ready go! 

一日も早い回復をお祈りいたします

大向うの方々

2007-06-19 17:50:51 | 舞台

NINAGAWA 十二夜 昨日2度目行ってきました。

さすがに A席のようには よく見えなかったんですけど
それが ちょっといいんですよ~☆ 立ち見席。
かなり嬉しいことが ありました☆

3階C席の 一番後ろの通路の前。ほんとに前が座席で
前の座席についている棒?に 寄りかかって観るようになってます。
(でも、ちゃんと 座席の番号は 立ち見席にもついています。)
(私の券は “3階 立見 30番 <3扉>”ってなってました。)
ちなみに 3500円。
Aが 18000円だったから 比べると まあ随分 お安い?・・というか。

私もそろそろ 先立つものが・・。(レミゼラブルの博多公演 申し込みしたいですし。)

時間も長いので 途中で疲れて 目まいとか起こすかもしれない? ・・なんて考えて
前回に比べると ややラフな お洋服で。
一応ワンピースでは 行ったんですが 座って(通路に!)しまうかもしれないので
割と普通めに。

初めに 立ち見の席に私が行ったときは 自分以外に 1、2人くらいだったんですが
始まる直前 急に人が増えて 
「やっぱり芝居好きな方もいらっしゃるから 何回も見るために 立ち見なのかも?」
なんて 考えてました。

そうしたら その直前に来られた方々 ただの お客さんじゃなかったんです。

舞台始まって 幕が開き
素晴らしい蜷川さんの舞台装置、演出に うっとりしていると・・。
(時間があったら 後で書きますが 舞台の壁一面が 鏡で。後ろも横も角度を変えて。
 ちょうど 蚊帳みたいに 少し透けたみたいに見える演出も されていて
 桜の花びらが ハラハラと・・。
 チェンバロの音色が ポロンポロンなる中で 
 天草四郎のような お衣装の子どもたちが 賛美歌を歌う・・みたいな。
 それでいて 全体の印象は 華美に走りすぎず すっきりしてました。
 そして その鏡も普通の鏡じゃなくて なぜだか 鏡がゆらゆらしているんです。
 あれは どうしてなのかな~?アクリル鏡?・・よく分からなかったんですけど
 特注・・なんでしょうねー。蜷川さんだから その辺のものじゃないのかも。)

まあ、歌舞伎鑑賞も 蜷川さんの舞台も経験の浅い私の 拙い表現ですから
間違っているかもしれません。すみません。

そして、幕開けの話にもどりますが
観ていたら いきなり自分の 真横や 真後ろ、同じ列の色んな所から
「いよ~お!おとわや!」
「んー、○○やっ!」
とか いい声で 声を出される方々が☆☆

・・え、えぇ~!なんなの~?
って まるっきり素人の私は いきなりでびっくりしてしまいましたが、
その 直前に入ってこられたおじさま方は 大向う(おおむこう・・とお呼びする。)の方々だったんです。

舞台を観ている時に どこからともなく聞こえてくる屋号(やごう・・とお呼びする。)
前の方の席で観た時は その声が どこから聞こえてくるのか?
舞台裏なのか?それとも 見えないけれども舞台の一角なのか?
もしかして 録音なのか?(←いや、それは無いと思ったけど)

分からないまま 舞台が終わったんですけど、
そうなんですね~☆客席から なんですね~。
いやー、謎が解けた☆☆・・じゃなくて、あの屋号が もう隣で聞けるんですよ!
大音量で! 生で!
それも 何人も いらっしゃるので 色んなバージョンで!

「おっとわやー!」だったり(音羽屋の事)
「なー、りこまやっ!」だったり(成駒屋の事)
「んー・・よろずや!」だったり(萬屋の事)

掛け合いみたいに言われることもあるし、何より皆さま声が本物☆☆
いやいや、舞台観ながら 真横で聞けるので もう うっとり・・。
これは 贅沢な空間です。
それが 大向うの おじさま方 いでたちは お着物でも舞台衣装でもなく
普通にスッキリ お洋服なので 実際言われるまで気づかなかったんですけどね。

こういう 粋な方々を前にしては 虚弱な(笑)私も 疲れたから・・といって
座る訳には まいりません。
頑張って 立ち見で舞台を堪能いたしました。
(・・ホントは1回座りそうになったんですが、恥ずかしいので 止めました。)

それで ですね・・。ちょっとだけ お話とか出来ないかな~と思ったのですが
やっぱり 勇気がないんですね★
(その前に 話し掛ける・・というのが まず 失礼でしょう。)

