メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

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「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

ショート・ターム

2014年11月15日 | 映画
ショート・ターム を観た。

ティーンエイジャーをケアするシェルター“ショート・ターム”。
ここで働く20代のケアマネージャー、グレイス(ブリー・ラーソン)と、同僚でボーイフレンドのメイソン(ジョン・ギャラガー・Jr.)。
子供が出来たことをきっかけに、二人の将来はささやかならがも幸せなものになるかと思われました。
でも実は、グレイスの心には、たったひとりの信頼できる彼にも打ち明けられない、深い深い闇が横たわっていたのです。
そんなグレイスの心を次第に開いてゆくのは、やはり同じように心に傷を負ったショート・タームの子供たちと、新しく入所してきた、頭が良くて優しい少女ジェイデンや、ストイックでまっすぐな少年、マーカスでした。
彼らはみな、親からの虐待やネグレクト、いじめを経験し、心を閉ざしてしまったこどもたちです。
誰もが心に悲しい傷を負っているけれど、ここに暮らす子供たちはみんな、心優しくて繊細な少年少女ばかり。
そんな彼らのひたむきな生き様を見ていると「ひとりぼっちで生きるのではなく、大切な人と一緒に、明日を生きることが喜びなんだ」と気づかせてくれます。
大きくて温かな愛に包まれた『ショート・ターム』は、きっとあなたも大好きな人と共有したくなる、穏やかで柔らかい感動のものがたり。
スクリーンから、かつてない「ぬくもり」が溢れ出してきます。

って話。


デスティン・クレットンという若手監督の作品です。

どんな映画か全く知らずに観にいきました。

みんなみんなが心に傷をもっていて、
みんなみんな本当に繊細で優しいのに、
傷つけあったりトラブルが起きてしまう。

人の心の繊細さや、人の心の傷と言うものの追求ですね。
優しさと悲しさ。

とてもハイセンスな映画で結構魂揺さぶられてしまいました。
ほんのり泣いてしまいました。

子どもたちを含め演技が凄かったです。
非常に魂の篭った素晴らしい演技でした。

初心者向けな物語みたいに、
わかり易い起承転結もあまりない映画です。

登場人物達の心の表現が素直で、
普通と微妙に違う感じの表現や演出が続いてたのが良かったです。

聞いててもさっぱり訳せない英語が多かったので、
きっとハイセンスな言葉で深みのある表現をしてるのかな?って想像しました。

上級者向けって感じで良い映画でした。


そんなわけで7点です。


もっとこういう映画の上映を増やして欲しいんですけどね・・・。

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