インシテミル 7日間のデス・ゲーム を観た。
リングシリーズでおなじみの中田秀夫監督作品です。
ちょっと怖めの密室サスペンスです。
(お話)
フリーターの結城理久彦(藤原竜也)はコンビニで見知らぬ美女須和名祥子(綾瀬はるか)に時給が112000円のバイトを紹介される。
須和名へのスケベ心もありそのバイトに参加することにする。
そのバイトに参加したのは他に
自殺未遂を繰り返す子持ちの関水美夜(石原さとみ)
医大生(研修医と偽る)の大迫雄大(阿部力)
その彼女橘若菜(平山あや)
人の神経を逆撫でるようなことばかり言う西野宗広(石井正則)
内気な感じの若者真木雪人(大野拓朗)
通り魔と噂される岩井荘助(武田真治)
下町のおばさん(世田谷のマダムと偽る)渕佐和子(片平なぎさ)
会社の経営者をしていたが倒産した元社長安東吉也(北大路欣也)
以上の男女10人。
暗鬼館という不気味な建物の中に皆で入る。
皆ただ過ごすだけの実験バイトと思っているが、コンピュータの案内ビデオが流れる。
そこで事件が起きたら探偵を決めて解決しろ、探偵、犯人、死体にはボーナスが入る、就寝時間ごに個室から出ると排除されるなどと説明され皆不安になる。
ガードと呼ばれる天井のレール上を移動するロボットが皆を監視する。
翌朝起きると最初の死体が見つかり皆パニックになる。
(評価)
予想外に怖かったです。ホラー的な怖さですかね。
さすが中田秀夫監督です。
ただし演技は全体的に舞台演技みたいに大袈裟であまり僕の好む部類のものではありませんでした。
藤原竜也は相変わらずオーバーリアクションな舞台みたいな喋り方、動き方、痛がり方で何か苦手ですかね。
上手いのかそうでないのか自分には判断しにくいです。
他、平山あやも武田真治も石井正則も以上にオーバーな演技でした。
石原さとみは上手な女優さんと思うのですがこの映画では暗い役であまりはまってなかったかもしれません。
もっと可愛さのある役をやるべきだと思いますね。
綾瀬はるかだけ異質でクールな役で冒頭から怪しすぎて観てる最中、どうせコイツが・・・、的な気持ちでいっぱいになってしまいました。
そしてまぁ、そのままでしたかね。
北大路欣也は流石に上手で安心して観れる感がありました。
片平なぎさはガキ使の絶対に笑ってはいけない新聞社24時を観て以来、登場するだけで笑ってしまうようになってしまったのでしんどかったです。
条件反射的なもんでしょうか。
基本的にSAWなどを彷彿とさせる謎に満ちたお話ですね。
昔観たesや、cube何かにも似ていた気がします。
esは凄い映画でしたね・・・。
僕の好みとしては大抵の映画やら漫画やら小説やらは賢い人間が登場して欲しいのです。
こういうお話だとその劇中の賢い人間たちが先に気付き我々観客は何?何?教えて、ってな感じで後から気づくほうが秀逸だと思うのですよね。
今回の作品だと登場人物達がアホ過ぎて観てる我々が気づいているのに登場人物達が気づかず暴走するシーンが多くてちょっと残念でした。
もう少し人間が狂気に染まっていく感じを丁寧に描いたほうが良い気がしました。
そんなわけで5点です。
悪くはないですけど、舞台で観たら面白いかもしれませんね。
小説を読んでみたくはなりました。
(ネタバレ)
2日目の朝、西野の銃殺死体が見つかる。
実はみんなの個室にはそれぞれ殺人道具が置かれており皆が拳銃を持っているのは誰だ?となる。
しかし皆は保身の為に各々の武器は他人に知らせるべきでは無いと言い出す。
結城だけが反対する。
大迫が探偵を名乗りでて岩井を犯人役に仕立てる。
岩井は牢獄のような部屋に閉じ込められる。
安東は半年前ここで息子を殺され事実が知りたくて参加していた。
