錫 杖 流

我流を貫く自由人です。

信濃路 深まる秋旅 その2 青鬼 朝の息吹

2022-11-14 | 信濃路

昨日に続き、今朝も青鬼からお届けします。

青鬼集落を知り得たのは25年くらい前のアサヒグラフでした。

土門拳さんの作品で水貼りの棚田に残雪のアルプスが映る絵でした。

その写真に魅了された私は居ても立っても居られなくなり毎年のように青鬼に通いました。

 

学生時代は乗鞍高原にて3度の冬を越えました。

愛読書は、岳人に山と渓谷 鈴木牧之の北越雪譜でした。

 

生活の買い出しは松本もしくは塩尻

白馬村は同じ信州に居てもなかなか行く気が起こらないくらい遠くに感じていました。

 

志賀高原はまだ高速が豊科インターで終わっていたので長野市は異国の県の様に思っていたくらいです。

どこでも住めば都 近くにあって行かないものです。

北信へは社会人になってから通い始めました。

大好きになったきっかけは黒姫山のブナ林の美しさでした。

300名山をある程度登った頃、信州100名山を開始

これが良かった!

北信の素朴さを知り得ることができたのでした。

何度も登って見たいのは「虫倉山・堂津岳・東山・荒倉山・鍋倉山」

100名山に入ってはいないけど京ケ倉からの景色も素晴らしい

信州新町から小川村に点在する棚田の風景もいいですね

 

今振り返るとここ「青鬼」の風景が信州好きの追い風になったことは間違いないと思います。

何故なら こうして季節を変えて何度も通ってる自分がいるからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

駐車場近くにある石仏にいつも手を合わせます。

何を祈っているのだろう

天保年間ですから歴史上、凶作に見舞われた時代です。

この石仏を彫られた方の人柄が伝わってくる様で

毎回気持ちがあったかくなって青鬼を後にします。

 

信州に来たなら是非青鬼を1番最初に訪問して見るといいかもしれません

 

雲の流れを見て次のポイントを探します。

 

 

 

 

 



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