メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ドラえもん 新・のび太の日本誕生

2016年03月14日 | 映画
ドラえもん 新・のび太の日本誕生
を観ました。


のび太が家出を決意して、同時期に家出をすることにした面々。
ドラえもんにもらった家を建てるが、日本のすべての土地が誰かのモノだと知り人が現れる以前の日本で過ごす事にする。
現代に戻ると時空嵐で遭難した原始人のククルと出会い、彼らヒカリ族の村を滅ぼし奴隷にした精霊王ギザソンビの存在を知る。
再び過去に戻りヒカリ族を助けるべく冒険をするお話です。


過去の作品のリメイクなので多くの人が知っているストーリーです。

しかしそれでものめり込んで観てしまうのは流石のドラえもんです。
現代風に新しい映像にはなっていますが、やり過ぎておらず懐かしいテイストもふんだんに残っています。

この辺の塩梅って非常に難しくセンスが問われますね。
ゴージャスな映像にしようと思えばいくらでも出来る現代ですが、それではドラえもんらしさを損なうかもしれませんからね。
適度に懐かしく、適度に過去のままです。

ドラえもんの長編は好きなので途中までは欠かさず原作も持っていますが、コレの評価は真ん中くらいです。
しかし子供の空想、夢をこんなに見事に表現するドラえもんは凄いなぁと改めて確認しました。
こんな夢みたいな家出してみたいって全ての子供は思いましたよね。
誰もいない頃の日本で広いシェアハウス作って、好きなモノを食べれて、架空の動物で空を飛び回れて。
夢度数が凄いです。

大人になった今でも一瞬で子供時代のワクワク感を思い出せます。
本当に凄い文化ですね、ドラえもん。

わかってはいますが、卑怯なお別れの感動があって。
朝の会を観に行ったので周りは小さい子供を連れたお母さんばかりでしたが、
まあママさんたちは泣いてました。
何か単純な感動ですけど泣けますよね、こういうのは。

道具の用途や使用方法など突っ込みどころは沢山だし、
それを言い出したらキリが無いですが。
そうさせる気が起きないくらいの未来の道具の説明のサラッと感が素晴らしいのだなと今回わかりました。

荒んだ日々を過ごす現実、無理とはしれどドラえもんが欲しいな。


そんなわけで8点です。
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