メザスヒカリノサキニアルモノ若しくは楽園

地球は丸かった 太陽が輝いていた
「ごらん、世界は美しい」

感動の映画と美しい風景と愛おしい音の虜

マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章

2016年03月04日 | 映画
インドにあるマリーゴールドホテルは長期滞在のお年寄り客ばかり。
それを新たなビジネスチャンスとオーナーのソニーは事業拡大を目指し融資を獲得するために鑑定人と思われる男を必死にもてなす。
マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章
を観ました。


フィアンセとの結婚も控えて順風満帆に見えたが様々なトラブルに見まわれるお話。
マリーゴールド・ホテルで会いましょうの続編ですが、前作は観てないです。


前作同様ジョン・マッデン監督です。

前作はインディペンデント映画として大ヒットしたそうで、
そういう映画の期待を込めて観に行きました。

しかし作風としてはインディペンデントなハイセンスな雰囲気は無く普通の娯楽作品でした。
設定や舞台や映画自体の優しさはインディペンデント映画って感じを残しているでしょうか。
ヒット作の続編だからこういうテイストなのでしょうか?
前作からこういうテイストなのでしょうか?

インドのホテルを舞台にした群像劇で明確な主人公はない感じもありますが、一応デヴ・パテルが主役です。
彼はスラムドッグ・ミリオネアやチャッピーでの演技がかなり印象的で結構記憶に残る役者です。
今作は空回りしまくるグイグイの馬鹿キャラで、
ちょっと観ててイライラするヤツでしたが、それでも何かいいオーラ感じます。

ベテラン俳優たちは流石のいい味です。
自分がおじいちゃん子だったせいか?年配の役者さんたちを観てると不思議とホッとした心理状態になりますね。

ジュディ・ディンチはとても高貴な雰囲気持ってますが、やっぱり007のイメージが強いですね。
何かミッションのついでかな?みたいな気分にはなります。
しかしとても良い感じのおばあさんを演じてました。

リチャード・ギアが出てることによって作品はグッと引き締まりますね。
歳を重ねてよりハンサム、よりセクシーになってる気がします。
こんなジジイを目指そうと思いました。

全体的にコメディ要素は少なめでしたが、クオリティは良い方でした。

老人たちの青春、恋模様。
インドでの素敵な暮らしに癒やされました。

インド舞台の映画なのでラストは、踊ります!
大々的に踊ります!

老人にもまだまだ人生があることを示すいい映画じゃないでしょうか。
優しくていい感じです。

海外移住を目指している自分ですが、インドも全然候補に出来るなと思える力のある映画でした。
やっぱり一度インドも下見しておかないといけないですね。


そんなわけで6点です。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 女が眠る時 | トップ | 幸せをつかむ歌 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。