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「ブロードウェイ♪ブロードウェイ」を また観てきました。
今日で2回目です。
私は コーラスラインがもともと好きで、
ブロードウェイの劇場でも何度か観たし 映画も大好きなのです。
今は しょっちゅう舞台を観に行ける立場じゃないので
くりかえし見ることが出来る映画は ホントいいですね。
大好きです。
だから このブロードウェイ~の映画のキャストさんも
映画の役の人と比べて どうかと言うのが気になります。
本当に比べないとといけないのは 実際の舞台に立った方なのでしょうけど。
比べる・・というのも 変な言い方ですけど。
どうして このお話に惹かれるのかというと
題材が コーラスラインが 舞台に立つ前のオーディションのお話なので
先ず そこから ちょっと「撮影裏映像」みたいな部分もあり、
楽屋ネタ?に近いものもある お話だと言うこと。
本番さながらの ダンスも歌も見せ場がたくさんあって、
ひとりひとりの打ち明け話も それぞれ 胸につまるエピソードもあって
笑いあり涙ありで 見終わったあと 暖かい気持ちになるんです。
歌がいいんですよ。
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自分 英語 特に得意ではありませんけど
コーラスラインのいくつかは 一緒に歌ったりします。
(映像見ながら・・★)
そして 「ブロードウェイ~」は その楽屋裏のまたさらに楽屋ネタ・・
みたいな感じの映像。
ドキュメンタリーですから。
同じパートを何人かの候補生が(映像をつなげて)歌うシーンが
出てくる場面では 映画を観ているお客さんも
いつのまにか 審査に加わっているかのような気持ちになります。
とにかく 歌う場面 演技してる場面を見て
それで判断していく・・というリアルに感じる厳しさと
その候補生に対する決める側の 真摯な態度と暖かい思いやりに
アメリカの厳しいショービズ社会の大人の部分を感じました。
最後の方に残る人たちは ノンプロであっても
ほとんどプロみたいなものだから。
その実力、才能に対する敬意を ちゃんと示していたところ
感動しました。
審査する人の 候補者に対する態度が すごく紳士的で
「来てくれてありがとう。」「素晴らしかったよ。」
「今回 この役には合わなかったけど。」
それは たまたまだよ・・みたいな。運もあるし・・みたいな。
そういう配慮ある言い方をしていたのが いいなと思いました。
その気の遣い方には ちょっとびっくり。
あの世界だと もっとシビアに「じゃ さよなら。帰ってね。」
なんて(最初のメンバーにはあったけど)言うのが普通かと思っていたので。
映像が入ってた・・というのもあるかもしれないけど。
選ぶ側も選ばれる側も この作品が 大好きで集まってきて、
言ってみれば ある意味「同士」なので
成功させたい気持ちと 作品を愛する気持ちは 立場が違っても同じだから。
だから 気分悪く 去らせるわけにはいかなくて
「ここまで来て残ってくれて 本当にありがとう」
という態度だったのかなと思いました。
この映画のダンサーたちも 素敵な人 いっぱいでした。
最後まで 残った人も残らなかった人も。
なんか裏映像見ちゃうと 情が移っちゃいますね。
また 映画のコーラスライン観たくなりました。