一昨日、プロのためのプロ養成講座が修了式を迎えました。
受講生さんは大阪や神戸から高速バスで通って来られ、
都会と淡路島を往来する 3か月となりました。
体と向き合うプロフェッショナルとしてすでにご活躍されている方達。
これまで身に着けてきた技術と、新しく取り入れる施術との間で、
あまりの違いに、戸惑っているシーンもありました。
例えばストロークの方向がまったく逆方向な施術、
ベクトルを明確にするための二方向への同時ストローク、
精妙な圧加減、微電流を誘導するツボ刺激のコツ、
一般のボディトリートメントでは禁忌とされている手の接触法など。
その施術の一つ一つについて、どういう理でこういう施術になるのか、
あるいは、こういう施術でどういう作用があるのか、
一歩踏み込んだ洞察を分かち合いました。
また、施術時の体勢についても細かく意識を配り、
エネルギー管のねじれや潰れに自らが気づけるようなセルフケアを積み重ねてきました。
皆さんもともと洗練されたセンサーをお持ちでした。
がさらに、毎回講座の前にセルフケアを重ね、ますます体が洗練されてくると、
お互いの施術の特質もよく感じあえるようになりました。
美咲さんは磁気が強く、骨や体の縦のラインによく働きかけてくる。
妙さんはポンっと飛び出た電子が他の電子に当たってどんどん連鎖して...のような
動かす力がある。
実智さんは陽だまりに包み込まれるような受容と安心の場。
美咲さんは引き上げる、妙さんは推し出す、実智さんは包み込む、
人生の転機になった曲、ヒット曲、ロングセラー、
...e.t.c.
3か月間、お互いの施術を受け合うなかで感じ取ってきたものを
いろんな言葉に置き換えて、フィードバックしあいました。
修了式の前にはゲストをお招きし、受講生さんの施術を受けていただきました。
施術後は修了式にもお立ち合いいただき、
受講生さん一人一人に、あたたかい拍手と感想をお寄せくださいました。
石の味を見分けられる不思議と、フォッサマグナに繋がる体をもったアクセサリーデザイナーの雨花さん、
威厳ある存在感と言霊で、場にさらなる息吹きを吹き込んでくれた麻ピロウ作者の陽子さん、
そして、
「スタッフさんが明るくて気さくで」 というお客様の口コミはきっとこの人のことだと思う、
フットセラピーサロンの店長・今井セラピスト。
受講生さんの節目の日にご一緒していただけたこと、心から感謝しております。
修了式はわたしと旦那さんのみ礼服着用。
皆さんそれを見て、
「え! ワタシ普段着ですけど(^^;」と、
恐縮するようなまなざしだったのがおもしろかったです。
式の終了後は、2014年に置いていくもの、2015年に持ち越すもの、
というテーマを皮切りに皆で座談会。
それぞれにこの 1年の気づきを分かち合いました。
美咲さんのサロン natural Herbs の贅沢なハーブ使いの話をきっかけに
今井セラピストがカレー食べたいと言い出し、皆も同意。
最終的に、南インドのカレーが食べたい、という結論に至りました。
2015年に持ち越しますね、南インドのカレー食べたい気持ち。
プロ養成講座の修了後は、月に 1度のフォローアップ講座にて、
さらなる施術の練磨を目指して参ります。
来年 1月から開講予定の ★ L ボディセラピスト プロ養成講座 は、
5か月かけて隔週土日で行うので、間隔は空きますが、
やる時はやる! の集中練習を積み重ね、
セラピストとしての体作りにじっくり取り組みながら、
(5か月の間に、あなたの骨や筋肉、血液までもが一新されます)
人体の摂理と施術を体で覚え込んでいきます。
今となってはもう何生も前のことのように思えますが、
かつてはわたしも、ボディケアのスクールに通うかどうか大いに迷いました。
その時はまだ子供達も幼く、育児と仕事と学業並立の不安もありました。
すでに独学我流の施術を身に着けているのに今さら、という思いや、
旦那さんはフリーランスなので、社会的な保護は薄く、
「国民年金と健康保険の納入を免除してください」 という嘆願書を
区役所に提出したほどお金に困窮した時代もあり、
出費に対して過剰防衛なところもありました。
高額な学費、家計の不安、学んだところでどうなるのか...e.t.c.
人の身をもって生きていかなければならない、現実的な検討材料が山積みでした。
もしこれをお読みのあなたが、同じような検討材料を抱え
受講するかどうか決められずにいるのでしたら、
あなたのその現実的な検討材料を丸ごと持って 説明会 へいらしてくださいませ。
受講生さんの、プロ養成講座に投入していただく思いや時間や費用を思えば、
わたし自身、その倍倍返しで講座にエネルギーを注いでいく、
そのことに何の躊躇もありません。
(実際には、倍倍返しのエネルギーを注ぐのは宇宙ですが)。
★ L が、その莫大なエネルギーを通せる循環路であるよう
常々心して活動して参ります。
修了式のご報告のつもりが、次期プロ養成講座の呼びかけになってしまいました。
このへんで。
ありがとうございました。