夜、元々渕を怖がっていた関水が夜中出歩いていた渕を武器で殺す。
翌日再びパニックになる。
平和主義者の結城と安東が見回りを提案する。
その最中死体部屋でいちゃついていた大迫が何者かに吊り天井を落とされ死ぬ。
吊り天井のリモコンを持っていた真木は自分の武器はボウガンだと打ち始めるが、敵討ちと若菜が自分の武器の斧で真木を殺し自害する。
広間には謎の数字がカウントされるカウンターがあったが実はそれは暗鬼館のライブ中継を観てるユーザの数。
一般人に殺し合いを見せてお金を稼ぐシステムだった。
残り2人になった時点で実験は終了となり、報酬がもらえる。
病気の子供を持つ関水は何とか生き残ろうと他のメンバーを殺しにかかる。
他のメンバーに弛緩剤を飲ませ、渕を殺したのは関水だと気付いた結城から殺そうとするが就寝時間後に結城と個室の外で格闘していたためガードに撃たれて死ぬ。
それをみた結城は西野を殺したのはガードと知る。
皆犯人が居ると思い込みお互いを信用しなくなった。
西野は家族の為、始めから死体報酬目当てでその役目で参加していたと思われる。
残り3人になったので皆は武器を放棄する。
もう安全かと思われた最終日。
何故か岩井が牢獄を抜けだしており、安東は銃で撃たれて死んでいた。
岩井は勝手に開いていたドアから出ただけと言い、銃をよこせと結城を襲いアイスピックで足を刺す。
格闘する二人を須和名が銃を岩井に向け止める。
しかし銃は岩井に奪われるが岩井が撃った銃は暴発して岩井は死ぬ。
そして結城と須和名は無事暗鬼館を出て報酬を貰う。
しかし須和名は実は暗鬼館の職員で実験を面白くするため、視聴率を上げるために送り込まれた人間だった。
細かい細工を色々としていた。
そして実は安東は生きていた。
死んだふりをして乗り切っていた。
二人は1億円以上の報酬を放棄して歩き出す。
リングシリーズでおなじみの中田秀夫監督作品です。
ちょっと怖めの密室サスペンスです。
(お話)
フリーターの結城理久彦(藤原竜也)はコンビニで見知らぬ美女須和名祥子(綾瀬はるか)に時給が112000円のバイトを紹介される。
須和名へのスケベ心もありそのバイトに参加することにする。
そのバイトに参加したのは他に
自殺未遂を繰り返す子持ちの関水美夜(石原さとみ)
医大生(研修医と偽る)の大迫雄大(阿部力)
その彼女橘若菜(平山あや)
人の神経を逆撫でるようなことばかり言う西野宗広(石井正則)
内気な感じの若者真木雪人(大野拓朗)
通り魔と噂される岩井荘助(武田真治)
下町のおばさん(世田谷のマダムと偽る)渕佐和子(片平なぎさ)
会社の経営者をしていたが倒産した元社長安東吉也(北大路欣也)
以上の男女10人。
暗鬼館という不気味な建物の中に皆で入る。
皆ただ過ごすだけの実験バイトと思っているが、コンピュータの案内ビデオが流れる。
そこで事件が起きたら探偵を決めて解決しろ、探偵、犯人、死体にはボーナスが入る、就寝時間ごに個室から出ると排除されるなどと説明され皆不安になる。
ガードと呼ばれる天井のレール上を移動するロボットが皆を監視する。
翌朝起きると最初の死体が見つかり皆パニックになる。
(評価)
予想外に怖かったです。ホラー的な怖さですかね。
さすが中田秀夫監督です。
ただし演技は全体的に舞台演技みたいに大袈裟であまり僕の好む部類のものではありませんでした。
藤原竜也は相変わらずオーバーリアクションな舞台みたいな喋り方、動き方、痛がり方で何か苦手ですかね。
上手いのかそうでないのか自分には判断しにくいです。
他、平山あやも武田真治も石井正則も以上にオーバーな演技でした。