でもでも、分からない事だらけで 屋号の事とか、
通(つう) 過ぎて 凡人には聞き取れないことも あって。
(その前に 超初心者なので・・、屋号も大向うも 言葉として知らなかったので・・、恥ずかしい話ですが★)

「あれ・・なんて言っているんでしょう?あの人たちは 何者なんでしょう?」
「たぶん あの方々なら 歌舞伎の事 なんでも知ってるんでしょう。」
「あー、この前(1回目の観劇)観て分からなかった事も きっとご存知よね?」
とか思って、もう興味しんしん☆

・・それで(本当に失礼だったと思うのですが)2回目の休憩の時に
どうしても 知りたかった事だけ 1人の方に(皆さま固まって 休んでいらしたのですが) 聞いてみました。

「役者さんに 屋号って 決まっているんですか?」
(なんて 素人の質問なんだ・と思われたと思います★)
「ええ、そうですよ・・。」
(大向うさん 答えながら「いきなり なんなんだ、この人は?」と言う表情をされました。←そりゃー、そうでしょう・・。失礼ですよね・・。)

(みなさんは こんな事しないでくださいね。)

「あのー、ほんと分からないので これ(私がもってたパンフレット)に書いて頂けませんか?」(・・すみません、更に失礼な一般人です・・★)
「えっ・・。だってこれボールペンでしょう?」
(とても いい方で いらっしゃる大向うさんは 私のパンフレットが汚れるのを気をつかって下さったみたいです。)
「い、いいえ、全然構いません・・。分からなくて 気になっていたので・・。是非お願いします。」
(汚れ・・だなんて とんでもない。むしろ記念になって 価値が上がる・・ってものです。)

それで 超面倒くさい 素人のお願いに 嫌な顔一つされず
出演者プロフィールの所を開けて 一つ一つ教えて下さいました。

(そこでも 無知な私は 漢字が分からなかったりして また恥ずかしかったです。)
(成駒屋・・の“こま”って どんな字ですか?・・とか←(涙)。)

それで あまりにも恐れ多いので 屋号をお聞きしたら その場をお礼を言って
離れたのですが、まだ もう一つ 聞きたかった事が・・。

今回の見所のひとつに 1人何役かの 早変わり・・があるのですが
(菊之助さまは 三役、菊五郎さまは 二役)

ネタバレで 申し訳ない・・嫌でしたら あと読まないで下さい。
最後に 全員揃うのですよ、実際は無理なのに。
(同じ人が演じているのだから)

菊五郎さまの役は 一つが 大事な役だけど本筋には どうしても必要じゃないから
最後には 一役で 出られたのだけど
菊之助さまは 二つとも どうしても外せない役なんです。
でも 最後には 斯波主膳之助(セバスチャン)も琵琶姫(ヴァイオラ)も
並ぶんです。

あれは いったい誰が・・という事なんですけど
大向うさんが 仰るには もともと原作には無い役なので
最後に演じた影武者さんは パンフレットにも お名前出てないし、
(全員の役者さんは 出てたから その中の人かもしれないけど)
誰が演じたか 明かされて(表だっては)いない・・そうです。

・・なるほど。だから 隅から隅まで あとでパンフレット見ても
出て無かったんですね☆
・・わー、お話聞けて 良かったです☆☆
よく考えたら ほんと恐れ多いことで 失礼な素人で申し訳なかった・・です。

でも、でも貴重な体験でした。
こういう伝統芸能って 敷居が高いぶん 遠い存在過ぎて興味が持てない事もあるけど
こういう夢のような事があると しっかり勉強でもして 次に備えようと思ってしまいます☆☆

楽しかった~☆ 家に帰って すぐそれぞれの屋号とか 調べました。

尾上菊五郎、菊之助・・なのに どうして屋号が 音羽屋なのか・・とか。
(あとで パンフレットよく読んだら書いてありましたが)
中村錦之助なのに どうして屋号が 萬屋なのか・・とか。
(これもパンフレットに書いてあった・・★)

昨日は ラジオドラマもあったから 十二夜の感想を忘れないようにするのが大変でした。ほんとは 舞台の感想もいろいろあったんですけど・・。
書く事ある時って 重なりますね。
時間があったら自分も忘れない為にも 書きたいと思っては います。

18日の続き

2007-06-19 11:12:17 | ラジオ

~(ラジオから)続いて関東地方のニュースです。

オレとまりこさんは 朝日が少しずつ街を照らし出すのを見ながら
止まった車の中で ラジオを聞いていた。

「あのさ、そろそろ海に行きたいんだけど。」
「いいよ、・・あ、ちょっと待って。」
「何?」
ピッ(ラジオをつける。)
「なんか音楽やってないかな~。」
「だからー、ラジオ勝手にいじんなって(怒)。」

