広域的にマニアック

主に、独断と偏見でゲームと漫画とアニメの話が書かれているブログ。イメージ的に、本屋で見かける「○○の謎」「○○考察」的な

ライダーのいない世界

2011年10月18日 | 仮面ライダーの話
ディケイド24、25話。そこは、仮面ライダーのいない世界。でも、怪人は出る世界。その世界を守っているのは、シンケンジャーの5人。ゆえに、ディケイドに出番なし。通りすがりの仮面ライダーは「通りすがるなよ」言われる。
出番が来たのは、25話のラストの方。で、「おいおい、盛り上げすぎだろ」と、喜ぶ。

まず、戦隊ヒーローと仮面ライダーの共演つうのが珍しい。そして、協力でも敵対でもなく、自分の番組で自分の出番なし程の扱いも珍しい。
ただ、前例で言えば『ウルトラマンVS仮面ライダー』で、ウルトラマンと同サイズまで巨大化した仮面ライダーの方が珍しい。

ばあさんの格言

2011年10月18日 | 仮面ライダーの話
ディケイド16話。おでん屋のばあさんは語る。「世の中には、あわてて飲みこんじゃいけないものが2つある。テレビの言う事と、お正月のおもちだ」
「真の才能は少ない。その事に気づくのは、もっと少ない」「(おでんについて)タネを増やしたら、汁の味が変わってしまう。うちは、この場所で変わらない事がいい」(扱ってる具は、ガンモと大根と玉子)

16、17話はカブトの世界。言ってることも、元ネタの天道総司が語る「おばあちゃんが言ってた」の内容に近い。ただ、元ネタのおばあちゃんは、庶民ではない気がする。「どうせ食べるんなら、まず最初に最高のものを食べなさい」とか、「世界は自分を中心に回っている。そう思ったほうが楽しい」といった格言?は、おセレブ的。

バカと呼ばれて

2011年10月18日 | 仮面ライダーの話
14、15話。ディケイドは電王の世界へ。そして、モモタロスはプリンで買収された。元ネタの電王の設定では、プリン好きとか甘党という話はなかった気もするが…。

また、「バカだが目立つ」「バカだが優しい」(15話)と、ディケイド的にはモモタロスは「おバカ」キャラらしい。普段は「通りすがりの仮面ライダーだ。憶えておけ」言うディケイドだが、モモタロスには、「憶えなくていい」と宣言。
容姿も悪役っぽいため、敵と間違われ、クウガに蹴られる等の被害も受ける(28話で、クウガはアマゾンについても「どっちも怪人に見えるぞ」言う)

ただ、電王の世界で電王より目立つという事は、それだけキャラが濃いという事。『モモタロスのなつやすみ』『モモタロスのキバっていくぜ!』『モモタロスのまっかっか城の王』と短編が作られるだけの事がある。

写 心

2011年10月18日 | 仮面ライダーの話
ディケイド1話。写真がうまく撮れない門矢 士(かどや つかさ)。その件について、「世界が俺に撮られたがっていない。かってにゆがんでしまう」言う。そのように思う理由は、ゆがみ方が、ピンボケ、手ブレ、逆光ぐらいのヘタクソ程度の写真ではないから。

世界の姿を真に写してるわけではなく、葛藤する自分の心を写してるのだから、「写心」は誤植ではない気もする。パラレルワールドの住民で記憶喪失で、その正体は…で、行く先々で「世界の破壊者」呼ばわりされていれば、葛藤もする。