はカカのピンポイントのクロスに高い打点のヘディング。柴崎は近くにいたがボールウォチャーになってし

まった。この日は力の差を見せつけられてしまった感じだが、この経験をいい糧にしてほしい。

 

  ピッチコンディションが非常に悪く、ボールがポンポン弾み、砂ぼこりがあがるようなコンディションの中、柴崎がゲームメイクするような余裕はなかっ

た。今までの中では一番出来が悪かった。後半、武藤に代わってしまったが、小林の動きは良かった。左足のボレーは惜しかった。代わった武藤も左サ

イドで鋭いドリブルを見せたりして才能の片鱗は感じさせた。後半入った柿谷の43分のヘディングシュートも惜しかった。ここでも太田の左足のクロスの

正確さが光った。一番問題を感じさせたのは後半に入った本田。本田がいなかった前半の方が、チームとしてのまとまり、意志統一はとれていた。可能

性を感じさせたのは、選手交代する前の前半のサッカーだと思う。

 

  ブラジルにはワールドカップの選手が6人いて、個人の能力はかなりの差があった。アギーレジャパンの実力はまだ試行錯誤の状態で、この段階で

判断するのはまだ早いと思う。柴崎も武藤も世界水準との差を実感できていい勉強になったことと思う。どうせ負けるならこれくらい徹底的にやられた方

がいい。ただただ、ネイマール一人にやられたゲームになった。試合後のアギーレ監督の顔は引きつっていたが、大胆な選手起用は良かったのではな

いか?本田、香川、長友に頼らないチームを時間をかけて作っていくことが、長い目で見ると必要だと思った。先は長いし、あせる必要はない。

 

取り合えず、全体的な短い印象はこれくらい。

よろしかったら、ぽちっと、お願いいたします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 

 

 

 

 

 

 


シンガポールの柴崎

2014-10-13 10:25:39 | 日記

    柴崎と川澄、電話で話している。

 

