メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

2014年ワールドカップアジア最終予選 第2戦 日本対ヨルダン

2012年06月09日 | サッカー
一戦目に続き、2戦目も埼玉スタジアムにて観戦。

一戦目同様、もの凄いサポーターの量で異様な熱気と盛り上がり。
僕も1戦目同様アウェイ側ゴール裏で観戦。

立ち上がりから日本ペース。
予想通りヨルダンは引いてきた。
しかし日本はいいテンポで得点を重ね、殆ど危なげなく前半終了。
ヨルダンはみんなガタイが良くてフィジカルを発揮していた。
ヘディングもヨルダンの方が強かった。
後半の序盤はヨルダンが圧倒していたが、
前田のワンプレーで一気に流れを引き戻した。
最終予選でこんなに大勝が見れるなんて、
しかも興奮の前半の4ゴールが目の前だったので最高でした。

濃密な試合なので色々感じたこと箇条書き。
・あの空気の中先制点を取る選手(前田)は凄い。
後半数的有利にもかかわらずヨルダンに押し込まれたが、
香川あたりのミスが目立っていたが、前田のワンプレーでPKを取り流れを引き戻した。
目立たないけど、ひっそりと流れを作っていた、素晴らしい。

・遠藤のパス精度がヤバイ。
顔と体の向きがパス方向と関係ない、キックのモーションが小さい。
そこを狙っていたのか!と毎度思わせる、スルーパスを出す場所を狙っていた素振りがまるでない。
だからDFが対応出来ないのだと思う。

・香川のパス精度が低すぎる。
遠藤と対照的にショートパスに優しさが無い、ロブボールの精度はかなり低い。
ボタン長く押しすぎや!と何度もツッコんでしまいました。
しかし殆どのボールのファーストタッチを抜きに行こうとする、オーラがある。
ファーストタッチ、ドリブル精度はずば抜けている。
ゴールシーンはほぼ真後ろで観てましたが、
ヨルダンDFが倒れこまないでただ突立ってれば防がれてました。
DFが避けてくれたのでびっくりしました。

・長友の身体能力が凄い。
走ってる姿が一人だけなんかアスリートアスリートしてる。
相手のフェイント、ドリブルの緩急に簡単に付いて行く。
そしてすっかり安定感を手に入れており安心して見られる。
90分間動きの質が変わらない、やはりワールドクラスの選手。

・内田が積極的で凄い運動量で躍動していた。
現場で見る人のみの特典、サイドバックが走り始める瞬間が見れる。
内田はその瞬間に迷いがなく、わかりやすくてとても気持ちいい。

・僕は一戦目から観ながら今野のプレーが危なっかしい、危なっかしいと言っていたが、
案の定伊野波に代えられた。
しかし伊野波はもっと安定感に欠けていた。

・吉田は要らないドリブルで怪我をしてめっさ恥ずかしい感じになっていた。
全てがうまくいくような不思議な時間帯になっていた、
その空気に乗せられてクールポコ状態になってしまったね。

・長谷部がホント献身的。
攻撃参加は少なかったが効果的だった。
一戦目と同じように相手の中盤のキープには直ぐプレスする。
サイドバックの上がった後のカバーが素晴らしい。
本田と、長谷部は目立って攻守の切り替えが早かった。
その二人は頭の切り替えが早い、意識が高いのが伝わってきた。

・何においても本田!
攻守の切り替えの速さ、試合全体を見渡しているような緩急を付けたゲームメイク。
それでいて得点も狙いに行き、実際に点を取る。
発言とは裏腹に凄く気が利く選手。
熱狂する6万人をピッチの選手たちが導いてくれるが、
本田だけその割合が大きい。
本田がピッチに居る時のオーラと居ない時のオーラにかなり差がある。
2点目後の渾身のガッツポーズに埼玉スタジアムは絶頂でした!

・憲剛は上手いけど厳しいところの球離れが早い。
本田は受け手の事を考えてフィジカルでキープして我慢したり、
やり直すという選択肢があるが、憲剛は厳しくても蹴るのをやめれない印象。
ああ、ミスになるな・・・って直前にわかるオーラがある。
狙いは好きだけどね。

・選手紹介からひときわ声援が少なく、僕の周りでも叫んでいるのは僕だけだった栗原。
その栗原が点を取り、すげー感動してしまった!
ふと見ると栗原のユニフォームを着てる人を一人も見かけなかった。
次行くときは栗原のユニフォームを着て行こうと思った。


総じてホームの笛も結構あった試合だと思いました。
帰ってビデオ観たのです。
一番観たかったのは、何故ヨルダンの選手が退場になったか?現場ではわからなかったので。
まさかの肝心な部分がリプレイで映ってなかったですが。
やはり謎のジャッジですね。

何故レッドカード?と思ったのは、
ゴールキックを激しく競って長谷部が倒れ、
我々にはヤバイ倒れ方に見えて、結構長い時間長谷部が動けなくなってて、
でも審判はその競り合いを流して試合を続けてたのですよ。
しかししばらく泳がせておいて、試合止めてやっぱりお前退場ね、って。
(競り合いはファールじゃないと流されていたので、僕らは暴言で退場になったのだと思いました。)
これはヨルダンは不満だと思います。

その他細かいジャッジも結構日本よりだったなと思いました。
まあ僕を含め凄まじいホームの声援ですからね、
その声援でヨルダンも浮き足立ってた感じですが、審判も浮き足立ってしまったのですかね。

何にせよめっちゃ楽しく盛り上がるお祭りみたいな試合でした。
しかし遠藤に憧れますわー!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私が、生きる肌 | トップ | メン・イン・ブラック3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。