欲望のままに生きる覚悟

げんしけんの話。１巻。笹原完士は、イケメンなオタクの高坂のアパートに行き。「俺に足りないのは覚悟だ。欲望のままに生きる覚悟」と悟る。

笹原は、同人誌やエロゲーに興味はあるが、見たことも買ったこともない男。さらに一般人のサキの分析によれば「自分を隠し、人を遠ざけ。友達いなかった奴」

ところで、「ただし、イケメンに限る」という迷言は、聞いたことあるかな？「欲望のままに生きる覚悟」には膨大な時間と資金と知識が必要だったりして…・
そして、同人誌やエロゲーは、一部の人の文化であって、全体ではない。
at 2008 7/17

現代視覚文化研究会（略して、げんしけん）

げんしけんの話。現代視覚文化研究会（略して、げんしけん）とは、１巻、原口の説明によると、「１０年くらい前、漫画、アニメ、ゲーム。その垣根を越えた総合的なサークルとして誕生し。逆に、どういう活動をするのかボヤけた」（口語体の長セリフなので、要点をまとめた）

それは、ある意味正しい。世間や流行に流される事なく、自分が興味のある事をやるのがオタク的態度だから、ジャンルにはこだわらない。「漫画を好む」という人がいたとしても、全ての漫画が好きなわけではなく。出版されている全ての漫画を読む事は不可能。加えて、漫画しか読まないわけでもない。
at 2008 7/17