川澄    「岳君、シンガポールはどう?」

柴崎    「あったかいよ。日本よりずっとあったかい」

川澄    「最近、調子がいいわね」

柴崎    「まあまあだね」

川澄    「アギーレ監督が、岳君はワールドクラスだってほめてたけど」

柴崎    「ああ・・・・・・」

川澄    「ほめられてあんまりいい気になっちゃ駄目よ」

柴崎    「うん、なってない。全然なってないよ」

川澄    「岳君ってまだまだヘボいわ」

柴崎    「ヘボはひどいだろ、これでも最高にがんばってるよ」

川澄    「これくらい言う人がいないと天狗になっちゃうから」

柴崎    「俺、ほめられても何とも思わないんだ」

川澄    「うれしくないの?」

柴崎    「別に・・・・・・俺の判断の基準は、自分の中にあるから・・・・・」

川澄    「そうなの?私に素敵な男ってほめられてもうれしくないの?」

柴崎    「それは・・・・・・・・うれしいよ!やっぱり」

川澄    「判断の基準は自分の中にあるんでしょ?」

柴崎    「それはサッカーの話。女からどう見えるかは別」

川澄    「じゃ、ネイマールの方がかっこいいって言ったら?」

柴崎    「・・・・・・・・・・・・」

川澄    「ショックだった?」

柴崎    「ネイマールは確かにかっこいい」

川澄    「でも本当は岳君の方が素敵だって思ってるの・・・・・・」

柴崎    「奈穂美さんも素敵だよ・・・・・・特に突進するときの顔とか」

川澄    「突進するとき?その時以外は?」

柴崎    「思い浮かばない」

川澄    「傷ついたわ・・・・・・キスするときの顔とか?」

柴崎    「俺見てないし・・・・・・・」

川澄    「え!どこ見てるの?私を見ないで」

柴崎    「ゴールを見てる」

川澄    「そんなときまでゴールを見なくてもいのよ。私を見ればいいの」

柴崎    「奈穂美さんの顔がゴールに見える」

川澄    「そこまでサッカーに打ち込んでいるなんて・・・・・・」

柴崎    「女がゴールに見えるようになったらワールドクラスは近いってジーコが言ったらしい」

川澄    「何かさびしいわ・・・・・女としては」

柴崎    「奈穂美さんが俺のゴールじゃなかったらどうしよう?」

川澄    「そんなこと、考えちゃ駄目よ!絶対に駄目、他の女にゴールしたら許さないわよ!」

柴崎    「うん、しないよ、当分・・・・・・」

川澄    「ブラジル戦、ネイマールに負けちゃ駄目よ。応援してるわ」

柴崎    「ネイマールの顔がゴールに見えたらどうしよう・・・・・」

川澄    「・・・・・・・・その気があったの、知らなかった」

柴崎    「ネイマールに付き合ってくれって言われたら断れない気がする」

川澄    「駄目よ!ネイマールはホモだってうわさもあるし」

柴崎    「確かに男にももてそうな顔だな」

川澄    「岳君もそうよ!」

柴崎    「え!確かに岩政さんは、タイから毎日メールくれるけど」

川澄    「梅鉢さんも気をつけなきゃ、駄目よ」

柴崎    「ハハハハハハ、あいつは大丈夫だよ!」

川澄    「私にはわかるの、私にはわかるのよ・・・・・・」

柴崎    「奈穂美さんが作ってくれたパンツはいてるから大丈夫だよ」

川澄    「前に真っ赤な刺繍で岳って入れるの、大変だったのよ」

柴崎    「このパンツ、はいてると確かに違う。体の切れが違う」

川澄    「そうでしょ。ワールドクラスのパンツだから・・・・・」

柴崎    「俺の未来はこのパンツにかかっているかも・・・・・」

川澄    「そうよ!ネイマールには絶対に勝つのよ!」

柴崎    「燃えてきた、燃えてきた・・・・・シンガポールの女の子がみんなゴールに見える!」

川澄    「!?」

 

久しぶりの小噺だったのでうまくまとまりませんでした。このブログでは柴崎の彼女は、川澄奈穂美選手ということになっています。あくまで架空のお話で

すので、気になさらないでください^^ブラジル戦での柴崎選手の活躍を祈って・・・・・・

 

よろしかったら、ぽちっと、お願いいたします。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ

 


アギーレジャパンのジャマイカ戦

2014-10-11 08:40:34 | 日記

  アギーレジャパン、1-0でやっと初勝利。しかし試合内容は低調。正直言って、「つまらなかった!」。このつまらなさはどこから?と考えてみると、今の

日本代表には、「統一された勝利への意志」が感じられないことにあるように思う。「統一された勝利への意志」はアントラーズなら、どんなに内容の良くない

試合だってある。でも日本代表のサッカーにはそれが感じられないのね!もっともワールドカップのザックジャパンのサッカーにもなかったけど・・・・・。だ

から全体としてファイトしている印象がない。

 

 確かに部分的にチラッと光るプレーはある。香川なんかにしてもただチラッと見せるだけ。例えば後半左サイドから切れ込んで、武藤に出しだクロスなどは

光るものがあった。ただチラッと見せるだけで、全体の勝利につながっていかないの。言うなれば、「パンチラサッカー」。もっと強烈な勝利への意志がないと

強いチームに勝つのはとても無理。はるか格下のジャマイカは、明らかに調整不足。まるでサッカーになっていない。こんなチームに1-0で勝ってもとても

喜べないよね。少なくても3-0以上のゲームにならないと、お金を払って見に来ている観客に失礼。アギーレジャパンも集まって数日の練習だとはいえ、

これだけドイツやイタリアで活躍している選手が集まっているんだから、もっと何か出来るでしょう。本当に一時的な寄せ集め的なサッカーで、この段階では

とても将来の展望は見えない。

 

  そんな中、一番光って安定していたのが柴崎。初召集とは思えないない落ち着きと広い視野で、ゲームをコントロールしていた。香川がパンチラしか

見せないのに、柴崎は堂々と余裕で全部見せてくれる?んですね!もう長年日本代表でやっているような安定感。本当に彼がアントラーズの選手でいて

くれてうれしい。本当のサッカー的知性を感じさせてくれるプレーヤーは他にいないんじゃないのか。日本代表なんかどうでもいいから彼だけを見ていた

い気にさせてくれる。本田、香川、岡崎、長友がボールを持ってもときめかないけど、柴崎は何かときめかさせてくれるんですよね。

 

  ほとんど柴崎のゴールと言ってもいい一点は、岡崎から本田へ渡ったボールを裏でフォローして折り返したクロスだったが、オウンゴールになったもの

のほとんど一点ものの崩し。本田は、前半に一対一の決定的なチャンスにループシュートをはずしたが、日本代表戦ではむしろ本田が、柴崎や武藤など

を支えた方がいいのでは?本田が、「俺が俺が」の気持ちでいくとあまりいい結果が出ないように思う。

 

