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「ごらん、世界は美しい」

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マジック・マイク

2013年09月17日 | 映画
マジック・マイク を観た。


自称・青年実業家のマイク(チャニング・テイタム)は、夜になると男たちが華やかなレビュー・ショーを行うクラブ“エクスクイジット”で“マジック・マイク”として女性たちを熱狂させる人気№1のストリップ・ダンサーという顔を持っている。
ある日、知り合った19歳の青年アダム(アレックス・ペティファー)に才能を感じたマイクは、クラブに彼を連れていく。
アダムはマイクが見抜いた通り、即興で大胆なヴァージン・ステージを飾り、クラブの一員に迎えられる。
そしてマイクの手ほどきで人気ダンサーになっていく。
大金・女・クールな仲間との付き合いにどっぷり浸かっていくアダムと裏腹に、マイクはアダムの堅実な姉と知り合い、自分が本当に求める人生に気づき始める――。


って話。


サイド・エフェクトに引き続きスティーブン・ソダーバーグ作品です。

最近ソダーバーグのお気に入りと思われるチャニング・テイタム主演で彼の実体験に基づくお話のようです。
チャニング・テイタムってストリッパーからハリウッドスターまでになったのですね。
初めて知りました。
コレはまた素晴らしいサクセスストーリーですね。

物語としては生々しいストリッパーの世界って感じで違和感なく観れました。
上手く行ってる部分と、それなりに堕落してる部分の共存。

エース候補の新人役のアレックス・ペティファーがイケメンでした。
アイ・アム・ナンバー4ってので観てますが印象にないですね。
コイツが実に特別感のない普通の若者役で、深みもなく賢さもなく成功したり愚かな大失敗したり。
その設定は僕は好感持てました。

主役のチャニング・テイタムもスーパーできるやつのようでそうでもなく。
実に人間味溢れる人物像でした。
好かれる要素も嫌われる要素も持っていて。

トータルそんなリアルを感じさせる描写がとても好感持てました。
華やかな世界のようであってもステージを降りればみんな普通よりはちょっと下の男。
夢や苦悩を持っているって感じで。

終わり方もとても素敵でした。

それにおいてもこの映画最大の見所はストリッパーのパフォーマンスシーンですね。
ちょっと偏見の眼で見がちですが、素晴らしいパフォーマンスですね。
長回しで迫力あったし完成度も素晴らしかったです。
こんなショーなら観に行ってみたいと思える程でした。
流石元ストリッパーのチャニング・テイタムのパフォーマンスは圧巻でした。


そんなわけで8点。


この映画を観て今まで僕の中でイマイチインパクトに欠けていたチャニング・テイタムの見方が変わりました。
なかなか素晴らしい過去と特技を持った男ですね。

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