観劇初心者なのに 観に行く舞台が
シェークスピアの原作で 蜷川幸雄演出で
歌舞伎として上演・・っていう難しい舞台。
何の予備知識も無いままで 観ても
解るわけありませんので、
予習・・というのは おおげさだけど
先に パンフレットを読んでおくことにしました。
博多座のチケット売り場の お姉さんに 教えられた通りに
博多座にある紀○国屋に行ってみました。
でも ここ舞台を観に来た方が 舞台の為に
足を運ばれる お店なので? 紀○国屋と言っても 小さな本屋さん。
(コンビニの半分くらいの大きさ・・?でした。)
お店に入ると まず目につく所に
十二夜のパンフレットと 何冊かの歌舞伎の関連本。
最近 本屋さんの中には 店員さんのお勧め☆・・という感じで
手書きで 売り場の本に コメントが付けてあったりしますよね。
こちらでも そんな感じで いくつか お勧めコメントが付いていて。
たぶん 舞台観にこられる方の中には
私みたいに 初心者だから、わからないです★・・という人も
いるんでしょう。
まさに そういう方でも大丈夫!・・という風に
コメント(矢印付きで 説明してありました☆)が付いてて、
なんか 完璧 こちらの心理状態読まれている感じです。
(需要と供給バッチリ・・と言いますか。)
「今度 十二夜観るので・・。分からないので 何か無いかと思って。」
と また店員さんに 相談してみました。
(こちらの店員さんも お姉さん☆)
「そうですね・・。パンフレットは こちらですが、歌舞伎の本もあります。」
(あります・・と控えめに言われるわりには 沢山のコメント付きの本)
「(舞台)観る前にパンフレット読むって あんまり良くないですか?」
って 聞いてみたら
「いいえ、やっぱり少し複雑ですから、事前に読まれる方も多いみたいですよ。」
との事。
「他に1冊・・といったら どういうのが いいでしょうか?」
って さらに聞いてみたら
「原作(十二夜 シェークスピア)も読まれた方が いいかもしれませんね。」
と 言われるので ここは素直に従って 2冊買うことにしました。
支払っている時に
「チケット買う時 相談していたら ホントは後ろの席でも いいかな・・
と思ってたんだけど 勧められてA席のチケット買ったんですよ。」
なんて 世間話をしてみたら
「まぁー、A席をですか?」
なんて びっくりされました。
(・・と言っても あそこはA席の数の方が 多いんですけど・・。)
(普通 パンフレットを事前に買おう・・という熱心なお客はA席でしょう。)
・・そんな反応に 初心者に あの席は もったいなかったのかな??
とか 思ってしまったんですけど、でも 買ったんだから しょうがない・・。
「そうですよね、あの舞台は 1階席が いい☆って いいますよ。」
と ちゃんとホローしてくれたので まあ 良かったですけど。
そして 支払って(パンフレット2000円! やっぱり これも高いですね。)
買って帰ったのですが、
後で 中身をみてみたら
あきらかに“(もとは)手書きの”手作りのチラシが 入っていて
「6月の 博多座は。。。 NINAGAWA十二夜 六月博多座大歌舞伎」
“カブキは予習が大切です!!”
“1、原作を読む!”
“2、歌舞伎の予備知識を頭に入れる!”
“3、出演俳優のチェック!”
・・なんて 手書き・イラスト付きで 熱いコメントが 書いてありました。
あと また歌舞伎の関連本や シェークスピアの豆知識とかも 書いてあって
その名も 「月刊 KINOKUNIYA HAKATAZATEN」 第2号! 2007年6月
(1号・・もあったんですね、読みたかったです☆)
いや~、ここにも 熱い観劇ファン(店員さんだけど)が いました。
自分が好きなだけでなく 他の人にも この良さを伝えたい・・
という情熱を 感じました☆☆
好きだから この仕事なのか?
仕事していて 好きになったのか?
分からないけど いやいや みなさん熱い!
私も しっかり予習!して 当日を向かえようと思いました。