  細貝は体を張ったプレーで効いていた。酒井高も積極的に上がって、うまく切れ込んでチャンスを作っていた。全体的に右サイドからの攻撃が目立っ

て長友はあまり精彩がなかった。ジャマイカの攻撃が裏にロングボールを放り込むだけという単調なものだったので、森重と塩谷のCBの本当の力量は

判断がつきかねたが、うまく連係は取れていたのでは?昌子が出ていたら・・・・とも思ったが、こんなつまらない試合で怪我でもしたら本当に馬鹿馬鹿し

かったね。ジャマイカのサッカーのレベルが低かったので、それにつられて日本代表のポテンシャルも出なかった部分もあるかもしれないので、ブラジル

相手にどんなサッカーをするのか気になるが、正直言ってあまり期待できない。また柴崎を見るのが楽しみなくらいか・・・・・

 

  やはり週末にアントラーズのゲームがないと虚しいというか、心の高まりがありませんね。この休みの間にしっかりとコンディションを整えて欲しいもの

です。優勝を目指して、頑張れ!アントラーズ!!

 

よろしかったら、ぽちっと、お願いいたします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


ガンバ大阪戦 2

2014-10-06 11:43:02 | 日記

 このところアントラーズがゲームを支配するゲームが続いていた。ガンバはアントラーズのサッカーを相当研究したのだろう。太股の負傷を抱えて、万全で

ないコンデョデョンで先発した、昌子がこう語っている。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141006-00010010-footballc-socc

 

  特に前半、パトリックに裏を狙われ、何度かピンチを招いた。昌子自身は、パトリックは右利きのダヴィというイメージで対処したのだという。確かにボー

ルを前に蹴りだして、スピードにまかせて突進していくタイプは良く似ているのかもしれない。ガンバはピンポイントで正確に昌子の裏を狙ってきて、昌子は

怪我のせいでいつものスピードがなかったせいもあって、苦しめられた。この日の強行出場のせいで怪我を悪化させ、日本代表の出場は辞退することにな

ったという。昌子は将来の日本代表のCBの中心になる選手だけに、この辞退は本人も残念だろうが、ここはまず怪我をしっかり治してもらいたい。

 

  まだ優勝の可能性が残っている大事な時期に代表戦に出て、怪我をされたら大変だという心配もあったので、むしろこの辞退はアントラーズにとっては、

いい結果になる可能性もある。昨日、昌子に無理をさせないで植田を使っていたらどうだったろうな?と思う。植田のスピードならパトリックにも十分対応で

きていたかもしれない。長い目で見てどっちがアントラーズにとっていい結果になったのかはわからないが、本人が「行ける」と判断して出場したのだから

しょうがない。

 

  ここ三試合、無失点試合が続いていたが、さすがにガンバは攻撃力があった。昌子が言うように、ショートパスをつなぎながら、ロングパスを組み合わ

せて、ディフェンス陣に的をしぼらせない攻撃をしかけてきた。アントラーズに負けない多彩さがあったので二失点くらいはしょうがなかったろうが、悔やま

れるのは、早いうちに二点目を取れなかったのと、いつも安全運転の山本のバックパスのミス。あれは全く触らないでも外に出たボールだった。試合の最

後に名誉挽回のヘディングシュートのチャンスがあったが、正確にヒットせず。パトリックの二点目にも絡んでいたし、誰にでも運が悪い日はありますね。

 

 それにしても、ジョルジワグネルを使い続けるのはいつもながら反対。先発したFC東京戦は追いつかれて引き分け、大宮アルディージャ戦は1-2で

負け。そして昨日の敗戦と彼が出てくると勝てないんですよね。私にはあのヌボーっとした雰囲気が疫病神に見えて仕方ないんですけど。まだ一度も

ゴールはおろかチャンスメイクすらできていないじゃないですか。まだ豊川もいるし、梅鉢もいる。アントラーズには力のある若手が控えているのだから

高い金で連れてきたとはいえ、助っ人にもならない彼を使い続けるのは本当に疑問。

 

  レッズとの直接対決まで、アントラーズはホームでレイソル。アウェーでヴィッセル。この二試合を連勝できるか?一方レッズはアウェーでベガルタ、

ホームでヴァンフォーレ。何とかベガルタにレッズを破ってもらうことを期待するしかない。ガンバも勢いがあるし、ガンバとレッズとの直接対決も残ってい

るのでまだまだ最後まで優勝の行方はわからない。最終節を終えて首位にいることを祈るばかりです・・・・・。

 