石原さとみは上手な女優さんと思うのですがこの映画では暗い役であまりはまってなかったかもしれません。
もっと可愛さのある役をやるべきだと思いますね。
綾瀬はるかだけ異質でクールな役で冒頭から怪しすぎて観てる最中、どうせコイツが・・・、的な気持ちでいっぱいになってしまいました。
そしてまぁ、そのままでしたかね。
北大路欣也は流石に上手で安心して観れる感がありました。
片平なぎさはガキ使の絶対に笑ってはいけない新聞社24時を観て以来、登場するだけで笑ってしまうようになってしまったのでしんどかったです。
条件反射的なもんでしょうか。
基本的にSAWなどを彷彿とさせる謎に満ちたお話ですね。
昔観たesや、cube何かにも似ていた気がします。
esは凄い映画でしたね・・・。
僕の好みとしては大抵の映画やら漫画やら小説やらは賢い人間が登場して欲しいのです。
こういうお話だとその劇中の賢い人間たちが先に気付き我々観客は何?何?教えて、ってな感じで後から気づくほうが秀逸だと思うのですよね。
今回の作品だと登場人物達がアホ過ぎて観てる我々が気づいているのに登場人物達が気づかず暴走するシーンが多くてちょっと残念でした。
もう少し人間が狂気に染まっていく感じを丁寧に描いたほうが良い気がしました。
そんなわけで5点です。
悪くはないですけど、舞台で観たら面白いかもしれませんね。
小説を読んでみたくはなりました。
(ネタバレ)
2日目の朝、西野の銃殺死体が見つかる。
実はみんなの個室にはそれぞれ殺人道具が置かれており皆が拳銃を持っているのは誰だ?となる。
しかし皆は保身の為に各々の武器は他人に知らせるべきでは無いと言い出す。
結城だけが反対する。
大迫が探偵を名乗りでて岩井を犯人役に仕立てる。
岩井は牢獄のような部屋に閉じ込められる。
安東は半年前ここで息子を殺され事実が知りたくて参加していた。
夜、元々渕を怖がっていた関水が夜中出歩いていた渕を武器で殺す。
翌日再びパニックになる。
平和主義者の結城と安東が見回りを提案する。
その最中死体部屋でいちゃついていた大迫が何者かに吊り天井を落とされ死ぬ。
吊り天井のリモコンを持っていた真木は自分の武器はボウガンだと打ち始めるが、敵討ちと若菜が自分の武器の斧で真木を殺し自害する。
広間には謎の数字がカウントされるカウンターがあったが実はそれは暗鬼館のライブ中継を観てるユーザの数。
一般人に殺し合いを見せてお金を稼ぐシステムだった。
残り2人になった時点で実験は終了となり、報酬がもらえる。
病気の子供を持つ関水は何とか生き残ろうと他のメンバーを殺しにかかる。
他のメンバーに弛緩剤を飲ませ、渕を殺したのは関水だと気付いた結城から殺そうとするが就寝時間後に結城と個室の外で格闘していたためガードに撃たれて死ぬ。
それをみた結城は西野を殺したのはガードと知る。
皆犯人が居ると思い込みお互いを信用しなくなった。
西野は家族の為、始めから死体報酬目当てでその役目で参加していたと思われる。
残り3人になったので皆は武器を放棄する。
もう安全かと思われた最終日。
何故か岩井が牢獄を抜けだしており、安東は銃で撃たれて死んでいた。
岩井は勝手に開いていたドアから出ただけと言い、銃をよこせと結城を襲いアイスピックで足を刺す。
格闘する二人を須和名が銃を岩井に向け止める。
しかし銃は岩井に奪われるが岩井が撃った銃は暴発して岩井は死ぬ。
そして結城と須和名は無事暗鬼館を出て報酬を貰う。
しかし須和名は実は暗鬼館の職員で実験を面白くするため、視聴率を上げるために送り込まれた人間だった。
細かい細工を色々としていた。
そして実は安東は生きていた。
死んだふりをして乗り切っていた。
二人は1億円以上の報酬を放棄して歩き出す。