スプリット
を観ました。
級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。
目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。
ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!
そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。
3人 VS <23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?
M.ナイト・シャマラン脚本&監督作品です。
オリジナル作品しかやらないのにいいペースで公開しているのは凄いですね。
当たり外れが多い印象ですが、毎度それなりのインパクトの作品を作るのは素晴らしいですね。
今作は予告編で観たままの印象の作品です。
相変わらずどんでん返し的なものを仕掛けたがりますが、
今作はどんでん返しと言うより衝撃的でショッキングなクライマックスを迎えるという感じです。
まあどんでん返しと言えばそうですが。
導入部分の短さはイノベーターなシャマランらしいと思いました。
導入がかなり短く、かなり早い段階で予告編の様な状況になります。
そこに至るまでの尺の短さだけで評価できると思いました。
多重人格の誘拐犯というだけでなんとも得体の知れない恐怖感に満ちていました。
怖いことになるんじゃないの?という緊張感でずっとドキドキしていました。
そしてなかなか絶望的な状況に思えますが、誘拐犯に意外と隙が多いのがなんか良かったです。
良くある完璧主義なサイコな犯罪者ではないですね。
そこそこクレバーな犯人ですが完璧ではないというような絶妙感は独特でした。
そして誘拐される女子高校生達が可愛くて妙にセクシーでそれもこの作品の一つの魅力でした。
誘拐犯は何か迫るものに準備したり怯えたりしています。
様々な人格が24番目の人格に乗っ取られるのに怯えているような感じでした。
コレは昔流行った日本のホラー小説・映画、
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLAとかぶっているなと思いました。
主人公のアニャ・テイラー=ジョイが独特の魅力があって可愛くてかなり気に入りました。
表情で見せる演技も非常に素晴らしかったですね。
このキャラに非常に重たい過去があってそれを結構冷めて受け止めているのがなかなか良かったです。
犯罪者を僕が結構好きなジェームズ・マカヴォイが演じていましたが、
コレがかなりハマっていましたね。
なんかもう多重人格のイメージで上書きされてしまうくらいハマっていました。
今後こういう難しい役やハイセンスなインディペンデント映画なんかの仕事をして欲しいと思いました。
クライマックスと言いますか、エピローグがありますが、
そこにある種の衝撃がありました。
シャマランファンは喜びそうななかなかの終わり方をします。
単純な脅かしが無く、妙に不安にさせられる怖さに満ちて、
純粋に楽しめるサスペンス映画でした。
そんなわけで8点。
を観ました。
級友のバースデーパーティの帰り、車に乗った3人の女子高生。見知らぬ男が乗り込んできて、3人は眠らされ拉致監禁される。
目を覚ますとそこは殺風景な密室…彼女たちはその後、信じがたい事実を知る。
ドアを開けて入ってきた男はさっきとは違う異様な雰囲気で、姿を現す度に異なる人物に変わっていた― なんと彼には23もの人格が宿っていたのだ!
そして、さらに恐るべき24番目の人格が誕生すると、彼女たちは恐怖のどん底に。
3人 VS <23+1>人格。果たして、3人は無事に脱出できるのか!?
M.ナイト・シャマラン脚本&監督作品です。
オリジナル作品しかやらないのにいいペースで公開しているのは凄いですね。
当たり外れが多い印象ですが、毎度それなりのインパクトの作品を作るのは素晴らしいですね。
今作は予告編で観たままの印象の作品です。
相変わらずどんでん返し的なものを仕掛けたがりますが、
今作はどんでん返しと言うより衝撃的でショッキングなクライマックスを迎えるという感じです。
まあどんでん返しと言えばそうですが。
導入部分の短さはイノベーターなシャマランらしいと思いました。
導入がかなり短く、かなり早い段階で予告編の様な状況になります。
そこに至るまでの尺の短さだけで評価できると思いました。
多重人格の誘拐犯というだけでなんとも得体の知れない恐怖感に満ちていました。
怖いことになるんじゃないの?という緊張感でずっとドキドキしていました。
そしてなかなか絶望的な状況に思えますが、誘拐犯に意外と隙が多いのがなんか良かったです。
良くある完璧主義なサイコな犯罪者ではないですね。
そこそこクレバーな犯人ですが完璧ではないというような絶妙感は独特でした。
そして誘拐される女子高校生達が可愛くて妙にセクシーでそれもこの作品の一つの魅力でした。
誘拐犯は何か迫るものに準備したり怯えたりしています。
様々な人格が24番目の人格に乗っ取られるのに怯えているような感じでした。
コレは昔流行った日本のホラー小説・映画、
十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLAとかぶっているなと思いました。
主人公のアニャ・テイラー=ジョイが独特の魅力があって可愛くてかなり気に入りました。
表情で見せる演技も非常に素晴らしかったですね。
このキャラに非常に重たい過去があってそれを結構冷めて受け止めているのがなかなか良かったです。
犯罪者を僕が結構好きなジェームズ・マカヴォイが演じていましたが、
コレがかなりハマっていましたね。
なんかもう多重人格のイメージで上書きされてしまうくらいハマっていました。
今後こういう難しい役やハイセンスなインディペンデント映画なんかの仕事をして欲しいと思いました。
クライマックスと言いますか、エピローグがありますが、
そこにある種の衝撃がありました。
シャマランファンは喜びそうななかなかの終わり方をします。
単純な脅かしが無く、妙に不安にさせられる怖さに満ちて、
純粋に楽しめるサスペンス映画でした。
そんなわけで8点。