メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

式日

2005年05月28日 | 映画
式日を観た。
僕は全然観たことも聞いたことも無い新世紀エヴァンゲリオンとやらで有名な庵野秀明監督作品。スタジオジブリ初の実写映画なのかな?

僕がなかなか大きく賛否両論する岩井俊二監督が役者として主演しているのもポイント。
雰囲気としては岩井俊二監督のundoやPICNICみたいな映画。
藤谷文子演じるちょっと頭のおかしい女の子が毎日儀式をしていてー、それに男が引かれていってー、なんか不思議なビルまるごとに住んでいてー、雨が降ると悲しんでーみたいなー。

正直かなりつまらなかったっス。
岩井俊二がなんか浅野忠信テイストのキャラを演じているが、イマイチオーラが出ていない為、ただの素人演技みたいになっているし(時々ラーメンズの片桐に見えたし)。
女の子の家が地下1階から地上7階、そして屋上とあって、変にアーティスティックなデザインになっているのだが、僕にはそのセンスがよくわからず、全然お洒落に見えないし。
なにより痛いのは主役の藤谷文子さんが(決して悪い役者とは言いませんが)この役をやるにはあまりに役不足で、全然入りこめませんでした。ただの痛い人にしか見えませんでした。そもそもこの人のエッセイが元ネタになってるそうなので、主演はふさわしいのでしょうけど・・・。
あと映像としても1カット1カットがかなり長めだけど、空気感の無さがただ退屈を生んでいるだけだった。
ほとんど二人だけの映画と言っていいのだが、その二人にオーラが無くて残念でした。

顔ぶれを見れば、狙いや世界観などきっとハイレベルなんだろうけど、低レベルの僕には全然わかりませんでした。すいませんて話。あまり酷評しない僕ですがこれは2点。すんません。
好きな人は好きかもしれませんよ。

気取りな映画は一番苦手なんよなー・・・。

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1 コメント

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24時間岩井俊二 (アキバ)
2005-06-13 13:03:38
テレビブロス内の広告ページで見たんですが、

今度どっかのCSで24時間岩井俊二監督作品放送しっぱなしという企画があるそうです。

メディア未公開の作品もあるとか。

大喜利かっちゅーねん。

やっぱ時代は多チャンネルなのかしら。
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