よろしかったら、ポチっとしてただけると、ありがたいです。

にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ


ガンバ大阪戦

2014-10-05 14:58:29 | 日記

  とても残念な敗戦になった。試合全体で見るとボールの支配率は、ガンバが6ー4くらいで上回っていたが、勝てる試合だった。

出だしはガンバの動きの良さが目だって、ガンバペースで始まったが、前半五分に遠藤から赤崎に入ったパスをうまくトラップして、シュートコースを作った赤

碕が左足で流し込んで先制。これでいけるかな?と思ったが、13分にカイオが決定的なシュートをはずし、追加点ならず。ここで二点目が入っていれば、だ

いぶ流れはアントラーズに来ていただろうが、20分頃から再びガンバがペースをつかみ、アントラーズはボールを支配できなくなる。

  

  今日はセカンドボールもガンバが拾うことが多く、攻撃の連係も次第に良さがなくなってきた。そこで29分に山本がヘッドでクリヤボールをGKにバックパ

スしようとしてオウンゴール。曽ヶ端がかき出したが確かにわずかにゴールラインの内側に入っていた。あそこでのヘッドでのバックパスは明らかに判断ミ

ス。アントラーズは前半はいつもほどボールがつなげず、試合の主導権はガンバにあった。パトリックの裏をつく攻撃が鋭く、付いていた昌子がいつものス

ピードながいために危険なシーンが多かった。特に26分にパトリックのスピードに昌子が付いていけず、ペナルティーエリア内で倒したシーンはPKを取られ

てもおかしくないシーンだった。ガンバはシュートは少ないものの、パスが良くつながり、セカンドボールも良く拾っていたので、これは苦戦しそうだな、と思い

ながら見ていた。

 

  後半に入って試合結果を左右した、吉田主審の誤審があった。西のロングパスに相手ディフェンスがぺナリティーエリア内でハンド。これを吉田主審

は見逃したばかりか、抗議した小笠原にイエローカード。この誤審は大きかったと思う。吉田主審は良く見えていないばかりか、取るべきファウルを取らな

かったり、アドヴァンデージの時に取ったり、ファウルの基準が曖昧だった。

  それでもアントラーズは19分に、西のカウンターを遠藤が折り返して柴崎へ。柴崎は打ってくださいという丁寧なパスを土居へ。土居はワンタッチで

綺麗に流し込んだ。この一連のプレーの連係は実に見事だった。

 

   しかし、ガンバの攻撃陣も力がある。26分に宇佐美が鋭く切れ込んで、曽ヶ端が触れないいい位置に横パス。走りこんだパトリックがピタッと合わせて

またも追いつかれる。パトリックはスピードがあって、付いていた山本より先に触った。どっちに転ぶかわからないギリギリの展開で、疫病神ジョルジ・ワグ

ネルがカイオに代わって出てくる。ジョルジ・ワグネルを使っていいのは大量リードをしている時だけ。相変わらずCKもまともな位置に蹴れない。ここは、

ルイス・アルベルトを入れて、柴崎を一列前に出すオプションを使うべきだろう。どうしてルイス・アルベルトをベンチに入れないのか、理解できない。

遠藤に代えての本山も良くわからなかった。中村や山本が惜しいシュートをはずしたりしているうちに、アントラーズの守備は次第に後手にまわるように

なっていく。このまま引き分けかと思っていたら、アディショナルタイムに入って、遠藤がリンスに浮かしたパス。うまく胸でトラップして付いていた西をかわ

して、右足を振りぬいて三点目。さすがに見ているほうもガックリ。

 

   雨が激しかった割には芝生の状態は良く、さすがにカシマスタジアムの水はけはいい。だから雨でいつものパスワークができなかったのは敗因ではな

い。 やはり、2-2の切迫した状況で、ジョルジ・ワグネルを使う、トニーニョ・セレーゾの采配が第一の敗因だろう。この雨の中、観戦に行ったサポの皆さ

ん、ご苦労様でした。アディショナルタイムでのリンスの得点はショックだったことでしょう。

 

  レッズが勝ったのでこれで勝ち点差はまた7に開いてしまった。正直言って、今日の敗戦は大きい。勝てるチャンスも十分にあっただけに本当に残念。

しかし、まだ何が起きるかわからない。気持ちを切り変えて、残り試合を全勝して欲しい。がんばれ!鹿島アントラーズ!

 

 よろしかったら、ぽちっと、お願いいたします。

 にほんブログ村 サッカーブログ 鹿島アントラーズへ