メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ミラーズ

2009年01月14日 | 映画
ミラーズを観た。

火事で焼け落ちた廃デパートの警備の仕事に就いた元警官、アルコール依存症のベン・カーソン(キーファ・サザーランド)の身に巻き起こる恐怖。

鏡の中にだけ見える世界、鏡の中から襲われる。


(ネタバレ)
デパートの鏡の中に恐ろしくおぞましい火事の映像が見え疲れるベン。

前任者の自殺に不信な点を見つける。

しかし別居中の妻は夫の精神的脆さを知っているので信じない。

そしてベンを居候させてくれていた妹が鏡の中からかなり残虐に殺される。
口が裂けて正視できない程の残虐映像でした。

妻に狂人扱いされていたが妻も鏡の異変に気付きベンに助けを求めるようになる。

デパートの地下には病院の廃墟がありそこには鏡に囲まれた治療室があった。

鏡にエシィカーを探せと言われ田舎の教会に居る事を突き止めエシィカーと出会う。

真相は昔人格障害で尋常じゃなく凶暴だったエシィカーをとある医師が独自の理論で鏡を使って治したが、実は治っておらず、凶暴な人格だけが鏡の中に入り住み着いてしまっていたのである。

エシィカーを再び鏡の部屋へ連れて行き鏡の人格を引きずりだし体と合体させベンは戦う。

デパート中の鏡は爆発する。

恐ろしく凶暴で悪魔の様な動きだが何とか燃やして殺す。

そして外に出るが誰も自分に気付かない。

良く見ると全てが反転している。

鏡から悪魔を引きずり出したと思いきや自分が引きずりこまれていたという衝撃のラストでした。


(評価)
いやー怖いですけどそれ以上に無駄に残虐シーンが多くて僕は大嫌いです。

結構時間かけて首が切れていく、結構時間かけて口が裂けていくなど無意味に気持ち悪いです。

場内の女性達はみんなスクリーンから顔を背けていました。

怖さもいわゆる日本ホラーの恐怖ではなく突然爆音でびびらす脅かし系です。

窓を覗き込むと爆音で犬が飛び掛る、シーンとした中鏡に触れようとすると爆音で鳩が飛ぶなど相変わらずハリウッド特有の全く意味の無い脅かしが多いです。

こういう映画観るとアメリカ人ってアホやって思ってしまいます。

ストーリーもこれと言って新鮮さは無いです。

ジョジョの奇妙な芸人である僕にとっては鏡に襲われるなんて何の新鮮さも感じない設定です。

ラストシーンも、別に・・・って感じです。

そんなわけで4点。

質はわるくないですが、単に気持ち悪くて僕は嫌いな映画です。
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