(ラジオから)「では 事件です。ふじみ町郵便局から 現金260万えんが・・」

「まさか ゆういちくんじゃないよね。」
「はい?」
「犯人。」
「はあ~?」
「いきなりラジオで聞いた真犯人が 実は隣にいる・・。」
「変なマンガ読みすぎ。」
「・・優しいから違うか(小声で)。」
「え?」
「だって まりこを追い出さずにいて 我慢してくれてる。」
「何・・ひょっとして 一人になりたくないとか?」
「そんな訳ないでしょ。」
「そうか・・。」「うん。」
「でもさ、やさしすぎて 逆に人を傷つけちゃうってあるよね。」
「う、うん?、なんだよ それ。」
「うん。よし!忘れたかったら その記憶を塗りかえるしかないか。」
「はい?」「行こうか!」「ん?」
「サーフィン・・するんでしょ。海!」
「お、・・おぉ。」

車を走らせると 開けた窓から夏の朝の風が入ってきた。
気持ちいいな~と思った。
かすかに まりこさんの髪の香りがする。

「見て!おじいさんが 白いハト飛ばしてる!」
「ほんとだ。」

公演でひげをたくわえた おじいさんとちいさな男の子が
何羽も白いハトを飛ばしていた。

飛んでいるハトを目で追っていたら・・。
「ぶつかる!!」

信号待ちをしていた黒い車に追突してしまった。
はげしくぶつかる事はなかったが 明らかに凹んだ・・と思う。

オレが やっとの事で買った中古のワゴン車。
「あーあ・・。」
オレとまりこさんは 車をおりた。
前の車は かすり傷がついた程度だったけど
オレの車は バンパーが へこんでいた。

「あー、へこんでる、へこんでる。」
「・・楽しそうに言うなよー。」
「そう 凹むなって!」
「うまいこと言うなー。」

前の車から男が降りてきた。
黒いスーツに黒ブチ眼鏡、髪は短く刈っている。

「あー、ヤバイ系の人だったらやだな・・。」

「怪我は・・?」
「あ、・・大丈夫です。」

男は いきなりスーツの内ポケットに手を入れた。

「まさか・・、拳銃?」

「私は こういう者だ。」
見せたのは 警察手帳だった。

18日 ここまです☆  
(ただいまの出演は ゆういち 川久保拓司。
 まりこ 木下あゆ美・・以下・・って続きます。)

・・長いですね~★ セリフ。
気が向いたら 今日も書きますね。自信ないですけど★



6/18 川久保くんセリフ

2007-06-19 10:26:46 | ラジオ

ラジオドラマの セリフ。
毎日は無理だから 出来る時だけ
川久保くんメインで 書こうと思います。

6/18 1回目

ラジオをつけて ふと思った。
「こんな 朝早くから 色んな番組やってるんだ。
 ラジオの前に きっと色んな人がいるんだろうな~。
 色んな場所で 色んな思いで 聞いているんだろうな~。」

オレは 朝焼けの街に車を出した。
オレの名前は さえきゆういち。
趣味は サーフィン。
会社に行く前に ちょこっと波に乗るのが 何ていうか
気分的に いけてる感じ?

(なんか伊藤淳史くんとか 山田孝之くんが ちょっと自虐っぽく言いそうな
 セリフだな・・と思ったんですが。)

今 朝めし買出し完了。
今は 朝の5時 オレの住んでる横浜から海まで車で1時間。
波と戯れて 1回家に戻り 会社に出勤。
そんな生活を この2年続けている。
あー、7月も近づいて そろそろ海も混んでくる頃だ。
えーと 波情報は・・、OK。さあ出発しようとした その時だった。

「ちょっといいですか。すみません。」
「えっ・・。はい??」
「ラジオ聴かせてもらえます?じゃあ失礼しまーす。」

いきなり 表れた女性がワゴン車の助手席に乗り込んできた。
「ちょっと勝手に。(怒)」
「ごめんなさい、どうしても聞かなきゃいけない番組があるの。」

その女性は 色白で きれいな顔だちをしていた。
七色に彩られた綺麗な指で カーラジオのスイッチをさわる。
車内に ふわっと 甘い香りが漂った。

「あー、間にあった。」
「ていうかさー、・・」
「ちょっと 黙ってて!」
「えぇ?!」
(ラジオのDJが)今日のおひつじ座は
ラッキーナンバー 8。ラッキーワードは サーフィンです。
海に行けば あなたの運気は最高にアップします。
「8とサーフィン・・。」
「あのー。(怒)」 
「ごめんなさい、どうしても今日の運勢だけは 聞かなくちゃダメで。なんだか徹夜になっちゃって もう少しで家だって思ったんだけど、間にあわない感じで。」
「ほら気が付いたら 車止まってて。 人の良さそうな人だな~って。」
「あのさー。」
「ん??後ろに積んでるの もしかして洗濯板じゃない?」
「世間では サーフボードって呼ばれていると思うけど。」
「またサーフボード・・。」
「また?」
「なんで積んでるの?」
「なんでって、そりゃ今から波に乗りにいくから。」
「・・ちょっと待ってて。」
「え?」
彼女 車の外にでる。
「あー!たいへん!車のナンバー8だ。」
「えぇ?」
「そーりゃオレの好きな番号だから。」
「やばい・・。」
「やばい??」
「あなた・・何座?」
「やぎ。」
(ラジオのDJが)
「山羊座のあなたは・・うーん残念★今日は 大人しく家にいたほうが・・。」
「運勢最悪です。まあ、そう気を落とさず 出来ることからやりましょう。」
ピッ(ラジオのスイッチを消す音)
「・・って何で やぎだけラッキーアイテムとかラッキーワードとかじゃないの(怒)」
「毎日一つだけ 最悪の星座があるのよ。 」
「それがオレかよー。」
「残念でした!あ、でも明日はいいこと あるかもね。」
「もういいよー。」
「それで・・、どこ行くの?」
「だからー、波乗り。」
「海・・。」
「普通 海なんじゃないの。」
「そっか・・。」
「あのー、そろそろ出発したいんだけど。」
「ねえ・・、海は止めない?」
「はあ?」
「無理・・よね。」
「・・あのさー。」
「じゃあ、私も一緒に行こうかな、海。」
「え?家に帰るところじゃ・・。」
「うそ。」
「なんだよー。」
「(ふふって笑って)私 よしながまりこ。よろしく!」
「オレは・・、さえき・・だけど。」
「下の名前は?」
「ゆういち・・だけど。」
「(からかうように)ゆういちだけど(笑)。ちょっとだけこのままでいい?」
「はい?」
「海に行くかどうか、決めるから。」
「あのさー、それって オレが決めることなんじゃない?」
「あぁ~?」
「えぇ~、じゃなくてさ。」
「ねえ、もし私が可愛くのせてって 頼んだら 連れてってくれる?」
「あのさー。いきなり来て 普通じゃないじゃん。」
「そーお?」
「そーお?・・じゃなくてさー。」
「いいじゃん。」
「もー、大学生?」
「専門学校、英語の。」

彼女のおおきな瞳は 澄んでいて ショートカットから覗いた耳は 形が良くて
まあ・・、なんというか ようするに
めちゃめちゃ可愛かった。

「まあ、・・どうしても一緒に行きたいって言われれば、考えないでもないって 言うか(照)。」
「オッケー!じゃ本気に考えるね。私は海に行くのか、行かないのか。」
「おおげさだなー。」
(ラジオを)「ちょっと付けていい?」
「おい、勝手に触るなって。」
~(ラジオから)大型の台風が 沖縄県石垣島付近で・・。
「沖縄って すごい波なんだろうな・・。」
「ゆういちくんは上手いの?サーフィン。」
「まあ、最近始めたばかりだから・・。」
「沖縄・・、どんな風がふいているんだろう?」

ここまでが 前半。
これから沖縄のおばあさんと 介護をされてる女性の会話があります。
ここが5分くらい。

それからまた ゆういちくんとまりこさんの話になります。
次に続きます。




ラジオの前で 

2007-06-19 01:42:03 | ラジオ

NHK-FM 青春アドベンチャー「ラジオの前で」。

もう言いきってしまいますが、これは川久保くん 主役でしょう☆
まだ1回目で 言うのも なんですが 
出演者の お名前で一番初めに 言われるだけでなく
最初のモノローグ(ナレーション?)から 川久保くんで 始まります。

HPのストーリーによると
様々な お話が並行して進んでいく そうですけど

今日は 最初の5分 川久保くんで始まり そこにあゆ美ちゃんが絡み
その後 沖縄のおばあさんと その介護をされている人の会話が 
5分くらいあって、
それからまた 川久保くんと あゆ美ちゃんの会話で進んで
黒い車に乗っている男の人が これから絡む・・
という感じで 進んでいきました。

だから 番組の3分の2が 川久保くんメイン☆
出演も多いけど、セリフも多いんです。

いいですね~☆ こういうラジオドラマ 苦労も多いと思うけど、
やりがいも あると思うので 
丁寧に 仕上げていかれて 力をつけていって欲しいです。

でも、実際 川久保くん ナレーション上手です。
最近 特に上手だと思います。いい誉め方かどうか分からないけど
なんかアナウンサーっぽいです。